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1回
昼の点数:4.0
2015/04 訪問
屏風でもコーヒーカップでも かきつばたに会えます
根津美術館は根津にあるもんだと、つい最近まで思い込んでいた。尾形光琳の二大国宝の同時展示があるというので、よーし行くぞと意気込んだ。たしか東大の裏あたりが根津だったなと、所在地を調べにかかる。そしたらなんと、港区南青山だとぉー? どこが根津やねん!と、無知な田舎モンはその地名を聞いただけでビビるのであった。女房も、まさかそんなオサレな場所だとは知らなかったみたい(^^)以上がお約束の「根津美術館あるある」と「イナカッペあるある」。てなわけで夫婦で初訪問。土曜日午前9時40分、早めに着いたと思いきや、すでに入館待ちの行列。特別展初日、さすがの人気である。通常の10時開館より15分くらい早めにオープンしてくれたのは嬉しい配慮。さほどの大混雑にも見舞われずに、燕子花図と紅白梅図を堪能。来てよかった。で、次なる目的の「NEZUCAFE」へ。本館から庭への散歩コースに出てすぐの場所。自動ドアから入れば、三方が総ガラス張りのカフェレストラン。先客3組くらい。開館して30分もたってないので空いてる。窓際の2人がけ卓へと案内された。女房は、事前研究にてここのミートパイを食べる気マンマン。注文すれば、「焼き上がりに30分かかります。」との、つれないお言葉。待つ手もあったが、次の予定もあったのでBLT\1000に変更。飲み物は二人ともブレンドコーヒー\650。食事につけるドリンクは一品が400円になります。待つ間も、周囲の庭を見ているだけで心安らぐ。新緑が美しい。庭園というより、いろんな木々を植えていったらこうなったという感じの、「森」である。足立美術館のような人工美の日本庭園とは対極にある、自然体の庭園。私は断然こっちのほうが好き。注文品同時に到着。まず目を引くのが、コーヒーカップ。かきつばた模様が浮き出た白磁。彩色なくても気品あり。いいですねえ(^^)一口飲めば、ドンピシャストライクの苦いコーヒー。芳香かつ美味。女房も満足げ。HOTサンドのBLT、厚手のベーコンは焼かないタイプ。トーストがちょい冷めてるけど、おいしい。二人でシェアしてちょうどいい量。10時半ごろから、展覧会見終わったお客さんの入店が増えてき始める。でも、まだ店内は静か。他の会話が耳障りなんてこともない。これがランチタイムともなると、そうもいくまい。本当にいい時間帯に来た。何がここまでの上質な空間を作り出しているのか。総ガラス張りでありながら、明るすぎない採光が一番の要因。それを可能にしているのが、直射日光を遮る木立。何時間でも庭に向かっていたい気持ちにさせてくれる。天井がやや低めで、ホールのような作りでないのも重要。講堂を思わせる高い天井の美術館カフェやレストランは、フードコートみたいでどうも居心地よくない。(たとえば、国立新美術館)その点、ネズカフェは元々が民家というか、邸宅の離れであるので、極上のくつろぎ空間になっている。美術品鑑賞、庭園散策、そして喫茶室で食事やお茶と、楽しみが多い美術館。燕子花図観て、庭の池でホンモノのかきつばたを愛でる。開花はこれから。最高の贅沢じゃなかろうか。カフェにちょっとだけ要望を。(1)メニューにある人気の品が、開店から45分もたたないと出せないのはいかがなものか。人手が予想される特別展会期中ならなおさら。(2)窓際席は全て埋まっていたが、それ以外の席はほとんど空いていた。すると、うちらの真隣に客が案内され、テーブル間隔は狭いので違和感あった。できるだけ庭に近い側から詰めていくという方針かもしれないが、店員が席を決めるなら、空いているときは先客との間に余裕もたすべき。もしくは、「お好きな席へどうぞ」ではなかろうか。
2015/04/21 更新
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一人で入りやすい
知人・友人と
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喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
根津美術館は根津にあるもんだと、つい最近まで思い込んでいた。
尾形光琳の二大国宝の同時展示があるというので、よーし行くぞと意気込んだ。
たしか東大の裏あたりが根津だったなと、所在地を調べにかかる。
そしたらなんと、港区南青山だとぉー? どこが根津やねん!
と、無知な田舎モンはその地名を聞いただけでビビるのであった。
女房も、まさかそんなオサレな場所だとは知らなかったみたい(^^)
以上がお約束の「根津美術館あるある」と「イナカッペあるある」。
てなわけで夫婦で初訪問。土曜日午前9時40分、早めに着いたと思いきや、すでに入館待ちの行列。
特別展初日、さすがの人気である。
通常の10時開館より15分くらい早めにオープンしてくれたのは嬉しい配慮。
さほどの大混雑にも見舞われずに、燕子花図と紅白梅図を堪能。来てよかった。
で、次なる目的の「NEZUCAFE」へ。本館から庭への散歩コースに出てすぐの場所。
自動ドアから入れば、三方が総ガラス張りのカフェレストラン。
先客3組くらい。開館して30分もたってないので空いてる。
窓際の2人がけ卓へと案内された。
女房は、事前研究にてここのミートパイを食べる気マンマン。
注文すれば、「焼き上がりに30分かかります。」との、つれないお言葉。
待つ手もあったが、次の予定もあったのでBLT\1000に変更。飲み物は二人ともブレンドコーヒー\650。
食事につけるドリンクは一品が400円になります。
待つ間も、周囲の庭を見ているだけで心安らぐ。
新緑が美しい。庭園というより、いろんな木々を植えていったらこうなったという感じの、「森」である。
足立美術館のような人工美の日本庭園とは対極にある、自然体の庭園。私は断然こっちのほうが好き。
注文品同時に到着。
まず目を引くのが、コーヒーカップ。かきつばた模様が浮き出た白磁。彩色なくても気品あり。いいですねえ(^^)
一口飲めば、ドンピシャストライクの苦いコーヒー。芳香かつ美味。女房も満足げ。
HOTサンドのBLT、厚手のベーコンは焼かないタイプ。
トーストがちょい冷めてるけど、おいしい。二人でシェアしてちょうどいい量。
10時半ごろから、展覧会見終わったお客さんの入店が増えてき始める。
でも、まだ店内は静か。他の会話が耳障りなんてこともない。
これがランチタイムともなると、そうもいくまい。本当にいい時間帯に来た。
何がここまでの上質な空間を作り出しているのか。
総ガラス張りでありながら、明るすぎない採光が一番の要因。
それを可能にしているのが、直射日光を遮る木立。何時間でも庭に向かっていたい気持ちにさせてくれる。
天井がやや低めで、ホールのような作りでないのも重要。
講堂を思わせる高い天井の美術館カフェやレストランは、フードコートみたいでどうも居心地よくない。
(たとえば、国立新美術館)
その点、ネズカフェは元々が民家というか、邸宅の離れであるので、極上のくつろぎ空間になっている。
美術品鑑賞、庭園散策、そして喫茶室で食事やお茶と、楽しみが多い美術館。
燕子花図観て、庭の池でホンモノのかきつばたを愛でる。開花はこれから。最高の贅沢じゃなかろうか。
カフェにちょっとだけ要望を。
(1)メニューにある人気の品が、開店から45分もたたないと出せないのはいかがなものか。
人手が予想される特別展会期中ならなおさら。
(2)窓際席は全て埋まっていたが、それ以外の席はほとんど空いていた。
すると、うちらの真隣に客が案内され、テーブル間隔は狭いので違和感あった。
できるだけ庭に近い側から詰めていくという方針かもしれないが、店員が席を決めるなら、
空いているときは先客との間に余裕もたすべき。もしくは、「お好きな席へどうぞ」ではなかろうか。