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1回
昼の点数:5.0
2018/02 訪問
マスターの掌中で孵化するコーヒー
ここのコーヒー豆「バターブレンド」を女房が買って来て、自宅で飲んで、一発で虜になった。以来、一度は店で飲みたいと思い続けようやく念願叶った。8月末の日曜に大阪で所用あり。前日の土曜日、神戸に夫婦で出てきた。その日の予定は特になかったので、御影に行ってみようとなった。私はとにかく「御影ダンケ」に行きたくて。阪急御影で降りて、「ふくあかり」で蕎麦を食い、続いて香雪美術館へ行った後に立ち寄った。店内は長いカウンターと、テーブルが一卓。先客さん二組。常連さん多そうな店、実際もそう。だけど、マスターと奥様はどなたにも親切丁寧かつ気さくに接してくださる。カウンターのシートに座って、二人とも「バターブレンドコーヒー」¥550をホットで注文。一杯ずつのハンドドリップ、先客さんから順番に。いよいようちの番。レディファーストで女房から。スプーン3杯の豆をミル、一人用のペーパーフィルターに取って、ドリッパーとカップをお湯で予熱。お湯捨てて、ドリッパーをカップに乗せ、豆がたっぷり入ったフィルターをセット。まずは、お湯をサっと満遍なく。中央にコイン大のスポット投下じゃない。ふーむ、なるほど。と、マスター、両の掌でカップをしっかりホールド、その所作はあたかも、卵を孵す親鳥の如し。こうして蒸らしが完了し、いよいよ本抽出開始。これも中央集中式じゃなく上面いっぱいに円を描かれる。一回し、二回しと。そして、三回し目くらいに、仕上げの注湯。ドリッパーの縁を超えて見事に膨らむコーヒードーム。その間も、ゴッドハンドは優しくカップを包み込み、ハンドパワー、否、「念」が注入され続ける。豆は中細くらいの粗さなので、滴下にはさほど時間かからず。さあ、ドリッパーが外された。これが御影ダンケのバターブレンドコーヒーだ。女房に続いて私のも、寸分違わぬフローと所作で淹れてくださった。一口啜れば、苦くて濃くて香り高いコーヒー。酸味はない。これだ、これ。私も女房も好きな味は(^^)d焙煎時にバターがブレンドされてるからといって酪農フレーバーはしない。油膜が張ったりトロ味が出るわけでもない。なんとも言えぬ、芳醇なコクが加わるのだ。甘さを際立たすのに、塩を加えるってのがある。あれのコーヒー版みたいなものかな?苦さを引き立てると同時に、まろやかさを付与するのがバター。そんな感じ。稀有な焙煎手法によって生まれ出た豆、それに息吹を与えるマスターの掌。恩寵を受けて孵化したコーヒーは、飲む者のさらなる祝福を受けながらその使命を全うする。美味なるかな、バターブレンドコーヒー。一方で、コーヒーに酸味を求めるかたには、ここのコーヒーは不適。特に、旧来の「モカの酸味が至上」的なコーヒー好きにはまったく合わないと思う。美味い美味いの大合唱が先行レビューにあふれかえってるが、無理してないですか?それよりも、どなたかが書かれてた「苦いばっかりで好みじゃない」って感想のほうが、よほど正直です。話戻して、ダンケのカウンター。コーヒーに陶酔してたら、他のお客さんが「コーヒーゼリー」¥750を注文。それが出来上がってくのを見てたら、メチャクチャ美味しそう!女房に追加注文を強いる。二つ返事でOK(^^) ただし、一つだけ(^^;)でも、奥様はちゃんと、スプーンを二人分出してくださった。グラスに、コーヒーアイスクリームが入り、その上にゼリー。プルルンと投入される瞬間のワクワク感といったら(^^)vそして、仕上げに生クリームがたっぷりトッピング。来た。御影ダンケのコーヒーゼリー\(^^)/女房殿、ゼリーから行く。至福の表情(^◡^) 私にも勧めてくれた。ひと匙、ゼリーのみで。こいつも濃い。ゼラチンの硬さもちょうどいい。甘さは感じるか感じないか。生クリームをつけての二匙目、そうか、これだったのか!ゼリーの苦さと香りに、クリームが加わって完成するコーヒーゼリーの最終形態。思わず笑みがこぼれてしまう(^o^)コーヒーには砂糖もミルクも入れないうちら夫婦だが、コーヒーゼリーは違うということを思い知った。最下層で待ってたアイスも美味し。ついつい一人で全部いきそうになったのに歯止めを掛けて、女房にリターン。いやあ、コーヒーだけかと思ってたら、こんな隠しダマがあったとは。(隠してないか^^;)初めて来た御影での貴重な体験。次はいつ来れるかわからぬが、また来たいと思う喫茶店。壁にずらりと並ぶ大倉陶園製の美しいカップを全制覇可能な常連さんが心底羨ましい。美味しいコーヒーに感謝。ご馳走様を三回くらい申し上げて店を出ました。*****************************************************************2018年2月娘からドリップパックをお土産にもらう。ひたすら苦い。崇高な傑作。神戸コーヒーはここと萩原珈琲店が2TOP。点数見直し総合4.0→5.0味4.0→5.0ドリンク4.0→5.0
2018/02/19 更新
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夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
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個室
貸切可
駐車場
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食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
ここのコーヒー豆「バターブレンド」を女房が買って来て、自宅で飲んで、一発で虜になった。
以来、一度は店で飲みたいと思い続けようやく念願叶った。
8月末の日曜に大阪で所用あり。前日の土曜日、神戸に夫婦で出てきた。
その日の予定は特になかったので、御影に行ってみようとなった。
私はとにかく「御影ダンケ」に行きたくて。
阪急御影で降りて、「ふくあかり」で蕎麦を食い、続いて香雪美術館へ行った後に立ち寄った。
店内は長いカウンターと、テーブルが一卓。先客さん二組。
常連さん多そうな店、実際もそう。だけど、マスターと奥様はどなたにも親切丁寧かつ気さくに接してくださる。
カウンターのシートに座って、二人とも「バターブレンドコーヒー」¥550をホットで注文。
一杯ずつのハンドドリップ、先客さんから順番に。いよいようちの番。レディファーストで女房から。
スプーン3杯の豆をミル、一人用のペーパーフィルターに取って、ドリッパーとカップをお湯で予熱。
お湯捨てて、ドリッパーをカップに乗せ、豆がたっぷり入ったフィルターをセット。
まずは、お湯をサっと満遍なく。中央にコイン大のスポット投下じゃない。ふーむ、なるほど。
と、マスター、両の掌でカップをしっかりホールド、その所作はあたかも、卵を孵す親鳥の如し。
こうして蒸らしが完了し、いよいよ本抽出開始。
これも中央集中式じゃなく上面いっぱいに円を描かれる。一回し、二回しと。
そして、三回し目くらいに、仕上げの注湯。ドリッパーの縁を超えて見事に膨らむコーヒードーム。
その間も、ゴッドハンドは優しくカップを包み込み、ハンドパワー、否、「念」が注入され続ける。
豆は中細くらいの粗さなので、滴下にはさほど時間かからず。
さあ、ドリッパーが外された。これが御影ダンケのバターブレンドコーヒーだ。
女房に続いて私のも、寸分違わぬフローと所作で淹れてくださった。
一口啜れば、苦くて濃くて香り高いコーヒー。酸味はない。これだ、これ。私も女房も好きな味は(^^)d
焙煎時にバターがブレンドされてるからといって酪農フレーバーはしない。
油膜が張ったりトロ味が出るわけでもない。なんとも言えぬ、芳醇なコクが加わるのだ。
甘さを際立たすのに、塩を加えるってのがある。あれのコーヒー版みたいなものかな?
苦さを引き立てると同時に、まろやかさを付与するのがバター。そんな感じ。
稀有な焙煎手法によって生まれ出た豆、それに息吹を与えるマスターの掌。
恩寵を受けて孵化したコーヒーは、飲む者のさらなる祝福を受けながらその使命を全うする。
美味なるかな、バターブレンドコーヒー。
一方で、コーヒーに酸味を求めるかたには、ここのコーヒーは不適。
特に、旧来の「モカの酸味が至上」的なコーヒー好きにはまったく合わないと思う。
美味い美味いの大合唱が先行レビューにあふれかえってるが、無理してないですか?
それよりも、どなたかが書かれてた「苦いばっかりで好みじゃない」って感想のほうが、よほど正直です。
話戻して、ダンケのカウンター。
コーヒーに陶酔してたら、他のお客さんが「コーヒーゼリー」¥750を注文。
それが出来上がってくのを見てたら、メチャクチャ美味しそう!
女房に追加注文を強いる。二つ返事でOK(^^) ただし、一つだけ(^^;)
でも、奥様はちゃんと、スプーンを二人分出してくださった。
グラスに、コーヒーアイスクリームが入り、その上にゼリー。
プルルンと投入される瞬間のワクワク感といったら(^^)v
そして、仕上げに生クリームがたっぷりトッピング。
来た。御影ダンケのコーヒーゼリー\(^^)/
女房殿、ゼリーから行く。至福の表情(^◡^) 私にも勧めてくれた。
ひと匙、ゼリーのみで。こいつも濃い。ゼラチンの硬さもちょうどいい。甘さは感じるか感じないか。
生クリームをつけての二匙目、そうか、これだったのか!
ゼリーの苦さと香りに、クリームが加わって完成するコーヒーゼリーの最終形態。
思わず笑みがこぼれてしまう(^o^)
コーヒーには砂糖もミルクも入れないうちら夫婦だが、コーヒーゼリーは違うということを思い知った。
最下層で待ってたアイスも美味し。
ついつい一人で全部いきそうになったのに歯止めを掛けて、女房にリターン。
いやあ、コーヒーだけかと思ってたら、こんな隠しダマがあったとは。(隠してないか^^;)
初めて来た御影での貴重な体験。次はいつ来れるかわからぬが、また来たいと思う喫茶店。
壁にずらりと並ぶ大倉陶園製の美しいカップを全制覇可能な常連さんが心底羨ましい。
美味しいコーヒーに感謝。ご馳走様を三回くらい申し上げて店を出ました。
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2018年2月
娘からドリップパックをお土産にもらう。
ひたすら苦い。崇高な傑作。
神戸コーヒーはここと萩原珈琲店が2TOP。
点数見直し
総合4.0→5.0
味4.0→5.0
ドリンク4.0→5.0