canさんが投稿した小松 弥助(石川/金沢)の口コミ詳細

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食べること、考えること

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can (女性・三重県) 認証済

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小松 弥助北鉄金沢、金沢、七ツ屋/寿司

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2017/12 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

何から伝えればいいのか♪ 言葉にできない♪ 

幻の小松弥助さんが期間限定で営業を再開されるとは聞いていましたがまさか自分が伺えることになるとは・・・
この訪問の日に会わせてすべてのスケジュールを組みました。
ホテルを3連泊で押さえ他のお店の予約も取り準備万端、あとは雪で北陸自動車道が通行止めにならないことをひたすら祈りつづけ、毎日道路の規制をチェックし・・・

日頃の行いのおかげ(笑)か、出発日は師走にしては暖かい日で北陸ドライブ天気の心配はなさそう、安心して途中の大好きな福井の谷川でいつもの手挽き太打ちを啜り、この先には小松弥助があると気分はハイなので追加で越前そばまで頬張り、あとはひたすら金沢を目指しました。
と言っても翌日は志の輔にお伺いし小松弥助は翌々日、つまり小松弥助のために体調を万全にすべく金沢へは2日前に入ったのです。

そうして迎えた当日、ちょっとしたアクシデントで当初予定の時間より少々お預けを食らったのですがそのせいもありなんとお席はカウンターのVIP席‼
夫なんか親方の真ん前という超の付くVIP席、まさにプラチナシートです。

そんな私たちの緊張を即座にとぎほぐして下さる親方の笑顔と新参者のお客にも親しみ込めた語り口でとにもかくにも最高の鮨三昧、酒三昧となりました。


【一品・肴】
*蒸し鮑
*たらの白子のすり流し
*雲丹と赤烏賊

【握り】
*中とろ
*大とろ
*煮蛤
*鉄火
*香箱軍艦
*赤烏賊
*雲丹鉄火
*甘海老
*穴子
*小肌
*鯖
*大とろのねぎとろ


何から伝えればいいのか♪ 言葉にできない♪ タイトルも文章もまるで小田和正なのですが、本当に何をどう伝えればいいのか、私の筆力で伝えることができるのか、ただただ唸るばかりです。

すでに先達が語りつくされたネタの一つ一つの解説も野暮だと思いますがとにかくそのすべてがただ新鮮なんて単純なものじゃない、きっちりした仕事でそのものの良さを最大限引き出した下拵えと親方の魔法のアレンジで私がこれまで経験してきた鮨を超えた鮨です。

親方はとても明るくお元気で、握りながら間断なく話しかけて下さいます。
その握りですが、左手で酢飯を取りネタを載せて待ち受けた右手で受け取ってその手を軽く振られたかと思いきやもうでき上がりなのです。
何度目を擦って、あるいは目を凝らして見てもそうなのです。
そしてその握りはギリギリのところで形を成し口に入れるとネタと酢の香りを鼻腔に残しふわぁとほどけるのです。
いったいこれは何なんだ、もう親方による親方だけの親方にしかできない魔法に違いありません。
そしてそもそもご飯の炊き具合、酢の合わせ具合が素晴らしく私の好みど真ん中、ネタの個性を一切邪魔せず、なのにほどけながら主張してくる米粒たち。

おおよその一通りが終わり親方がこれぞと思うネタを握って下さり、そして何が食べたい?と聞いて下さり・・・
そろそろ〆めようかと思う頃に素晴らしく光り輝く鯖が仕込みに出されました。
思わず「うわぁ綺麗!」と言ったら「食べるか?」って、はい、もちろんです。
最後にねぎとろも欲しくなったら親方自ら大とろを目の前で叩いて下さり「はいっ」って。
出されたものはこれまでの人生ダントツのねぎとろ、いえ全てのものが人生ダントツでしたけれど。

そんなわけでお酒も進む進む、弥助・加賀鳶・天狗の舞をループで2~3回ずつお替りしました、いったいどれだけ飲んだことやら。
でももっと少なくして晴朗な頭で最後まで味わうべきだったかなぁといういささかの後悔もあります。

最後にカウンターの外に出てこられた親方に写真をお願いしたら快く引き受けて下さり全員で記念撮影、そして私はちゃっかりツーショットをお願いしました。
ジャニーズだろうとEXILEだろうと人気アイドル一切興味のない私ですがこの日から親方は私のアイドルになりました。
私が伺った時点で86歳、なのにこんなに素晴らしいお鮨を世に出しながら何の驕りもなくどんなお客にも優しく明るくチャーミングですらある、これほど素敵な男性なんて滅多にいやしません。
東のすきやばし次郎に対して西の横綱『小松弥助』の名を守り抜く親方としての矜持と研鑽、森田一夫という一人の人間としての人品骨柄、二つの側面が融合してこの方を作り上げているのだとしみじみ思います。
こんなミーハーなレビューしか書けないくらい私は親方の虜になったのでした。

困るのはあれ以来こちらを超えるお鮨に出会えず大好きだった鮨に満足感が薄くなったことです、人間の口って怖いですね。
私のような者が行けるお店なんてたかがしれてはいますがこれまでは徐々にステップアップして来てそこそこ満足していたのにもう何か次元が違う感じです。
次郎もさいとうも足しげく通っておられるような方ならまた違うのかもしれません。
しかしただの庶民の私には実質的予約不可能店の握りにありつけるような社会的地位もなければ人脈もありません、恐らく訪問の機会は一生訪れないでしょう。
だからそちらの握りという名の芸術がいかに素晴らしくとも私の中で小松弥助を越えることは不可能なわけです。
本当に私にとっては天上の鮨、生きてて良かったと思えた握りでした。

何しろほとんど予約不可能なのでなんとかOKの出た日に万難排して訪問するしかないのですがこちらばかりはわざわざの金沢行きも当たり前、今回のように数日前から体調を整えてお腹のキャパ一杯にいただけるように努めるのも至福の楽しみとなりましょう。
その日のために今日も明日もこれからも頑張って生きて行かねばなりません、鮨喰いぬ いざ生きめやも‼

とてもとても感動したのでいくら心落ち着けようとしてもテンパってまともに筆が進まずまるでミーハーなレビューになってしまったことをお許しください、マイレビさんからはブーイングの座布団が飛んできそうですが。

  • 蒸し鮑

  • たらの白子のすり流し

  • 雲丹と伝説の3枚おろしの赤烏賊

  • 中とろ

  • 大とろ

  • 煮蛤

  • 鉄火

  • 香箱軍艦

  • またまた伝説の3枚おろしの赤烏賊

  • 雲丹鉄火

  • 甘海老

  • 穴子

  • 小肌

  • 何と美しい鯖

  • 大とろねぎとろ

  • アサヒスーパードゥライ

  • 加賀鳶

  • 弥助

  • 天狗の舞

  • いっぱい置いてお好きなように・・・

2018/11/19 更新

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