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もう絶対に訪問できることはない、夢のまた夢、と思っていたaca 1°さん、まさかのお誘いが・・・まさに天からの声です。 その声の主は私が日本酒の師匠と仰ぐ関西エリアの若きグルマンかつジェントルマン。 はい、連絡を頂いたときは思わずほっぺたを抓りましたとも。 その主催者Yさまは食べログ会の大御所Mとうさんのご縁でお引き合わせ頂き、以来いろんなお席で日本酒のあれこれを学ばせて頂いていて、まだお若いのにその博識と繊細な舌には恐れ入るばかりです。 お店はこじんまりしたビルの2階、扉を開けると暖かくウッディな空間です。 今日は主催者様が懇意にされている方ばかり、和やかな空気感の中カヴァで乾杯、そして目くるめくコースの始まりです。 またもやお料理メニューはマイレビFさまから頂きました。 Fさまはいつも詳細にメモされていて頭が下がるばかり、「飲む」と「食べる」とはできるのですがそこに「書く」が入るとシッチャカメッチャになる私のありがたい救世主様です。 そして私の悪い癖の長々レビュー、読んでいただきづらいですよね、スミマセン。 今回はお料理詳細は写真にコメントしてみました。 よろしければお付き合いください。 【ボタン海老と紫雲丹 生ハムと青紫蘇と白ワインビネガーのエスプーマ仕立て】 スタートからやられました、もうこの一品でaca 1°さんの虜です。 ボタン海老ももっちりと美味しいのはもちろん、泡の下には雲丹がこれでもかと隠れています。 【琵琶湖稚鮎のフリット マンチェゴチーズを掛けて】 カリッと揚がった稚鮎、琵琶湖でしか取れない稚鮎(小鮎)は和洋どういうジャンルでも最高に美味しいですよね、この季節のお楽しみです。 【桜マスの炭火焼 菊芋のピューレ】 これは素晴らしい、ほぼレアなのに身を活性化させるために必要なだけの火は通っているという不思議。 これが皆さんが絶賛されるアカさんの火入れなのですね。 【スナップエンドウのカルドソ】 カルドソとはブイヨンと米から作る料理でリゾット?雑炊?のようなものです。 【馬肉のソブラサーダ】 ソブラサーダとは豚の赤身と脂身を香辛料をくわえてパテ状にしたものの腸詰でマジョルカ島の名物だそうです。 固まっていないチョリソーのようなものでしょうか。 アカさんではそれを馬肉で作られています。 【フルーツトマトのガスパチョ】 まるでフルーツジュース、ライムを効かせてさっぱりと。 お口直しのソルベと同じ役割でしょうか。 【ハーブのサラダ】 春の大地の恵みがいっぱいのサラダ。 ***** ここで立派なお肉の塊がテーブルに運ばれました。 川岸牧場のサーロイン、山形牛のヒレとイチボの3種類。 この中から今日はサーロインとヒレを頂きます。 ***** 【川岸牧場のサーロイン炭火焼】 サーロインで美しいサシも十分、なのに牛さんの良い香りはしっかりと残したまま後口はさっぱりです。 【山形牛のヒレ】 川岸牧場のヒレとはどう違うのでしょうね。 【毛蟹のパエリア】 さぁいよいよアカさんのスペシャリテ、毛蟹のパエリアです。 皆さんシャッターチャンスを狙ってキッチン前のカウンターへ。 【ホタルイカと筍のパエリア】 毛蟹に続くは春の訪れを告げるホタルイカ、何て贅沢なパエリア攻撃。 【山羊のミルクアイス ローストピスタチオ載せ ピクア種のオリーブオイル掛け】 山羊のアイスって初めてかも、牛乳より濃い味のように感じました。 オリーブオイルを掛けることで瞬間的な甘さがオブラートされて後で爆発、そしてミルクとオリーブが鼻に抜けていくという素晴らしさです。 【アマゾンカカオのチョコ 林檎のチップスを添えて】 【ミントティ】 【この日のワイン】 *コドーニュ・キュベ・レイナ・マリア・クリスティーナ2015(カヴァ・スペイン) *プロトス・ベルデホ・バリカ2016(白ワイン・スペイン) *アバディア・レテュエルタ・パゴ・ガルドゥナ2016(白ワイン・スペイン) *オリヴィエ・リヴィエール・ガンコ 2014・リオハ(赤ワイン・スペイン) 待ちわびたディナーはこうして大満足で終了、テーブルにはお初にお目に掛かる方もいらっしゃいましたが終始和やかで皆さまさすがは食通の方ばかり、あんな店こんな店と話題は尽きませんでした。 憧れのaca 1°さんのお料理はスパニッシュのツボをびしっと抑えられていながらジャパニーズの粋を随所にちりばめ優しかったり意表を突かれたり緩急自在、言葉で表現することさえ難しくただただ五感で感じるものに昇華されています そして噂のイケメン東シェフ、とてもクールダンディなイメージでとっつきにくそうな方(失礼)かと思っていましたが、何の何の随所で笑顔を見せて下さるナイスガイです。 主催者様とお親しいということもあるでしょうが私の素人丸出しの質問にもニコニコと答えて下さるしお二人のツーショットまで頂きました、ホントに仲良しさんなんですね~~ おかげでとてもリラックスした雰囲気の中素晴らしいお食事を堪能させて頂けました。 皆さまご承知の通り期日は未定ですがいずれ東京に移転されるそう、そうなれば今よりもっと予約が取れなくなるのでは、とおめでたいような悲しいような。 夢のような一夜にお誘い下さった幹事様さま、本当にどうもありがとうございました。 そして東シェフとスタッフの皆さまがた、どうもごちそうさまでございました。
2019/04訪問
1回
愛してやまないマイベスト アップルパイ
2023/07訪問
2回
京都の夏の蒸し暑さは凄まじい、日中のうだるような炎暑に閉口してホテルに逃げ帰りました。 公共交通機関は使わず完全武装で京都入りし、用が済めばホテルに籠るつもりでしたが身体が冷えて一息ついたので3密ではないところを選んで散歩がてらもう一度街に出ました。 暮色蒼然の花見小路はほとんど人の姿がなく本通りの石畳に孤独な長い影を落とします。 赤地に白のお団子の提灯が続く路地路地は幻想的で、現代の京都でこんな風景を見ることができるとは信じられなくて、昨今の情勢の厳しさを物語っているのに不謹慎にも夢のような光景だと思ってしまいます。 閉門された建仁寺の境内はもちろん人の気はなく時折通り抜けの自転車に出会うばかり、たまさかの風が汗ばんだ頬に首に心地良いです。 あてもなく歩くうちに名だけ知っているお店の灯りに出会い吸い込まれるようにドアを開けていました。 話にだけは聞いていたマスターが銀座時代から使い込まれていて祇園にも持ち帰られた立派な楢のカウンターに案内され、改めて素晴らしいバックバーを眺めます。 マスターに今飲みたい味や気持ちを伝えてお任せでお願いします。 決してバーの頻客ではない素人の私たちのオーダースタイルはいつもこれ、どんなものをプロが選んで下さったり作って下さったりするかが楽しみなのです。 スコッチ好きの夫はシングルモルトでショットでとお願いすると頷いて即座に出して下さったのがアードベック10年です。 隣にまで伝わるピーティーでスモーキーな香りにうっとりしているとマスターは正露丸みたいだよねと真面目なお顔で面白発言、あ、なんか波長が合う過ごしやすいお店かもって思いました。 夫が自宅でもたまに飲んでいる銘柄なので今日の寛ぎたい気持ちリクエストにマッチしたよう、一口含んで目を閉じて「ん〜」と唸って会心の様子。 暑かったからまずはさっぱりできるロングカクテルをと言う私にはウォッカベースで花のリキュールの柔らかいものを純銅マグで。 初見だからか、アルコール薄めにしたので足らなかったら言ってくださいねと優しいお言葉。 はい確かに少ないです、でも言いません、最初の一杯はこれくらいが丁度いいと思える喉の渇きでしたから。 二杯目、夫はもっと個性のあるものとリクエストして出して下さったのはAS WE GED IT 12年、こちらは頂いたことはないそうです。 50度以上なので隣に伝わってくるのもいかにも強そうな香り、最初に味わったらスポイドで数滴加水すると一挙に香りが芳醇に立ちます。 またもや満足顔の夫、帰宅したらボトルを注文するのではないでしょうか。 私の2杯目はすっきり&アルコールはやや強めでとお願いしたらマスターはNo.4にしようかなぁ、本当はNo.1から行くんだけど、と解釈不明な呟きを。 よくよく訊くとどうやらモスコミュールなんですがマスターのレシピにはNo.1〜4があって4は最終段階らしくかなりドライだとのこと、はい、ドライ大歓迎ですと作っていただきました。 ビジュアルは1杯目と同じだから写真ではわかりづらですね。 これが強烈なジンジャー香ですごく好み、これまで飲んだ中で一番好きかもです。 ちなみにNo.2・3は黒胡椒と仰っていたのでそれも頂いてみたいです。 話すでもなく話さないでもないゆったりとした時間、これがバーの醍醐味ですよね。 さすがファンを多く持つ素晴らしいお店でした。 ほどよく涼しいお店を出ると途端にもわ〜とした空気に包まれましたがそれもほろ酔いの身には心地よく余韻に浸りながら歩きます。 道すがら私がタリスカーをお願いするかと思ったって冷やかしたら、店名からマスターの1番 のお酒だろうから初見ではちょっとあざといかと思った、次に行く時にはお願いしてみようかなと殊勝なことを申しておりました。 ウィスキー音痴の私には全然わかりませんが自宅でのと雰囲気最高のお店で保管状態も良いものとは味わいも違うのでしょうね。 因みに評価点は夫の感想、すごく気に入ったみたいです。 思いがけなく素敵な夜をどうもありがとうございました&ごちそうさまでございました。
2020/08訪問
1回
祇園祭をここで味わう
2020/07訪問
1回
水の達人