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1位
3回
2023/02訪問 2023/04/11
キャノンデールのB級食べ歩記: 実に久しぶりの九十九里「今久 本店」。前沢牛一頭買いのコスパ最強焼肉を家族で堪能
飛び石連休に独り暮らしの次男が遊びに来ました。焼肉好きの彼のために、久しぶりに九十九里の今久本店に行くことにしました。メンバーは妻、次男、三男と私。もちろん予約枠は一か月前に完売ですから、記名帳が出る時間に名前を書きに行くしかありません。17時開店ですが、土日祝は14時に記名帳が出されます。20分前に到着して、駐車場に車を止めてスタンバイ。
待合室で記名帳が出るのを待ちます。無事、3番目の記名を終え、当日枠はゲット。
開店の17時までまだ3時間もあります。ドライブを兼ねて、九十九里北端、刑部岬の飯岡展望館へ。眼下には飯岡漁港、その南に広がるのは九十九里。
東は太平洋と、東洋のドーバーとも呼ばれる屛風ヶ浦。最近は家族で観光する機会も無いので、楽しいプチ旅行。
17時のオープンに合わせてお店に戻ります。暖簾もかかり、予約のお客さんから順番に名前を呼ばれます。
入口に近いテーブル席に案内されました。前回は2017年8月ですから、6年ぶりの訪問となります。コロナ禍もあったとはいえ、ずいぶんと間が開きました。
タッチパネルで注文するスタイルは、前回来た時には既に導入されていました。
まずは生ビールで喉を潤します。
キムチをつまみに。
お肉は出て来るまで少し時間がかかるので、まとめてオーダー。当然出て来る時も一気に出てきます。
希少部位のハバキを二人前。
カルビ。
上ミノ。
やはり希少部位のクラシタ。
私の大好物、ハラミ。
早速焼いていきます。
子供たちがまだ学生の頃によく通った今久。久しぶりの懐かしいお店でのファミリー焼肉に、皆テンションも上がります。
昔と違って、息子たちが手際よく焼いてくれるので、私は飲んで、食べて、払うだけ。
ゲスト待遇の次男の好物、牛タンを二人前。
上ミノも鮮度が良いので、臭みもなくプリプリした食感もナイス。
私は生ビールをお代わり。
やっぱりスーパードライは旨い。
上タンが焼けるのが待ち遠しい。
タン独特の程よい歯応えの食感にビールも進みます。
息子たちは大盛ご飯を注文。
ここに来たら、名物のハンバーグを頼まないわけにはいきません。
妻が言うにはたっぷりの牛脂で柔らかくしているらしいジャンボハンバーグ。特製デミグラスソースとの相性も抜群な逸品です。
好物のハラミも実に美味。
私はアルコールをメガ角ハイボールにチェンジ。
追加で頼んだ牛並ハラミと牛タンにも舌鼓。
久しぶりの今久本店に大満足。一時間半のファミリー焼肉は大いに盛り上がりました。お会計は4人で16,271円でしたが、千葉県プレミアム食事券でそこから20%引きという、更なる高コスパ。「まだ早いから、帰りにラーメン食べて帰ろうか」と冗談とも本気ともつかない会話で盛り上がる帰りの車中でした。
今久本店関連ランキング:焼肉|干潟駅
1年半ぶりに九十九里旭市の「今久」で家族焼肉。はるばる出かける価値のある高CP前沢牛焼肉全くの思い付きでした。
今日は予定も無いし、午後にドライブでも出かけようかと妻と話していて思いついたアイデアです。
九十九里北部の旭市にある、前沢牛焼肉の今久。
予約は一か月前の受付開始でたちまち一杯となる人気店ですが、当日受付の枠があります。
先着10組くらいまでは一回転目の17時で入れるので、チャレンジしようということになり、車で九十九里へ。
自宅のある佐倉からでも1時間半かかります。
ウェイティング用紙は14時から受付。
我々は14時半に着き、8番目。
お店の人に確認すると、17時の開店時に入れるのは間違いないとのことでした。
やりました!
これから2時間半時間を潰さなくてはなりません。
ハンドルを九十九里最北端の飯岡に向け、飯岡刑部岬展望台へ。
この後、飯岡の漁港町を訪ね、道の駅季楽里あさひで買い物をしているうちに開店の17時が近づいてきました。
16時半にお店に戻り、待合室へ。
今日はテーブル席へ案内されました。
テーブルには見慣れないタブレット。
どうやらこの店もこうしたシステムを導入したようです。
開店時は注文が殺到します。
どんな段取りで出てくるのかわからないため、私たちもやや多めにオーダー。
店の思う壺かもしれません。
ドリンクは先に出てきたので、それはホッとしました。
私は生ビール。
ハンドルキーパーを引き受けてくれた三男と、ノンアルの妻はお水で乾杯。
ここから先はランダムに肉が出てきます。
ほぼ同時に続々と出てきた、と言った方がいいかもしれません。
キムチ。
売り切れないうちに、と真っ先に頼んだ希少部位。
クラシタ、フロスト、ハバキ。
後でじっくり楽しみましょう。
まずは葱塩味の牛並タンからスタート。
みんなが好きな牛タンは二人前。
やっぱりタンは旨い。
アルコールは角ハイボールにチェンジ。
塩系の肉が終わったところで、タレ味の希少部位に着手します。
個性的な希少部位が1,000円以下で食べられる高コスパ。
前沢牛一頭買いのこの店ならでは。
私の大好きなハラミを焼きましょう。
並でもこの肉質。
柔らかく、そして程よい噛み応え。
そんな食感はハラミならでは。
肉の旨味が感じられます。
ハンバーグが出てきました。
この店では外せない一品です。
おろしポン酢と特製ソースから選べますが、デミグラスの特製ソースがお気に入り。
実にジューシー。
そして驚くほど柔らかい。
妻が言うには「牛脂が相当入っている」とのこと。
ご飯とは抜群の相性ですが、私は我慢。
お酒とご飯では、カロリー過多。
そろそろ終盤ですが、飲兵衛の私はもう一杯。
ホール係も忙しそうなので、メガ角ハイボールにしました。
これならお代わり待ちのストレスもありません。
上ミノで流れに変化をつけましょう。
塩葱仕立て。
鮮度も処理もいいので、ホルモン特有の臭みもありません。
締めはカルビ。650円とは思えないクオリティ。
脂がのって実に柔らかいカルビ。
その脂を流すように角ハイボールも進みます。
1時間20分ほどの家族焼肉でしたが。往復の時間を入れれば7時間。
それでも、プチ家族旅行だと思えば楽しく充実した半日。
また来たい、と思う名店です。
今久
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2016.2
片道1時間半かけて、遥々九十九里へ。3年ぶりに超高CPの大衆肉料理「今久 本店」で前沢牛の焼肉三昧
転勤中は一回しか来れず、3年ぶりの訪問です。
車でしか行けない辺鄙な場所にありながら、週末ともなれば予約困難なお店。
千葉県北総の郊外にある我が家からでも1時間半近くかかります。
大衆肉料理今久。
前沢牛を専門に取り扱う小売も併設しているお店です。
私の帰任を祝って家族みんなでたらふく安くて旨い焼肉を、という趣旨ですが、どうせお会計は私。
今日は一回転目の17時半の予約が取れました。
かなりのオオバコ店ですが、19時半の二回転目は満席。
土日の予約は2週間前でも難しいかもしれません。
もちろんお肉は証明書付きの前沢牛。
既にコンロには火が入り、鉄板は温められています。
メニューを眺め、皆で品定め。
ここは本当に安いので、息子たちに値段を気にせず好きなものを好きなだけ注文させます。
タレが出てきました。
まずは生ビール。
そしてキムチ。
ハンドルキーパーの次男だけはノンアルで。
昔は妻がハンドルキーパーでしたが、今は全員がドライバー。
選択肢が増えたのは、子供たちが大きくなったということでもあります。
注文した肉が続々と出てきます。
テーブルの上は、たちまちいっぱいです。
和牛カルビ。
和牛トロカルビはネギ塩。
限定品の並タンもネギ塩で頼みました。
並ハラミは塩で。
大好物のハラミ。
焼肉の中では、これが一番好きな部位。
牛タン。
厚切りです。
サッと炙るくらいが旨い。
名物の特製和牛ハンバーグ。
おろしポン酢もありますが、今日はドミグラス風の特製ソースで。
実に柔らかく、肉の旨味を感じるジューシーさ。
これは結局3つ頼みました。
牛上ミノ。
そしてギアラ。
大阪ではアカセンと呼ぶ牛の第4胃。
ホルモンで締める展開。
私はもう満腹です。
角ハイボールを舐めながら、マイペース。
さすがに若い息子たちは、更にハンバーグと上ミノを追加します。
1時間50分の制限時間ですが、1時間ちょっとで全員満腹となりました。
お腹はいっぱいですが、もうちょっと飲みたい私は大阪でもよく飲んだプレーン酎ハイ。
息子も私の真似をして、それを頼みます。
お会計は札を持ってレジへ。
レジの脇にはガラスの冷蔵庫。
この塊から今日の焼肉が供されたのです。
気になるお会計は、5人で16,210円。
食べきれないほど頼んで、お酒も十分飲んでこの値段。
やっぱり今久は凄い。
「もう少し近くにあるといいよね」
などと帰りの車の中で話ながら、私はいつの間にか眠りに落ちていました。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/02/cp.html
2012.4
千葉県屈指の高CP焼肉店九十九里「今久」に久しぶりの遠征。家族全員大満足!
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2012/04/cp.html
(2011.5)写真・コメント追加
銚子にバイクツーリング。
家族へのお土産はここ今久のお持ち帰り。
何度となく訪問している我が家の贔屓店。
一度家で食べたいね、というニーズに応えるべくツーリング帰りに寄りました。
前日に電話を入れオーダー済。
並タン2人前、タン5人前、カルビ2人前、モモ3人前。
グラム売りではなく、お店と同じ一皿売り。
ちなみに一人前はおおよそ100gですが、お店のほうが1割ほど肉が多いそうです。
GWとあって17時のオープン時の待合室は大変な混雑ぶりで外にまで行列が・・・。
大量のお客さんをオオバコの店内に着席させ終わってから、おみやげの引き取り。
お会計はお店と同額で、8,445円。
持参したクーラー袋に入れて帰宅。
近所のスーパーではこの値段で絶対に手に入らない高CP肉で焼肉を堪能。
食べ盛りの息子よりも、未だに食べ盛りの私が大満足した夕食となりました。
※写真の登録が上限となりました。
(2011.3)
震災で大きな被害を受けた旭市。
私は今久がどうなったのかとても心配でした。
25日(金)に電話するとおかみさんの元気な声。
「地震大丈夫でした?」
と聞くと
「ああ、お陰さまでこの辺りは大丈夫だったんです」
との返事にほっと胸をなでおろしました。
「今週末、予約できますか?」
とダメ元で聞いてみると、何と可能だとのこと。
27日(日)の17時の予約をお願いし、訪問しました。
店頭の旭市応援メッセージを見て、何だか気持ちが引き締まった感じがしました。
いつものようにまずは裏メニューの確認。
この日は脂の乗ったクラシタと赤身ながらもコリっとした歯ごたえのフロストがありましたのでお願いします。
クラシタは以前食べたことがありますが、フロストは初めて。
塩胡椒をきかせた厚切の肉は、小口切りながらもしっかりと食べ応えがありました。
おかわりを頼んだらもう売り切れ。残念、最初から二人前頼めば良かったな。
定番のモモ刺身、タン、カルビ、モモ焼、ハンバーグの他、初めて食べる並ハラミも絶品。
帰りにおかみさんとご主人に「頑張ってくださいね」と声をかけて帰路につきました。
(2010年10月)
子供の定期テストも終わり、打ち上げ代わりに焼肉です。
1ヶ月前に予約。17時から食べ始めました。
この日は残念ながら希少部位の裏メニューは無し。
注文もほぼパターンが定着してきました。
この日は刺身はモモ×2、レバー×1、ハツ×1
焼き物はカルビ×1、タン×3、モモ×2、コウネ×1、そしてハンバーグ。
一気に食べたので、30分ほどで苦しくなってしまいました。
持ち時間は2時間20分もあるのですから、そんなに慌てることはないのですが・・・。
お会計は4人で10,015円。
今度来れるのは上の子の受験が終わってから、ということになるでしょう。
(2010年8月)
夏休みに入る前に予約。この日なら17時で取れるというので予約しました。
夏休みのレジャーです。
この日は意外と空いていて、17時過ぎでも名前を書いた人が案内されていました。
ほぼ家族の好みと当店の相性もわかり、時間配分もわかったので落ち着いてオーダーします。
相変わらず大満足の夕食となりました。
ハンバーグの動画UPしました。
(2010年6月)写真・コメント追加
1ヶ月前に予約を入れました。一番だったのか、また前回と同じ小上がりの一番テーブルへ案内されました。
段々この店の一皿のボリュームや肉が出てくるスピードに慣れてきたので、注文も落ち着いて出来るようになりました。
最初にまず裏メニューを確認。この日はクラシタという部位があったので注文してみました。
鞍の下に当たる部位であることを語源としているそうです。肩ロースの中でも、特にサシが入っている部分で、とろけるような食感と、コクのある味わい。タレと塩をそれぞれ頼みましたが730円でこの味。普通の店なら特上ロースを名乗りそうな肉質です。
また、コウネという部位も食べてみました。
肩バラの一部で、牛の前足の脇の辺りの肉の部位。一頭の牛から少量しか取れない希少部位で、コラーゲンとゼラチンが豊富だそうです。バラ系なので一見脂が多い印象ですが、意外とあっさりしています。
その他はモモ刺し、レバ刺し、並タン、タン、カルビ、モモなどいつもの料理を食べてお腹一杯。でもせっかくなのでもう少し頼もうということになり、最後に刺身を食べることにしました。この日二皿目のモモ刺しと初めてハツ刺しを頼みました。
このハツ刺しが絶品。鮮度の良い色のハツはプリプリとして口中で気持ちよく弾ける感じ。淡白な味わいのハツをニンニク醤油でいただくと、それまでの脂がさっぱりと洗い流されるよう。
刺身に始まり、刺身に終わった一日でした。
気になるお会計は4人で10,070円。毎回安くなっていきます(^^♪
(2010年4月)評価を全体に0.5ポイント上げました
先月初訪問し我が家全員のお気に入りとなった今久。もう他の店では焼肉は食べられません。
前回訪問してあまりのおいしさと安さの感動し、また来ようということになりました。
しかし、3時前から順番待ちは辛いので、予約を取ることにしました。
訪問一週間後に電話し「土曜日の5時で予約できるのはいつですか?」と聞いたところ3週間後のこの日を指定されました。
家族全員この日のスケジュールを空け、お昼ご飯も抜いて3時半に自宅を出発。1時間ちょっとで到着です。
子供には「今久に行くから今度の土曜日は塾に行くな」と受験生の親にあるまじき発言。家族全員焼肉を軸に日程と体調を整えました。当然お昼は抜き。
待合室で待っているとトップバッターで呼ばれました。すごい!ちょっと優越感。
奥の座敷に通されました。どうやらここが1番目の席のよう。
注文はまず希少部位から、と思い裏メニューの在庫を確認しますが、この日は並タンのみ。それを2人前と、レギュラーメニューからタン2、レバー刺し1、モモ刺し2、モモ2、カルビ2、レバー1を注文。
この前よりはオーダーを減らしたつもりですが、やはり結構な量。特に裏メニューの並タンは一皿420円を二皿頼んだのですが、ちょっとびっくりする量が来ました。普通のタンと合わせ、日ごろの鬱憤を晴らすには余りある量でした。もちろん美味しいので、かなり食べましたがさすがに後半はペースダウン。我が家の「スィーパー」の異名を取る私もさすがに最後は苦しみました。
もちろん前回皆が気に入ったモモ刺しも素晴らしかったですが、今回初挑戦のレバ刺し、レバ焼きには子供たちも驚いたようです。もともとレバは焼いたものしか食べたことが無く、レバ刺しは初めてでおっかなびっくり。でもゴマ油に塩を入れたタレにつけて食べてみて「あ、うまい」と納得です。
エッジの立ったプリプリした食感は鮮度が良いからこそ。レバ刺し好きの私も納得の一品が420円です。レバ焼きも大振りのレバーがこれでもか、と皿の上に乗って同じく420円。
私以外はお酒を飲まないので2時間20分の持ち時間を1時間残して終了です。
今度は6月かな。帰りに次回の予約をしようと思ってお店に聞いたら、一ヶ月前の同じ日から受付だそうです。新幹線みたい。
私はお酒もしっかり飲み、食べ盛りの男子高校生2名を含む4人でお会計は前回より更に安い10,700円でした。
(2010年3月)
夢にまで見た千葉県屈指の焼肉店。
岩手奥州の前沢牛を驚異の値段で提供するとあって、何としても訪れたかったお店です。
我が家から一時間半、焼肉を食べに行くには近くて遠い九十九里。
この日は、私の食べログを愛読してくれている息子の高校合格祝いにかこつけて家族四人で訪問と相成りました。
一週間前に予約の電話を入れましたが、既に一杯。
しかしお店の方が「ほとんどが自由席ですから、早く来てお名前を書いていただければ大丈夫ですよ。15時15分前に店内に紙を出しますから」とのアドバイス。
ならば行きましょう、14時半着で。
ということで、家族全員昼食抜きで13時に自宅を出発。
国道296号をひたすら東進し、九十九里へ。
以前に自転車で走ったこともあり、お店は簡単に発見。
14時20分頃到着、既に車は5台。しかしこれなら大丈夫。席は確保です。
ただ、どういう順番で並ぶのかもわからないまま、車で待っていましたが、14時45分に皆が車を降り始めたので、私もあわててお店へ。
順番は2番をゲット。「よしっ!」と心の中でガッツポーズ。
その後、九十九里までドライブし時間をつぶして再びお店へ戻ります。
開店と同時に名前を呼ばれますが、私の名前が2番目でなくあせりました。きっと予約組が先に呼ばれるのですね。7、8番目に名前が呼ばれホッと一安心。
家内の希望で椅子席へ。既に私はアドレナリンとインスリンが出て、異常に高揚した気分に。
店内は外観以上に広く、かなりの収容数。しかも外観に反して清潔な店内に感心。
諸先輩のレビューを参考にイメージトレーニングができていたので、初めてのお店とは思えないほど淀みなくオーダー。
タン×3、カルビ×4、モモ刺身×1、ハンバーグ×1、ユッケ×2。
ちょっと頼みすぎたかな、と思いながらもつい川崎の北京の癖で一気に頼んでしまいました。
「お召し上がりは2時間以内でお願いします」と言われましたが、さすがに家族連れではそれはないかな。
まず小皿を一人二皿持ってきてくれます。タン用のタレと、焼肉用のタレ。焼肉用のタレは甘口と辛口があり、好みのタレ(ミックスも可)を入れてくれるのです。
生ビールを一口飲んだ所で、タンとカルビが到着。
「おー、これは美しい!!」
冷凍薄切りを出す店が多いタンですが、生タンをしっかりと厚切りで提供。いつも経済的理由から発注が抑えられ不満の多い子どもたちも喧嘩せずに食べれる十分な量。
タンは胡椒がピリっと効いて、肉の味もしっかり味わえます。肉厚ながらもスジの硬さなども一切無く、「タンの食感ってこうだったんだ」と納得のいく一品。もちろん子どもたちも大満足。
また、カルビは見事なサシが入って赤身とのコントラスが美しいです。軽く炙ってタレもつけすぎないように頂きましょう。口の中でとろける肉の味わい。ホントに一人前500円!? 今日だけはカロリーは気にしない!(っていつも気にしてなけど)
モモ刺身。これは絶品!実に柔らかく、甘みのある鯨のような食味。子供たちはユッケ以外の肉の刺身が初めてだったのですが、とても気に入り喜んで食べていました。私も生肉は好きですが、これは格別でした。
同じく生肉のユッケ。これは辛口と正油味の二人前頼みました。味付が唐辛子ベースのものと正油味のもの。これまたうまかったのですが、ちょっとデフォルトの味付が薄かったので焼肉のタレを足すとおいしくいただけました。
ハンバーグは想像以上に大きくてびっくり。鉄板に乗って熱々で出てきます。二人だったらこれだけでお腹いっぱいになりそう。
箸でつまむと崩れそうなほど柔らかく、中はミディアムの焼き加減で肉汁がジワァーっと。デミグラスソースとの相性も抜群で、ランチ定食で食べたらうまいだろうなぁー。
さすがにちょっと頼みすぎたか、後半は子どもたちのペースも落ちてきました。カルビが脂が多いので子どもたちは私と違ってたくさんは食べられなかったよう。そこでモモを一人前注文したのですが、これまた出てきて驚きました。ステーキ肉のようなモモ肉だったからです。これで735円なの?
1.5センチ位の厚みだったでしょうか。赤味に細かくサシが入り、箸でも切れる柔らかさ。
それまで食べた脂の乗った肉とは異なる味で、最後に口の中もさっぱり。
お酒もビールからハイボール、たるハイと飲み進み、お腹も一杯。時計を見ればジャスト1時間経過。
果たしてたらふく食べて一杯飲んでお会計は・・・11,175円!一人3,000円弱でした。
ちょっと頼みすぎでしたから、一人2,500円で収まったかもしれません。
激安であるが故、この店のCPが語られますがそれは味が伴っているからこそ。
真の高CPとはこういう店のことを言うのでしょう。
焼肉好きの私も大満足のお店でした。次回は予約が取れるときに合わせて来ようと思います。
ちなみに4月14日に銚子店がオープンするそうです。佐倉にできないかな~。
2位
11回
2020/02訪問 2020/02/29
キャノンデールのB級食べ歩記: 再開発で移転する前に現店舗にお別れのご挨拶。京成立石「蘭州」の餃子とラーメン を息子たちと
今日は新型コロナウイルス対策の仕事で遅くなりました。
織り込み済みの残業だったのですが、ストレスを抱えたまま帰りたくなかったので、一杯飲んで帰ることにしました。
飲み友達からの情報で立石の蘭州が、3月1日をもって現店舗での営業を終了し、近くに移転することになると知ったので、ご挨拶とお別れを兼ねての訪問です。
移転先は京成立石駅前交番の隣。
京成沿線に住む三男は既に在宅勤務。
彼を呼び出してサシ飲みしようと思っていたら、なぜか大手町勤務の次男も飛び入り。
「ゴチになります!」
という息子たちと乾杯です。
もちろん餃子を注文しますが、出てくるまでのつなぎで烏龍茶玉子もオーダー。
暮れに妻と台湾旅行に行った時に、どこのコンビニでも売っていたのを思い出します。
わざとひび割らせた殻の隙間に滲みた烏龍茶の痕から「恐竜玉子」と呼ぶ人もいます。
たまご好きの私には、最高のツマミ。
そこへ焼餃子が出てきました。
一人一皿ずつ。
程良いきつね色の焦げ目が食欲をそそります。
今日は酢胡椒で頂くことにします。
注文を受けてからお母さんが一つずつ丁寧に包んでくれる餃子は、実に美味。
続いて水餃子も登場。
もちろんいつも通りの香菜のせ。
これは香醋で食べるのが、私のルーティン。
ビールの後、私は紹興酒にチェンジ。
これもいつも通りのルーティンです。
「お代わりしたい」
という息子たちのリクエストに応えて、水餃子と焼餃子を一皿ずつ追加します。
紹興酒はたちまち二杯目。
そして禁断の老龍口。
高粱から作られる白酒です。
これで何度電車を乗り過ごしたことか。
締めにラーメン。
ダイエットも終盤を迎え、体質も変わったので、たまには良いでしょう。
メニューには無いワンタン麺の香菜のせ。
まずはスープをひと口。
鶏ガラと醤油ベースのクリアな味わい。
昔ながらのすっきりしたスープは、アルコールを中和するのにピッタリです。
中太の縮れ麺は、そのスープとの絡みも良好。
もちろんワンタンもお母さんの手作り。
餃子の旨い店ですから、当然ワンタンも旨い。
「新しいお店はいつオープンですか?」
と尋ねましたが、
「まだはっきり決まってなくて。少しずつ準備してるので、3月中には」
というお母さんの返事でした。
「ごちそうさま!」
と告げて、新店の場所を確認に行きます。
「なかなか物件が無くて」
と以前お母さんはこぼしていましたが、近場に丁度良い物件が見つかって何よりです。
新しいお店で、変わらない味の餃子とラーメンを食べられる日が楽しみです。
餃子の店蘭州
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完璧な今年の「宇ち入り初め」を済ませ、家族へのお土産も買いました。
「鳥房」の鶏の素揚げが上がるまでの時間を利用して、やはり大好きなお店に新年のご挨拶。
餃子の店「蘭州」です。
お父さんの持病の腰痛でお店は休みがち。
その上、SNSで人気とあって、入店もままならない事も多いお店ですが、今日は運良くすんなり入れました。
タイミングが良かったのでしょう。
厨房のお父さんもお母さんも元気そう。
まずは紹興酒を。
餃子はもちろん水餃子と焼餃子を一枚ずつオーダーします。
水餃子が先に出てきました。
うっかりしていて香菜をのせてもらうのを忘れていました。
久しぶりなので、勘が鈍っています。
慌ててお母さんに香菜と香醋を頼みます。
香菜のせ水餃子を香醋で頂くのが、私のルーティン。
そこへ追いかけるように焼餃子が上がってきました。
実に絵になる光景です。
焼餃子も香醋で頂きます。
全ての餃子は、作る前にお母さんが一枚一枚生地から皮を作って餡を詰める、まさに作り立て。
お会計はセンベロの1,370円。
そんな美味しい餃子が破格の値段で頂けるのが、下町立石の素晴らしさ。
お父さん、お母さんにご馳走様と告げて、店を出ました。
再び「鳥房」へ。
お土産のピックアップです。
まだ順番が来ていなかったようで、少し待ちました。
昔ながらの包装が、私のような昭和世代には懐かしい。
ずいぶんと大荷物になりました。
これから電車に揺られて帰ります。
車内に揚げ物の良い匂いが広がりそうで、ちょっと迷惑かもしれません。
ごめんなさい。
餃子の店蘭州
関連ランキング:餃子 | 京成立石駅、青砥駅
えびすや食堂で時間調整をして、再び蘭州に戻ってきました。
相変わらず混んでいましたが、今度は入ることが出来ました。
紹興酒と水餃子、烏龍茶玉子を頼みます。
「立石で飲んでたの?」
とお母さんに声を掛けられます。
アットホームな雰囲気にほっこりするのですが、いずれ再開発の荒波に飲み込まれてしまうのです。良い代替物件が見つかればよいのですが。
ダイエットの事を考え、蒸留酒の老龍口にしようかとも思いましたが、乗り過ごしてもいけないので、紹興酒を選択。
烏龍茶玉子を食べながら、水餃子が出来るのを待ちます。
やがて出て来た水餃子は、もちろんいつもの香菜のせ。
これを香醋で食べるのが、私のルーティン。
私の横に地元と思しき若い女性お一人様が着席。全く私と同じオーダーをされたので、思わず私は横を向き、「あ、おんなじですね!」と声をかけました。おじさんが若い女性に声をかけても、下町酒場なら許されるものです。「ほんとですね!」
と彼女。
先に食べ終わった私は、彼女に「お先に」と告げて1,050円のお会計を支払いました。
「またお会いできるといいですね」
と社交辞令を受け取ってお店を出ました。
ちょうど2時間で3軒のセンベロはしご酒。充実した週末のひとり酒を楽しんで、家路に着きました。
餃子の店蘭州関連ランキング:餃子|京成立石駅、青砥駅
偶然にも「宇ち多”」で遭遇したしろくまさんと向かったのは、共通に大好きなお店「蘭州」です。
ご主人の腰痛治療のため、しばらくお休みしていましたが、良くなったようで営業再開したと聞いていましたが、ようやく訪問です。
最近の蘭州は、SNS効果なのか若いお客さんも増えて、かなり入りにくくなりましたが、今日はすんなりチェックイン。
今日はつくづくツイています。
ビールを頼んで乾杯。
注文はもちろん水餃子を香菜のせでお願いします。
これを香醋で戴くのが、彼も私も好き。
老龍口も飲んでみたいですが、ちょっと危険なので紹興酒にしておきます。
宇ち多”でビール小瓶と梅割り三杯、更にここでも紹興酒と、エンジンは暖まり過ぎています。
当然、もう一軒。
家の方向が同じの我々は、京成船橋で途中下車して「一平」に向かうことにしました。
餃子の店蘭州
関連ランキング:餃子|京成立石駅、青砥駅
ちょっとやさぐれた気分でハシゴ酒の京成立石② 大切な「蘭州」で水餃子をつまみながら紹興酒から老龍口酒処秀の絶品生ホッピーに癒されて、今日の仕事の怒りも少し収まってきました。
あいにくの雨模様ですが、もう一軒ハシゴします。
狭い路地を抜けて、大好きな店に向かいます。
餃子とラーメンが絶品の蘭州。
一人でしたので、カウンター席にすぐ座ることができました。
最近は行列すらできる超人気店。
ご主人から紹興酒を注いでもらいます。
微妙に足りなかったので、もう一本開けて継ぎ足してくれました。
これを舐めながら、水餃子が出来るのを待つことにします。
大きな鍋を操り、水餃子と焼き餃子を調理する息子さん。
いつものように香菜のせで。
香菜をのせた水餃子は香醋で頂きます。
注文を受けてから餃子を一つ一つ手作りするお母さんに教わった食べ方です。
ここでアルコールは老龍口に切り替えます。
危険と分かっていても、ここに来たら飲んでしまう、高粱から作られる高度数の蒸留酒。
嫌なことをきれいさっぱりと洗い流すには相応しい、無色の酒。
いつもならラーメンも食べるところですが、今日はここでやめておきます。
早く帰って寝ることにしましょう。
餃子の店蘭州
関連ランキング:餃子|京成立石駅、青砥駅
宇ち多”、秀という完璧な流れから、締めに向かったのは、立石では外せない蘭州。
人気店なので待たされることもありますが、今日はちょうど出るお客さんがいたので、すんなり入れました。
まずは紹興酒で飲みなおし。
今日は二人なので、水餃子と焼餃子を一つずつ頼みます。
水餃子は香菜をのせて香醋でいただくのが蘭州での私流。
注文を受けてから奥さんが一つずつ包んでくれる手作りの味。
焼餃子も出てきました。
絶景です。
焼餃子のルーティンは酢胡椒。
もちろん水餃子と焼餃子で皮の作り方や餡の量は変えています。
だからこそ、の旨さ。
ここに来たら、危険だと知りながらついつい手が伸びる老龍口。
締めの一杯。
メニューにはありませんが、香菜ワンタン麺を頼みました。
一杯を息子とシェア。
たっぷりの香菜が食欲をそそるビジュアル。
まずはスープをひと口。
昔ながらのシンプルな鶏ガラ醤油ですが、奥深く優しい味わい。
酔った身体に滲み渡ります。
麺は中太の縮れ麺。
もちろんワンタンも手作り。
餃子が旨い店ですから、ワンタンが旨いのも当たり前。
再び紹興酒に戻ります。
締めているのか、仕上げているのかわからなくなってきました。
駆け足でしたが、息子に立石のハイライトを紹介し、居酒屋の作法を教えました。
4月からこの町で暮らす、新社会人。
公私ともに楽しんで、頑張って欲しいと思います。
餃子の店蘭州
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今日は上野で取引先の方と一献。
スタートが早かったので、解散も早く、もう少し飲みたい気分。
今年はまだ立石で飲んでいないので、行ってみることにしました。
ところが、青砥からの乗り換え電車の種別を間違えて押上まで行ってしまい、立石に着いたのは20時半。
自分の通勤路線にもかかわらず、痛恨のミス。
駅前には市街地の再開発計画が掲示されていました。
私がかつて足繁く通った店があるエリアは悉く対象となっています。
まずは呑んべ横丁へ足を向けます。
戦後の匂いが色濃く残るこの一角も再開発で消えゆく運命です。
今日の狙いは秀の生ホッピーでしたが、早仕舞いのこの店の閉店にはやはり間に合わず。
電車の乗り間違えが悔やまれます。
悔やんでも仕方ないので、方針変更。
やはり立石でお気に入りの蘭州へ。
並ぶかな、と思いましたがカウンターに空きがありました。
既に上野で飲んでいますので、まずは紹興酒から。
焼き餃子と水餃子の両方を頼むのが私の決まり。
先に焼き餃子が出てきました。
美味しそうな焦げ色です。
辣油と醤油とお酢のベーシックなスタイルで。
皮も餡も全て手作り。
注文を受けてから、「焼き」か「水」かに合わせて皮から作る絶品餃子。
餡も肉と野菜のバランスが絶妙です。
水餃子が出てきました。
いつも通り香菜のせで。
「焼き」と「水」の両雄揃い踏み。
そしてもう一つのルーティンは、香醋。
お母さんに香醋を頼みます。
香菜と香醋とお母さんの手作りの水餃子。
素晴らしいコラボレーションです。
焼き餃子とは違った、もちっとした食感。
焼き餃子が餡の旨味を封じ込めているのに対し、水餃子は程よく肉の脂が落ちたさっぱりした味わい。
香菜と香醋が、その美味しさを更に引き立てます。
ここで禁断の老龍口に手を出します。
高粱で作られた中国東北部で愛飲されている蒸留酒。
独特の薬草臭さが、不思議と癖になる魅力があります。
ロシアのウオッカとともに、寒い地方で暖を取る意味もある超ハードリカー。
いつもこれで沈没して電車を乗り過ごすことになるのですが、今日はさほど酔っていないので、大丈夫でしょう。
そろそろ締めにしましょう。
ワンタンメンを頼みます。
アツアツの湯気とともに、素朴な懐かしい鶏ガラベースの醤油スープの香りが鼻をくすぐります。
そんなスープをまずはひと口。
酔った身体に染み渡る滋味深い味。
黒胡椒を振って、頂きます。
麺は中太。
緩やかなウェーブが、スープをうまく引き揚げます。
かん水が強めの、いかにも中華そばらしい麺。
餃子の名店ですから、ワンタンが美味しいのは当たり前。
だからいつもワンタンメンを頼むのです。
あっさり完食。
本当はスープも飲み干したいくらいでしたが、満腹でそれは叶わず。
再開発が始まれば、私の大好きな店の行く末は、築地市場の飲食店同様気になるところ。
できるだけ足繁く通わなければ、と思いました。
餃子の店蘭州
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久しぶりの立石ゴールデンコース③ 仕上げはもちろん大好きな「蘭州」で焼餃子と水餃子を頼んで紹興酒早いスタートの今日の立石。
ゴールデンコースを締めくくるのは、もちろん蘭州。
餃子が評判ですが、ラーメンも旨い名店です。
金曜日の20時というゴールデンタイムでしたが、今日は強い雨ということもあってどこの店もスムーズに入れます。
もちろんこの店も然り。
意外でしたが助かりました。
カウンターの端に腰かけ、紹興酒を注文。
餃子は焼と水を頼みました。
先に美味しそうな焦げ色の付いた焼餃子が出てきました。
焼餃子はラー油と酢を入れた醤油に軽くつけて。
しっかり蒸し焼きにされた餃子は、皮はもっちりと、しかしカリッとしています。
追っかけ水餃子が出てきました。
いつものように香菜のせをリクエスト。
目にも鮮やかです。
水餃子は香醋で。
香菜と香醋が合うのは、奥さんに教えてもらいました。
焼餃子とは包み方も異なる水餃子。
注文を受けてから作るので、皮も餡もフレッシュな食感。
お会計を済ませた後、帰り際に奥さんにご挨拶。
お元気そうでなによりです。
雨は一段と強まってきました。もう一回南口に戻っておでんでも摘まもうかと考えていましたが、とても無理。
私の胃袋も随分小さくなりました。
餃子の店蘭州
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久しぶりの京成立石でハシゴ酒② ここに寄らずには帰れない「蘭州」で、紹興酒を舐めながら絶品の水餃子香菜のせを香酢で酒処秀で旨いもつを生ホッピーと下町ハイボールで流し込んだ後、立石に来たら寄らずには帰れない店へと向かいます。
餃子の店蘭州。
今日はタイミングが良く、カウンターの端にすんなりと座れました。
まずは紹興酒をもらい、水餃子を発注。
お母さんに
「香菜をのせて、香酢をください」
と頼みます。
もともとはお母さんから教わった、メニューにはない食べ方です。
注文を受けてからお母さんがひとつひとつ手作りする絶品水餃子。
香菜と香酢で、更に美味しくなります。
紹興酒をもう一杯。
ちびちびと舐めながら、水餃子をつまみます。
ゆったりした自分だけの時間。
いつもなら、この後、美味しいラーメンを啜るところですが、最近体重が再び増加気味。
これで我慢です。
京成立石駅から電車に。
今日は危険な老龍口を飲まなかったので、乗り過ごすことはないでしょう。
餃子の店蘭州
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南口のミツワと宇ち多”でもつ焼きをハシゴして北口に転戦しました。
呑んべ横丁を抜けて歩きます。
雰囲気のある路地に、昭和のスナックや酒場が並びます。
ホッピーが飲みたかった私のお目当ては、酒処秀。
生ホッピーの飲める貴重な店なのですが、あいにく今日はネタ切れで店仕舞いだと言います。
ホッピーだけでも、と奥さんにすがりましたが、ご主人に却下されました。
残念です。
ならば、と元々締めに予定していた餃子の店蘭州へ。
5分ほど待ってカウンターが空きました。
焼餃子と水餃子を一人前ずつ頼み、出来るまでは紹興酒と烏龍茶玉子でつなぐプランニング。
通称「恐竜の玉子」。
その殻を剥くと、ひび割れた所に沿って茶色い模様がついているのが、その謂れ。
烏龍茶と香辛料の風味が、酒のツマミにはピッタリ。
水餃子が出てきました。
私が知る水餃子で、最も美味しいと思う一品です。
たっぷりの辣油で。
小振りな餃子ですが皮の割合が多いので、もちもちとした皮の食感と、餡のコントラストが実に美味。
焼餃子も出てきました。
焦げ色も美しい。
目の前には大好きなものばかり。
セルフ誕生日会の素晴らしいプレゼント。
カリカリの皮。
中から肉汁が溢れてきます。
猫舌の私はヤケドしないように要注意。
ここの餃子は、注文を受けてからお母さんが皮を伸ばし、餡を詰める作りたて。
時間と手間は掛かりますが、味は抜群です。
ここで禁断の老龍口に手を伸ばします。
黙っていてもチェーサーが出てくるほどの危険な酒。
いわゆる白酒(パイチュウ)ですが、高粱から作られたもの。
個性的な香りで、度数はウイスキーと同等のハードリカーです。
入店した時から気になっていた葉ニンニクラー麺。
「ワンタンも入れて作れますか?」
と、わがままなオーダー。
特注のワンタン葉ニンニクラー麺。
これは実に旨そうなビジュアルです。
しかも緑が多いので、身体に良いに違いないと勝手な解釈も。
スープをひと口。
正統派の優しい醤油味。
今でこそ餃子の名店として知られていますが、昔は駅の反対側でラーメンの屋台をやっていたのが発祥だと聞きました。
もちろんお母さんの手作りワンタンは美味しいに決まっています。
そして中太の縮れ麺は、風味も腰も抜群。
チャーシューも素朴な味わい。
老龍口を飲みながら締めラーメン。
ところがここで急にペースが鈍ってきました。
胃に空きスペースが無くなってきたのです。
やはり年を一つ重ねて、確実に老化が進んだのでしょう。
自制せよ、というお告げかもしれません。
なんとか寄り切りましたが、もう歩けないくらいです。
それでも好きな店で好きなものを食べ、好きなものを飲める幸せ。
いいセルフ誕生日会となりました。
時間はまだ早いですが、今日は帰ることにします。
餃子の店蘭州
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2016.3
大阪転勤中も2、3回は来ましたが、帰任後は初めて。
カウンターの向こうで餃子を包む優しいお母さんに
「帰ってきましたよ、大阪から」
とようやくご挨拶が出来ました。
河岸を変えたのでビールで再スタート。
もちろん餃子を食べるのですから、そういう意味でもビールがいいのです。
もちろん餃子を頼むのですが、その前にツマミを。
烏龍茶玉子。
別名恐竜玉子です。
牛すじは残念ながら売り切れでした。
烏龍茶で茹でた玉子なのですが、敢えてヒビが入った玉子の殻が恐竜の玉子のように見えます。
そういえば、大阪勤務の時はいつも新幹線で茹で卵を食べていました。
たまご好きの私のマストアイテム。
焼餃子。
水餃子。
水餃子のもう一皿には香菜をのせてもらいました。
絶品餃子の勢揃い。
まずはきつね色に焼けた焼餃子から。
カリッとした皮とジューシーな餡のコントラストが美味。
この店の真骨頂は水餃子。
もっちりした皮の旨味と優しさは、他に無いものです。
18時から飲んでいる彼らと違って、全く素面の私はこれから。
紹興酒を頼みました。
常温でグビグビと。
今日は4人ですから、焼ニラ餃子も頼みます。
餃子の全種目制覇といきましょう。
もちろんラーメンで締め。
餃子が有名なこの店ですが、もともとは屋台のラーメン屋が発祥。
実はラーメンも絶品なのです。
私が頼んだのは香菜ワンタン麺。
メニューにはない全部入りです。
昨今の複雑なスープとは対局の、シンプルな醤油と鶏ガラのクリアなスープ。
中華そば、という言葉が思い浮かびます。
もちろん餃子の実力店ですから、ワンタンが旨いのは自明。
中太縮れ麺は、スープとの絡みも良好。
私以外の3人は一杯のラーメンをシェア。
大満足の私たちは、お店からすぐの京成立石駅へ。
酩酊した彼らは都心に向かう上り線、私はここから下り線。
果たして乗り過ごさずに帰れるでしょうか。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/03/blog-post_13.html
[b:2015.1
大好きな下町居酒屋の町、葛飾立石を久しぶりにパトロール③ 最愛の店で最愛の餃子とラーメン。禁断の老龍口に手を出して乗り過ごすところまで転勤前と寸分違わぬ夜
呑んべ横丁のおでんやを後にして、今日の〆に向かいます。
以前なら4、5軒は回れた私ですが、ここ数年でずいぶんと弱くなったようです。
特に量が食べられなくなったので、お店をハシゴしても旨いツマミが食べられません。
立石の交番の脇道から裏に入ります。
この一帯はかつて赤線だったと言われいるエリア。
正確な記録は残っていませんが、その事実を記述した文献もあるそうです。
しかし、戦後70年。
もう記録も記憶も風化するには十分な年月が経ちました。
人がすれ違うのもやっとのそんな路地裏に、以前よく顔を出した店があります。
とっちゃんぼうや。
なんとも人を食った店名ですが、この店は中が面白い。
どれだけ中が面白いかは、店の外にあるのぞきドアを開ければ想像がつくでしょう。
しかし今日はここで戯れるほどの時間と胃袋の余裕がありません。
一年ぶりの立石パトロールの〆は、もちろんこの地で最愛の店蘭州。
21時でしたが、若い男女で満席。
ずいぶんと客層が変わったようです。
一席だけ辛うじて空いていたので、奥さんに勧められてそこへ。
「どうもお久しぶりです」
「まだ大阪なんですか?」
と奥さん。
「そうなんですよ」
まずは紹興酒と烏龍茶玉子をもらいます。
懐かしい。
庶民的な中華料理です。
別名恐竜玉子とも言われるこの店の名物。
茹で卵を醤油や塩、八角などで煮たもの。
煮る前に卵の殻にヒビを入れて味を滲みやすくするのですが、それが出来上がったときに面白い模様になります。
たまご好きの私も、普段はなかなか食べられないので、ここに来ると必ず頼みます。
水餃子を頼みます。
今日は焼餃子まで頼むと、〆のラーメンが入りそうにありませんから、これ一本勝負。
皮を作るところから奥さんの手仕事。
旨さの秘訣はここにあります。
今日は一皿しか胃袋の余裕がありません。
シンプルにストレートでも良かったのですが、やはり香菜をのせてもらいました。
もちろん香醋で。
紹興酒はお代わり。
今日は飲み過ぎです。
奥さんの作ったもっちりした皮は、ご主人の絶妙な茹で加減で比類なき水餃子へと昇華。
旨くて涙が出そうです。
1年ぶりのこの味。
中の餡はジューシー。
肉は多めで、脂のバランスも良い。
「老龍口ください」
「だいじょうぶ?ずいぶん飲んでるよ」
心配しくてくれるのは有り難いけれど、最愛の店に1年ぶりに来た私には、私なりの通過儀礼があるのです。
確かに飲み過ぎだとは思いましたが、ここに来てこれを飲まない訳にはいきません。
中国瀋陽の白酒は高粱から作られた蒸留酒も。
寒い地方で飲まれる酒だけあって、高いアルコール度数で身体を中から温める作用があります。
これは42度。
ほのかな薬臭さは、同じく寒い地域で飲まれるウオッカとは異なります。
身体も温まりますが、酔っ払うことは必定。
〆はもちろんラーメン。
季節限定ニンニクの葉ラーメンというのは初めて見ました。
これにしてみましょう。
香菜ものせてもらいました。
ラーメンを食べながらの老龍口というまさかの展開。
これは旨そうです。
にんにくの葉と香菜の区別がつきませんが、身体には良さそうです。
いつしかカウンターのお客さんも引けて、ずいぶんと静かになりました。
「うちはもともとはラーメン屋だったんですよ。それが餃子が人気が出て、いつの間にかみんな餃子を食べるようになって、ラーメンを食べなくなったんです」
「そういえば、ずいぶんと若いお客さんも増えましたね。今日はびっくりしました」
「みんないろいろインターネットとか見るんでしょうね。最近は地元のお客さんも、混んでるからと遠慮して来なくなって」
と奥さんは寂しそう。
私も今までこのお店のことは随分ブログで賞讃してきましたが、それは良いことなのだろうか、と忸怩たる思い。
確かにここのラーメンは麺もスープもハイレベル。
私はこの店に来たら必ずラーメンを食べたいので、今日もその分だけは胃袋を開けておこうとコントロールしてきたのです。
ハードリカーをストレートで飲みながら、旨いスープを啜ります。
〆ているのか仕上げているのかわからなくなってきました。
たっぷりのにんにくの葉と香菜と一緒に。
すっかり満腹。
そして酩酊しました。
お会計は2,460円。
奥さんに
「また来ます。どうもごちそうさま」
と謝辞を述べ、ふらつく足で目と鼻の先の京成立石駅へ。
コインロッカーに預けたキャリーケースを取り出して改札口へ向かいます。
まだ電車はある時間。
ですが、この後見事に乗り過ごし、帰りのタクシーは今日3軒の飲み代と同じ金額となりました。
老龍口を飲むと必ず乗り過ごすというジンクスは、転勤後丸3年経った今でもまだ生きていたのです。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2015/01/blog-post_10.html
2014.3
久しぶりのマイホームタウン京成立石で私の東京居酒屋最愛の店をハシゴ。もつ焼き「宇ち多”」〜餃子「蘭州」で感慨深い週末
久しぶりに宇ち多でもつ焼きを堪能した後、立石界隈をパトロールしましたがどうにもお腹が空きません。
無理して飲食することもないでしょう。
なぜならここで締めるからです。
東京の数ある居酒屋で最も好きな餃子の店蘭州。
居酒屋と呼ぶのは相応しくないかもしれませんが。
餃子を包みながら奥さんが声をかけてくれました。
「あら、帰ってきたの?」
「いえ、まだ大阪です。今日は出張」
「長いね」
まずは紹興酒を。
息子さんが注いでくれます。
もちろん注文は水餃子。
お腹がいっぱいなので一人前。
香菜をたっぷり載せてもらい、香醋で食べるのが奥さんに教わった私のスタイル。
烏龍茶玉子も貰いました。
恐竜玉子とのあだ名を持つ料理です。
卵好きの私がいつも食べるおつまみ。
紹興酒はもちろんお代わり。
自分ひとりだけのゆるりとした時間。
そして禁断の老龍口に手を出します。
高粱から作った白酒は42度。
この一杯で何度成田まで乗り過ごしたことでしょ
せっかくだから締めのラーメンを食べていきましょう。
餃子が有名なお店ですが、ラーメンも素晴らしい味。
もちろんワンタン麺がベスト。
メニューにはありませんが、これも香菜を載せてもらいます
今日ばかりは炭水化物ダイエットもお休みです。
醤油ベースの懐かしい味ですが、そこらの専門店など足元にも及びません。
餃子が美味しいのですから、ワンタンが美味しいのは当たり前。
2時間ちょっと、久しぶりの立石で大好きな店を巡る、呑ん兵衛の私には堪らないひと時となりました。
問題は無事に乗り過ごさずに帰れるか。
私の最寄り駅止まりの普通電車が運良くやって来そうです。
時間はかかるけれど、成田空港行きの特急はやめておきましょう。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2014/03/blog-post_28.html
(2011.7)コメント・写真追加
6月から7月にかけて6週連続で来ました。
蘭州だけに来るわけではないので、他の店も含めて大変なハシゴ酒です。
7月の初めには、会社の同僚たちとフェイスブック上に作った「餃子って、いいね!」のオフ会ならぬ総会を開催。
2週間前に奥のテーブル席を予約し、会社が終わってすぐに駆け付け18時半からスタート。
先月知り合った地元の女史に教わった香菜のせの水餃子を香酢でいただく、という技も披露。
皆に喜ばれました。
さすがにこれだけ通って私も店主御家族に顔を覚えていただいたようです(^o^)
(2011.6)写真追加・総合評価を4から4.5に上げました。
同期4人で繰り出しました。
かねてから来たかったミツワでモツを食い、ボールをガブガブ。
おでんやでまったりと焼酎ロック。
そして、ここ蘭州で水餃子、焼餃子、ワンタン、ラーメン。もちろん紹興酒と老龍口。
当然、乗り過ごし。
(2011.6)写真・コメント追加
今月3回目。月末にもう一回立石飲み会があるので週一ペースです。
この日は曳舟の居酒屋で偶然知り合った立石在住の方と一緒に当店へ。
地元の方なのでお店の方とも家族的な付き合いです。
その方のお薦めで、水餃子に香菜をトッピングし、更に香酢につけて食べるという方法を教わりました。
通常は出ていないのですが、お母さんにお願いすると香酢を出してくださいました。
私はいつもラー油だけで食べていたのですが、香酢はその名の通り酸味と香りがこの店の繊細な水餃子の味を引き立ててくれて感動しました。
さらにその地元の達人はザーサイ卵かけごはんなる荒業も披露。
う~ん、すごい。
私は、というと例によって禁断の老龍口に手を出してしまい乗り過ごすという全く学習効果のないいつもの結末となりました。
(2011.6)写真・コメント追加
今月早くも2回目。
連れてきた初めてという後輩たちも大満足。
季節限定メニュー「ニンニクの葉ラーメン」を頂きました。
全メニュー制覇がモットーですから(^^)v
これまた、旨い!
餃子はもちろんですが、麺もスープも旨いんです。
ラーメン屋としても立派に成立してます。
(2011.1)
宇ち多”で今年の立石口開けをしたあと、愛知屋のコロッケの香りにつられてつい一個購入し、それをかじりながらやって来ました。
満員でしたが先頭だったので店内で待たせてもらいました。
5分ほどで着席。
紹興酒と水餃子と焼餃子を注文。
コートを着たまま餃子をつまみまがら紹興酒をチビチビと。
しみじみ旨いなぁ・・・。
締めにラーメンを食べ、20時には駅へと向かいました。
今年も何回通うかな・・・。
(2010.11/写真追加)
今月は週一ペース。今週は週2回いっちゃいました。
未食だったワンタンも食べ、全メニュー制覇です。
(2010年8月3回目)
この日は3軒目に訪問。
立石に来たら〆はここしかありません。
水餃子の前に、未食だったニラ焼き餃子を注文。
これは、ニラと玉子が入った実にパワフルな餃子。これも相当イケますね。
お酒は紹興酒の後、前から気になっていた老龍口を。
息子さんに聞くと「42度の白酒です」というので、それは締めに相応しいと飲み仲間共々注文します。
口から喉にかけてキーンとくる刺激。
淡白ながらも刺激のある蒸留酒はウオッカにも通じるものがありますが、ほのかな香りは中国酒のそれ。
帰りの電車は乗り過ごさなかったものの、どうやって家にたどり着いたのか記憶は定かではありません(^^ゞ
8月22日から9月2日まで夏休みですのでご注意を!
(2010年8月コメント・写真追加)
初訪問以来、ドハマリしています。
遅くまで営業しているので、いつ来ても大丈夫。
回転もするので、並んでも大したことはありません。
立て続けに3回来ちゃいました。
未食だった烏龍茶卵は、恐竜の卵のよう。
中は固ゆでです。
いつもビールと焼餃子、紹興酒に切り変えて水餃子という展開。
偉大なるワンパターンですが、全く飽きません。
他にもユニークな店の多い立石。まだまだ探検します。
(2010年7月)
千円でベロベロに酔える店をハシゴする立石センベロツアー。
時間も22時を回り、お腹もわずかのスペースを残すのみ。
しかし、ここは別腹。なんとしても仕上げに来ると決めていた店です。
その名は蘭州。
関東の餃子好きにははずせない名店であると同時に、庶民的な駅前中華としても、飲み会の仕上げの深夜営業店としても、全ての要件を満たす偉大なる庶民の食堂です。
18時半から散々飲んで食べて、ここまでたどり着きました。
といっても駅をはさんで行ったり来たりしただけですが・・・。
店内は3組ほど先客がいました。
我々3人はL字カウンターの角に陣取り本日最後の仕上げに取り掛かります。
牛すじ(500円)をつまみに本日4度目の乾杯をビールで。
まずは焼餃子と水餃子(各350円)をそれぞれ注文です。
先に出てきた焼餃子。食欲をそそる焦げ色の餃子をほうばれば、肉厚でもちっとした皮の外側が程よくカリッとしています。その食感と中の餡のジューシーな肉汁が見事なコラボ。
「あー、旨えなぁー。堪らんな~」
と思わず唸る一品。
続いて水餃子が出てきました。
こちらは焼餃子と違って焼かない分、餃子の皮の味や餡の味がストレートにわかります。
それ故、水餃子が評判の店は基本の皮と餡の実力がかなり高レベルといえます。
半透明に見える皮は美しく輝き、中の餡の味も配合の妙を感じることができます。
せっかくのシンプルな味を楽しむため、水餃子はラー油だけでいただきました。
こうすることで、素材の味をより実感できます。
その後紹興酒(350円)をお願いしましたが、カウンターに置かれたコップになみなみと表面張力の限界まで注いでくれました。こんな気遣いも下町の食堂らしく嬉しくなります。
紹興酒のおかわりを飲みながら絶品の水餃子を追加し、お母さんの職人技を見学。
仕込んだパン生地のような塊を適度な大きさに切って伸ばし、輪切りにしてからのして一枚一枚皮を作ります。手際よく餡を皮に包んで出来上がり。
生地や作った餃子はお母さんの作業スペースの下の専用冷蔵庫へ。
もちろん大量の作り置きはしないので、皮から作りたての餃子が食べられるという贅沢。それもたった350円で。
おかわりの水餃子も堪能しお腹いっぱいになったところで、リーダーから
「ここは、ラーメンもいけるんですよ」
という悪魔の囁き。
そう聞いては私の気持ちはおさまりません。
「メニューにはないですけど、ワンタンメンに香菜をのせてもらうといいですよ」
なら、それ。と迷わず私はワンタン麺香菜のせ(お母さんは普通に香菜ワンタン麺と言ってました)を注文。他の二人はそれぞれ香菜麺(600円)とラーメン(500円)を。
ほどなく出てきた香菜ワンタン麺。たっぷりの香菜で食欲をそそります。
スープは醤油ベースのシンプルながらも味わい深いもので、私がいつも食べ歩く複雑なスープとは全く対極にあります。
だからといって不満は全くなく、むしろ餃子の後には好ましい味。硬めに茹でられた細麺もシンプルなスープとの相性抜群。
香菜がたっぷりのっているので、口もさっぱりします。ワンタンが旨かったのは説明不要ですよね。
お代は@2200円。ごちそうさまでした!
時間は23時。4時間半で4軒ハシゴって飲み代は@5,300円でした。
幸せいっぱい、胸いっぱい、お腹いっぱいで仲間と別れて帰りの電車に。
高砂で特急に乗り換えて携帯のバイブ目覚ましをセットしたのですが、気が付いたら終点の成田でした(T_T)
タクシーに乗り、4軒の飲み代より高い7,000円を払って1時過ぎに家にたどりつきました。
安い飲み会は必ず飲み過ぎて乗り過ごす、という毎月犯してしまうマーフィーの法則通りとなりましたが、大変充実したセンベロ@立石でした。
3位
30回
2025/07訪問 2025/07/11
キャノンデールのB級食べ歩記: 「宇ち多”」で生四本と煮込みを梅割り二杯でクイックに流し込む。ばったり出会った朋友と栄寿司へ流れる嬉しい「金よ宇」
今日は会社をフレックスで早上がりして立石に向かいます。連日の残業続きで、全く行けていなかった「宇ち多”」を狙います。お店に着いたのは17時15分。お並びの一人もすぐに吸い込まれ、私も待ち無しでの入店です。
まずは梅割り。
「何がありますか」と尋ねると「今日はレバ、シロ、ガツ、アブラ」という返事。「じゃあ、生で4本をお酢かけで」とお願いします。
「あと、煮込みのアブラ多いとこも」と注文。
目の前に揃ったモツ。
2月以来4カ月半のご無沙汰となった宇ち多”です。
そうえいば、2月に来た時も「四本お酢かけ」でした。
見るからに鮮度と処理の良いモツが四種類。順々に味わっていきます。
梅割りは二杯目。今度は甘めで。
煮込みの汁にアブラを絡めて。こちらも「甘め」という寸法です。
30分とかからないショートステイで宇ち多”を切り上げ、もう一軒行こうとお会計を済ませます。1,250円。
店を出ると、なんとそこに見知った顔。友人のしろくまさんです。金曜日の宇ち多”だったので「もしかして会うかも」とは思っていたのですが、まさかの邂逅。彼も宇ち多”を終えたところだというので、誘いに応じて、はす向かいの栄寿司へ。18時前でもこの店が開いているのは珍しい事。握りを4種類と巻物一本を二人で分けて、三軒目にお誘いします。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
金曜日の16時過ぎに飯田橋で所用が終わり、今日は早上がりして直帰。「宇てる時に宇て」の教えに従い、京成立石に向かいます。「金よ宇の宇ち入り」です。
17時10分頃でしたが、行列は6番目。これならすぐに案内されそうです。
案の定、7、8分で中席にボトルカウンターを背負って着席です。もちろん梅割りからスタート。
今日のネタは四種類しか残っていません。ランチのエチオピアカリーが未消化で、あまり食べられそうにありません。しかも、この後船橋の寅屋とのハシゴを狙っているので、生のみで攻めることにしました。「ヨンホン、オスカケで」とオーダーします。
ヨンホン、とはレバ、シロ、ガツ、アブラ。
鮮度のいい上質なモツが一種類ずつ食べられるのが、焼きとは違う楽しみ。
煮込みはシロイトコを注文。
二か月ぶりの宇ち入りですが、今日もいい感じで飲めそうです。
梅割りの二杯目を甘めにするのは私のルーティン。でも、今日は二杯で留めておきましょう。
モツを串から抜いて、唐辛子を振ったり、煮込みの味噌に絡めたりして味変も楽しみます。自分好みの味でモツが楽しめるのも宇ち多”の良さ。
20分ちょっとの滞在時間は過去最速かもしれません。1,250円のお会計を済ませて、再び駅に戻ります。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は仕事を早く切り上げて、久しぶりのはしご酒を企画しました。もつ焼きの名店が多い通勤路線の京成線の中でも、わたし的にツートップの早仕舞い人気店を巡ろうというもの。一軒目はもちろん宇ち多”です。京成立石駅に降り立った時は、まだ薄暮。再開発に伴う高架化途上の駅は、下りの仮線を先月末から供用を開始し、ホームも仮住まい。
一方で元々の下り線は撤去される運命です。
踏切を渡って仲見世通りへ。
16時半で行列は9番目。これなら御の字です。
10分ちょっとで案内されました。生もまだ種類があり、レバボイルとガツを頼みます。お酢かけで。
アルコールはいつも通り梅割りでスタート。
煮込みは白いとこを取ってもらいます。
素晴らしい立ち上がりとなりました。
生も煮込みもシミジミと旨い。前回来てから、いつの間にか半年も経っていました。あまりにも忙しすぎる今の職場です。
もつ焼きはカシラうす塩から。カシラを食べられるなんて、いったいいつ以来でしょう。ここのカシラは、抜群に旨いのです。
うす塩にしたのは、煮込みの味噌や生のお酢も使って味変したかったから。今日は非常に自分好みの展開が出来ています。
梅割りの二杯目は辛めで。
ハツ塩を頼もうと思ったら、タッチの差でヤマ。やっぱり先に頼んでおくべきでした。17時の段階でネタはレバ、ガツ、アブラ、シロの四種類。やはり16時半頃が潮目のようです。シロタレやく焼きを頼みます。
しっかり焦げ目がついて、カリっとした外側と、柔らかい内側のコントラストが好みです。
最後は梅割り半分を甘めで。半分といっても、零さないだけなので事実上の一杯。この後もう一軒狙っているので、今日の宇ち多”はここまでとします。
鈴屋食品で魚と煮豆、愛知屋でコロッケを妻へのお土産に買って、再び京成線に乗り込みます。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は定時で上がることができました。こんな事はいつ以来でしょう。もちろん「宇ち入り」しかありません。足早に新橋駅に向かい、浅草線で立石へ。18時半に京成立石駅に降り立ち、仲見世通りに向かいます。そのアーケードの奥に見える宇ち多”に行列はありません。
慌てる必要もないのに、つい早足になってお店へ。私の前を歩いていた人もすぐに暖簾の向こうに吸い込まれ、私も続いて案内されます。嬉しい誤算の「月よ宇」。
奥席の角に案内されます。まずは梅割り。
生はまだ4種類あると確認し、ガツとレバボイルをお酢かけで。
煮込みはアブラ多いとこを注文。
ずいぶん間が開いてしまっただけに、三カ月ぶりの宇ち入りはしみじみ嬉しい。
梅割りは二杯目。
いつも通り甘めに展開。
生もいつの間にか無くなりました。締めはルーティン通りシロタレよく焼き。
今日はランチのオムライスが未消化で、3杯5皿が基本の私としてはかなりライトな宇ち入りとなりました。
京成立石駅の北口は、毎朝通勤電車の車窓から眺めているのですが、こうして直接降り立って見るのは、やはり三か月ぶり。「飲んべ横丁」は、もう跡形もありません。
高架化工事のための仮設線路もかなり出来上がっています。再開発が終わるとこの街も一変し、ここがどんな風景だったのかも、いつか忘れ去られていくのでしょう。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は久しぶりにまあまあのアーリーチェックインが出来そうな立石。17時過ぎに京成立石駅に降り立ちました。毎日通勤電車から見ているとはいえ、こうして近くで見ると、解体が進んですっかり風景が変わった北口です。
踏切を渡って南口へ。こちらは、まだ懐かしい風景が残っています。仲見世通りの奥、宇ち多”には行列が出来ていますが、想定内の長さです。
その行列に並んで20分弱で入店となりました。
並んでいる間に「カシラ」のコールが聞こえたので、今日は希少部位にありつけるかと期待していたのですが、残念ながらタッチの差で売り切れ。無念です。梅割りと煮込みアブラ多いとこ、レバボイルとガツ生を一本ずつお酢かけで頼みます。
残業続きで「宇ち入り」は2ヶ月ぶり。間が開いてしまいました。
久しぶりのお楽しみです。
ゆっくりと煮込みと生を楽しみながら、梅割りは二杯目。
今度は甘めでお願いします。
カシラが食べられず残念でしたが、アブラ少ないとこ塩で。
アブラを串から抜いて、残しておいたお酢や味噌に絡めて味変。大人のワンダーランドを楽しみます。
サクッと二杯と三皿で1,250円。まだ時間も早いので、妻にお土産を買って帰りましょう。
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昨年は残業続きで大好きな立石には数えるほどしか来れませんでした。北口の名店たちも再開発で閉まってしまいましたが、今日は南口でのゴールデンコースを実践したくて定時で会社を飛び出しました。餃子の名店「蘭州」が年明けに南口に移転オープンしたので、「宇ち多”~蘭州」という新たな南口ゴールデンコースというわけです。
お店に着いたのは、ちょうど18時半。5人ほど並んでいましたが、中の様子を窺うとまだ売り切れではないようです。
10分弱で入店できました。まずは梅割りを頼みます。
生がまだありました。アブラとガツをお酢かけで。
煮込みはアブラ多い所が好みなのですが、今日は選べないとのこと。しかも、私が頼んだ後、数人で煮込みはヤマになりました。ギリギリセーフでした。
生は煮込みの味噌にも絡めて味変です。これも、また旨い。
梅割りは二杯目。辛めに変更します。最近は味変がルーティン。
二杯目に合わせて頼んだ串焼きも出て来ます。今日はレバ素焼きとシロタレよく焼き。
最後の梅割りは甘めで。
レバは、外はしっかり火が通っていますが、中は程よいレア。お酢や味噌に絡めて頂きます。お酢もかけない素焼きならではの楽しみ方。この為に生のお酢と煮込みのタレを残しておきました。お向かいさんが座らない奥席なのでお皿を重ねなくても迷惑にはなりません。
素焼きのレバは、シロのタレにも絡めます。まさにマルチユース。
19時過ぎには、もうネタはヤマで、お客さんもどんどん引き上げていきます。今日のメインである蘭州も開店の時間となりました。私もお会計を済ませて、蘭州の新店舗にご挨拶に伺うことにします。
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私が長年お付き合いいただいている食べログ名レビュアーのしろくまさんから、久しぶりにお誘いの連絡がありました。もちろん二つ返事でOK。1年半ぶりの飲み会です。連日残業続きですが、この日は友人との一献を最優先してフレックスで早上がり。約束の時間より早く、17時過ぎに京成立石駅に降り立ちました。
しろくまさんと私の共通のお気に入りの町。しかし、この町の北口は再開発のためで7月いっぱいで営業は終了。待ち合せまでの時間、北口をぐるっと歩いて回ります。懐かしい町並みは、殺風景なフェンスで囲まれていました。
待ち合せは、もちろん宇ち多”。先についた私が北口を散歩している間にしろくまさんも到着。17時半前でしたが、なんと行列はありませんでした。
今日のネタはレバ、シロ、ガツ、アブラの4つだそうです。まずは梅割りと煮込みアブラ多いとこででスタート。
生はアブラ少ないとこをタレで。「宇ち多”の達人」しろくまさんと食べに来ると、私も大船に乗ったようで気が楽です。
梅割りの二杯目は甘めで。ここ数年のルーティンです。
レバボイルお酢。二人だと一本ずつ分けあえるので、種類が食べられて嬉しい。
もう一皿、ガツ塩を頼みます。私はガツは生かタレで食べることが多いので、塩は初めてかもしれません。素材の味がはっきりわかる塩も、また旨い。
締めの梅割りは辛め。梅割りも濃さを変えることで味変できて楽しい。
お互いの近況報告などをしながら、小一時間のスタートアップ。旧交もエンジンも暖まりました。
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今日も残業かと思っていたら、意外にも定時で終わりました。今から立石に向かえば、「宇ち多”」もギリギリ間に合いそうです。急いで片付けて、浅草線に飛び乗ります。京成立石で下車して急ぎ足で向かった仲見世通りの奥に行列が見えます。まだ営業しているという証。
行列は7、8人ですから、さほど待たないと思われます。
案の定、10分と待たずに入店です。「梅割りと煮込みをください」と告げる私に「今日は煮込みは終わった。あるのはアブラ、レバ、シロだけ」という返事。それでも開いていただけ御の字です。生もあるというので、アブラとシロを生でもらいます。大根はショウガのっけてお酢で。
焼きは、アブラ素焼きお酢。
ようやく人心地つきました。
久しぶりの宇ち多”にアルコールのピッチも早まります。二杯目の梅割りは甘めで。
しみじみと飲んでいると、ラストオーダーのコール。慌ててレバタレとシロタレよく焼きを頼みます。
梅割りの三杯目は辛めで。
どんどんお客さんがいなくなり、テーブルの掃除も始まって、ちょっと焦ります。私がオーラスの客となりました。お会計はジャスト2,000円。
「宇ち多”」を出て、再開発が始まった立石北口を歩いてみます。通りにはフェンスが立てられ、まさに解体前夜。
「呑んべ横丁」の看板も外され、寂しい限り。
「江戸っ子」にもお別れのご挨拶に来ることはできませんでした。女将さんは引退するそうですが、店員さんたちが引き継いで移転再開するという話も聞きました。
フェンスで囲われていないところもあり、中の様子を伺うことができました。
「道路廃止のお知らせ」も切ない。
京成立石駅も、今の姿は見納めです。今度来る時は、もっと工事が進んでいることでしょう。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
ずっと残業続きで行けなくなっていた「宇ち多”」ですが、今日は定時で仕事が終わりました。今からダッシュすれば、まだ間に合うかもしれない、と一縷の望みを賭けて電車に飛び乗ります。立石に着いて、急ぎ足でお店に向かいます。お店の前に行列はありません。「もしかして、もう売り切れ閉店かな」と不安な気持ちでお店を覗くと、まだ営業中でした。
中席に案内され、何が残っているか確認します。まだナマがあるというので、レバボイルとガツ生を頼みます。
アルコールはいつも通り梅割り。
嬉しい「宇ち入り」のスタートです。
煮込みは「なるべく脂のとこ」をお願いします。
今日の煮込みは、いつにも増して美味しく感じます。
お新香は売切れとのことで、大根生姜のっけてお酢で。
梅割りの二杯目は甘めというルーティン。
焼きを頼みます。アブラ少ないとこ素焼き。
これを大根のお酢や煮込みの味噌に絡めて。味変が楽しめるのが、素焼きの良さでもあります。
梅割りのリミットである三杯目は辛めで。これもルーティンです。
皿の零れをグラスに移すのも、飲兵衛の楽しみ。
締めはシロタレよく焼き。
マイペースで自分好みの展開が出来ました。この後、北口の再開発エリアを少し覗いてみることにします。
踏切を渡って北口へ。
吞べえ横丁の店は今月いっぱいで閉業と聞きます。この風景ともお別れです。
あわよくば、と思って覗いた「江戸っ子」は売切れ閉店。お別れは出来ませんでした。
美味しい生ホッピーを飲ませてくれた「秀」。
お父さんの病気で長期休業の餃子の「蘭州」は、残念ながらこのまま閉業となりそうです。
かつての青線街の入り組んだ細い路地も消えてなくなる運命。
楽しいお店だった「とっちゃんぼうや」も店の前の名物の貼紙が消えていました。
次回、立石に来る時は、もう工事が始まっているかもしれません。若い頃から足繁く通った懐かしい街と、お別れです。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は定時で会社を出ました。少ない出社日でどこに飲みに行くかは、私の重要なテーマ。今日は、北口再開発で会えなくなるお店にお邪魔するのがメインですが、その前に南口の仲見世へ。
宇ち多”でウォーミングアップです。18時15分という、この店ではレイトチェックインでお並びは5人ほど。ネタがどれほど残っているかが気になって、店内のお客さんの注文に耳をそばだてます。
5分ちょっとで、鏡前に案内されました。私はいつも梅割りでスタート。
生もまだありました。レバボイルとガツ生お酢掛け。
煮込みはなるべくアブラ多いとこ。
立石ゴールデンコースのスタートです。
受け皿に零してくれた梅割りは、頃合いを見てグラスに移します。この瞬間が楽しい。
あっという間に梅割りを空けて、二杯目は辛めで。ほとんど透明です。
焼物はアブラ少ないとこ塩で。
ここは食べ終わったお皿は重ねるのが流儀ですが、ちょっと訳があってこのままにしておきます。
お酢と味噌を味変用に使うからです。
味噌は、もつ焼きで残さず掬い取って。スープをパンで掬い取るのと同じです。
梅割りは三杯がお店の規定。最後は甘めで、シロたれよく焼きとセットで締めるルーティンです。
小一時間飲んでつまんで、エンジンも暖まりました。お会計を済ませて、今日のメインテーマである北口へ向かいます。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
年末最終週は休暇を取るため、出社するのは今週が最後。ならば、お気に入りの店にご挨拶に行ってみようと立石へ。ご主人の体調不良で長らくお休みしていた蘭州が今日から再開するとの情報を得てのことです。蘭州が開く前に行くべきは、もちろん宇ち多”。18時過ぎの到着というレイトチェックインですが、お並びは5、6人。夕方のニュースで「東京都で2万513人がコロナに感染、20人が死亡、一日で2万人を超えるのは8月25日以来117日ぶり」という全く楽しくない情報を聞いてテンションも下がってしまいます。
10分ほどで奥のコの字席に案内されました。梅割り、煮込み、レバボイルを頼みます。
煮込みは脂多いとこをお願いしたのですが、もう選べないとの事。
レバボイルがあっただけでも上等です。
ここのところご無沙汰だったお新香を頼みますが、これも大根だけ。ショウガのっけて、お酢で。
マイペースで旨いもつを味わいながら、次なる展開を考えます。梅割りは二杯目。辛めで頼む、いつものルーティンです。
アブラ少ないとこ味噌で。
最近お気に入りの組み合わせです。
いつもならもうひと皿シロタレよく焼きと甘めの梅割りで締めるのですが、今日はこの後の蘭州に備えて、ここで切り上げます。10月3日から一皿250円に上がってからは初めての訪問。出社日が少ないと、飲みに来る間隔も開いてしまうものです。
宇ち多゛関連ランキング:焼きとん|京成立石駅、青砥駅
今日は時間休を取って会社を早上がり。夕方から息子たちとホームグラウンドの船橋で落ち合って飲む予定ですが、京成立石で途中下車して、宇ち多”を覗いてみます。行列が長ければあきらめようという軽い気持ちで立ち寄りましたが、10人ほどの並び。16時でこれなら御の字なので、並ぶことにします。
10分ほどで入店となりました。
なんと運よく「鍋前の特等席」。いったい何年ぶりでしょう。思い立って来た甲斐がありました。
まずは梅割りと煮込み白いとこ、レバとハツボイルをお酢で。
外の明るい日差しと、気持ちの良い空気を感じて、幸先の良いスタートです。
煮込みには唐辛子をたっぷり振って。16時過ぎでも白いところが食べられるのは、ツイています。
ボイルは相変わらず絶妙なレア加減。もつの旨味をダイレクトに感じます。
皿に零してくれた焼酎をグラスに戻す所作も、いつもの楽しみ。
この後、船橋で息子たちと合流する予定なので、梅割りは二杯までにします。
二杯目は甘めで。
焼き物はカシラがまだあったので、若焼き塩で。
希少部位があると、いつもよりも幸せな気分になれます。酒飲みのささやかな喜び。
もう一皿、アブラ少ないとこ味噌で。お父さんが串焼きに味噌を絡めるのを、目の前で初めて見ました。
せっかくの鍋前だし、ネタも豊富なので、まだまだ食べたいし飲みたいのですが、息子たちの約束の時間もありますから、ここらで切り上げることにします。40分ほどの滞在で、お会計は1,200円。
妻への立石土産は宇ち多”のすぐそばにある鈴屋食品のお惣菜。
今日は先日好評だったうずら豆を400g買って、京成電車に乗り込みました。
宇ち多゛関連ランキング:焼きとん|京成立石駅、青砥駅
コロナ禍で、家族以外と外食する機会は、ほぼ皆無の2年半。「まん防」も明けたので、そろそろと思い、私の下町居酒屋巡りの師匠とも言うべき食べログ仲間のしろくま1124さんにお誘いのメールを送りました。お忙しい方なので無理かな、と思っていたのですが、すぐに連絡が取れ、しかも明日会えるというお返事です。コロナ前の2019年11月以来となる再会に期待しながら、京成立石駅に降り立ちました。約束の17時半よりも20分ほど早い到着です。
彼も私の一本前の電車で着いたらしく、アーケードに彼の姿を見つけました。ちょうど狭間の時間なのか、宇ち多”に行列はなし。しろくまさんに「せっかくですから、栄寿司でちょっとつまんで行きませんか?」と誘われました。考えてみれば、宇ち多”にはちょくちょく来るものの、栄寿司はとんとご無沙汰。早仕舞な店でもあり、宇ち多”をメインに据えると、なかなか行けなかったということもあります。暖簾を潜って、カウンターで光物をつまみます。絶品のイワシと、浅締めのサバという名物だけをサクッと頂く0次会。宇ち多”の禁を破るわけにはいきませんので、お茶で。
その後宇ち多”に向かいます。
すぐに案内されました。まずは2年半ぶりの再会を祝して、梅割りで乾杯です。
スタートはもちろんボイルから。ハツ生とレバボイル。17時半でもこれが食べられるのは嬉しい限り。
プリプリとした、柔らかいのに歯応えのあるハツ生。
レバボイルは、絶妙な茹で加減。素材の良さを限りなく残しながら、生とはまた違う食感と旨味。生が食べられなくなった今だからこそ、知ることとなった食べ方でしょう。
焼き物はハツを塩で。
串から抜いて、そのままで頂いたり、ボイルにかかっていた酢醤油に浸けたり。
塩だからこその応用が効く食べ方です。
梅割りの二杯目は甘めで。これもしろくまさんに教えてもらったバリエーション。
ここで煮込みを挟みます。
私はアブラ多いとこ。
しろくまさんは白いとこ。遅めの時間でしたが、まだ我儘が通りました。
独特のこの店の味噌ダレは、もつの旨味を引き出します。素晴らしい煮込みです。
ここで大根ショウガのっけて。お酢はかけないで、そのままです。
たっぷりとのったショウガを、煮込みにのせます。これも達人しろくまさんならではの技。こんなTIPSで、煮込みが一段と旨くなるのですから、実に面白い。
梅割りの三杯目は当店のMAX杯数となりますが、締めの一杯は甘め。これもしろくまさんに教わったことですが、今では私のルーティンです。
もちろん、皿に零してくれた焼酎は残さず頂きます。
締めの串はシロ塩。
いつもはシロたれよく焼きを頼むのですが、今日はしろくまさんの指示に従います。
これも塩にしたのは、味変をするため。ボイルのお酢を最大限活用します。
もちろん煮込みの味噌も使います。常連さんたちが編み出した創意工夫に満ちた食べ方をなぞるのも、宇ち多”の楽しみ方。自分も、そんな技を編み出したいものです。
45分のサク飲みでした。長居は野暮なのが、この店のしきたり。お会計を済ませ、今日のメインディッシュへと向かいます。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
緊急事態宣言明け二度目の「宇ち入り」。今日は地元の友人Nさんがご一緒してくれます。仕事を早上がりして、14時に京成立石駅で待ち合わせ。「宇ち多”」は原則14時開店ですが、既にディズニーランドのような行列が出来ていますから、実際に入店できるのはずっと後。とは言え「口開け」気分が味わえたのは初めてです。鍋のあるオモテに一団がいます。ウラには長い行列が二集団。最後尾を確認し、並びます。一回転目に入れる人だけがオモテにいて、ウラが二回転目以降という仕切りのようです。そのウラの二集団もお店の向かい側が先で、お店の入口に接している側が後。整理員がいるわけでもないのに、整然と並ぶお客さん。常連さんがほとんどでしょうが、中には常連さんに連れられた初めての方もいるでしょうから、さぞかし驚かれたことでしょう。
並ぶこと1時間10分。一人なら退屈したでしょうが、Nさんがご一緒してくれたおかげで、立石事情などを色々伺っているうちに、順番が回ってきました。
狭いナカ席に案内されました。まずはビールで乾杯。時刻は15時12分です。夕方か閉店前しか訪れたことが無い私。今日は日頃お目にかかれないものが食べれれるかと思うと期待が高まります。
「煮込み白いとこ取れますか?」と尋ねます。「黒いとこ以外でもいいよね?」と言って持ってきてくれました。ハツモトも入っていて、嬉しい。
「ボイルは何がありますか?」「だいたいあるよ」という抽象的な返事。ならば、タンとレバから始めましょう。お酢かけで。
ビールの次は、もちろん梅割り。
シンキを頼む声が聞こえます。まだありそうなので、我々もオーダー。テッポウとコブクロが一本ずつ。これは初めてのご対面です。
「お新香食べますか?」とNさんに尋ねると「私は、ダイコンだけが好きなんです。お酢をかけないで」ダイコンショウガノッケテ。
梅割りの二杯目は辛目で。
カシラも早めに無くなる部位。私は塩で頂くのが、好き。
狭いテーブルにお皿も積み上がってきました。コロナも落ち着き、早い時間から並んでようやく旨いもつ焼きにありついた人たちは、ついボルテージが上がりがち。お店から時々「静かにして」と注意が入るのは、コロナ対策はもちろんですが、そもそもこの店の掟。
三杯目の梅割りは甘めで。この順番が私の最近のルーティンです。
ナンコツ塩。これはNさんのお気に入りです。遅い時間には無いので、これも私には希少部位。宇ち多”は、一人で行くことがほとんどなのですが、一人だと頼まないものを食べられるのは、連れがいるからこその楽しみ。
「味噌をひとついきましょうよ」と私が水を向けます。「アブラ少ないとこ味噌で」これが実にいい組み合わせで、二人とも大満足。脂の柔らかさと旨味が、宇ち多”秘伝の煮込みの汁を纏って、実に美味。
もちろん締めはシロたれよく焼き。プリプリとカリカリの食感のコントラストが最高です。タレとの相性も抜群。
入店からちょうど一時間。お会計を済ませ、カバンを前に抱えてお店を出ます。エンジンもすっかり暖まりました。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は絶対にここに来ようと先週から決めていました。長かった「緊急事態宣言」も9月末で解除され、飲食店は時短ながらも再開。もちろん早速にでも「宇ち入り」したい気分でしたが、再開直後は相当混んでいるだろうと踏んで、少し間を開けました。出社日の今日、仕事を早めに切り上げて 17時に京成立石駅に降り立ちました。再開発工事で変貌しつつある北口とは反対側。商店街の奥に行列が見えますが、さほどではありません。
あまりに久しぶりで、なんだか懐かしささえ感じる「宇ち多”」の看板。並びは5、6人でした。
感染対策も当初からしっかりやっているお店ですから、お客さん同士の距離が近いとはいえ不安ではありません。換気はもちろんですが、おしゃべりの度が過ぎると厳しい「仕切り」が入るからです。
5分と待たずに入店。ネタはレバ、シロ、ガツ、アブラの4種類と限られていますが、ボイルもあるようですから、緊急事態宣言明け、しかも17時とあれば上出来です。スタートはガツ生とレバボイル、そして煮込みアブラ多いとこ。
もちろんアルコールは梅割りです。
目の前に並んだモツの風景に、思わず感動。平和な日常が戻りつつあることに感謝します。
煮込みは七味をたっぷり振って頂きます。得も言われぬ風味と、多めのアブラの濃厚さが堪りません。
ボイルも、モツ本来のネタの旨味を活かした絶妙の加減。
梅割りのお皿に零れた焼酎は、もちろん余さずグラスに戻します。符牒のような注文の声が飛び交う店内。そんな活気が一人酒のBGMにもなる、久しぶりの宇ち多”です。
お新香ショウガのっけてお酢。今日は大根しか残っていませんでした。
焼き物に移ります。ネタは4種類ですから、組み立てが肝心。まずはアブラ少ないとこ素焼きお酢から。
ここに、残しておいたボイルのお酢も合体。旨味を増幅させる作戦です。
梅割りの二杯目は甘めで。
次はレバたれ。
絶妙なレア加減。昔は「うんと若焼き」なんていう頼み方もできました。
梅割りは三杯目。辛めでキリっと締めるのがルーティン。
焼きの締めは、これまたルーティンのシロたれよく焼きで決まり。
今日もついつい食べ過ぎました。次回いつ来れるか、と思うと欲張ってしまいます。
お会計は1,800円。1時間弱の滞在で、お店を後にします。
立石に来ると、必ず寄るのが商店街の鈴屋食品。
妻のリクエストで甘塩紅サケの切り身を購入。今日は月曜日なので、蘭州はお休み。ハシゴ酒は諦めて、まっすぐ帰ることにします。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
今日は出社日。仕事が早く終わったので、帰りに計画通り京成立石駅で下車。もちろん狙いは「宇ち多”」です。いつまた「緊急事態宣言」が発出され、「禁酒法」時代に逆戻りするかもしれませんので、そうなる前に行っておきたかったのです。
18時15分前という、この店にしては遅めのチェックイン。意外に、と言うべきか、やっぱりと言うべきか、待ちなしでの入店です。コロナ禍以降は度々こうしたことに遭遇しました。
今日は残っているのは4種類だそうです。まずは煮込みアブラ多いとこ。
レバボイルお酢かけ。
もちろん梅割りです。
いい塩梅に整いました。
煮込みに唐辛子を振って、いただきます。
レバボイルは食感を生かした絶妙な加熱の加減。とはいえ、かつて生が楽しめた時代を思えば、やはり残念だと思ってしまいます。
小皿に零してくれた梅割りをグラスに戻します。飲兵衛のお楽しみ。
ガツアブラボイルお酢かけ。
ボイルは種類違いを一本ずつ頼めるので、ソロ活の時はありがたい。
次はいつ来れるかわからないと思うと、お新香も頼んでおきたくなります。もう大根しかないそうなので、ショウガのっけてお酢で。
二杯目の梅割りは、辛めで。ほぼ透明です。
ゆっくりと旨いもつを味わいながら、締めの組み立てを考えます。
「梅は3杯まで」が宇ち多”のルール。その3杯目は甘めで頼むのが、私のルーティン。今度は濃厚な琥珀色です。
甘めの梅に合わせるのは、シロたれよく焼きとレバタレ。
タレの旨味と甘めの梅割りは相性が抜群。
ちょうど一時間、しっかりと楽しみました。今日は、もう一軒大好きなお店をハシゴしようと、ここで切り上げ。なぜなら、19時で禁酒となる「まん延防止等重点措置」をかいくぐるために、次の店には19時までにチェックインする必要があるからです。
踏切を渡って駅の北側へ。京成線の高架化工事はかなり進んできました。
目指したお店は餃子の「蘭州」。しかし、シャッターが閉まっています。
なんと、「本日臨時休業」の貼紙。時間は19時少し前。今日は、おとなしく退散するしかありません。
宇ち多゛関連ランキング:もつ焼き|京成立石駅、青砥駅
月曜日の今日は、15時半にフレックスで早上がり。「今日は絶対に宇ち多”に行く!」と家族に宣言して家を出てきたのです。立石駅に降り立ったのは16時半。自分の経験では、比較的待ち時間が少なく、かつ多少は希少部位にもありつける時間帯。
とはいえ、コロナ以降かなり待つというSNS情報もあり、恐る恐る仲見世通りを除くと、我が目を疑いました。
「宇ち多”」の暖簾の下に、先客はたったの4人。これなら10分と待たないでしょう。小躍りしたい気分です。「もつ焼きの神」に感謝。
もちろん感染症対策は、この店でも取られています。
入口脇には手指消毒用のアルコールが置かれています。本当に、時代は大きく変わりました。まさにニューノーマル。
そういえば、先日立石で先行発売されたタカラ焼酎ハイボール「立石宇ち多”のうめ割り風」の宣伝ポスターが貼ってあります。三男が買ってきてくれたのを味見済みですが、やはり本物をお店で飲みたいという思いが強くなってしまいました。
案の定、10分待たずに案内されました。もちろん梅割りから。
ボイルもまだまだ選べます。ハツとテッポウをお酢かけで。
「煮込み、白いとこ取れますか?」と私。「なるべくならね」と受けてくれました。なるべくとは言え「煮込み白いとこ」は本当に久しぶり。
今日は素晴らしいスタートです。
9か月ぶりのここの絶品もつをじっくりと味わいながら、アルコールのピッチは上がります。梅割りは、たちまち二杯目。二杯目は甘めが、私のルーティン。
焼き物に展開します。ハツ塩。
甘めの梅割りを、零れた受け皿からコップに移します。こんな日常のささやかな楽しみさえ、味わうことが困難になってしまいました。
カシラもまだあります。素焼きお酢かけで。
梅割りは三杯目。締めは辛めにするのも、9か月ぶりのルーティンです。
そして、これもルーティン。フィニッシュは、シロたれよく焼きです。
プリプリとカリカリの対極的な食感が楽しい。
センベロのお会計を済ませてお店を出ます。50分のクイック飲み。
私だけがお楽しみなので、家族にお土産。仲見世の鈴屋食品で甘塩鮭。
駅前の愛知屋でチャーシュー。
まだ時間は早いです。もう一軒、コロナ以降ご挨拶をしていないお気に入りの店に顔を出すことにします。
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今日はフレックス直帰。
令和の「働き方改革」のお陰でお気に入りの立石「宇ち多”」にも行きやすくなりました。
立石の駅に降り立ったのは16時半過ぎ。
商店街の入口から行列の長さを恐る恐る除けば、なんと5人待ち!
しかも流れも良く、すぐに先頭になって5分ちょっとで入店です。
中席に案内されました。
「梅割りを」
と頼みます。
「ボイルは何がありますか?」
と聞くと、なんとシンキ(豚の男性シンボル)があるではないですか!
そこでシンキとハツをもらうことにしました。
これは素晴らしい立ち上がり。
開店直後に無くなる希少部位が、こんな時間に残っているとは。
本当にツイています。
「煮込み黒いとこ、取れますか」
とお願いします。
これも、そのオーダーが無事通り、私好みのフワ(肺)多めの皿が目の前に置かれました。
せっかくボイルの種類も多いので、もう一皿頼みます。
シロとレバー。
梅割りは二杯目。
今度は甘め(シロップ多め)でお願いします。
そろそろ焼き物へと展開します。
まだ残っている希少部位のカシラを、素焼きお酢で。
ここのカシラは肉の旨味も噛み応えも、他店とは明らかに違います。
仕入れも焼き方も、素晴らしい。
三杯目の梅割りは辛め(シロップ少な目)。
ハツタレ若焼き。
これも夕方にはなかなかありつけない部位。
ハツのプリプリした食感を活かすには若焼きだというのが、わたしの意見。
梅割りは三杯までですが、「半分」なら追加が頼めます。
半分と言っても、零さないだけで、実はナミナミ。
最後は甘めで。
もちろん最後は、シロタレよく焼きで締め。
お店を出る17時半で行列は無し。
こんな日に来ることが出来て、実にラッキーでした。
仕事のストレスも吹き飛ぶひとり酒。
お会計はしっかり食べて飲んで1,900円のセンベロでした。
帰りに商店街の入口にあるお店で、甘塩サケを家族へのお土産で購入。
上機嫌で電車に乗りましたが、気が付いたら成田。
月曜日からやらかしてしまいました。
宇ち多゛
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今年の「宇ち多”」は5日(土)が年始営業初日でしたが、正式には昨日9日(木)からの営業開始です。
早く食べたくてうずうずしていた私は、金曜日の今日、フレックス直帰で16時半過ぎに京成立石駅に降り立ちました。
「行列は長いかなぁ」
とドキドキしながら商店街のアーケードを除くと、想定よりは短い列。
折り返しは一重です。
意外にも行列はスムーズに進みます。
タイミングが良かったのでしょうか。
10分後には鏡前の広い席に案内され、梅割りにありつきました。
「こいつは春から縁起がいいや」
と思わず心の中で呟きます。
まずはボイルの種類を確認。
まだ五種類ほど選べるとあって、更に嬉しくなります。
ハツとレバーのボイルをお酢かけで頼みます。
実に美しいビジュアルのもつに惚れ惚れ。
串から抜いて、一つ一つ味わいます。
煮込み脂多いとこのオーダーが通りました。まだ多少は選べるようです。
梅割りの零れは、もちろんしかっりと移して。酒飲みは一滴たりとも無駄にはできないのです。
ボイルをもう一回。ガツとハツを一本ずつ。
先程のお酢を新しいボイルの器にかけます。
梅割りは甘めでお代わり。
素晴らしい立ち上がり。新年初の「宇ち入り」に相応しい展開です。
ここで稀少部位のカシラを塩で。ボイルをしっかり味わってからもつ焼きに移るのが私のセオリーなのですが、カシラがいつ売り切れるかとハラハラします。
大きな切り身のカシラは味わい深く、明らかに他店のものとは一線を画す味。
ここに、先ほどのボイルのお酢を更に移します。
なんという贅沢。
ふと外を見ると、17時で待ちなしとなっています。三杯目の梅割りは辛めで。
締めはもちろんシロタレよく焼きです。
独特のプリプリした食感のシロですが、しっかりと焦げてカリカリした部分との食感のコントラストが堪りません。
クイックな展開で梅割り三杯、煮込みと串8本で1,600円のセンベロ。しかもお値段以上の味と満足度です。やっぱり「宇ち多”」は素晴らしい。
もう一軒、新年のご挨拶に伺いたいお店があるのですが、その前に家族にお土産を買っていくことにします。
宇ち多゛
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今日は金曜日。
16時でフレックス退社して立石で「宇ち入り」をキメようと前日から目論んでいました。
そこへ敬愛する下町酒場仲間にして食べログ名レビュアーのしろくまさんからDMが入りました。
彼も金曜日の17時メドで宇ち入りするというのです。
私は16時40分頃京成立石駅に到着。
目指す「宇ち多」は10人ほどの待ちで、三連休前の金曜日としては行列が短い方。
しかし、連れが揃わない内に並ぶのは御法度ですから、栄寿司の前あたりでしろくまさんの到着を待ちます。
17時をちょっと回ったところで彼が到着し、晴れて行列に並びます。
列は少し伸びて15人くらいになっていますが、回転は良さそうです。
15分程の待ちで、私ひとりがとりあえず鍋前の席へ。
梅割りとまだ残っていたカシラをタレで頼みます。
鍋前は初めてだと喜んでいたのも束の間、二人並びのスペースがナカ席に空いたので、そちらに移動です。
今日は二人なのでシェアして色々食べられそう。
しかもまだボイルもカシラもあるという嬉しい在庫状況です。
もちろん「宇ち入りの達人」の彼と一緒なら、難度の高いこの店も大船に乗ったつもりで楽しめます。
ひとり一皿の権利があるカシラを、しろくまさんは素焼きお酢で注文。
希少なカシラをとりあえずキープしたところでボイルを攻めます。
レバボイルお酢は二本。
焼き上がったカシラ素焼きお酢が出てきたところで、梅割りは二杯目。
甘めで頼みます。
大好物のハツ生お酢に合わせて酒が進みます。
軟骨素焼きは、ボイルのお酢を利用して更にたっぷりの酢醤油でも楽しみます。
今日は実に充実しています。
テッポウ生をお酢でもらって、今日はボイル三昧です。
もちろん梅割りは三杯目。
最後は煮込み黒いとこ。
フワがたっぷり入って、独特の食感が楽しめます。
大根生姜のっけてお酢を頼んで、その生姜を煮込みにオン。
こういう食べ方を提案してくれるしろくまさんに、本当に感謝です。
もう一杯だけ、梅割り辛めを半分で頼んで、ここは締め。
完璧な立ち上がりで、エンジンは暖まりました。
宇ち多゛
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我が社にもフレックスタイムを試行導入しました。
もちろんその効果を検証するのは、経営の責任です。
本社での会議が16時で終わった今日、早速実践してみる事にしました。
時間休も取らず、堂々と立石に着いたのは16時40分。
行列が無い「宇ち多"」を見るのは初めてです。
すぐに中席に案内され、まずは梅割をオーダー。
「ボイルは何がありますか?」
と尋ねると、まさかの五種類。
「働き方改革万歳‼️」
と思わず叫んでしまいそうです。
生レバ、ハツ生を一本ずつオスカケで。
肉厚で旨みを感じる絶品もつです。
煮込みはアブラオオイトコ。
「ちょっと混じったけど、ごめんね」
と伝法な物言いながらも優しい三代目。
隣に座ったご常連から話しかけられ、知らぬ同士が仲良くなれるのも、この狭さ故。
進む梅割の二杯目は甘めで。
もつ焼きはカシラとナンコツを塩で。
残しておいたボイルの酢醤油に浸けて楽しみます。
アブラミソを頼んで、当店ルールの三杯縛りのラストの梅割は辛めで頼みます。
締めのシロタレヨクヤキ。
そこへ後ろから声がかかります。
振り返ると、なんと敬愛する食べログレビュアーの「しろくまさん」ではないですか!
二回連続ここで遭遇するとは、なんとも奇遇です。
彼が三代目に頼んでくれて、私は狭いナカ席から鏡下のしろくまさんの隣に移動。
今日はここ一軒のつもりだったので、ずいぶん食べて飲んでしまいましたが、当然この後はしご酒は必定の展開です。
1,800円というこの店では高い部類のお会計。
「おつりは要らないです」
と優しくしてくれた三代目に告げ、まだ空席があるお店を、鞄を前に抱えて表に出ました。
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17時半の定時で会社をダッシュで出ました。
今日はどうしても、もつ焼きの気分。
もちろん「宇ち多”」と決めています。
40分ちょっとで立石に到着。仲見世のアーケードに向かいます。
行列は10人ちょっとですが、ちょうど入れ替わりのタイミングが良く、5、6分で入店です。
ドリンクは梅割りでスタート。
煮込みも頼みます。
「ボイルはありますか?」
と聞くと
「ボイルは無いけど、生はあるよ」
との事。
シロ、ガツの生を一本ずつ「お酢かけ」で貰って、宴の始まりです。
やっぱりここのもつは別格。さすが関東もつ焼き界の聖地です。
梅割りの二杯目は辛めで貰って、もつ焼きに展開します。
「アブラ少ないとこ」を塩で貰い、そのままで食べたり、先程の生のお酢に浸けたりして味変で楽しみます。
もちろん締めは「シロタレよく焼き」で決まり。
ラストの梅割りは半分(と言ってもほぼ一杯)を貰って、エンジンは暖まりました。
四皿と二杯半で1,300円のお会計を払って、40分の一次会を終えました。
宇ち多゛
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今週はタイ旅行で増えた体重をコントロールして、毎日真っすぐ帰っていましたが、金曜日はやはり飲みたい気分。
定時で会社を出て、立石に向かいます。
気分は完全に「宇ち多”」のもつ焼き。
18時20分という、そろそろモツの種類も限られてくる時間。
行列は4、5人でしたが、まとまって先客が出たので、ほぼ待たずに入店という幸運。
これは幸先がいいスタートです。
入口脇のエリアに案内され、まずは小瓶を頼みます。
「ボイルはまだありますか?」
と聞くと、5種類の名前が出てきました。
これはツイています。
すぐに入れた上に、まだモツの種類もあるのですから。
ガツとハツを一本ずつお酢で。
久しぶりの宇ち多”は、やっぱりしみじみと旨い。
カシラもまだあるのは珍しいですが、自分なりの組み立てがあるので、もう一回ボイル。
レバとハツをお酢かけで。
昔は生レバが食べれたのになぁ、とノスタルジー。
ここで梅割りにチェンジします。
辛めで。
ふと入口を見ると、いつの間にか行列が長くなっています。
本当に今日はラッキーです。
ボイルが食べたところで、お皿のお酢に浸けて食べようと
「カシラを素焼きで」
と頼みますが
「ごめん、カシラは今終わった」
と言われてしまいました。
「しまった。やっぱりある時に頼まないといけないな」
と今更ながら、わかりきった常道を外した自分が情けない。
「じゃあ、アブラ少ないとこ、素焼きで」
とオーダーを変更。
梅割りも二杯目。
アブラに唐辛子を振って、ボイルのお皿に残ったお酢に浸けて食べます。
「煮込み、アブラ多いとこ取れますか?」
と聞くと、出来るとのこと。
今日は本当にいい展開。
二杯目の梅割り辛めを舐めながら、煮込みを食べているうちに空席が出てきました。
そろそろ店仕舞いでしょうか。
ふと、顔を上げると、入口に見知った顔が!
なんと友人で、食べログレビュアーにして、「宇ち多”」の達人「しろくまさん」です。
「あーーー!」と声にもならない声を、お互いに出します。
私の隣の空席にしろくまさんが腰掛け、乾杯。
私は梅割りを半分、普通で頼みます。
シロタレよく焼きをつまんでいるうちに、そろそろ閉店。
思いもかけず、旅の道連れが出来ました。
当然、二軒目は蘭州で決まりです。
宇ち多゛
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「宇ち多"」未経験の後輩G君と、立石のはしご酒をする事にしました。
18時前に京成立石駅に集合し、早速宇ち多”に向かいます。
7、8人の並びでしたが、丁度入れ替わりもあって、10分弱で着席。
幸先の良いスタートです。
入口からセンターの左手。私が井筒監督と勝手に呼んでいるホール係の方の担当エリア。
ビールの小瓶を頼んで、とりあえず乾杯です。
ネタの確認。「ボイルは何がありますか?」珍しく5種類ほど残っているようです。
いつもは一人で来ますが、せっかく二人ですし、この時間では貴重なボイルを色々と頂いてみることにします。
まずは、レバボイルとハツボイルを一本ずつ。ボイルに限り一皿二本を、種類変えで頼むことができます。
串から抜いてシェア。あまりの美味しさにG君は感動。
私もここのボイルはありつけないことが多いので、しっかりと味わいます。
先輩風を吹かせて、注文の作法などを説明しますが、それは私が敬愛する食べログレビュアー、しろくま1124氏の受け売り。
名物の梅割りも頼みます。
続いてもボイル。ガツとシロを、やはり一本ずつ。
そういえば昨日も勝田台角一でもつ焼きを食べたのでした。
お新香は、「大根生姜のっけてお酢」を頼み、煮込みもお願いします。
「脂多いところ、ありますか?」
と尋ねると
「ちょっとどうかなー。もうあんまり選べないかな」と言いながら
「煮込み、脂取れるだけ取って」と声を飛ばします。
煮込みを私の目の前に置きながら
「ごめんね、もう選べなくて。ちょっとだけ脂取ったけど」
と言います。
この店の仕切りの厳しさがよく話題になりますが、それは下町らしい伝法な物言いだけであって、皆さん温かい人情の接客なのです。
難しいと言われる符牒も、お客さんのわがままを聞くうちに編み出されたシステムと聞けば、納得です。
そんな会話をG君としながら、梅割りは二杯目。私はシロップ少な目の辛めにしてもらいます。
焼き物に展開しますが、やはりカシラはありません。「アブラ少ないとこ素焼きお酢」で。
最後は梅割り半分を辛めでもらいます。半分と言ってもほぼ一杯で、料金は確か半額。これもユニークなシステムです。
もう一皿はシロタレよくやき。プニュっとした弾力のシロの外側がカリッと焦げて、食感のコントラストがナイス。濃い目のタレと絶妙なバランスで、締めにピッタリです。
お会計はもちろんセンベロ。エンジンも暖まったので、立石を少し散策しながらご案内することにします。
宇ち多゛
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食べログがご縁で、いつも大衆酒場の情報でお世話になっているしろくま1124さんと何年ぶりかのオフ会です。
待ち合わせはもちろん京成立石駅。
まずは宇ち多“でエンジンを暖めます。
私はほぼ半年ぶりの訪問です。
行列はなんと二人しかしません。しかも二十代前半の可愛らしいお嬢さん。
どこで情報を仕入れてこの店に来たのか分かりませんが、かなり戸惑っている様子。中に呼び込まれますが、ドアを閉めるのを忘れるぐらい緊張しています。
我々もその後すぐに呼ばれ、5分と待たずに入店です。
入口手前の奥に並んで座り、まずはビール。
二人なので大瓶で。
隔週で来るというこの店の達人、しろくまさんがいれば、符丁が難しいこの店も、大船に乗ったつもりで楽しめます。
まずは生から。せっかくですからハツ、レバを一本ずつにして分けることにします。生は一本ずつの盛り合わせが可能なのです。
生、とはいっても実はボイル。湯引きしてあるのですが、昔、本当に生だった頃が懐かしく思い出されます。
串から抜いてシェア。
続いて焼き物。カシラ素焼きお酢から。カシラがこの時間でもあるのはレアなこと。ベテランのしろくまさんも驚いています。
鍋側の奥のコの字カウンターが空いたので、そちらに移動をお願いします。そんな事も常連だから成せる技。箸とグラスだけ持って、お引越し。
アルコールはもちろん梅割りにチェンジ。しろくまさんは「甘めで」とお願いし、梅シロップを多めに入れてもらいます。
私の隣のお客さんは「辛め」と頼んでいました。
そこへ、しろくまさんがお知り合いの、ご近所にお住まいのご常連が相席になります。その方はなんと一日おきに来ているとか。羨ましい限りです。その方は梅割りを「うんと甘めで」とオーダー。実に奥が深い。
抜いた串は箸置きに。
カシラは一人一皿なので、もう一皿権利あり。今度は塩で頼みます。「ボイルで塩」と言えば、皿のふちに塩が盛られて出てくるそうですから、実に様々な楽しみ方ができるのも、この店の根強い人気の理由の一つでしょう。
先程の素焼きお酢かけのお皿を重ねずに残しておくことで、そこに浸ければ、味変できるという、これまた通な楽しみ方。
ここでお新香。大根生姜のっけてお酢。ご常連は「昔、梅割りの梅抜きにお新香の生姜を入れてた爺さんがいましたよ」と言います。最近流行りのガリ酎ですが、きっとそのお爺さんのオリジナルレシピの方が、遥かに古い事でしょう。何より「梅割りの梅抜き」とは、これまた奥が深い。
ここで煮込み。私はいつも最初に頼みますが、この辺りがベテランらしい段取りです。
「煮込みあぶら多いとこ」と注文。
「この時間でもあぶらあるんですか?ホネとかフワとかは早い時間に無くなりますよね」
「シロい(ハツモト・血管)のは早いですけど、クロい(フワ・肺)のは意外と残ってますよ」という貴重な参考情報。
もっとも、ホネ(下顎)は開店後瞬間で無くなるそうなので、朝から並ぶ人がいるのもわかります。
「あぶらの多い煮込みは、生姜と一緒に食べると美味しいですよ」という彼の情報は、傾聴に値します。
しろくまさんのおかげで、実にいい展開です。
梅割りをお代わり。
もちろん、お店の縛りの上限三杯はすぐ。
最後はもちろんシロタレよく焼きで決まり。
これほど旨いモツは、やっぱりありません。
ジャスト一時間の「宇ち入り」で一軒目から大満足。
次は私のお気に入りのお店にご案内です。
宇ち多゛
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立石にアーリーチェックインしてハシゴ酒① もちろん「宇ち多”」のもつ焼きと梅割りで暖機運転今日は出先の押上で仕事が上がりました。
当然、アーリーチェックインしかありません。
行き先は立石。
ここから京成線でたった三駅なのですから。
17時半に駅を降り立ち、商店街へ。
お目当ての宇ち多”はわずか二人待ち。
お昼の開店直後からずっと混むこの店ですが、この時間は貴重なアイドルタイム。
2、3分で入店。
今までで最速かもしれません。
いつののように、とりあえず小瓶と煮込みから。
唐辛子を振って。
焼き物はシロタレよく焼きから。
シロはよく焼きの焦げて固くなった食感が好き。
これも唐辛子を振って。
整いました。
理想的な立ち上がり。
もつ焼きはしっかりと噛み締めて。
ここで梅割り。
今日は、まだ生もありました。
レバボイルにお酢掛け。
これは旨い。
目の前の狭いテーブルは、好きなものでいっぱい。
梅割りは二杯目。
手際よく、あっという間にナミナミと注がれます。
焼き物をもう一本。
アブラ少ないとこタレ。
梅割りも進みます。
エンジンも暖まりました。
二軒目のイメージも固まったので、お会計を済ませます。
1,800円でした。
宇ち多゛
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4月から新社会人として立石で一人暮らしを始める三男に、立石の歩き方を指南する週末の親子飲みという企画。
もちろん一軒目は関東もつ焼き界の聖地、宇ち多”から。
長きにわたり表と裏で行列が分かれていましたが、私が大阪に転勤している間に裏口に一本化されました。
行列は6人。これなら然程待たないでしょう。
暖簾の内側で立っていると
「何人?」
と声を掛けられます。
二人と答えると、先客のポジションを動かしてスペースを作ってくれます。
普通なら考えられないことですが、この店は譲り合いの精神。
自分が先客で動かなければいけないときも、気持ちよく動くのが作法。
開いたスペースに案内されます。
「かばんは前に抱えて、人にぶつからないようにするんだよ」
と指南。
案の定
「かばんは前にかかえて」
と二代目から厳しい指示が飛びます。
これも乗り越えなければいけない作法。
狭い椅子に並んで座り、注文。
忙しく歩き回るエリア担当の二代目を捕まえて
「ビール!煮込みと、お新香に生姜のっけてお酢!」
と告げます。
まごまごしていたら、いつまでたっても食べられません。
乾杯。
19時近い入店ですが、煮込みにはまだフワ(肺)もあって、意外。
一人だとちょっと多いお新香ですが、今日は二人なのでいいでしょう。
生姜のっけてお酢、という頼み方も意味不明のようでいて、そのまんま。
符牒を恐れることはないと指南します。
「何がありますか?」
私のように会社帰りの閉店間際に来る場合、今日は何が食べれるのか確認するのが肝要です。
もう売り切れている部位を頼むのはホール係にもお客にも労力の無駄。
メニューが無いこの店では、口頭での確認は重要です。
「レバ、シロ、ガツ、アブラ。レバボイルもあるよ!」
今日二つ目の驚きは生(ボイル)があったこと。
遅い時間にはレアですが、もちろん注文します。
「お酢かける?」
「お願いします」
伝法な二代目の口調に押され気味ですが、これも下町酒場の良さ。
レバボイル。
昔は「レバ生」といって、生で食べられたのですが、規制で食べられなくなってしまったので、ボイル。
残念な限り。
「この店は梅割りが名物なんだ」
と息子に教えます。
「メニューに宝焼酎って書いてあるだろ。焼酎のストレートなんだけど、それに梅エキスを垂らしてもらうのが梅割りなんだよ。ウイスキーストレートの代用飲料だな」
と蘊蓄。
頼んだ焼き物がようやく出てきました。
たぶん注文が通っていなかったのでしょう。
この店ではままある話。
アブラタレよく焼きとシロタレよく焼き。
「よく焼き」も符牒ですが、これもそのまんま。
もちろん美味しいのですが、見ただけで涎もの。
やっぱり宇ち多”は最高。
梅割りは零してくれるので、少し飲んだ頃合いで受け皿から移すのだ、とこれも指南。
お会計はお皿の数を数える回転寿司スタイル。
もちろんセンベロ価格です。
表口から退店。
エンジンも暖まったので、次なる店へ向かいます。
宇ち多゛
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久しぶりの立石ゴールデンコース① 雨のせいか珍しく並ばずに入れた「宇ち多”」で煮込みともつ焼きをつまみながら梅割りでエンジンを暖める今日は定時で終わりました。
せっかくの金曜日ですから、久しぶりにお気に入りの立石を飲み歩くことにしました。
立石に着いたのは18時20分。
この時間ならもつ焼きの人気店宇ち多”もまだ開いているでしょう。
一段と強くなった雨ですが、商店街はアーケードのおかげで傘いらず。
なんと宇ち多”に行列がありません。
暖簾を持ち上げて中を覗くと、すぐに案内されました。
早い時間が混む店とはいえ、並ばずに入ったのは初めてです。
井筒監督、と私が勝手に名付けているホール係の男性のエリアに案内されました。
まずは小瓶と煮込みから。
年季の入った煮込みはさすがの味。
お新香を頼みます。
まずはいいスタートになりました。
シロタレよく焼き。
久しぶりに来ると、注文の符丁を思い出すのに少し時間がかかります。
シロはタレのよく焼きが私のお気に入り。
これだけは外せないアイテムです。
小瓶を飲み切り、梅割りに切り替え。
宝焼酎を梅エキスで割ったこの店の定番アルコール。
焼酎甲類をウイスキーストレートに似せた戦後の代用飲料。
これを炭酸で割れば、下町ハイボールになります。
いかにも宇ち多”らしい風景になりました。
今日はシロ以外はアブラとレバとガツだけが残っています。
カシラやタンが無いのは残念ですが、レバたれを注文。
梅割りはたちまちお替り。
狭いテーブルにギュウギュウ詰め。
戦後の混乱期から高度経済成長期にかけて、ここで男たちは肩を寄せ合いながら安い酒と安いもつ焼きでささやかな娯楽を楽しんでいたのでしょう。
今は若い女性まで食べに来るお店になりましたが。
レバタレにも唐辛子を振って。
中はほどよいレア。
ついこの前までは生でも食べられたことを残念に思うのは私だけではないでしょう。
梅割りは、更にこぼれたものも残さずに。
コップに移すこの所作も酒飲みの楽しみ。
40分ほどのサク飲み。
この店で長っ尻は無粋というもの。
お会計は1,600円でした。
エンジンも暖まったので、ゴールデンコースの二軒目へと向かいます。
宇ち多゛
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ミツワを出ると、宇ち多”の行列が消えています。
もう閉店でしょうか。
中を除くと、手招きしてくれました。
まだ入れるようです。
こんな時間ですから、あるものは限られています。
「何がありますか?」
「煮込みはもう終わったよ。ガツとレバとシロ。あとは大根」
と相変わらず二代目の伝法な接客。
でも、それがこの町の、そしてこの店の良さでもあります。
「梅割りでいい?」
「はい。それと大根をお酢かけで生姜のっけて。それからレバとシロをタレで」
最初の難関であるオーダーを無事に済ませ、ホッと一息。
瞬く間に一升瓶と梅エキスを持って再び私の前に現れた二代目は、曲芸のように一升瓶から焼酎を注ぎます。
日本酒のようにしっかりと溢してくれるのが嬉しい。
大根のお新香がまず出てきました。
レバタレとシロタレも。
懐かしい立石の名店に二年ぶりの訪問です。
焦げ目がまた旨そう。
焼酎が少し減ったところで、皿に溢れた焼酎をコップに戻します。
レバの焼き加減も絶妙です。
昔は生でも頼めたのが残念でなりません。
シロはよく焼きで頼めば良かったと後悔。
シロはカリカリな方が好きなのです。
梅割りをもう一杯。
もう閉店となり、後から来たお客さんは断っています。
この店に空席が出来るのはこの時間だけ。
お会計は1,000円。
ちょっとホッピーが飲みたくなりました。
河岸を変えて、北口へ行ってみます。
宇ち多゛
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2015.1
大好きな下町居酒屋の町、葛飾立石を久しぶりにパトロール① 関東もつ焼き界の聖地「宇ち多”」の活気にテンションも上がる
今回の帰省は3連休。
品川で新幹線を下り、京急〜都営浅草線〜京成線と乗り継いで1年ぶりに大好きな下町居酒屋の町、京成立石駅に下り立ちました。
まずは大きなキャリーケースをコインロッカーに預けてから行動開始。
かつては会社帰りに気軽に寄れたことを思うと、今は転勤者の私には思い出の店を巡るのも一苦労です。
最初は南口へ。
懐かしい商店街。
駅前の肉屋さん愛知屋の揚げたてコロッケも相変わらずの行列で、なんだかホッとします。
そういえば、良く立ち食いをしました。
商店街に入って、今日一軒目の店へ。
この店を抜きにして立石は語れない、関東もつ焼き界の聖地宇ち多”。
14時に開店し、19時には品切れ閉店となる人気店。
私が到着したのは18時半少し前。
行列が短いのは、この店が閉店間際で品切れが多いことを意味しています。
常連さんは皆開店を狙ってくるからです。
行列が短いおかげで7、8分で入れました。
どこに座るかは全てお店の差配。
今日は奥の席でした。
私が勝手に「井筒監督」と呼んでいるおじさんの担当エリア。
まずはビールの小瓶と煮込みから。
もつ煮込みもすぐに運ばれてきます。
七味を振って。
裸電球の薄暗い明かりの下、戦後の闇市の匂いを色濃く感じる雰囲気です。
焼き物はシロとレバをタレの若焼きで。
今日はそれ以外はアブラとガツの4種類しか残っていないようです。
狭い長テーブルに身体を寄せ合って。
もつ焼きが好きで、この店が好きなお互い様ですから、譲り合い。
若焼きとはレアのこと。
暗くて良くわかりませんが、かなりのレア。
もちろん「うんと若焼きで」とか「よく焼きで」といった細かい注文も可能。
消費税アップ後は初訪問。
180円のもつ焼きは200円に上がっていました。
アブラの少ないところとガツを一本ずつ。
「塩でよく焼きで」
と頼みましたが
「ごめんね、一本ずつだと生になっちゃうんだよ」
と井筒監督に返されます。
そうでした。
注文ルールも忘れていまうほど、私もこの店から遠ざかっていたのです。
「お酢かける?」
「はい」
この店では50過ぎのいい年をした私でさえ小さくなるくらい、店側の威勢がいいのです。
東京の下町の古き良き雰囲気が残る数少ないエリアらしい接客。
お酒は梅割りにしました。
これも戦後の香りが残る下町の飲み物。
宝焼酎(焼酎甲類)のストレートに謎の梅エキスを垂らしたもの。
向かいのお客さん越しに一升瓶と梅エキスの瓶を器用にコントロールして、この小さなグラスにナミナミと注ぐ様は、なんとも言えない名人芸。
ウイスキーのイミテーションとも考えられる貧しい時代のアイデアが、今も脈々と息づいています。
いい展開になってきました。
もちろん受け皿に零れた焼酎は、少し飲んだところでグラスに戻します。
アブラもガツも生とはいえ湯引き。
お酢でさっぱりと。
梅割りは二杯目。
この店は上限三杯までの縛りがあります。
他のお店で飲んでくるのもご法度で、かつて赤ら顔の後輩を連れてきたら、飲んでもいないのに入店を断られたこともあります。
いろんな意味で店が主導権を握っているのですが、不満ならば来なくて結構という自信の現れでもあります。
お新香は大根。
「生姜のっけてお酢で」
と、ようやく注文の符牒も取り戻してきました。
そろそろ私もお店も終盤。
もつ焼きも3種類となり、行列も途絶えました。
お会計は1,800円。
1,000円でお釣りを貰うご常連の域には、私はまだまだ到達していないようです。
「ありがとね!狭いとこゴメンね。またね!」
と井筒監督に見送られて店を出ました。
傳法な口調でも、この店の人たちは皆下町人情に厚いのです。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2015/01/blog-post_86.html
2014.3
久しぶりのマイホームタウン京成立石で私の東京居酒屋最愛の店をハシゴ。もつ焼き「宇ち多”」〜餃子「蘭州」で感慨深い週末
日帰り出張のはずでしたが、大学生の三男が学校のことで相談があるというので、話を聞くために留守宅に帰ることにしました。
元々今日はある目論見がありました。
それは久しぶりに京成立石で宇ち多”と蘭州のゴールデンハシゴをしようというもの。
本社勤務時代は私の夜のホームグラウンドの一つだった立石。
ディープなセンベロタウンは私の居酒屋巡りの原点でもあります。
20時半までに切り上げれば21時20分東京発の最終新幹線に間に合います。
留守宅に帰ることになったので、そのリミッターは外れました。
少なくとも時間の制約は無くなったので、落ち着いて京成立石を回れそうです。
本社での仕事が長引き会社を出たのは18時。
立石までは30分。
一軒目に行くつもりの宇ち多”は19時過ぎには売り切れ閉店してしまう関東一のもつ焼きの人気店なので、かなり焦り気味でした。
南口を出ると、持ち帰りコロッケでいつも行列の愛知屋。
変わらない風景に安心します。
南口の商店街を抜けて歩きます。
関東もつ焼きファンの聖地、宇ち多”。
それほど行列は長くありません。
10分位で入れそうです。
消費税増税に合わせて価格も改定。
今まで長い間同じ価格だったので、将来の消費税10%を見越してということなのか、かなりの上げ幅です。
大鍋からもつ煮込みを掬い入れるご主人。
私の順番は次になりました。
裸電球にコンクリ打ちっぱなしの土間、という狭い店内。
さして広くない店は、戦後の匂い色濃く残す風情です。
店主の息子さんの指示に従い着席します。
まずはビールともつ煮込みを。
「ビールは大!?小!?」
「だ、大で・・・」
しまったな、小のつもりだったのに久しぶりの迫力に気圧されてしまった。
早い時間にくれば、フワや骨などの希少部位を多めに入れてらうことも可能。
だから通は早い時間に来るのですが、サラリーマンはそうもいきません。
久しぶりの宇ち多”は、暗号のような符牒を忘れかけていて、うまくオーダーできるか不安でした。
座った場所は一見強面で伝法な息子さんの担当エリア。
「今日は何がありますか?」
この時間は売り切れの部位が多いのでまず確認。
「シロ、ガツ、アブラ、レバー」
とぶっきらぼうな返事。
「ガツとシロ、タレでよく焼きで」
「ガツとシロ、タレでよく焼きで!!」
私のオーダーと店員さんのオーダーが寸分違わなかった時は、それは私がうまくオーダーできたということ。
炭火の前で見事な焼きを担当するのは女性。
何度来てもこの方の素性は謎なのですが、娘さんなのでしょうか。
一人で来たときは、この人の腕さばきと、狭い店内を一升瓶と小皿を抱えて行き来する伝法な店員たちを眺めながら一杯飲るのが楽しみです。
もちろんここに来たらこれを飲まないと始まりません。
梅割り。
焼酎甲類を梅エキスで割った謎の焼酎ストレート。
目の前のグラスに宝焼酎を一升瓶から注ぎ入れ、絶妙に受け皿に零した所でもう一方の小脇に抱えていた梅エキスを数滴垂らしま。
このパフォーマンスも私は大好き。
「レバタレうんと若焼きで」
少しオーダーの調子も戻ってきました。
レバーをタレで、表面を炙る程度で、という意味です。
中は完全に生。
外側と内側の固さの違いと温度差がこの若焼きの面白さ。
私が一生懸命写真を撮っていたせいか、お隣りの60絡みの常連さんが話しかけてきました。
「いいね、しっかり書いて宣伝してよ」
私がブログに書くであろうことがわかっているのでしょう。
「ありがとうございます。今日は久しぶりなんですよ、今は大阪に転勤で」
「私も若い頃は神戸に住んでてね。よく悪さしたもんですよ」
と話が弾みます。
これがこの店の楽しい所。
足立区から来たというお客さんが私に帰り際に一つおすそ分けしてくださいました。
ガツ生のお酢かけ。
一人だと食べれる種類も限られます。
返す返すもビールの大瓶を頼んでしまった自分が悔やまれます。
お口直しに「お新香生姜のっけてお酢」
狭いテーブルはこんな感じになってきました。
梅割りをお代わり。
仕事の疲れも日頃の憂さもじんわりと溶けていく至福のひと時。
「アブラ少ないとこ素焼きでお酢かけ」
アブラは脂身の多いところか少ない所を選べます。
もちろん選択可能な在庫があれば、ですが。
素焼きとはそのままタレも塩も付けないで焼くこと。
お酢をかけると脂身がさっぱりとした味に変わります。
食べ終わったお皿を重ねてスペース確保。
これは後でお会計する時にも便利なのです。
ここは焼き物は値段が同じなので、回転寿司スタイルでカウントするからです。
今日は19時20分で新規のお客さんを断っていました。
本日のお会計は1,980円。
ビールは小瓶で良かったな、その分別のもつ焼きが食べられたのに、とまた後悔。
「ありがとう!お待たせしてゴメンね!」
と伝法だけど実は優しい息子さんに声をかけられました。
東京の下町の良さがまだ残っている街です。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2014/03/blog-post_28.html
(2011.8)写真追加
だんだんと頼み方もこなれてきました。
ちょっとは常連っぽくなったかな(^o^)
レバはタレ若焼き、ハツはタレ良く焼き、シロは素焼きお酢かけ、と自分の好みも定まってきました。
でも、会社帰りでは駆けつけてもメニューに限りがあります。
また、この2、3カ月ほど、どうも若い女性客が増えているようです。
ananに立石特集が載ったと聞きましたが、とはいえこの店に恐れも無く飛び込んでくる彼女たちの勇気に敬服。
(2011.1)
年明けの立石初詣は当然ここから。
まだ残業もないので定時に会社を出て18時半には立石駅に降り立ちます。
いつも並ぶ裏口にいけば、行列はわずか一人。
しかも、ちょうど5、6人先客が出てすぐに座ることができました。
「こいつぁ、春から縁起がいいやぃ」と歌舞伎風にひとりごち。
私もだいぶこの店の作法にも慣れてきたので落ち着いて振舞うことができるようになりました。
まずは梅割。ナマ系はハツナマお酢かけで。焼き物はレバタレ若焼きで。
ハツナマはコリッとしていて、お酢の風味がさっぱりして梅割によく合います。
レバタレの若焼きは前から頼んでみたかった一品。
上質なナマで食べれるレバを軽く炙って。外側と内側の食感の差が楽しいです。
その後以前食べて気に入ったシロ素焼きお酢とダイコン生姜のっけてお酢でさっぱり目の展開。
サクっと4品つまみ、梅割りを2杯。いつの間にか外は大行列。タイミング良かったな。
今年も通うよ!
(2010.12)
お昼に会社近くの蕎麦屋銀座満留賀で部の納会をやり、昼間から焼酎そば湯割りと日本酒をガンガン飲んですっかり出来上がってしまいました。
そのまま今年の飲み納めで立石へ。
やっぱり宇ち多”です。
今年は8月の初宇ち多”以来月イチペースでの訪問です。
大好きなホール係の井筒監督似のおじさん側に並び15分ほど待って入店です。
例によって、相席のおじさんたちと仲良くなって色々と教わりながら年送りの一杯。
向かいに座ったおじさんに教わった「ぶどう」も初めて飲んでみました。
これは梅割りの梅エキスの代わりにぶどうエキスが入った物。
意外とあっさりしていました。
店を後にするお客さん一人ひとりに井筒監督は「どうもありがとね!良いお年を!」と声掛け。
宇ち多”初級の私にも暖かく声をかけてくれました。
夕方にもかかわらずすっかり酔った私は、店を後に歳末感たっぷりの商店街を抜けて駅へと歩き出しました。
(2010.11)
この日は会社の後輩と。
会社帰りで18時半前でしたが、ほとんど待たずに入店。
三回続けて正面から見て右奥のコーナーへ。
このエリア担当のおじさん(私は勝手に井筒監督と呼んでいます)は抜群の客あしらいと下町らしい接客で大好きです。
後輩の一人は初めてですが、もう一人は何回も来ていて、手慣れたオーダーです。
まずは、ビール。そして梅割り。
とりあえず煮込み、ハツナマ、レバナマ、お新香。
焼き物はシロ素焼き酢、ガツしお、アブラ少なめタレよく焼き。
特にシロ素焼き酢は相当旨く、全員が納得。
私はシロはいつもタレで食べるのですが、この素焼き酢はとても良かったです。
今週二回目でしたが、いずれも殆ど待たずに楽しめました。
途中から隣に座ったお父さん。地元の豆腐屋さんだそうで、気さくに向こうから話しかけてくれました。
何と御年70歳を超えるそうですが、とてもそんな風には見えない若々しいおじいさん。
「血糖値あがるといけないから」といいながら梅割りと烏龍茶ともつ焼きを一皿。
あっという間に親しくなるのが下町居酒屋の良さ。
「俺はここにもう50年以上通ってるのよ」
「やっぱり戦後に出来たんですか?」
「違うよ、ここは戦前からあるんだよ。元々は屋台さ」
「へー、そうだったんですか」
「このあたりは闇市でさ。むこっかわの交番の裏はもともと赤線だったんだよ」
なるほどね。そういわれれば今は怪しげなスナックが立ち並ぶあの一角がそうだったのですね。
どうしてこんな江戸のはずれの辺鄙な場所が、街道筋でもないのにこんなに繁華街を形成していたのかがわかりました。
女いるところに男あり。男いるところにお酒あり、という訳ですね。
豆腐屋のおじいさん、もつ焼きを一皿だけ食べてあっという間に「じゃあな」と退散。
カッコイイなぁ~。
(2010.8)
立石にドハマリしてあちこち探検を続けていますが、立石を代表する超有名店にして関東もつ焼き界にその名を知られた当店は、品切れ閉店が早いため何度となく涙を飲んできました。
居酒屋仲間の友人と、「これは開店と同時にシャッター宇ち多”しかないね」との合意に達しました。
そうです。三田のシャッター二郎と同じ発想です。
しかしそうなると13時半には現地必着。お互いに都合をつけて午後半休を取りました。
多分サボリーマンもいっぱい来ているのでしょうが、清く正しい我々は有給休暇を取得し堂々と昼酒です。
でもカミさんには内緒ww これ読んで無いから大丈夫(^O^)/
友人とは京成立石で待ち合わせ。
若干友人が遅れたため、行列に並んだのは14時開店の15分前。
一回目の流し込みに入れるかどうかが気になります。
宇ち多”の前には既に折り返しの行列が。
閉店間際に行列に並んだことはありますが、この時間帯は初めて。
常連と思しき余裕組と、我々観光客然とした初心者組と見ればわかるものです。
きっと僕らも浮いてるんだろうな。
表側の入口で並んでいるとお兄さんが出てきて数を数えて仕切りに入ります。
僕らの前でまたもや区切られ
「ああ、今日もダメか・・・」
と思っていると、裏に回るように指示されます。
このオペレーションは今までも目撃したことがありますが、非常に難解、かつ不安になります。
裏に回るとそこは行列が二つ。表の担当のお兄さんに指示された列に並んでいると、今度は裏の担当のおじさんから更に別の列へ移る指示が。
そんなこんなで益々不安がつのる二人ですが、14時入店の第一回目で、西側北口ドアの狭い一角に滑り込みセーフとなりました。
店内は映画で見た戦後の飲み屋そのままの雰囲気。
土間、板張りの壁、昼なお暗い裸電球、そして長椅子の様な幅の狭いテーブル。
ギュウギュウ詰めの店内は既に熱気ムンムン。
あっという間に満員の店内は戦場のような雰囲気。
続々と謎の符牒が飛び交う中、一見恐そうな我々のテーブル担当のおじさんに恐る恐る声をかけます。
「すいません、ビールとレバ生、お新香をください」
見るからに初心者の我々に対し
「あいよ!」
と返事。たちまち注文したビールとレバ生、お新香が運ばれてきます。
狭いテーブルは隣のお客さんの食べ物もあって大混乱。かと思いきやそれなりに皆さんお行儀よく詰めて並べているので大丈夫。
お皿を重ねるのは、回転すしと同じ仕組になっているからです。
担当のおじさんも様子を見ながら適宜整理を入れていきます。
伝法なのは見かけと口調だけ。実は優しいのです。
居酒屋に関しては百戦錬磨の友人もちょっと上がり気味。
一方私は今まで何回か行列に並んだ経験から、イメージトレーニングができていたせいもあって若干落ち着きがあります。
最初に食べたレバ生はプリプリとした食感とエッジのキレが効いたさすがの逸品。
生でも串刺で出てくるのはこの店らしいもの。
これは謎の符牒とも関係しますが、要するにこの店のモツは基本的には生で食べられるもの。
それを焼きにも転用するので、始めっから串刺しになっている合理的なシステム。
注文の仕方は「好みの部位」×「焼き方(生も含む)」×「焼き具合(省略可)」×「酢をかけるか(省略可)」が基本形。
部位によって「脂の多いとこ」とか、もつ煮込みの場合は開店直後なら「ハツモト(大動脈)」「フワ(肺)」「ホネ(豚の顎)」などを指定すると多めに入れてくれます。
開店直後なら「シンキ」というのが希少であることを後で知りました。
他のお客さんが「シンキ」「シンキ」というので何かなぁと思っていたら「テッポウ(直腸)」と「コブクロ(子宮)」が一本ずつのセット。これはどちらも希少ゆえ、当然この「シンキ」も早くに無くなるのです。
我々はその後煮込み、シロたれ、アブラ塩、カシラ素焼きお酢かけ、タンなま(希少)、アブラ素焼きお酢かけと食べ進みました。
個々の味は説明するまでもないでしょう。この雰囲気が好きな人なら、この価格でこのクオリティ、文句があろうはずがありません。
飲み物はビールのあと梅割を二杯。
この梅割というのは不思議な飲み物。
要するに甲類ストレートに謎の「梅エキス」を垂らしたもの。強烈な戦後臭のするユニークな飲み物です。
私はお酒が強いので平気ですが、サイダーを頼む人が多いのは、それをチェイサー代わりとしているからです。
以上、平日の昼酒を堪能し、自らライブエンタテインメントに参加したかのような高揚感さえ感じて、お会計は@1600円。
もう一人で来れるもん!
以下、私が予習のために熟読したサイトです。
宇ち入り倶楽部
宇ち中
みなさんも「エアー宇ち多”」で留まらず、軽い気持ちで「宇ち入り」しましょう。
意外と敷居は低いから大丈夫!
4位
3回
2022/12訪問 2023/01/04
キャノンデールのB級食べ歩記: 久しぶりの面子で裏浅草のハシゴ酒ツアー② 千束商店街裏の名店「喜美松」で絶品鳥料理を頂くも、泥酔で記憶は曖昧
「丸千葉」から我々が向かったのは、裏浅草の名店にして迷店の「ニュー王将」。しかし、丸千葉で盛り上がり過ぎて3時間半も費やしてしまったため、ニュー王将はラストオーダーの時間を過ぎてしまい、入ることができませんでした。どうしようか、と言いながら歩いていると良いアイデアが浮かびました。やはり裏浅草の名店「喜美松」です。予約必須の超人気店ですが、ダメもとで暖簾を潜るとなんと4名OKという僥倖。遅いチェックインが功を奏したようです。人間万事塞翁が馬。
大好きなお店ですが、相当久しぶり。調べてみれば、2018年3月に隅田川の桜を見た帰りに寄って以来4年半以上経っています。何を頼んでも美味しいのですが、やはり刺身からいきたいところ。
アルコールの揃えも豊富です。
早速乾杯です。私は緑茶割りにしてみました。
刺身部門から小袋と玉。雌雄の象徴です。
四丁目のレバー。まるでフォアグラのように濃厚でトロトロですが、全く癖はありません。
とりつくねとしろをタレで。
ユニークな名前のチョロッケ。
コロッケの中身をワンタンの皮で包んで揚げたユニークな創作料理。
しかしこの辺りから記憶が曖昧になってきます。レバのたたきだと思うのですが、覚えていません。
お新香の盛り合わせ。
あぶり豚バラ丼。一体誰が頼んだのでしょう。美味しそうですが、たぶん私は食べていないはず。
更につくねラーメンまで。
美味しいに決まっていますが、残念ながら味が思い出せません。
今までも記憶が無い事はありました。それでも翌日写真を見ると、食べたことも、味もを思い出したのですが、今回ばかりは写真を見ても全く思い出せません。もちろん乗り過ごしました。
喜美松関連ランキング:もつ料理|浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、入谷駅
桜の花も今週末がラストチャンスでしょう。
金曜日の夜は、毎年会社帰りに夜桜を見に来る隅田川へ。
スカイツリーとお月様。
この風景にも慣れました。
アサヒスーパードライの桜バージョンを買って、乾杯。
隅田川の堤防の屋台は地元の町内会が運営しているので、お酒もおつまみも安いのです。
屋形船もいいけど、こっちもいい。
言問通りから裏浅草へ。
昨日もお客さんの接待で裏浅草の肉のすずきに来ましたが、今日も同じあたりを通り抜けて来たのは、もつが旨い下町居酒屋の喜美松。
懐かしい店構え。
恐らく9年振り。
相変わらず満席の店内。
隅田川の堤防から電話をしておいたので、席を取っておいてくれました。
といっても一人だから予約できたのであって、3、4人なら無理だったでしょう。
突き出しのキャベツが出てきます。
さっき缶ビールを飲みましたが、飲み直しで生ビールにしました。
綺麗な泡です。
今日は混みあっているので、料理が出るまで時間がかかるとのこと。
こちらも急いでいるわけではないので、ゆっくりとメニューを検めます。
もつの煮込み。
串焼きは、とりあえずカシラから。
前回来たのは大阪転勤前なので、まだ生もつが食べられた時代。
ここのもつは、朝挽きの鮮度の良いもので、実に美味でした。
もちろん今はご法度。
ゆでもつ刺と表記されていますが、もはや刺しではありません。
残念な時代になりました。
もつ刺しは半人前ずつの盛り合わせにしてもらいました。
ハツとレバー。
シロがサービスで付いてきました。
タレは二種類。
お父さんが自ら美味しい食べ方を説明してくれます。
アットホームなサービスが、下町らしくて私は好き。
生には及びませんが、やはりここのもつは旨い。
アルコールはホッピーにチェンジ。
もう少し焼き物を頼みます。
シロタレとつくね三姉妹をタレと塩で。
つくね三姉妹とは、この店オリジナルのつくね串の組み合わせ。
鶏つくね、豚つくねと、おやじだんごと呼ばれる豚つくねにピーマン、にんにく、唐辛子が入った三つのつくねをひと串に刺した楽しくて美味しい串。
喜美松オリジナルメニューからも一品選ぶことにします。
ユニークなので、どれにしようか悩んでしまいます。
そんな中からねぎ塩豚とろ。
ウイスキーハイボールに切り替えました。
金曜日の夜は楽しい。
壁に手書きのメニューにあった赤鶏たたきももとむね。
タレは三種類。
またお父さんから説明があります。
これは実に旨そうです。
脂ののったもも肉と、あっさりしたむね肉。
いくらでも食べられます。
ゆっくりと飲んで食べるうちに、いつの間にか看板の時間。
表まで娘さんが見送ってくれました。
名物の生もつは食べられなくなりましたが、下町居酒屋の心はそのままでした。
喜美松
関連ランキング:もつ料理|浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、入谷駅
(2011.8)
なかなか予約の取りにくい店ですが、幸い取れたので久しぶりに同僚とやって来ました。
浅草駅をおりると突然雨が降り始めました。
あわてて傘を買い、観音様からひさご通りを抜けて15分ほど。
予約の時間に遅れることは電話で断ってありましたが、店に着いて詫びを入れると「いいんですよ、雨大丈夫でしたか?」と店主のやさしい心遣い。
これこそが、下町浅草の住人が引きも切らずやってくる名店の最大の理由なのです。
ビールとポテサラ、塩味のなんこつ煮込み、モツ刺しの4点盛などをまず注文。
お客が引いたかと思えば、また近所の常連さんがやってくる、といった具合で店内は活気に溢れています。
鮮度のよいモツ刺し、お嬢さんが焼いてくれる絶妙の焼き加減の焼き物などを肴に、ホッピー、そして焼酎ロックと杯は進みます。
すっかり満足。
一緒に行った同僚も大変気に行ってくれました。
人に教えたくない、と言いながらつい教えたくなる名店です。
この日も雨の降る表まで厨房から出てきた店主に見送られ、心地よく店を後にしました。
(2010年4月)
おいしいモツが食べてくなってやってきました。
あらかじめ予約してあったので大丈夫でしたが、店内は超満員。下町の飲み屋さんらしい熱気で一杯です。
私の隣には長野県在住の老夫婦がいて、この店がご贔屓らしく、私を初めてのお客と思ったか「ここはレバがおいしいから頼みなさい」と勧めてくれました。そんなおせっかいすら絵になるのが下町の良さです。
まずはもつ刺し盛り合わせと限定品のゆでぶたを頼みました。どちらもご主人が料理するのでなかなか出てきません。
その間は煮込みで間をつなぎます。
しばらくして出てきたゆでぶたはふぐ刺しのように綺麗に盛り付けられ、店主の気持ちのこもった一品。味も豚肉そのものの味と、醤油ベースのタレがマッチしています。もみじおろしをつけて食べればあっという間。
続けて出てきたもつ刺しは相変わらず艶々していて見るからにおいしそう。
この日はハツ、タン、キャン玉、レバーを注文しました。
ビールからホッピー、そしてハイボールに切り替え最後は焼き物でプリプリしたハツとフワッとしたつくねをいただきました。
大満足です。
混雑しているにもかかわらず、ご主人はいつものように玄関先まで見送って深くお辞儀をしてくださいました。
ご馳走様。また伺います。
(2009年12月)
結論から言います。
素晴らしい店です。
上質の生豚ホルモンが食べられます。
焼鳥や豚モツ焼も鮮度、肉質とも文句ありません。
お値段は驚く低価格です。
そして店主を初め従業員の接客態度。
「いいお店」とはこういう店を言うのだと思います。
居酒屋好きの同僚に教えてもらいました。
浅草駅からは15分はかかるでしょうか。六区を抜け、花やしき遊園地の脇、昭和の香りが色濃く残るひさご通り商店街をブラブラと歩き、言問通りを越えて300m位歩いたあたりです。住所は浅草ですが、ここはもう千束の下町です。
お店はマツモトキヨシの角をを右に折れるとすぐ左手に見つかります。
ユニークな門構えの暖簾をくぐれば、期待通りのタイムスリップ。やっぱり下町の店はいいなぁ。
予約を入れてあったので、カウンターに通されます。うまい具合に冷蔵ケースと焼き台が見えて楽しみ倍増!
まずは生ビール。そして「もつ刺しの盛合せ」を頼みます。
盛り合わせはお好みのもつを半人前ずつ4点盛りで頼めるで、少人数でも楽しめます。
そして、「自家製ポテトサラダ」と「もつの煮込み」を注文し、生ビールで一杯。
「もつの煮込み」は他店に比べると薄味ですが、味付けは良く、もつ自体も鮮度がよいので味わいがある一品。もつの苦手な人も食べれるんじゃないかな。
「もつ刺し」は出てくるまでちょっと時間かかりました。焼き物はお嬢さんが手伝っていますが、「もつ刺し」は店主しかできないからでしょう。店主はこの日が初めてのアルバイトさんにも丁寧に指導していて大忙し。でも、我々に「今日からなので不慣れですいません。宜しくお願いします。」とわざわざ声をかけてくれる気配りです。
そうこうしているうちに「もつ刺し」登場です。美しいです。ビューティフルです。(古い!)
新鮮さが伝わってくる色艶。もつは好きでよく食べますが、見ただけで鮮度が良いのがわかります。
順番に4種類食べてみました。
「レバ」はエッジが立ったシェイプで適度なコリコリ感があり、一般的なレバーとは比較にならない高水準。色も鮮やかで貧血に効きそう。
「ハツ」はコリコリ感とともに味わいもあります。
「生ガツ」はよく処理されて臭みも無く、ホルモンとは思えないさっぱりした味。薄くスライスされているのでとても柔らかいです。
そして「キャン玉」。初めて食べましたが「へぇー、なるほどね。おいしいじゃない」というのが率直な感想。でも想像より柔らかかったといったらニュアンスが伝わりますか?(笑)
さてドリンクを私の好きなホッピーに変えて、焼き物に進みます。ホッピーの「中」が豚のガラス徳利に入っていたのはかわいかったです。この店はお嬢さんのセンスなのか、メニューや貼り紙などがとてもポップ。ホルモンという店のコンセプトからはかなり異なる雰囲気です。しかしそれはメニューや張り紙などに限定され、全体としては下町の渋いホルモン焼屋さん。だからこそ、仕事帰りのサラリーマンからOLのグループ、カジュアルな若い男性などの幅広い客層に受け入れられているのでしょう。
焼き物はこれまたどれも素晴らしく、肉質、鮮度、焼き方全てが良いので、それぞれの部位が本来持っている味や食感が期待通りに味わえます。もちろん、塩、タレのチョイスはお好みで。ちなみに「おやじだんご」というのは枝豆の刻んだものが入っていてふわっとした食感で面白かったです。
メニューには「一皿5本」の値段が書いてありますが、実際にはいかようにもオーダー可能。1本でも2本でも好きに頼んじゃってください。皆笑顔でオーダーを受けてくれます。
あまりにおいしいので、ついつい焼き物を何本も頼み、ホッピーも「中」「外」とも追加しましたが、お会計は二人で7,270円!
店主が板場から出てきて、荷物や傘を持って出口まで見送って深々と頭を下げてくれました。どのお客さんも必ず出口まで見送るのです。
おいしい料理だけでなく、下町の意気と人情までいただいて、とても気持ちよく浅草駅までテクテクと歩いたのでした。
5位
30回
2025/07訪問 2025/08/12
キャノンデールのB級食べ歩記: 寅屋本町店が30分でネタ切れ閉店。飲み足りなくて並びの大衆酒場「一平」で煮込みのハシゴ酒
寅屋本町店に18時半にチェックインしたものの、ナンチャーと煮込みしかなく、しかも30分で閉店。定時ダッシュで船橋まで駆け付けたのに飲み足りない私は、並びにある大衆酒場一平に流れます。
幸い空席がありました。コの字カウンターの奥に案内されます。
ドリンクは黒ホッピー。今日はとことんこれで行くことにします。
そして、煮込み。先ほども寅屋でナンチャーと煮込みを食べましたが、ここでも煮込みと煮玉子という煮込み尽くし。更に、時間のかかるはんぺん煮も頼んでおきます。
お刺身が食べたくなって、ホワイトボードをチェック。
珍しいものがあったので頼みます。
白魚刺しとヤリイカみみ。
そこへ、最初に頼んだはんぺん煮が出て来ました。味が滲みるまで煮込むのに時間がかかるのです。
ホッピーはナカをお代わり。
小一時間飲んで2,376円ちょうど1円玉を使い切ることができました。
一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
「寅屋本町店」にギリギリ滑り込みセーフで、年始のご挨拶が出来た私ですが、30分でネタがヤマ。
飲み足りないので、すぐ並びの大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。
幸い待たずにすぐに案内されました。
もう一度黒ホッピーでリスタート。
寅屋で一気に注文して食べたので、さほどお腹は空いていません。肉豆腐に煮玉子を一個つけてもらいます。
わたし的にはちょうと良い感じの「船橋ゴールデンコース」となりました。
すぐにナカはお代わり。オナグラでの追加です。
小松菜のお浸しを頼みます。不健康な生活を送る割には、ヘルスコンシャスな私。
ベーコンエッグを注文。
煮玉子を食べたのですが、たまご好きの私はつい頼んでしまいます。
醤油を垂らし、半熟の黄身に箸入れの儀。
30分ちょっとのクイックな展開でセンベロのお会計。今年の抱負「脱社畜宣言」を着実に実践していくと改めて心に誓いました。
一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
今日は比較的早く仕事が終わりました。これなら船橋の「寅屋本町店」に間に合うかもしれないと、急ぎ向かいますが、19時過ぎで既に灯りは消えていました。
残念ですが、方針を変更し、すぐ隣にある船橋の大衆酒場の名店「一平」にチェックイン。
今日は意外にも空いていました。コの字カウンターの中ほどに案内され、いつも通り黒ホッピーでスタート。
名物の煮込みと煮玉子を頼みます。個性的な味の煮込みと、好物の煮玉子がクイックに出て来ます。
そこへ、新サンマ刺しも出て来て、テーブルの上は一気に賑やかになります。
つまみを食べるのはゆっくりですが、ホッピーを飲み干すのはあっという間。たちまちナカはお代わりです。
突然テレ東のスタッフが現れ、何やらロケが始まりました。どうやら、「有吉木曜バラエティ」で酔客のインタビューを集めているようですが、都内ならまだしも、わざわざ船橋まで取材とは驚きました。もう少しつまみたかったので、厚揚げ焼きを頼みます。
アルコールはこの店の私のルーティン、「レモン抜きのダブル」。スライスレモンを入れない酎ハイダブルのことです。
寅屋は残念でしたが、一平も好きな店なので問題なし。インタビューを受ける他のお客さんを眺めながら、レモン抜きを飲み終えて家路につくことにします。
一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
今日も思いっきり残業となりました。そんな日は真っすぐ帰れないのが飲兵衛の心理。船橋で途中下車して「増やま」に向かいますが、なんと臨休。
リサーチ不足でした。「竹うち」に足を向けますが、入店待ちの行列です。
こうなると、益々酒が飲みたくなります。
もちろんこの時間は売切れ仕舞いの「寅屋」の前を通り過ぎ、大衆酒場「一平」へ。
人気店の一平ですが、遅い時間だったせいか、待たずに入れました。またもや一平に救われた、船橋飲み。
まずは黒ホッピー。
名代の煮込みと、ホワイトボードからカツオ刺身も頼みます。
会社を出て小一時間。ようやく目の前に酒とつまみが整いました。
あまりにもアルコールに飢えていたのか、ホッピーはあっという間に飲み干して、ナカをお代わり。
マカロニサラダと小松菜のお浸しも頼みます。野菜の摂取は忘れません。
アルコールはレモン抜きにチェンジ。要するにプレーン酎ハイです。
40分ほどで命の洗濯。お会計は二千ベロでした。まだ家は遠いですが、ガソリンを補給したのでなんとか家に帰れそうです。
一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
残業続きで、最近は船橋飲みが増えています。今日は船橋に着いたのが20時少し前だったので、まだ開いているかな、と寅屋本町店を覗きますが、やはり売り切れ閉店。ここ三、四回、寅屋のもつ焼きには振られています。そこで、すぐ並びの大衆酒場「一平」に方針を変更。
かろうじて鍋前の席が空いていました。鞄を前に抱えてコの字カウンターのお客さんの後ろを「すいませーん」と言いながら通り抜けて着席。リカバリーショットは成功です。まずはいつも通り黒ホッピーから。
煮玉子を頼みました。デフォルトは二個ですが、一個でも注文可能。
厚揚げ焼きは好物ですが、久しぶり。
煮玉子に箸を入れて、頂きます。
ナカをお代わり。
さほど濃くはないので、二回でソトが無くなります。
最初に頼んだ煮込み豆腐がようやくできました。一味をたっぷり振って。今日はとてもヘルシーなつまみばかりです。
小一時間のひとり酒。残業のせいで寅屋のもつ焼きは食べられませんでしたが、やはり人気の一平に待たずに入れてマイペースで飲めたので今日はOK。座右の銘である「人間万事塞翁が馬」の通りの展開でした。
一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
今日は比較的仕事が早く終わりました。もつ焼き気分の私は、ダッシュで船橋の寅屋本町店に向かいますが、看板が消えています。嫌な予感は的中し、もうネタはヤマとの事。
方針を変更して、並びの老舗大衆酒場一平へ。
こちらも人気の店ですが、運良く待たずに入れました。
いつも通り黒ホッピーでスタート。
名代の煮込みと人気のイワシ刺しを頼んで、ようやく人心地つきました。
煮込みには唐辛子を振って。やや癖のある個性的な味の煮込みですが、私は好き。
地元房総のイワシ刺しは、いつも鮮度が良く美味しい。
ナカはたちまちお代わり。
久しぶりに漬物を頼みます。カブのお新香。
そもそも味の素はかかっているのですが、昭和世代の私は更に増量するため、味の素を厨房から持ってきてもらって、追い掛け。
もうちょっとつまみたいと思い、赤ウインナーを注文。これも昭和ノスタルジー世代の私は大好物。タコさんのカットなら、尚良いのですが。
黒ホッピーの後はレモン抜き。プレーン酎ハイですが、デフォルトはレモンスライスが入っているので抜いてもらいます。私は、全くのプレーンが好きなのです。
そのレモン抜きもたちまち飲み干し、角玉のロックで仕上げます。
締めのツマミはもちろん玉子。今日は目玉焼きにします。
お醤油をかけて、箸入れの義。
いい感じの半熟加減です。
黄身の甘味が、実にナイス。
ひとり酒は、いつも人間観察もツマミ。今日はお元気な女性二人連れが楽しそうにトークしていましたが、ちょっとボリュームオーバーな感じ。もっとも、それも大衆酒場らしくて良いでしょう。お会計を済ませ、家に帰ります。
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「寅屋本町店」でエンジンを暖めた私は、すぐ隣の大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。いつも満席の人気店も、すんなり入店です。先ほどの寅屋本町店同様、今日はエアポケットのような日なのでしょうか。
ここに二軒目に来たときは、ホッピーではなく酎ハイ。
いつもレモン抜きで頼みます。
イワシ刺しとほうれん草のゴマ和えを頼みます。
艶々と光る、脂ののったイワシ刺し。
ゴマ和えは、胡麻感たっぷりです。
煮込みは、今日は大根煮にします。味がシミシミで旨い。
レモン抜きのお代わりは濃い目にしたくて、ナカダブルで頼みます。カッチカチになって、家飲みのようです。
クイックに飲んで、センベロのお会計。船橋駅でピーターパンのメロンパンをお土産に買って、帰ることにします。
昨年からずっと残業続きで、なかなかはしご酒を楽しむこともできない日が続きました。今年は会社任せではなく、自主的に「働き方改革」を断行して、コロナ禍で遠のいた下町居酒屋巡りを復活したいと考えています。
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寅屋本町店でエンジンを温めた私は、その並びのすぐそばにある大衆酒場一平の暖簾をくぐります。
今日は待たずに入れました。もう長い付き合いなので、やはり落ち着くお店です。
ここに来たらレモン抜き。プレーン酎ハイからデフォルトのレモンを抜いてもらったもの。
今日は煮込みで攻めてみることにします。個性的な名代の煮込み。
たまご好きの私は煮玉子が2個なのは嬉しい。
はんぺんも煮込んでもらいました。
今日はとことん煮込み尽くし。煮込み三兄弟です。
味の染みた味玉がナイス。
もう一杯飲みたくて、芋焼酎を頼みます。いつもは鉄幹ですが、今日は角玉をロックで。
すっかり腹パンです。ずいぶん胃袋も小さくなりました。お会計は1,518円。PayPayが使えるのに、うっかり現金で払って小銭が増えてしまいました。馴染みの店なのに、勘が鈍っているようです。
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寅屋本町店でギリギリもつ焼きにありつけたものの、ネタが限られていて不完全燃焼。残業疲れのストレスを晴らすには不十分な状態です。数軒隣にある大衆酒場「一平」へ。
少し待ちましたが、好きな店でアルコールを飲むためなら全く問題ありません。
21時前ですが、満席の賑わい。
10分ほど並んで、カウンターの鍋前席に案内されます。
レモン抜きのボールと小松菜お浸しを貰って、リスタート。ここではレモン抜きと言えば通じます。ボールとはハイボールの略。この店では焼酎ハイボールのことをボールと呼ぶので、「ハイボールください」と言うと「焼酎ですか?ウイスキーですか?」と聞かれることになります。
ホワイトボードに書かれていたアジたたきも頼んで、二次会のスタートです。
煮込み玉子も。
レモン抜きをもう一杯。
もうちょっとつまみたいのでちくわ揚げ。磯辺揚げではなく、素揚げなのが面白い。
船橋のお気に入りの店を二軒ハシゴして、ようやく残業疲れも溶けてきました。お会計は千葉県プレミアム食事券の残高761円を使い差額を現金で。明日から6月。プロジェクトもますますハードになりそうです。
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残業でレイトスタートの船橋飲み。寅屋本町店でなんとか旨いもつ焼きにありついたものの、ネタ切れ閉店となった慌ただしい一軒目。私としては腰を据えて飲みたい気分。寅屋から徒歩10秒の大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。
見慣れた膨大な短冊をざっとチェックします。
いつも通り、レモン抜きでスタート。レモン抜きとは、酎ハイのレモン抜きのこと。さっき寅屋で食べられなかった煮込みも頼みます。
唐辛子を振って頂きます。
ここの煮込みは個性的で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はかなり好き。
ラストオーダーまでそれほど時間はありません。レモン抜きをお代わりして、厚揚げの煮込みもオーダーします。
厚揚げは焼くのがデフォルトですが、煮込みも頼めます。はんぺんも然り。調理方法で味変できるので、その日の気分で楽しめます。
ようやく仕事の疲れもとれてきました。お会計は千ベロ。千葉県プレミアム食事券でデジタル払いです。
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遅い時間でも楽しめた寅屋本町店を出て、すぐ並びの大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。私の船橋ゴールデンコースです。
人気の行列店もさすがにこの時間はガラガラです。「9時50分がラストオーダーで、10時閉店です」と声をかけられます。ラストオーダーまで20分あまり。それでもめげないのが酒飲みです。
ドリンクはボール(酎ハイ)のレモン抜き。「レモン抜き」と言えば通じます。
壁の短冊メニューを眺めて、つまみを品定め。見なくても覚えているのですが、やっぱりあれこれ迷う時間が楽しいもの。
今日は目玉焼きにしました。私の大好物です。
仕上げに相応しいコンビネーション。お醤油を垂らして、いただきます。
目玉焼きに箸入れの儀。トロリと流れ出る半熟の卵黄がセクシーです。
ラストオーダーを聞かれます。ここで粘るのが、飲兵衛の悪い癖。鉄幹のロックを頼みます。
つまみは肉どうふ。
ひとり酒の好きな私にとっては、まったりとした至福の時間。あとは乗り過ごさずに帰ることだけです。
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今日はオフ会です。仕事が定時で終わった私は、待ち合わせの船橋へひと足先に乗り込みました。約束の時間まではまだ一時間あるので、時間調整の0次会。お気に入りの「一平」の暖簾を潜ります。
といっても満席で、10分ほど外待ちしてからの入店です。今日はこの後「寅屋」からスタートなので、ホッピーはお楽しみに取っておいて、ボールを頼みます。もちろんいつも通りのレモン抜き。つまみは小松菜お浸しという、ヘルシーかつ軽めと言う0次会のセオリー。
ぼんやりとテレビを見たり、スマホをいじったりしながらゆっくりと暖機運転。エンジンも暖まったところで、待ち人からも予定通りとの連絡があり、お会計を済ませます。ボールをお代わりしてもヒャクベロでした。
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寅屋本町店がほとんどネタ切れで不完全燃焼だった私は、二軒目に向かうことにします。寅屋の並びにある大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。
もう長い付き合いの酒場です。今日は二軒目なので、ホッピーではなくボールで始めることにします。
いつも通りレモン抜きで。名物の煮込みもお願いします。
煮込みには唐辛子を振って。やや癖がありますが、個性的なここの煮込みが私は好きです。
かぶのお新香もオーダー。味の素も持ってきてもらって「追いがけ」します。
お醤油を垂らして。
我ながら、なかなか渋いコンビネーション。
レモン抜きをお代わり。いつものように、人間観察をしながらのひとり酒。私もそうですが、最近のお一人様はテレビではなくスマホ。皆さん上ではなく、下を向いています。
トータル1時間半のホームグラウンドのハシゴ酒。お会計は千葉県プレミアム食事券。スマホでピッと1,012円が20%オフの百ベロでした。 一平関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
時間はまだ19時なので、息子たちは元気です。
私は16時から飲んで二軒目なので、かなりいい感じに酔ってきました。
船橋の二軒目は「増やま本店」からJR、京成の線路を挟んだ反対側にある大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。
お店の左奥、鍋前の席に案内されました。今日は宇ち多”に続いて、二軒目の鍋前。なんだか、嬉しくなります。
再び乾杯です。私は焼酎ハイボールで。当店では「ボール」の愛称で呼ばれています。
一平は、長男は私から教わった後、何度も自分で来ていますが、三男は初めて。名物の料理を頼んで、一平のレクチャー。名代の煮込みと、まぐろの刺身。今日は脳天刺しが無かったので、カマ刺しで。
息子たちは、まだまだ食べられるようで、豚ミミとアジ刺しを頼んでいます。なかなか渋いチョイスをする息子たちは、いつの間にか大人になったようです。
とはいえ、カニクリームコロッケをオーダーするあたりは、まだまだ若い。さっき「増やま」で散々揚げ物を食べたのに、また揚げ物とは驚きです。到底私には無理。
料理はもう入りませんが、お酒ならまだ行ける私。トマトサワーを頼みます。
ボールにミニトマトが入った、可愛いビジュアルです。
漬物好きの長男が頼んだ野沢菜をつまみに、お酒が進みます。
そろそろ仕上げのハードリカーは、芋焼酎の鉄幹をロックで。
きゅうりのお新香を頼んで、チビチビと。
すっかりお腹もいっぱい。まだ早い時間とはいえ、お酒もこれ以上は飲まない方が良さそうです。いくら明日は在宅勤務とはいえ、今日は月曜日。一週間は始まったばかりです。お会計の4,466円は、千葉県GoToEatの電子クーポンでセンベロ決済。まさかこの店でスマホ決済ができる時代が来るとは思いませんでした。かなり酔いましたが、息子たちが一緒ですし、電車を乗り過ごすこともないでしょう。
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錦糸町で「蛇口焼酎」という新業態の「ヤマネ肉店」をリサーチした帰りに船橋で途中下車。ホームグラウンドの船橋で仕上げようと「増やま本店」に向かいますが、なんと臨時休業。コロナ禍でセンサーが鈍っているのか、情報チェックが甘い自分に猛省を促します。
方針を変更し、京成線側に移動します。本町の仲通り商店街へ。
大衆酒場一平の暖簾を潜ります。
もう長い付き合いになるこの店は、落ち着いて飲めるので、一人酒にはぴったりです。
ホワイトボードを眺めて、つまみの品定め。
ドリンクはボール(焼酎ハイボール)をレモン抜きで。つまみはイワシ刺しにしました。
ボールの後は、鉄幹のロック。これも、ここではよく頼むお酒です。
もう一品頼むことにします。たまご好きの私には外せない、ベーコンエッグ。
醤油を垂らしてから、半熟の黄身に箸入れの儀。
絶妙な半熟加減です。
一軒目の蛇口焼酎で結構飲んだので、ここはサクッと40分ほどのライトな仕上げ。支払いはGoToEAT千葉のデジタルクーポンで。大衆酒場も時代が変わったものです。乗り過ごさないように気を付けて帰ります。
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「寅屋本町店」でエンジンを暖めたところで、二軒目は、すぐ並びの「一平」へ。船橋を代表する大衆酒場です。
土曜日の16時。丁度アイドルタイムなのか、すんなりと入れました。大衆酒場の証、コの字カウンターと短冊メニューは、いつ来てもホッとします。とは言え、コロナ禍ですっかりご無沙汰。前回の訪問は2020年11月ですから、1年以上のインターバル。お気に入りのお店と他人に言うのも憚られるほどです。
先ほどホッピーは飲んだので、ここはボールをレモン抜きで。焼酎ハイボールを略して酎ハイと言いますが、ここではボール。「ハイボール」と頼むと、「焼酎ですか?ウイスキーですか?」と聞かれる、正統派酒場です。
久しぶりですから、今日は定番中の定番を頼みます。煮込み豆腐とまぐろ脳天刺し。一平の代名詞とも言える個性的な煮込みと、なかなか他所ではお目にかかれない脳天刺しは、外せないオーダーなのです。
ボールはたちまちお代わり。久しぶりの「船橋ゴールデンコース」に、私のテンションも上がっているようです。
つまみを食べれば、お酒が進み、お酒が進めばつまみが足りなくなる「飲兵衛あるある」。かぶお新香を頼みます。
今度はお酒が足りなくなって、鉄幹のロック。コロナ前の「自堕落なマイペース」が少しずつ戻ってきたようです。
お会計を済ませて、店を出れば、外はいつの間にか暗くなっていました。もう一軒、ディープ船橋らしい店の様子を覗いていくことにします。
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今日は心に決めていたお気に入りのソロ活コースを9か月ぶりになぞります。月曜日ですから、立石の「蘭州」は定休日。そうなると、「宇ち多”」からの流れは船橋で、ということになります。京成船橋駅で途中下車して、仲通りの飲み屋街に足を向けます。
最近は「寅屋」~「増やま」一辺倒の船橋飲みですが、今日は、長い付き合いになる大衆酒場「一平」へ。
暖簾を潜れば、そこは閑散とした店内。やはりコロナの影響は否めません。
長いコの字カウンターの奥に腰掛け、見慣れたメニューを改めて眺めます。
ドリンクは黒ホッピー。いつものルーティンです。
宇ち多”のもつ焼きで腹持ちは良いので、肉豆腐をつまみにゆるりとスタートします。
ふと見ると、ランチのメニュー。その横には煮込みのテイクアウトの案内。噂には聞いていましたが、老舗大衆酒場も変わらざるを得ない、ニューノーマル。
ナカをお代わり。
大根煮と煮玉子。今日は煮込みで攻める展開です。
大きな大根は、しっかりと味が滲みて、アルコールも進みます。
それは煮玉子もしかり。束の間の居酒屋ひとり酒を楽しみながら、次はいつ来ることができるだろう、と考えます。
感染リスクを避けるため、小一時間で切り上げて、センベロのお会計を払いお店を出ます。感染者も一向に減らない状況で、自粛にも相当疲れてきましたが、このライフスタイルがもとに戻ることはありません。私自身、まだニューノーマルにアダプトできていないと実感した夜でした。
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プレオープンのもつ焼き「寅屋本町店」に開店のご祝儀訪問
同じ船橋仲通りのすぐ近くにあるお気に入りの大衆酒場「一平」に顔を出さない訳にはいきません。
令和2年初の「一平」。
21時という、この店としては遅めの時間なので
待たずに入ることが出来ましたが、それでもほぼ満席。
もちろんドリンクは、引き続きの黒ホッピー。
「寅屋」のもつ焼きでお腹はいっぱいですが、軽くつまむことにします。
王道のまぐろぶつを注文。
更にはんぺん煮。
汁をすって大きくふくらんでいますが、さほどカロリーは多くないのでダイエットの身にも安心。
ご常連さんの賑やかな会話をBGMに酒を進めます。
ホッピーは、ナカをお代わり。
夜が早いお店なので、次第にお客さんが引けていきます。
私もそろそろ締め。
マスターがお年賀を持って来てくれました。
昔はライターだった記憶がありますが、今年はボールペン。
時代の流れでしょうか。
センベロのお会計を済ませて店を出ます。
船橋の飲み屋事情が、私にとってはとても好ましくなってきたのを実感した、今日のはしご酒でした。
一平
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本社で懇親会の帰り。
食べたか飲んだかわからないような中途半端な感じだったので、マイペースで一杯飲んで帰ろうと、船橋で途中下車。
路地裏の名酒場「一平」の暖簾を潜ります。
満席ですが、先頭。
程なくお客さんが出て、さほど待たずに着席です。
まずは黒ホッピーと名物の煮込みを頼みます。
グイっとホッピーを呷って、人心地。
ようやく自分の時間です。
この店の煮込みは独特の癖がありますが、私はそれが好き。
七味を振って頂きます。
ぼんやりとテレビを眺めながら、次の展開を考えるのがひとり酒の楽しみ。
ホワイトボードの今日のオススメと、ほぼ暗記している黄色い短冊メニューを見比べながら、煮込みをつまみ、ホッピーで流し込みます。
膨大なメニューから、野菜を意識してほうれん草ゴマ和えと大根煮を頼みます。
我ながらダイエットによる意識改革と嗜好の変化には目を見張るものがあります。
人間、変われるものです。
大根煮はうっかりして、一個と言うのを忘れてデフォルトの二個でてきました。
低カロリーですし、食物繊維もあって、ジアスターゼ効果も期待できますから、食べ過ぎにはならないでしょう。
ナカをお代わりして、仕上げです。
ふと顔を上げると、コの字カウンターのお向かいに20代の女性お二人様。初めてらしいですが、臆せず注文しています。この店も随分と様変わりしました。
すっかり腹パンですが、それはつまり満腹中枢が正常化したということ。
40分のちょい飲みで1,500円のセンベロのお会計。
今日は一軒で真っすぐ帰ることにします。
一平
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オオバコの「もつ焼き坊っちゃん」の相席でちょっと落ち着かないひとり酒となったので、お気に入りの店で飲みなおすことにしました。
路地裏の大きな赤提灯が目印の大衆酒場「一平」です。
人気の店ですが、20時半とピークを過ぎた時間帯なのか空席も目立ちます。
鍋前の特等席が開いていたので、そこに腰掛けて、まずは黒ホッピーをオーダー。
つまみは名物の牛煮込み豆腐。
個性的な煮込みの味付けですが、私は結構好き。
テレビのニュースをぼんやりと見ながら、マイペースで煮込みをつつき、ホッピーを舐めます。
絶賛ダイエット中ですが、もう一品つまみたい気分。
以前なら揚げ物を頼んでいたでしょうが、今日は厚揚げ。
「煮てもらえますか?」
とお願いします。
厨房から差し出された厚揚げを、ホール係のお兄さんが煮込みの鍋に放り込みます。
「少し待ってくださいね」
もちろん承知で頼んでいますから、私は頷いて了解の意を示します。
ナカお代わりして、ゆるりと飲んでいると、味の滲みた厚揚げが出てきました。
アルコールはレモン抜き酎ハイを頼んで、仕上げの一杯。
お会計は1,600円のセンベロでした。
一平
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明日から10連休。
令和に年号が変わることも、かつてない大型連休も、世の中をざわつかせています。
一方、夜の世界は今週後半になるに従い客足も減っているようです。
仕事の追い込みで忙しいのか、連休に備えて財布の紐を締めているのかわかりませんが、私はそのどちらにも当てはまりません。
京成船橋駅で途中下車して向かったのは、最愛の大衆酒場「一平」。
路地裏の大きな赤提灯が目に入ると、ホッとします。
幸い暖簾の前に行列は無し。
店内を覗けば、私が先頭ながらも満席の様子。
今日は冷えるので、中で待たせてもらいます。
5分ほどで、先客が一人出て私が呼ばれます。
運よく、鍋前の特等席。
平成最後のひとり酒は幸先の良いスタートです。
まずは黒ホッピーを頼んで人心地。
牛煮込みに煮玉子を入れてもらって、ゆっくりとスタートします。
個性的な味の煮込みは、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は大好き。
煮玉子も外せないアイテムですが、デフォルトの二つは多いので一つにしてもらいます。
豆腐も勧められますが、それはお腹いっぱいになってしまいます。
今日はやはりお客が少ないようで、行列にならない程度の、ほぼ満席の状態が続きます。
ふと見ると、ゴールデンウィーク中の営業予定が張り出されていました。
このアナログな告知方法が、なんともいい感じ。
私もツイッターで、お店の広報をしておきます。
ホワイトボードからまぐろかま刺身を注文。
のうてん刺身とともに、この店のまぐろは、この二択。
脂ののったかまに、ナカをお代わりしたホッピーも進みます。
刺身が無くなった頃に、裏メニューをこっそり頼みます。
厨房が空いている時にだけ作ってくれる納豆オムレツです。
酎ハイレモン抜きとセットでオーダー。
納豆オムレツは、納豆とタマゴという私の大好きな二つの食材が合体しているのですから、これほど美味しいものはありません。
朝飲んだ胃カメラのせいなのか、これだけでお腹いっぱいになりました。
いつもの私にしては、随分少ない量です。
それでも、お酒だけはもう一杯飲みたい気分なので、はしごすることにします。
ちょうど一時間の一人酒。
お会計は2,130円のニセンベロでした。
一平
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立石から京成線で船橋へ。二人とも帰る方向が一緒なのも、しろくま1124さんと仲良くなった一つの理由です。
船橋と言えば、もちろん大衆酒場一平。
今でこそ老若男女に愛される大人気のこの店も、かつては苦しい時代もあったそうです。そんな酒場を変わらずに贔屓し続け、その店の良い点や、お作法などをわかりやすく綴ったレビューに惹かれて、私がこの店の暖簾を潜ったのはかれこれ10年前。しかし、彼は20年以上のお付き合いですから、大したもの。実は、この店の食べログ初投稿者はしろくまさんなのです。私のように毎日あちこちの居酒屋に浮気する、腰の落ち着かないエセ酒場愛好家とは格が違います。
そんな事を思い出しながら、暖簾越しに中の様子を窺うと、なんと「鍋前」の特等席が空いてます。今日は一軒目からずっと運が良い。
コの字カウンターの狭い通路を奥に進み、腰を据えて飲み直し。
ここでは、「ボール」と呼ばれるプレーン酎ハイ。
今日三度目の乾杯です。
もちろんここでは、私がオーダーするのもおこがましいので、彼にお任せします。
「刻んだお新香」はいかにも通の裏メニュー。
名物のマグロ脳天刺身と、しめ鯖を一盛りで。
「黄身納豆葉っぱ入れて」とは、漬け物の葉っぱが入った、これまた裏技。なんだか頼み方が、今日一軒目の宇ち多”のようです。
納豆も卵も大好物の私に気遣っての、ナイスオーダーに感謝。
ネギと刻んだ菜っ葉の食感が実にいい感じ。今度、一人で来た時にも頼んでみましょう。
にんにく揚げは丸ごとのにんにくですが、一人ではちょっと多いので、私も久しぶりに食べます。
私はアルコールの度数を上げ、芋焼酎の鉄幹をロックで。
オーダーを受けてから煮込みの汁に入れるはんぺん煮。
生のり酢締め、自家製イカ塩辛と素晴らしいチョイスが続きます。
ここでも彼との酒場談義が尽きません。宇ち多”もそうですが、一平の歴史にも実に詳しく、その知識の深さは、お店に対する愛ゆえ、というのがひしひしと伝わってきます。
頼んでおいたちくわぶの煮込みも出来上がり、煮込みの汁を吸って良い塩梅。
同じく煮込みですが、なんとウインナー煮込みとは初めてです。
常連面をしていた自分が恥ずかしい限り。
「ご案内したいバーがあるんです」
という誘いに応じ、四軒目に向かうべく、我々は再び京成線の車中の人となります。
一平
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今日は早上がりで直帰。
アーリーチェックインのチャンスです。
立石のもつ焼き宇ち多”に行こうかと思いましたが、ご無沙汰している船橋の大衆酒場一平にしました。
最愛の酒場であるにもかかわらず、3か月はご無沙汰しているかもしれません。
船橋で途中下車して、飲食店街の路地へ。
金曜日とはいえ5時過ぎですから、コの字カウンターにはまだ空席がありました。
「鍋前」と呼ばれる煮込み鍋の前の特等席に座って、黒ホッピーを注文します。
人心地ついたところで、料理は大根煮、煮玉子を一個ずつと肉とうふ。
更にさんま刺を頼みます。
活きの良いサンマもそろそろ終わりの季節でしょうか。
大根煮はデフォルトが二個ですが、一人では多いので一個にしてもらいました。そういう我儘も聞いてくれるお店。
汁がよく滲みて実に美味。
ゆっくりと煮込み料理をつまみながら、ホッピーはいつしかナカをお代わり。
煮込みの玉子にも箸を入れます。大好物なので、後回しにしたのです。
かぶのお新香に味の素をたっぷりかけてもらいました。
アルコールはレモン抜きのハイボールにチェンジ。 ここでは酎ハイをハイボールと呼びます。レモンがデフォルトで入っていますが、私はプレーンが好きなので、「レモン抜き」とオーダーします。
ハイボールのお代わりのタイミングで目玉焼きを注文。やっぱり玉子は欠かせません。
とろりとした半塾玉子の黄身の甘みに酒も進みます。
一時間半ほどの一人酒。お会計はニセンベロの2,430円でした。
一平
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二軒目は南口の飲食店街へ。
私の最愛の居酒屋一平 へ、メンバーをご案内。
金曜日とあって、いつにも増して長い行列。
20分近く並んでようやく入店です。
最初は二人と一人で分かれました。
黒ホッピーで乾杯。
名物の煮込み豆腐玉子。
他店のものとは違う個性的な味ですが、結構癖になるのです。
これも名物のマグロのうてん刺し。
ここで我々の隣が空いて、三人一緒に一緒にしてくれました。
改めて、乾杯。
更に、ホワイトボードからその日のおススメを頼みます。
カツオたたき。
狭いカウンターはいっぱいですが、これが大衆酒場の良さでもあります。
煮込みの玉子に恒例「箸入れの儀」。
目光唐揚げも頼みました。
友達と来ると、普段自分が頼まないものが食べられるのが楽しい。
ナカをお代わり。
私の最愛の居酒屋のさわりを、友人たちに味わってもらいました。
今日はもう一軒ハシゴするので、これくらいで切り上げて移動します。
一平
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今日は友人に船橋の名店をご紹介する飲み会。
まずは私があまた通う居酒屋の中でも、最も好きな一平へ。
行列は先頭でしたが、タイミングが合わず30分弱待ちました。
とはいえ、それもまた楽しい時間。
これから始まる宴の期待も高まるというものです。
もちろん私はホッピーからスタート。
黒をチョイスしました。
乾杯です。
是非モノの煮込みは豆腐入りで注文。
友人が好みだというしめ鯖ですが、これは私も好物。
程よい締め具合に酒も進みます。
ホッピーはたちまちナカをお代わりです。
ここで友人も、私に合わせて人生初だというホッピーに挑戦。
白を頼みました。
海鮮系はもちろんですが、この店はオールマイティ。
揚げ物部門も充実していて、そこからアジフライをチョイス。
これも定番の人気メニューです。
ホッピーセットをお代わり。
一人で来ることが多いこの店ですが、話し相手がいると、料理もお酒も進みます。
オニオンスライス。
野菜不足の私に必要な選択です。
更にナカをお代わり。
焼きナスは、旬だけに旨い。
この時期は水分を食べ物からも摂るのも肝要です。
ホッピーを4杯飲んだ所でウイスキーハイボールにチェンジ。
今日三度目となる乾杯です。
二時間半もの長っ尻は、この店では珍しいことですが、まだ飲み足りず話足りないので、二軒目に向かいます。
一平
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アーリーチェックインして船橋の大衆酒場をハシゴ酒③ 最愛の居酒屋「一平」でじっくりとクイックに二軒ハシゴした後は、私が最も愛する居酒屋でじっくりと飲むことにします。
花生食堂から、車も通れない狭い仲通り商店会に入ります。
大衆酒場一平。
暖簾越しに空席が見えます。
18時過ぎとあって、並ばずに入れそうです。
コの字カウンターの一番先端のベストポジション。
早速黒ホッピーを頼みます。
本日三度目の乾杯。
まずは厨房脇のホワイトボードをチェックします。
名物のまぐろ脳天刺しがありました。
やはり名物の牛煮込みに煮玉子も付けて。
個性的な煮込みの味ですが、私はとても好き。
たちまち一杯目を飲み干し、ナカをお代わり。
いわし刺し。
この店はオールラウンダーで、刺し身も旨いのです。
厨房が混んでいない時だけ作ってくれる裏メニューの納豆オムレツ。
これを頼むときは、私も店員さんも小声になります。
オムレツにはマストの「箸入れの儀」。
私はアルコールをチェンジして、焼酎ハイボール。
この店では「ボール」と呼び、こちらがハイボールのデフォルトです。
揚げ物方面にも手を伸ばします。
Sさんのリクエストでマグロほっぺフライ。
ソースをかけて。
久しぶりに食べました。
これは旨い。
更にアルコールをチェンジして、鉄幹のロック。
こんなに早い時間からじっくり飲めるのは嬉しい。
話し相手がいるので、酒が進みます。
私も揚げ物部門からハムカツをオーダー。
わたし的には外せないマストアイテムです。
ハムカツはサクサクの衣。
やっぱり旨い。
はんぺん煮を頼みました。
煮汁で膨れてジャンボサイズになっています。
牛煮込みの汁で煮るので、煮込み同様の風味になります。
これを見たお隣のお客さんが
「これ美味しそうですね〜。なんて頼めばいいですか?」
と聞いてくるほどインパクト大。
ここでアルコールはウイスキーハイボールにチェンジ。
「ウイスキーハイボール」と言わないと、酎ハイが出てきますから要注意。
店内は満員、表には行列も出来ています。
今日はアーリーチェックインで本当に良かった。
いつもと違い二人で飲んだこともあって、会話も弾み、料理もたくさん食べて2時間強の滞在。
じっくり腰を据えて一平を堪能。
Sさんも満足してくれたようです。
一平
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1月も下旬になりました。
今日は船橋で途中下車。
年明け、まだ訪問出来ていない大衆酒場一平に足を向けます。
東京に戻って2年になりますが、行きたい店が多すぎて、最愛の居酒屋に不義理をしていました。
去年も4、5回しか行けていません。
暖簾を潜って店内へ。
やはり満席でしたが、順番は一人目。
7、8分待って席が空きました。
まずは黒ホッピーからスタート。
名物の牛煮込み豆腐といわし刺しを頼みます。
理想的な立ち上がり。
隣のお客さんと身体が触れ合うほどの窮屈さが大衆酒場らしくて、かえって好ましく感じます。
今日は煮込みに豆腐を入れてもらいました。
なんとも説明しがたい、実に個性的な味の煮込み。
散々もつ煮込みを食べ歩いた私も、ここのもつ煮込みは別格の旨さ。
いわし刺しはたっぷりの生姜と一緒に。
ホッピーはナカをおかわり。
ここで大好物のハムカツを注文します。
何もかけずに、そのままひと口齧ります。
薄いハムは柔らかく、衣のサクサク感とのコントラストがナイス。
ソースをかけて。
アルコールは酎ハイのレモン抜きをダブルで。
「レモン抜き、ダブルで一丁!」
とホールから厨房へ大きな掛け声。
酒場の雰囲気を盛り上げます。
目玉焼きを頼みました。
玉子焼きを出す酒場は多いですが、目玉焼きは意外と少ないのです。
黄身に箸を入れます。
トロリと半熟。
ソースでも。
一時間ちょっと、サクッと飲んでお会計。
今年もお世話になる、大切なお店です。
一平
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久しぶりの船橋ハシゴは線路を挟んで南北に② 最愛の居酒屋「一平」でホッピーと牛煮込みでゆるりとひとり酒北口の立ち食い寿司吉光でエンジンを暖めた私は、東武線、JR線の船橋駅の自由通路を通り抜け、南口へ。
南口に広がる狭い路地の飲食店街。
その一角にあるのが、私の最愛の居酒屋一平です。
今日はひと組待ち。
7、8分で入れたので良しとしましょう。
もちろんホッピーからスタート。
ほぼ暗記したかもしれないメニューは、全品300円前後。
そして旨い。
大衆酒場の鏡です。
名物の牛煮込みをつまみながらゆりると始めるのがいつものスタイル。
この店の煮込みは独特の風味。
やや癖があるので苦手な人もいるかもしれませんが、私はとても好き。
ホワイトボードに書かれている中からいわしの刺身。
理想的な展開です。
活きの良いいわしにたっぷりの生姜をのせて。
身体に良いだろうという、酒飲みの浅はかな考えです。
ナカをお代わり。
理科の実験のような、この調合作業が楽しい。
ホッピーを二杯飲んでから、酎ハイのレモン抜きへと流れるのもいつも通りの作法。
ホール係のお兄さんに小声で注文します。
「納豆オムレツできますか?」
厨房に余裕がある時だけ作ってくれる裏メニュー。
いつもなら大声で厨房に注文を飛ばすお兄さんも、他のお客さんに知られないよう、厨房まで行って確認してくれます。
「大丈夫です」
との返事。
かなりの量の納豆。
たまご好き、納豆好きの私には堪らない裏メニューです。
納豆と玉子は抜群の相性。
ゆっくりとマイペースで。
お会計は1,880円。
納得の高コスパです。
帰りは京成船橋駅から。
千葉屈指の歓楽街の夜はまだまだ賑やかです。
一平
関連ランキング:居酒屋|京成船橋駅、船橋駅、大神宮下駅
ずっと気になっていました。
お気に入りの居酒屋に年始のご挨拶が出来ていなかったからです。
今日こそは行かないと、と船橋駅で途中下車。
路地裏の名店です。
大衆酒場一平。
今日はなんと30分も待ちました。
まずは黒ホッピーと煮込み玉子からスタートします。
名物の煮込みに玉子を一つ。
くじら刺しがホワイトボードに書かれていたので、迷わず頼みました。
好物なのです。
ずいぶんと並んで身体も冷えましたが、理想的なスタートにテンションが上がります。
年季の入った当店の煮込みは、酒が進む素晴らしい一品。
煮玉子は、秘伝の味が滲み込んでいます。
今となっては希少品のくじらにはたっぷりの生姜が合う。
ナカを追加。
マイペースでひとり酒。
気になっていたカキフライ。
旬だからこそ食べたいメニュー。
ここで酎ハイに切り替えます。
この店ではボールという呼び方が似つかわしい。
プリプリとしたカキを包み込むカリッととした衣。
30分並びましたが、その理由は客層の変化。
私のようなオジサンの聖地だったこの店も、若者が訪れるようになりました。
ネット社会の影響なのか、評判を聞いて訪れるのでしょう。
チェーン居酒屋よりも安い値段で美味しい料理と昭和レトロな雰囲気が楽しめるのですから、その気持ちはわかりますが、長居はいけません。
せめて自分の息子たちには居酒屋道をしっかり教育しておかないと、と思いました。
一平
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2016.6
画像が上限の200枚に到達しました。詳しくはブログをご覧ください。
2016.10
仕事に一区切りがついたので、一人で祝杯。もちろんお気に入りの船橋「一平」で
帰任以来取り組んできたプロジェクトの一区切りがつきました。
まだまだ長い道のりの第一歩ですが、頑張った自分に祝杯を上げたい気分。
船橋で途中下車して立ち寄ったのは、もちろんお気に入りの大衆酒場一平。
20時少し前でしたが、珍しくすんなり入店出来ました。
「振られるかな」と思っていただけに、意外でした。
スタートは当然ホッピーから。
そして名物肉豆腐。
理想的な立ち上がりです。
名物のもつ煮込みと同じ味。
一味を振って、熱々をフーフーと冷ましながら。
やはり人気のまぐろ脳天刺し。
目の前の狭いカウンターの自分のスペースは一杯です。
この感じがなんだか嬉しい。
やや歯応えのある独特の食感。
ふとテレビを見るとハロウィンの飾り。
この店には場違いで、それがまた良い感じ。
ホッピーはナカをお代わり。
マイペースでゆっくりと。
今日はお一人様が多く、いつもの一平とは雰囲気が違って静かです。
季節のカキフライがメニューにありました。
大好物ですから、もちろんオーダー。
衣が分厚くて硬いのでガリガリという食感。
中のふんわりしたカキとのコントラストが面白い。
酎ハイにチェンジ。
「野菜を食べないと」
といつもの思考で頼んだオニオンスライス。
仕事の達成感からか、気分が高揚しています。
裏メニューの納豆オムレツ。
厨房が手空きの時だけ特別に作ってくれます。
周囲に気を使い、小声で注文。
ホールから大声で注文を飛ばす威勢のいいホール係の面々も、この時ばかりは厨房にわざわざ行って直接オーダーを伝えます。
たっぷりの納豆がふわふわの卵に包まれています。
角ハイボールを頼み、仕上げていきます。
すっかりご機嫌。
月曜日から幸せな気分です。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/10/blog-post_51.html
週末のお楽しみは途中下車して大衆酒場でひとり飲み② 船橋で名店をハシゴ。二軒目は「一平」でホッピーと煮込み卵]
レイトスタートながらも、賑やかな大衆酒場加賀屋 船橋店でもつ料理と下町ハイボールを愉しんだ後、やはりお気に入りの店をハシゴしようと、すぐ近所の大衆酒場一平の暖簾をくぐりました。
21時半なので、ラストオーダーまで30分。
もちろんこれが飲みたかったです。
ホッピー。
と言ってもどこでも良いわけではありません。
この店のカウンターで飲んでこその満足。
お腹はいっぱいなので、名物の煮込みは見送り、新サンマ刺しを頼みました。
あんなに暑い夏が続いていたのに、いつの間にか季節は秋。
大阪赴任時代はあんなに満喫できた食欲、行楽の秋を、今年は味わえないまま冬を迎えるのでしょうか。
ナカをお代わり。
そして煮玉子を一つ注文。
煮込みと同じ汁で煮こまれた、これも名物の一つ。
たまご好きの私が、たまごを食べないまま二軒のハシゴを終わらせるわけにはいきません。
この店に閉店までいることは珍しい私。
それだけスタートが遅かったということでしょう。
お会計は、これまたセンベロ。
気持ちのいい挨拶に見送らて表に出ると、提灯の灯りは消えていました。
忙しかった私の一週間も終わりです。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/10/blog-post_22.html
2016.8
ディープ船橋でハシゴ酒② お気に入りの店でじっくりとサタデーナイト。居酒屋の鏡、大衆酒場「一平」でホッピーともつ煮込み
花生食堂でエンジンを暖めた私は、仲通り商店街へ。
ディープ船橋の飲食店街でも、一段とディープなエリア。
車も通れない細い路地に、私のお気に入りの店があります。
大衆酒場一平。
土曜日の19時といえば、懲りない面々が集まる酒場のゴールデンタイム。
運良く出てくる先客がいて、5分も待たずに入店です。
コの字カウンターの鍋前の特等席でした。
今日はツイています。
もちろんホッピーから。
しっかり泡立つように上から一気に注ぐのが、美味しいホッピーの作り方。
そこにもつ煮込みも出てきました。
理想的なスタイルからスタート。
一味を振って。
いつ食べても、本当に旨い絶品のもつ煮込み。
お隣のお客さんが食べていた新さんま刺が美味しそうだったので、私も釣られて注文しました。
脂ののった新さんま。
もうそんな季節です。
ナカをお代わり。
久しぶりに厚揚げを頼みました。
煮込みも出来ますが、今日は焼きで。
もう一杯飲みましょう。
酎ハイです。
土曜日の夕方から、ディープ船橋をハシゴ。
実に充実した週末のお楽しみとなりました。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/09/blog-post_3.html
2016.8
お盆も休まず元気に営業する船橋の大衆酒場「一平」。我慢できずに会社帰りに途中下車してでホッピーと牛煮込み
家族が帰省していることもあって、先週から食生活に普段以上の偏りが生じています。
世の中はまだお盆モード。
お気に入りの店で一杯飲みたくて仕方ありません。
大好きな居酒屋、船橋の一平に電話をしてみると、嬉しい返事。
「やってますよ~」
居ても立ってもいられず、新橋から快速で船橋へ。
私と同じ考えの居酒屋難民でお店は満席。
しかも4人待ちの行列で、しばらく待つことに。
とはいえタイミングが良かったのか、7、8分で入ることができました。
席は嬉しい煮込み鍋の前の特等席。
まずは生ビール。
もちろん牛煮込みとうふ。
海外旅行や帰省など、自分には無縁のお盆休みに対する鬱憤が晴れる、素晴らしいスタート。
味の滲みた熱々の豆腐がまるごと一丁。
名物の牛煮込みとの相性も抜群です。
生ビールを一気に飲み干し、大好きなホッピーに切り替え。
ホワイトボードに書いてあったまぐろかま刺し。
しっかりと脂がのっていながらも、歯応えのある食感がなんとも美味。
これは旨い。
ホッピーも進みます。
鍋前の席は暑いので、ピッチも上がるというもの。
レバ野菜炒めを頼みました。
レバをフライして味付けたものと、野菜炒めを別々に作って皿に盛り付けもの。
大衆酒場の値段以上の手間をかけた一品。
片栗で炒め揚げしたと思しきレバは、野菜炒めの塩胡椒味とは異なる、やや甘辛い味付け。
レベルの高さが伺えます。
酎ハイで締めくくり。
ここではボールと呼ばれる、プレーン酎ハイです。
お盆にも関わらす、好きな店で、好きな酒とつまみが楽しめる幸せ。
コの字カウンターを埋めるご同輩も、きっと同じ気持ち。
しっかり食べて飲みましたが、お会計は2,550円。
大衆酒場の鏡。
すっかり満腹、ほろ酔い気分で、京成船橋駅へと歩きます。
今日は電車も空いているので、座れるでしょう。
乗り過ごさないように、要注意です。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/08/blog-post_15.html
2016.6
残業帰りに途中下車して大好きな居酒屋へ。行列の大衆酒場、船橋「一平」で煮込み豆腐とホッピーから
今日もまた残業です。
それでも比較的早かったので、大好きな居酒屋で一杯引っ掛けていくことにしました。
船橋で途中下車して向かったのは、大衆酒場一平。
私のレパートリーの中でも上位にランクされる大好きな店でもあり、居酒屋の鏡ともいえる味、価格、接客の店。
細長いコの字カウンターは満席。
想定はしていましたが、喉は潤いを求めています。
この待ち時間が一番辛い。
15分ほど待って、先客が出ました。
私はカウンターの「鍋前」と言われる、煮込み鍋の前の特等席へ。
何をおいてもホッピー。
そして料理は名物煮込み豆腐です。
おもわず喉がゴクリと鳴るビジュアル。
七味を振って、いただきます。
豆腐もしっかりと甘辛い出汁に煮こまれています。
鮭ハラス焼が出てきました。
脂がたっぷりとのったハラス焼きはやっぱり旨い。
ここでホッピーのナカをオーダー。
少し酔いが回ってきました。
竹輪揚げ。
天ぷらではなく、素揚げです。
アルコールは酎ハイへ。
この店ではハイボールと言えばこれ。
お腹はいっぱいですが、もうちょっと飲みたい気分。
かぶお新香を頼みました。
味の素をもらって、たっぷり振りかけます。
これが、また旨い。
締めは角ハイボールダブル。
賑やかな居酒屋ですが、大好きな店なので落ち着きます。
酔いも程よく回ったので、そろそろ帰ることにしましょう。
今週も、後1日です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/06/blog-post_30.html
2016.6
残業帰りに途中下車。最愛の居酒屋、船橋「一平」でゆるりとひとり酒
今週もようやく木曜日。
金曜日を前にしてガソリン切れです。
今日も残業となりましたが、どうしても一杯ひっかけて帰りたい気分。
船橋で途中下車して、最愛の居酒屋に立ち寄ることにしました。
居酒屋の鏡、一平。
少し並ぶかな、と思っていましたが、長いコの字カウンターには、なんと空席がちらほら。
招じ入れられた私は、常連がいつも陣取っている煮込み鍋の前のベスポジへ座ることにしました。
今日は生ビールではなく、ホッピーからのスタート。
名物の煮込みには玉子も入れてもらいました。
ホッピーを一気に乾いた喉に流し込みます。
ようやくひと心地つきました。
一般的な味噌仕立ての煮込みとは一線を画す、やや癖のある味。
しかし、この味は中毒性があり、私もこの煮込みに惹かれて足を運ぶ一人。
好物の玉子もしっかり味が滲みています。
お造りはくじら刺しにしてみました。
たっぷりの生姜で。
ナカを追加して。
ゆるりとひとり酒のつもりでしたが、飲むピッチだけはゆるりでは無いようです。
野菜を摂りましょう。
オニオンスライス。
なす焼。
なす焼といっても、実は揚げなす。
これもたっぷりの生姜で。
身体に良さそうです。
ここで酎ハイに。
下町言葉で言えば、ボール。
芋焼酎鉄幹のロック。
今日はピッチが早いようです。
今日は空いているので、手のかかる裏メニューを頼んでも良さそうです。
納豆オムレツを小声で頼みました。
ホール係のお兄さんも厨房に顔を突っ込んで、小声で伝えます。
大阪では食べられなかった夢のメニュー。
実に旨い。
締めにボールをもう一杯。
いい具合に酔いが回ってきました。
空いていたせいもあって、ついゆっくりとしてしまいました。
お会計を済ませて船橋駅に向かいます。
今週もあと一日です。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/06/blog-post_9.html
2016.2
転勤初日、我慢できずに懐かしの大衆酒場でホッピーともつ煮込み。船橋の名店「一平」
久しぶりの本社勤務。
初日の今日は引越荷物の荷解きやら、打ち合わせやらであっという間に一日が終わりました。
今日は、帰りにどうしても寄りたい店があり、船橋で途中下車しました。
京成船橋駅の南の路地。
大衆酒場一平。
この時間なら並ぶかな、と思いましたが、意外にもすぐ入れました。
いつもの喧騒が嘘のような、静かな雰囲気です。
オーダーは、何をおいてもまずホッピー。
大阪で禁断症状が出ていた、マイ・フェイバリット・ドリンクです。
もちろんアテはこの店の名物煮込み。
今日は豆腐の入ったボリューム満点の牛煮込み豆腐を頼みました。
とうがらしを振って。
継ぎ足しで煮込まれた汁が旨すぎます。
飲み干さないわけがありません。
やはり名物のまぐろのうてん刺。
遅い時間は売り切れる人気メニュー。
4年間の空白を埋めるように、前のめりにホッピーのナカをお代わり。
この時期はカキフライ。
広島や岡山で食べた思い出が蘇ります。
自家製タルタルソースにつけて。
ガリガリと固い衣が、なんとも酒場らしい。
酒は進み、ホッピーは第二ラウンド。
隣のお客さんから話しかけられました。
私が熱心にデジカメで撮影しているのが珍しかったようです。
確かに今時はスマホです。
それがご縁で、もう一人お隣の方まで交えて、居酒屋談義。
下町大衆酒場の良さ。
ここで裏メニューをこっそり頼みます。
納豆オムレツです。
メニューにはありませんが、ご常連の友人から昔こっそり教えてもらいました。
ひと手間かかるので、厨房が混んでいなければ受けてくれます。
ホール係のお兄さんがオーダーを通す時も、いつもと違ってわざわざ厨房まで行って小声で伝えます。
他のお客さんに聞こえないように、という配慮。
大阪では不自由した納豆ですが、東京ではそんなことはありません。
私の二大好物のコラボ。
かなりお腹は膨れてきましたが、どうしてももう一品食べたいものがありました。
白菜漬。
実にいい漬かり具合なのですが、私はこれに味の素をたっぷりかけるのが好き。
「多めにかけて」
とお願いしたら、二代目が味の素を瓶ごと渡してくれました。
誰にも文句を言われることなく、たっぷりとかけて、醤油を垂らします。
最後のナカお代わり。
今日は4杯。
久しぶりで、つい飲みすぎました。
お会計の時に
「4年大阪に転勤していたので、久しぶりに来ました」
と言うと
「最近顔を見ないな、と思ってたんです。またよろしくお願いします」
と二代目。
名前を覚えられるほどの常連ではありませんが、覚えていてくれるのは嬉しいもの。
これから徐々に、懐かしいお店を回っていきます。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/02/blog-post_1.html
2014.6
出張で留守宅に帰省の週末。大雨洪水警報も何のその、最愛の居酒屋 船橋「一平」でホッピーともつ煮込み
夕方の新幹線で東京へ。
東に近付くに連れて雨脚は強まり、東京駅に着いたときはかなりの土砂降りでした。
しかし私は真っ直ぐ留守宅には帰らず、総武快速線で船橋へ。
久しぶりに最愛の居酒屋で一人酒を飲みたかったからです。
京成船橋駅南の繁華街、狭い路地の一角にある大衆酒場一平。
ネットの影響なのか、私が通い始めた頃よりも随分と人気が出て若い男性や女性客もチラホラ。
本来は私のような中年サラリーマンのための店なのですが、お店にとって、繁昌はいい事です。
この大雨の影響なのか、幸い今日はすんなり入ることが出来ました。
席に座ってまずホッピーを注文。
この一杯のために、今日は新幹線でも禁酒して来たのです。
大阪では滅多にお目にかかれないホッピー。
私の東京下町居酒屋巡りでは、欠かせない相棒です。
そして最初はもつ煮込み。
一平といえば、これ。
継ぎ足し継ぎ足しで素晴らしいコクと深みのもつ煮込みはマストアイテム。
煮込み豆腐と一緒に食べると尚旨いのですが、今日は一人なので胃袋のスペースを確保するために見送りました。
好物の光モノから鯵刺し。
生姜をたっぷり付けて。
ホッピーはナカをお代わり。
この作業が、なんだか子供の工作みたいで楽しい。
お客さんはいつの間にか満員。
いいタイミングで入れたようです。
壁面いっぱいのメニューを眺めながら、次の一手を考えるのも楽しみの一つ。
数あるメニューから厚揚焼きを頼みました。
たっぷりのネギと生姜に醤油を掛け回して。
ホッピーの次はハイボール。
この店ではボールという符牒で呼ばれます。
世間ではハイボールというとウイスキーを思い浮かべますが、東京の下町居酒屋ではこちらが正統ハイボール。
もともと酎ハイとは焼酎ハイボールの略称で、高価なウイスキーハイボールの代用飲料として生まれた歴史があるからです。
卵好きの私としては、やっぱり卵料理は一品食べたいところ。
今日はニラ玉。
表面は綺麗に焦げ目無く包み焼き、中は絶妙のフワトロです。
ハイボールはダブルでお代わり。
ほぼロック状態です。
締めに頼んだカブのお新香。
もちろん味の素を多めに振ってもらって。
醤油を少し垂らして、一切れ口に放りこんでは、ダブルのハイボールを舐めます。
お腹も膨れて酔いも回ってきました。
そろそろ潮時かな、とお会計。
外に出ると一段と雨は激しくなっていました。
京成線は大雨と人身事故の影響でダイヤは大幅乱れ。
人で溢れかえるホームの中で、たぶん私だけが最愛の店に来れて幸せな気分だったでしょう。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2014/06/blog-post_3742.html
2013.9
留守宅に帰省し息子とサシ飲み。居酒屋の鏡、船橋の名店「一平」で居酒屋の何たるかを
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/09/blog-post_7.html
久しぶりの留守宅。
長男以外は出かけていて、晩ご飯は必然的に外食。
ならば募る話もあるし、私の最愛の居酒屋を紹介しようと長男を連れて電車で船橋へ。
大衆居酒屋の鏡、船橋の名店一平。
驚くほど安く、驚くほど旨い店。
土曜日は16時開店。
我々は2回転目を狙って18時前にお店に着きましたが、それでも20分ほど待ちました。
いつもはスーツ姿が目立つ店ですが、土曜日らしく皆カジュアルスタイル。
ご夫婦連れもいらしていて、平日とは随分雰囲気が違います。
まずは生ビールと煮込みを頼みました。
煮込みにはもちろん豆腐も入れて。
継ぎ足し継ぎ足しで煮こまれた牛もつは絶品。
まぐろ脳天刺しを食べさせてやりたかったのですが、今日はもう売り切れ。
そこで中トロとカマ刺しを頼みました。
息子の希望でマカロニサラダ。
いいものを頼むじゃないか。
私はボールにチェンジ。
「ボールって何?」
と息子。
「ハイボールのことだよ。下町居酒屋ではチューハイと言わずボールと言うんだよ。もともと酎ハイは焼酎ハイボールの略。戦後の混乱期に高価なウイスキーハイボールを飲めなかった東京の下町大衆酒場で生まれた飲み物だよ」
と即席の居酒屋講座。
これまた絶品の定番、煮玉子。
煮玉子は牛煮込みとは別の鍋でしっかりと煮込まれています。
ここからは息子にオーダーを任せました。
しらすおろし。
ハムカツ。
なかなかいい選択。
さてお酒の講義は続きます。
ホッピー。
やはりその成り立ちと飲み方について講釈。
連夜のホッピー。
東京ではスーパーでもドラッグストアでも手に入るホッピーですが、大阪では名前すら知られていません。
こんなに旨い酒なのに。
目移りしてしまう豊富なメニュー。
しかも全品300円前後。
ドリンクも格安。
庶民の味方、実に正しい大衆居酒屋です。
イカの塩辛。
自家製で浅めの塩が良し。
イカフライ。
ここのフライものは衣が固くてカリカリしているのでとても美味。
焼きそば。
やはり若いだけあってよく食べるな。
私は鉄幹のロックへ。
そして角玉のロック。
土曜日とあって20時近くになるとピークを過ぎたようです。
空席もチラホラ。
そこで厨房が手隙の時だけ特別に作ってくれる裏メニュー、納豆オムレツを注文。
これだけはホール係のお兄さんにこっそり確認。
お兄さんもこの時だけは厨房まで行って確認してからこっそり教えてくれます。
「大丈夫です」
相当食べて飲んで6,000円ちょっと。
それでもこの店では高いほう。
チェーン居酒屋しか知らない息子は感動したようです。
船橋から京成線に揺られて自宅の最寄り駅まで。
ウトウトとしていたら息子に起こされました。
一人だったら乗り過ごしていたな。
「アイス買って食べ歩きして帰ろうよ」
という息子の提案に応じ、駅前のスーパーでモナ王を。
この町に住んで21年。
引っ越してきた時長男は2歳でした。
確かこんな風にスーパーで買い物して、一緒に歩いて帰ったなぁ、と朧気な記憶が蘇りました。
多分手をつないで。
今や私より背の高い青年と並んでアイスを食べながら、月日の流れと老いゆく自分を実感しました。
「こうやって息子と歩くことが後何回あるのかな」
とぼんやり考えました。
(2013.7)
敬愛する居酒屋仲間と一年半ぶりの再会。最愛の居酒屋船橋「一平」で地元飲み
大阪に転勤してからほとんど書いていない食べログですが、私の居酒屋人生に多大な影響を与えた食べログレビュアーしろくま1124さんと地元飲みの約束をしました。
私と同じ町にお住まいで、過去2回オフ会で飲みに行き、私の転勤に際しても送別会をしてくださいました。
もつ焼きや大衆居酒屋に造詣が深く、とても誠実なレビューを書くので敬愛しているのですが、今日は転勤後初めての再会。
あれから一年半の歳月が過ぎています。
もちろんお店は我々に共通の最愛の居酒屋、船橋の名店一平。
京成船橋駅から路地裏に入った飲食店街の一角。
土曜日は14時開店。
13時45分にお店の前で待ち合わせ。
一番乗りです。
再会を祝して乾杯!
ホワイトボードの料理がオススメ。
まぐろの脳天とカマの刺身を合盛で。
希少部位、脳天。
脂ののったカマ。
くじら刺しがあったのでお願いしました。
しろくまさんも私もそういう世代。
くじらがきっかけで先日私が那智勝浦にツーリングに行った話で盛り上がります。
ハイボールに変えました。
この店では通称ボール。
下町でハイボールといえばウイスキーではなく焼酎。
ボールの後はやっぱりホッピー。
この店の名物は煮込み料理。
豆腐の煮込み。
煮玉子。
これが旨すぎる。
戦後の匂いがする名物の煮込み。
先代の煮込みはかなりクセがあったけど、息子さんになってから少し味を変えて食べやすくなったとしろくまさんはおっしゃいます。
ホッピーのナカをお代わり。
枝豆は枝付き。
にんにく揚げ。
味噌を付けて。
自家製のイカの塩辛。
辛すぎず浅めの塩加減がいい。
鉄幹のロックにしました。
昼酒の回りは早く、私は既にほろ酔い気分。
裏メニューの納豆オムレツ。
手間がかかるので、注文が混み合っていないときだけ作ってくれる貴重なアイテム。
次は角玉のロックに。
ニラ玉子。
柔らかめ、という裏オーダー。
再び鉄幹のロック。
締めにナスの漬物。
もちろん味の素多めでお願い。
3時間近く昼酒を楽しみすっかりご機嫌。
それでも募る話が全て出来たかどうか。
しろくまさんは私の最寄り駅よりもひと駅手前なのにわざわざ私の駅までお見送りに付いてきて下さいました。
暖かく優しいお人柄の彼との再会に感謝し「また是非一献」と約束を交わしてお別れしました。
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/07/blog-post_6.html
(2013.5)
最愛の居酒屋、船橋「一平」で先輩と地元飲み。自宅駅前の「麺屋青山 臼井店」で鶏ガラ魚介ラーメンで締めくくる
週末は留守宅へ。
今回は、同じ佐倉市内に住むH先輩を誘って、私の最愛の居酒屋に飲みに行くアポを入れてありました。
船橋の一平。
これぞ居酒屋の鏡、と私が愛してやまない名店です。
船橋と言えば、京成沿線でもディープ度の高い町。
戦後の匂いの残る細い路地の奥にあるこの店は、土曜日の16時だというのに、昼酒を煽る懲りない面々で満員。
今、私が住んでいる大阪の天満に通じるものがあります。
20分ほど待ってようやく席が空きました。
とりあえず乾杯。
まずは定番から。
名物の牛煮込み。
煮玉子。
まぐろの脳天刺し。
ハムカツ。
旨いなぁ。
アルコールはホッピーに切り替え。
大阪ではなかなか飲めないので禁断症状です。
先輩と二人で壁の短冊メニューを眺めて、次なる展開を思案。
豚のミミは味噌ダレで。
ふぐの薄皮ポン酢は紅葉おろしでピリ辛に。
私の希望でくじらの刺身。
生姜とにんにくで。
ホッピーはナカを追加。
ウインナー。
先輩に倣って、獺祭を注文。
しっかりとした純米の味。
大阪では見かけない黄身納豆。
たっぷりと空気を吸い込むまでかき混ぜます。
これくらいが美味しいんです。
そろそろ締め。
茄子のお新香。
味の素は増量してもらいました。
冠雪が美しい。
最後は角玉をロックで。
一足先に地方勤務から戻ったH先輩に、最近の本社の様子を色々と伺いました。
話題があちらこちらに飛んで、気がつけば2時間半。
しっかり飲んで食べましたが、もちろんお会計は3,000円ちょっと。
本当に素晴らしいお店です。
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/05/blog-post_18.html
(2013.2)
帰省に合わせてオフ会。船橋「一平」〜勝田台「角一」のゴールデンコースを堪能
週末は千葉の留守宅に帰省。
新幹線の車窓から見える美しい富士山。
今日はいつも私のブログを読んで下さっている食べログレビュアー仲間のSさんとオフ会。
Sさんは私と同じ京成線沿線。
まだ未訪という沿線の名店にご案内することにしました。
もっとも行きたいのは自分なのですが。
一軒目は船橋の路地裏にある居酒屋一平。
私が最も好きな居酒屋ですが、実に1年以上ぶりの訪問。
相変わらずの混雑ですが、行列は覚悟の上。
15分ほどで席が空きました。
煮込み鍋の前の特等席。
何度も来ていますがここに座ったのは確か二回目。
Sさんにはラッキー、幸先の良い飲み会です。
まずは生ビールで乾杯。
最初は定番の煮込みから。
煮玉子。
しっかりと味が滲みています。
これも名物、まぐろの脳天刺し。
やっぱりホッピー。
大阪ではなかなか置いていません。
マカロニサラダ。
くじらの竜田揚げ。
大根煮。
一切れがデカイ。
ホッピーのナカをお代わり。
久しぶりに来た一平はいつもと変わらない時間が流れていました。
ここに身を落ち着けてゆるりとした時間に身を任せていると、自分が今大阪で暮らしていることが不思議に感じてきます。
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/02/blog-post_3609.html
(2011.12)
来月から大阪転勤。
年の瀬も押し迫った土曜日に仲の良い居酒屋仲間の友人と千葉で忘年会。
千葉市の八角でスタートし、しっかり飲んで食べた後、船橋へと転戦。
転勤前最後の一平です。
ボールから鉄幹ロックへとお決まりのパターン。
〆サバ、煮込み豆腐、煮玉子、お新香(味の素多め)など私の定番をおさらいして看板まで。
気の置けない友との休日飲みにすっかり上機嫌。
宗吾参道まで乗り過ごしてしまいましたが、それも思い出。
しばし、お別れの一平。
(2011.10)写真追加
(2011.6)写真追加
(2011.5)写真追加
この日は揚げ物を攻めてみました。
サクサク、カリッと揚がったフライはビールにもホッピーにもよく合います。
壁の紙のメニューが綺麗になっていました。メニューのラインナップ自体は変わっていませんが、日に焼けた黄色い紙が真新しくなっていました。
(2011.4)写真追加
(2011.3)
震災後初の外飲み。
二週間ぶりに飲み屋は大好きな一平。
この店が無事であることも、ここに集う同朋たちも無事であることも、そしてなにより皆が明るく元気で笑っていることに感謝しなければ、と思いました。
飲める幸せに感謝。
(2011.1)
再訪・写真追加しました。
大鍋の前は初めて座りました。
(2011.1)
仕事始めの4日、一平に電話してみれば「今日からです」とのこと。
年始の居酒屋口あけはやっぱり一平だな、と会社帰りに訪問しました。
私と同様、年始の開店を待ちわびた一平ファンで行列。
10分ほどで案内されました。
この日はいつも頼まない物を中心に展開してみました。
特に宿題となっていたくじら竜田揚げ、肉豆腐(いつもは煮込みに豆腐を入れてもらう)、イカ納豆、そして目玉焼きにトライ。
締めに食べた目玉焼きは、半熟に醤油をたらして食べれば最高のツマミ。
ビール、ホッピー、チューハイと飲みつなぎ、ほろ酔い気分で店を後にしました。
皆さんにお年賀として配ったいた「一平」の名入りライター。嫌煙派の私ですが、ちょっとレアものグッズのようでうれしかったです。
今年も宜しくお願いします。
(2010.12)コメント・写真追加
先月、今月と何度か訪問しました。
初めて連れてきた会社の女子たちはかなり喜んでくれました。
特に、煮玉子、煮込み、大根煮など当店自慢の一品や、活きのいい刺身に舌鼓。
私も過去未食だったまぐろ頬肉の照り焼きやフライ、厚揚煮を食べることができ、大変充実した訪問となりました。
今年一年ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
(2010年5月)
またもや雨交じりとなった夜、今回はいつも一緒に行く勝田台に住む先輩と、その方の同期の検見川に住む先輩も交え千葉3人組で訪問しました。
私が「これだけは食べてください」と刺身盛り合わせと煮込み豆腐、煮玉子を注文。更にまぐろのうてん刺しがあってので二人前頼みました。
検見川先輩はこののうてん刺しがいたくお気に召したようです。勝田台先輩とともに次から次へと発注。お酒も焼酎ロック、日本酒、ホッピー、ハイボールと大ちゃんぽんとなりました。
今回は食べたことのないナス焼き、メンチカツ、さつまあげ、後は良く覚えていませんが締めに焼きそばを食べ一同大満足。私は特にうるめいわしのプリプリが気に入りました。
20時から閉店までいて、お会計は11,000円強。一人3,000円を超えるとは驚きで、さすがに食べ過ぎ、飲み過ぎです。
勝田台で先輩と別れ、空席に座ったとたん、気が付いたら一駅乗り過ごして佐倉でした。タクシー代が2000円。ちょっと高い飲み会となりましたが、大変充実した夜でした。
(2010年3月)
例によって同じ沿線の上司と残業帰りに途中下車しました。
この日は冷たいみぞれ雨の降る日でしたので熱燗で一杯という気分でしたが、席に座ると反射的に「ホッピー」と言ってしまいました。
煮込、煮玉子などの定番はもちろんですが、ここは刺身がかなりうまいので「アジとイワシの刺身の盛り合わせ」「まぐろのカマの刺身」などを注文。メンチカツやダイコンの煮物なども初めて食べました。
特にダイコンの煮物はこの店特有の「煮込」と同じ鍋で煮込まれていて、独特の風味ですがつまみとしては最高です。メニューには見当たらなかったのですが、他の人が頼んでいたので注文しました。
もちろんラストオーダーは味の素をたっぷりかけた白菜の漬物です。あー、いい店だなぁ。
(2010年1月)
勝田台に住む上司に誘われ、勝田台の角一でモツ焼きを食べようかと思ったものの、その人とは一度行っているので、新しい店を紹介したくて船橋の一平に連れて行きました。
あいにくの天気と寒さのせいか、珍しく店内は五割の入り。難なく着席し、まずはホッピーと「牛煮込み豆腐入り」を注文。上司は熱燗です。
ここの煮込みはホントにうまい! 味噌の味も牛もつのトロトロの煮込み具合も最高です。そして豆腐とコンニャクも実は高ポイント。うまく説明できませんが是非お試しを。
今日の収穫は「まぐろのうてん刺し」。今まで品切れで食べれなかったのが、今日は8時前の訪問にもかかわらずありました!
トロのように柔らかく、トロよりもはるかにさっぱりとした食味は初めての経験。「のうてん」って頭のどの辺の部位かなぁ。お値段はこの店では最高値の450円。安っ!
この日はイカの刺身もたべましたが、ここは魚の仕入れもいいのでお刺身はかなりイケます。
二人だったので「煮玉子(2個)」も頼みました。見事な煮込まれ具合の色です。玉子フェチの私も納得の一品。二人で来ると色々頼めていいなぁ。
秀逸だったのはお漬物。白菜の漬物を頼んだら、味の素がかかってきました。私も上司も味の素世代。
「これがうまいんだよね~」と言いながら、キュウリの漬物も頼み、「味の素いっぱいかけて」とリクエスト。味の素に醤油をかければ、お漬物は更に絶品に。一皿200円なり。
私はホッピーの外を1回、中を4回おかわり。上司は日本酒を4合は飲んだでしょう。最後は焼酎のお湯割りを飲んでいました。
閉店まで粘ってしまいましたが、我々より先に来ていた若者3人はまだ飲んでいましたねー。
お腹いっぱいですっかり酔ってお会計は二人で5,090円。
素晴らしい店です。
(2009年8月)
「しろくま1124」さん、「行列のできる」さんご推奨の超CP居酒屋です。
この店を初めて知ったのは「しろくま1124」さんのレビューから。
船橋は私の通勤ルート。時々買物やラーメンを食べに寄ることはありましたが、飲んだのは初めて。お二人のレビューを読んでいると、私のB級魂が刺激され一刻も早く訪問せねば、と思いながらもなかなか行けずにいましたが、この日は仕事が早く終わり思い切って突撃することにしました。
前日加賀屋 新橋2号店でしこたま飲んで成田まで乗り過ごしたにも関わらず懲りない私です。
船橋に着いたのは20時過ぎ。京成船橋を南に歩いてマツキヨの路地を入った右側。店の両隣はラーメン無限大と和製らーめん 漁だし亭 船橋店。私にとってはおなじみのディープな路地。
引き戸を開けると満席。あ、だめかな、と思うと「お一人様、どうぞこちらへ」と優しいお言葉。コの字カウンターの右奥へ案内されました。私の両隣もお一人の口。
淋しがり屋で話好きの私は、居酒屋に一人で入ったのは実は初めて。でも分け隔てなくどんなお客さんも受け入れてくれる雰囲気があり、すぐにリラックスできました。
最初は玉露ハイ、そして肉豆腐といわしの刺身を頼みます。
吉野家のようなコの字カウンターの中をおかみさんと若いお兄ちゃん二人が機敏に動き、注文を捌いていきます。じつに小気味いい接客。お客さんも一人客から4人のグループまでまちまちですが、皆楽しそうに飲んでいるのがコの字カウンターのおかげで見ることができ、一人でも退屈しません。
出てきた肉豆腐。若干クセがあると口コミにあったものの、私は全くOK。じつにウマい肉豆腐でした。イワシの刺身もイキが良く、この値段でこのクオリティに感心しました。
その後お酒はホッピーに切り替えます。こういう居酒屋にはホッピーが似つかわしい感じ。
私の大好きなマカロニサラダは自家製。大き目のマカロニ、マヨネーズが均一に混ざっていないところが市販の使いまわしではないことの証。うん、いいよ、これ。
更にウインナ炒めとなすの糠漬けを頼み、ホッピーは3杯。最後にあさりの味噌汁を飲んでお会計。2,470円だと! 私の隣の人は1,000円未満の人と1,600円位だったので、私は破格に使っているのかも。やっぱり大食い、大酒飲みなのかなぁ。
他にも食べたいメニューがてんこ盛り。ハムカツと煮玉子と焼きそばは次回のお楽しみです。
でも、2、3人でくると楽しいだろうな・・・。
私が新橋で贔屓にする大露路に通じる店。こういう店がいつまでも残っていて欲しいものです。
6位
1回
2011/01訪問 2011/01/23
スカイツリーで景色が変わっても、女将さんの焼くモツの味は変わりません。
(2011.1)
居酒屋仲間と新年会。
コンセプトは「東京スカイツリーが見えるところで飲もう」という新春企画。
押上駅で待ち合わせ、一軒目は私の好きなこの店へ。
冬なので道端のテーブル席はありませんでした。
引き戸をくぐればおばあさんとおかあさんが出迎えてくれました。
地元の方が三組。
少しすきま風が入りますが、土間のガスストーブとコンロの炭火で寒いわけではありません。
まずはレバ刺しと煮込み。
ビールの後、酎ハイに切り替えます。炭酸がキックの効いた花月なのもうれしいところ。
料理は焼き物に切り替え、塩、タレはおかあさんと相談しながら進めます。
実に落ち着く空間で、旨いモツと楽しい話で盛り上がりいつの間にか時間も過ぎていきます。
居酒屋通の友人も当店は初めてでしたが気に入ってもらえました。
今日は当然ハシゴ。そろそろここは切り上げないと。
お勘定を済ませ、冷え込みの厳しい業平の町を500mを超えたスカイツリーを眺めながら次の店に向けて歩きはじめました。
(2010.7)
スカイツリーが日に日に高さを増し、景色が変わりつつある押上界隈。
マンションやオフィスビルが並ぶ表通りから一本裏に入れば、まだ所々に墨田区業平の下町風景が残っています。
この店はマイレビュアーしろくま1124さん絶賛の店で、ずっとブックマークしていたのですが、ようやく訪問が叶いました。
うだるような暑さがまだ残る夕暮れ時、赤提灯につられるように店内に入ります。
ご近所の常連さんでしょうか、外のテーブルで勝手知ったる仕切りで宴会中。微笑ましい光景です。
私は友人と二人、カウンター席に座ります。
狭いカウンターの中で焼き台に向かうおばあさん。
この方が件の大女将さんなのですね。
小さな焼き台に向かって、丸い背中で黙々とモツを焼く姿に、下町の女性の強さと優しさを感じました。
まずはビールを。つい「生」とか言っちゃって「すいません、ビンしかないんです」とお嫁さんに言われてしまいました(^^ゞ
お作法も良く分からず、真剣に焼いているおばあさんに頼んじゃいけないのかな、とか思いつつ、まずはレバ刺しとガツ刺しをいただきます。
出てきたレバ刺しは驚くほど色艶がよく、鮮度の良さがわかります。
ニンニク醤油と塩ゴマ油を自分で調合していただきます。
「う~、たまらんなぁ!」
プリプリ、コリコリ適度な弾力で口中を踊るレバ刺し。
仕入れにこだわっているのがわかります。
ガツ刺しは湯引きされ、薄切りで供されます。
たっぷりのネギとニンニクに醤油をかけてかるく和えていただきます。
モツとは思えないさっぱりした味わいで、臭みもなく肉そのもの味がよくわかる上質なもの。
一皿480円。素晴らしいの一言です。
お酒をビールから黒ホッピーに切り替え、焼きモノに進みます。
ハツとレバから順番に食べ進んで行きましたが、どれも素晴らしい肉質、鮮度、そしてなにより女将さんの絶妙な焼き加減により、完璧な仕上がりででてきました。
焼きモノは4本480円均一。
焼きモノは順番に頼んで行きましたが結局全部制覇してしまいました。
更に飲みものはハイボールにチェンジ。
花月の炭酸とは渋いです。以前タモリ倶楽部で「炭酸特集」をやっていたときにも評価の高かった炭酸です。パンチとキックのある下町の炭酸。
焼きものと同時進行で煮込みやお新香も頂きました。
大鍋から煮込みを小鍋に移して温めて出してくれます。
これも文句なし。
お新香はおふくろの味。これはおススメします。是非頼んでください。
大食い、大酒飲みの友人と結局ほぼ全種目を制覇し大満足。
さすがにお会計は7,500円とこの店の相場からは高かったのですが、一人@3,000円ちょっとでこんなに充実した一時は過ごせません。
おばあさんにいつまでも頑張ってもらいたい、大切なお店がまた一つ増えました。
ごちそうさま。
7位
1回
2010/08訪問 2010/10/30
【10月29日閉店(T_T)】新橋サラリーマン・OLに朗報!四ツ谷の洋食名店が新橋に\(^o^)/
(2010.10.29)
いよいよ今日で閉店。
今週時間をずらして13時に行ったら大行列だったので、今日は11時半に訪問です。
わざわざ朝ご飯を抜いて、神聖な気持ちで訪れました。
最後の午餐に相応しい料理と思い、大きなメンチカツ定食(1000円)をライス大盛(50円)にして頂きました。
仲良くなったホール係のお姉さんに「四ツ谷に戻るんですか?」と聞くと、
「いえ、向こうにもスタッフがいるので、我々は全員終了です。就活中ですよ」と。
「大変ですね。頑張ってください」
じっくり揚げ上がるまで10分近くかかったでしょうか。
出てきたメンチカツはボリューム満点。カリッと揚がった衣と肉汁が滲み出すジューシーなメンチ。
当店自慢のデミグラスソースをからめながら、一口一口じっくり噛みしめる様に味わいました。
懸命に口説いてようやく親しくなった最愛の恋人が不治の病で急逝したような気分。
涙をこらえてご飯を食べたのは20年前の父のお通夜以来人生で二度目です。
店員さんに「ありがとう、ごちそうさま」と声をかけると若いスタッフは全員「ありがとうございました!」と気持ちよく送り出してくれました。
一人ひとりの店員さんに目礼し、店を後にしました。
ありがとう、エリーゼ。さようなら。
(2010.10)
衝撃のニュース!
ようやく安らぎの場を見つけたと思ったら、閉店です。
10月29日まで。
開店当初は大行列だったものの、昼間も12時半を過ぎると行列が途絶えるようになり、夜は閑古鳥。
場所も悪いとは思っていましたが、やはり新橋サラリーマンの口には四ツ谷の名店の味は合わなかったのでしょうか。
いやな予感がしたので、私は昼となく夜となく足しげく通い、店員のお姉さんとも仲良くなったのに、そのお姉さんの口から聞かされました。
「いつも来ていただいたのに、申し訳ありません」
いえ、謝らないでください。新橋サラリーマンの一人として責任を痛感します。
悲しいです。寂しいです。
今日は、ビーフトマト肉1.5倍とライス大盛(1,120円)で別れを惜しみました。
(2010年9月3回目)
夜メニューで残っていた焼チーズバーグカレー(1,100円)にチャレンジです。
その前に、残業で疲れた喉をビールで潤し、単品おつまみでカニクリームコロッケ(300円)とミニメンチ(290円)を注文。
カリっと揚がったコロッケの中からとろ~りとしたクリームがいっぱいのカニとともに現れます。デミグラスソースが相性良し。
一方のミニメンチは、ふんわりと柔らかいメンチの中がミディアムな揚がり具合で、ジューシーな肉汁が口中に広がります。
こちらもデミグラスソースで。
焼チーズバーグカレーは想像通りのビジュアルで登場です。
大きな陶器の深皿にカレーライス。その上に巨大なハンバーグが乗りチーズとトマトがのってオーブンで焼かれて出てきます。
ハンバーグは当店自慢の柔らかいもの。カレーに元々入っているビーフ共々オーブンで程よく焼かれて風味も増しています。
もちろんたっぷりのとろけるチーズと相まって非常に高い次元の複合的な完成度。
追加でグラスワインも頼み、この夕食で軽く2000キロカロリーは摂取したと思われます(^^ゞ
ちょっと心配なのは夜のお客さんがあまりにも少ないこと。大丈夫かな。新橋サラリーマンのお口とお財布には合わないのかな。
頑張って私が宣伝しなければ^_^;
(2010年9月1回目)
私があんまり絶賛するので、部員たち(♀)が興味津津。そこで2名を連れてニュー新橋ビル4階にお連れしました。
12時を過ぎていたので行列覚悟だったのですが、何と待ちなしで即入店。
つい興奮して、自分の店のように当店のシステムやら、料理の内容やら蘊蓄を語ってしまいました。
全メニュー制覇に燃える私は、この日はステーキ丼(1,100円)を注文。
レアで焼かれた肉厚のロースがカットされて丼ごはんの上に。
肉質は良く、とても柔らかいステーキにちょっと贅沢な気分。
ごはんとステーキの間にはどうやらバターが挟まっていたらしく、バターライスの様な味わいがステーキソースと絶妙なコンビネーション。
部員たちは定番の人気メニュービーフトマト定食でエリーゼデビューを果たし大満足の様子でした。
(2010年8月3回目)
夜限定のチーズカツレツ定食(1,100円)を食べました。
金曜日の夜、残業後に自分へのご褒美で白ワインを飲みながら料理が出来上がるのをまったりと待ちます。
フライパンでカツレツ揚げる香ばしい音が聞こえてきます。
間もなく出てきたチーズカツレツは、きつね色の衣もカリッとして美しく、中をのぞけばチーズがトロリと糸を引きます。
ジューシーで柔らかい豚肉とチーズ、更には当店自慢のドミグラスソースのハーモニーが心地よい一品でした。
(2010年8月2回目)
この日は前から気になっていた大きなハンバーグ定食(240g)(1,050円)に挑戦です。
訪問時間は13時少し前なので楽勝に入店です。
ここのハンバーグは仕込みのひき肉タネを注文を受けてからシェフが「ペタペタ」と手ごねを開始します。だから出来立ての柔らかさ。
ドミグラスソースの深みも良く、何より卵好きの私には半熟目玉焼きがデフォルトなのが嬉しいです。
半熟の黄身とドミグラスソースをハンバーグに絡めれば、至福の逸品に。
お行儀悪いけどご飯に載せて食べちゃいました(^。^)
(2010年8月・コメント、写真追加)
今、新橋ランチでは舞浜を抜いて自分的には一番のお店。
同僚を連れて13時過ぎに訪問です。
ピークを過ぎていたので、3名でしたがすんなり入れました。
私は夏の新メニュービーフのおろしポン酢定食(900円)を注文しました。
ベースとなるのはこの店の定番であるビーフトマト定食同様、牛バラ肉と玉葱を塩コショウで炒めたものですが、ソースとしてかかっているのはたっぷりのおろしと葱、味付けは当店特製のポン酢という組み合わせ。暑い夏にはピッタリのさっぱりメニューです。
店員さんにお話を伺うと、四ツ谷の店と異なり、12時ちょっと前から突然人が集まってきて行列ができ、それが13時前になるとすーっと消えていくというのです。
なるほど、ほとんどが地元新橋サラリーマンとOLだということですね。
ならば、新橋に用事があって来た方には、時間をずらせば四ツ谷店より待たずに食べれるということです。
いかがでしょうか。
(2010年7月)
情報通の居酒屋仲間から新橋の新店情報がメールで届きました。
四ツ谷の人気洋食行列店エリーゼが新橋にオープンしたというのです。
食べログで早速検索をかければ、なんとニュー新橋ビル4階ではないですか!
しかも既に7件のレビューがアップ。
あんな場所で大丈夫なのか、と心配になりつつも、混雑の前にと早速ランチで訪問です。
11:45に到着。まだ行列は出来ておらずすんなり入店。しかし数分後には行列ができ始めます。
メニューをじっくり考える間もなかったので、とりあえず目に入ったポークジンジャー定食(920円)を注文。
ビル自体は1階がゲーセン、2階がマッサージと品がないのですが、空きテナントだらけの4階にオープンした当店は似つかわしくない雰囲気。
まだ新しいので、当然清潔感もあります。
カウンターだけの店内、厨房は若いシェフたちが忙しく立ち働いていますが、皆明るく愛想良い接客で気取った感じはありません。
メニューを色々眺めたり、他のお客さんの料理を見たりしているうちに10分ほどで出てきました。
群馬県産豚ロースは大ぶりなもの。厚切り豚肉のソテーにありがちな堅さもなく上質です。
ショウガの味はさほど強くなく、ソース(私の舌では素材ベースが解読できませんでした)とのバランスも良くさっぱりした味わい。
山盛のキャベツとポテトサラダがつきます。
キャベツにはオリジナルドレッシングをかけます。
付け合せのポテサラは絶品で、淡白ながらバランスの良い味付けで単品でガッツリ食べたいくらい。
ライスとみそ汁がついて定食の料金は920円。単品なら250円引きです。夜、ビールのつまみならその値段ということになるのでしょう。
ちなみにライス大盛は別料金(50円)
1,000円前後でクオリティの高い洋食が新橋駅前で食べれるのはありがたいこと。
種類も豊富で通っても飽きないでしょう。
このビルの1階の私の行きつけのむさしやと比べてはいけませんが、私にはどちらもアリです。
今後益々人気が出そうです。
ランチなら12時前、または12時半以降がよろしいかと。
次回はビーフねぎ焼定食、大きなハンバーグ定食、夜のみのオムライスあたりを狙ってみます。
仲間とも夜来てみようかな。
と、ここまで書いてレビューをアップしようと思いましたが、どうしても夜限定のオムライスを食べてからと思い、今週二度目の訪問です。
週末の19時過ぎ、昼の大行列とは打って変わって、お客さんはちらほら。簡単に入店できました。
昼の定食メニューはそのままに、夜限定のメニューや単品も注文できるので、お値段そのままで夜も楽しめる、というわけです。
私は赤ワイン(300円)とオムライス(820円)を大盛(150円)をオーダーしました。
厨房で私のオムライスが出来るのを眺めながら、一人ワインでまったり。
出てきたオムライス。大盛なので迫力満点!
しかも玉子の焼き加減も美しくうまそ~!!
中を確認すれば、ライスは一般的なケチャップ味のチキンライスではなく、ロースハムとマッシュルーム、たっぷりの玉葱の甘みが嬉しいシンプルなライスです。サッパリしてながら、程よくコショウが効いていて、とてもおいしいです。このライスはかなりイケます。
夜は混雑していないので(今のところ)、レディースの二人メシなどにもオススメです。
厨房の若いシェフたちに「ありがとうございました!」と送り出され、気持ち良く店を後にしました。
新橋に待望の名店、登場です!
8位
1回
2011/10訪問 2011/11/05
(2011.10)
同僚を連れて立石ハシゴ。
この日はまず宇ち多で梅割りともつ焼きからスタートし、小さな立石の町をご案内。
その足で大ちゃんを紹介したところ、同僚たちが「是非食べたい!」というので、「食べるところないからそこの公園でいい?」と提案。
毎度のことながら、隣の公園で。
40代、50代の男二人、女一人が公園のベンチでコンビニの缶ビールを飲みながらたこ焼きをつつきます。
誰かが見たら相当変な光景です。
しかしまるで中学生か高校生のような楽しさで、思わずお互いの学生時代の思い出話を。
私も、問わず語りに高校時代の純愛物語などを語ってしまいました。
さて、2軒目に行こうか。
(2010.7)
高くて旨いは当たり前さんのレビューを見て気になっていたお店です。
東京で大阪人の私を納得させてくれるたこ焼きはないものか、と探し求めて幾千里。
というのは大げさだけど、私の通勤経路で探しても納得の行く店がみつかりませんでしたが、遂に出会うことが出来ました。
南口の立石駅前通り商店街のアーケードに入り、一本目の路地を左に入るとすぐ看板が見えます。
この日は線路沿いの串揚げ屋毘利軒で大阪気分も盛り上がっていたので自然な展開です。
まるで大阪ミナミか天神橋筋商店街のようなアーケード脇の路地の小さな屋台のようなお店。
女将さんが切り盛りをしていました。
店内の焼き台の奥、材料が雑然と置かれた雰囲気がいかにも屋台風で私にはとても好ましく感じられました。
一人前8個(400円)を注文。味は基本のたこ焼きソースで。
パックにつつんでもらい、受け取ったはいいものの、さてどうするか。
お土産に買ったわけではなく、すぐ食べたくて買ったのです。
イートインもないし、店の前で立って食べるのもはばかられるし、と思ったら、店のすぐ横に小さな公園が。渡りに船とはこのことです。
アウトドア派の私は即決。盆踊りの櫓が立てられ、賑々しく提灯が飾られた小さな児童公園。
上がったとはいえ折からの雨で盆踊り大会は中止。立石のセンベロ名店の名も見受けられる提灯を眺めながら、人気のない公園の柵に腰掛け、おもむろにたこ焼きのパックを開けます。
たぶん、相当怪しい中年のおじさんに見えるはず。
しかし私は気にせずにたこ焼きの摂取を始めます。
猫舌なのでたこ焼きを一旦分割し、それから口中へ。
「うわっ! 何だよこれっ、旨えよっっ!!」
大玉で、外側はカリッと、中はフワッと。完璧な仕上がり。
しかも蛸も相当デカイ!
いくらプロとはいえ、この仕上げは言うは易く行うは難しの典型。
私のように少年時代家庭で毎週たこ焼きを作る習慣があっても、日によって出来上がりにムラがありました。
粉の分量、卵の量、水の量、さらには蛸の大きさ、水分の含有量、火加減や焼き方など複合的な要素でうまくいかないのですが、それはプロでも同じこと。レシピどおりの分量では同じたこ焼きを毎日作ることはできません。
その点、ここは相当いい仕事してます。
アツアツのたこ焼き、外側は焼き過ぎず固くなる一歩手前の微妙な固さ、中は半熟のようなとろみがありながら蛸にはしっかり火が通っている、しかも粉っぽさは感じない。中々難しいことがしっかり出来ていることがこのたこ焼きから伝わってきます。
てな薀蓄を頭の中で考えながら、たこ焼きを味わっていましたが、大阪ならまだしも、東京の葛飾立石で夜の7時に公園でたこ焼きを頬張る中年オヤジはかなり怪しい存在。
どこから見てもリストラされたオヤジにしか見えなかったかも。
しかし私が公園でたこ焼きを食べながら考えていたのは更にずれていて「コンビニでビール買ってくれば良かった・・・」というものでした。
9位
3回
2018/03訪問 2018/04/07
キャノンデールのB級食べ歩記: 【さようなら。ありがとう】40年の歴史に今日幕を閉じる汐留メディアタワー地下の「上海餐室」でお別れランチ。上海焼きそばと高菜炒飯はテーブルで1時間20分待ち
いよいよこの日がやってきました。
かつて虎ノ門にあった町中華が、40年の長きにわたる歴史を汐留で閉じようとしています。
上海餐室。
いつも茶化したコメントを書いてきましたが、大阪赴任前の2年間をかけて、季節限定を含めて30種類以上のメニュー全てをクリアしたほどの大ファン。
13時以前はメニューが限定されるため、あえて13時以降に訪問しました。
今日は、このランチを軸に仕事もスケジューリングした程です。
家族経営の町中華が、昔の大家の共同通信に乞われて汐留に移ってきて、かれこれ10年以上は経つでしょうか。
かつてチェーンの上海エキスプレスが入っていたオオバコに、高齢のお父さんが鍋を振る店が入ったことが不幸の始まりだったのです。
再開発の高層ビル群のレストラン街は、金太郎飴のようなお店ばかり。
そんな中に、庶民的な町中華がやってきて、たちまち人気となりました。
もちろん、もともとの贔屓であった共同通信の記者たちばかりでなく、近隣のビルのビジネスマンも訪れ、回しきれないお客と注文が殺到したのです。
13時半でしたので、行列こそ無かったものの、ほぼ満席。
しかも、まだ料理が出ていない人の方が多いようです。
ほぼ暗記しているメニューを改めて眺めますが、迷いに迷って決め切れません。
どれも思い出深く、この店での全クリの歴史が走馬灯のように脳裏に浮かびます。
結局、上海焼きそばと炒飯という二人前の発注。
晩ご飯を抜けば良いだろうという安易な考えです。
注文を取りに来た妹が
「上海焼きそばでいいの?炒飯なら焼きそばが肉だから高菜がいいかもね」
とアドバイスをくれました。
彼女は私がかつて全メニューをクリアするために毎回違う料理を頼んでいたことを覚えているのです。
今に出てくるか、とスマホをいじりながら待っていましたが、結局予想以上に待つことなんと1時間20分!
ガラス越しに見える厨房のお父さんの動きを見れば、宜なるかなですが、最後までカオス。
先に上海焼きそばが出てきました。
久しぶりに啜ります。
「あれ、こんなにベタっとしてたかな」
という印象。
麺が焦げているところは、カリッとしていて美味しい。
具材はかなりたっぷりで、豚肉も分厚いです。
最終日のサービスなのか、仕込みのミスなのかはわかりません。
焼きそばを食べ始めたところで、高菜炒飯が出てきました。
これもこの店のメニューでは好きだったもの。
玉子スープも付いてきます。
あの頃とは年齢も違います。
果たして食べ切れるでしょうか。
懐かしい高菜炒飯もややベタっとしています。
お父さんの鍋振りの動きを見れば、それもやむを得ないところ。
高齢化と後継者難による廃業は現代日本の抱える大きな問題です。
やけにしょっぱい玉子スープ。
お父さんは味覚も衰えているのかもしれません。
この店で最後のオン・ザ・ライス。
高菜炒飯に上海焼きそばという、フィナーレに相応しい豪華な組み合わせです。
この辺りでかなり苦しくなってきました。
既にこれで一人前以上食べているのです。
量だけでなく、油っこくて味も濃いめなので、かなり苦戦しましたが、なんとか完食しました。
今日の夜の部は貸し切りだそうです。
もちろん共同通信の方々でしょう。
お会計を済ませると、妹がにこやかに
「ありがとうございました。長い間お世話になりました!」
と声をかけてくれました。
私は思わず胸が熱くなりました。
さようなら、上海餐室。
ありがとう、お姉さんたち。
お疲れ様、お父さん。
そして、もう怒らないでね、お母さん。
上海餐室
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共同通信本社が入る汐留メディアタワーの地下レストラン街にある上海餐室が閉店するという情報を聞きつけ、早速馳せ参じました。
かつて共同通信が虎ノ門にあった時に、店子だったという昭和の町中華。
この場所に入っていた上海エキスプレスが撤退した後に居抜きで移転入居してきたので、一見チェーン店風の設えですが、家族経営のれっきとした町中華。
確かに「3月27日を持って閉店いたします」と貼り紙が。
かつては30種類以上あったメニューを全クリしたほどのマイブームのお店。
大阪赴任を挟んで、今は職場が虎ノ門に移った関係で、帰任後は数回しか来ていません。
いつの間にかメニューもすっかり減りました。
今日は定食を食べることにしました。
3品で1,100円。
少し値上がりしていました。
12時ちょうどの入店。
4人掛けのテーブル席に案内されました。
普通なら一人客は円卓に案内されるのですが、満席だったのでこちらへ。
見回すと、料理を食べている人はまだ僅か。
これは今日も長丁場になりそうです。
スマホで暇潰ししているうちに、みるみる時間は過ぎていきます。
食べログの評価を見ると、なんと3.5。
私の個人的評価は高いのですが、いつの間にそんな店になったのでしょう。
3品定食が出てきたのは、入店から35分。
私より前に入店していた人で、まだ料理が出ていない人もいます。
全て小皿に入って出てきます。
1品や2品を選ぶとおかずのお皿が大きくなるという仕組みです。
麻婆豆腐。
豚肉の辛子みそ炒め。
高菜漬と玉子炒め。
ご飯。
玉子スープ。
お新香。
実は定食は全て湯煎。
つまり、すぐに出せる料理なのです。
忙しい通信社の記者のニーズに応えられるために生み出されたのではと推察しますが、虎ノ門時代と違って店が大きくなってしまい、それをお父さんのワンオペ厨房で賄う所に無理が生じています。
焼きそばやラーメン、チャーハンなどがどんどん滞る一方で、入店順を守ろうとするために結局定食もすぐには出せないという謎のオペレーション。
誰が悪いというわけでもないのですが、一向に出てこない料理に高まるお客の不満と、ホールを仕切る厳しいお母さんがホール係の娘たちを怒鳴り散らすという、店内を覆う何とも気まずい緊張感が、せっかくの美味しい料理の味を落としてしまいます。
もちろんオン・ザ・ライス。
食べる時間も減ってしまったので、一気に三品のせ。
そこそこボリュームもあり、美味しいのですが、なぜ湯煎の料理が出てくるのに35分もかかるのか、そして私より前に来た人の料理が出ていないけれど、それは大丈夫なのか、などと考えているうちに食べ終わりました。
お会計の時にお姉さんに
「なんで閉めちゃうの?」
と聞いてみました。
「みんな年取っちゃったから」
という予想通りの答。華僑とは言え、後継者問題はニッポンの抱える深刻なテーマなのです。
批判めいて聞こえるかもしれませんが、謎のオペレーションも含めて私はこの店が大好き。
閉店までにもう一回は来たいと思います。
上海餐室
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2016.8
ずっと気になっていた汐留「上海餐室」の新メニュー、タンメンにトライ。この店にしてはちょっと高いけどなかなか旨い
汐留メディア-の地下にある上海餐室。
近代的なオフィス街に不似合いな下町中華ですが、このビルの大家である共同通信の旧社屋時代からのお付き合い。
いささか従業員が個性的ですが、私はかなりり好きなお店です。
大阪転勤前には無かったタンメンを帰任後に発見して以来宿題となっていました。
今日はそれに挑戦するために来たのです。
会議が長引いて、会社を出たのは13時を回っていました。
混雑するこの店も、さすがに空いています。
10分ほど待って出てきました。
想像通りのビジュアルにひと安心。
たっぷりの肉野菜炒めがどっさりとのっています。
スープを一口。
しっかりと濃い目の味です。
タンメンと言うよりもチャンポンにも近い味ですが、これは私の好み。
麺は、この店共通の細縮れ麺。
肉野菜炒めと一緒に啜ります。
なかなかのボリューム。
そして、何より野菜がたっぷり摂れるのが嬉しい。
かなり美味しいスープなので飲み干したかったのですが、お腹いっぱいな上に汗だくで断念。
この店では値段は高めの930円ですが、納得の味と量なのでコスパも悪くありません。
13時以降限定の餃子も食べてみたかったのですが、それはまたの機会です。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/08/blog-post_3.html
2016.6
汐留メディアタワー地下の中華料理「上海餐室」で冷しそばがスタートしたので、好物の椎茸入りをトライ
ランチは久しぶりに汐留メディアタワー地下にあるお気に入りの中華上海餐室に足を向けました。
12時半を回っていたので、空いているだろうと思ったのです。
案の定、行列は無くすぐに入れました。
夏季限定らしき冷しそばの張り紙。
要するに冷やし中華でしょう。
好物の椎茸入りにしました。
出てきた冷しそばは、私の想像以上にシンプル。
大きくちぎったレタスと、細切りのキュウリ、そして椎茸の含め煮。
以上終わりです。
具材をどけると細めの縮れ麺が顔を覗かせました。
ズルズルと手啜ります。
とはいえ、気を付けないと甘酸っぱい胡麻ダレがシャツに飛びますから要注意。
大好きな椎茸がたっぷり入っているのは嬉しい。
鶏肉、海老はそれぞれ別のトッピング。
やはり全てのっていないと、冷やし中華としては寂しさを感じます。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
https://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/06/blog-post_20.html
2016.3
かつて全メニュー33品目を制覇した汐留らしからぬB級中華「上海餐室」に3年ぶりの訪問。変わらぬ味とカオスなオペレーションになぜか安堵したランチ
再開発の近代的なビルが立ち並ぶ汐留エリアにあって、共同通信ビルの地下には、ちょっと庶民的でリーズナブルな飲食店が入っています。
転勤前から、私のお気に入りのランチスポット。
そんなお店の中でも、特にお気に入りなのが、中国料理上海餐室です。
かつてこの店のレギュラーメニュー全33品目を制覇した私。
日替わりの定食を含めれば40品目はゆうにクリアするほとの溺愛ぶりです。
なぜ、そんなにこの店が好きなのか、説明は困難ですが、連れてきた同僚のOさんにお店への道すがら解説しました。
「元々は虎ノ門にあった共同通信ビルに入っていた下町中華らしいんだよ。味はもちろん濃い目のB級なので、スタミナが必要な記者たちの口に合ったんだろうね。もちろん僕も好きな味なんだけど、味以上に個性的な家族経営の従業員に是非とも注目して欲しいね」
たまご好きの私は、久しぶりのこの店との再会を蟹玉かけご飯で祝うことにしました。
いわゆる天津飯的なもの。
スープもたまごでした。
絶妙の半熟玉子。
天津飯は塩ダレに限る、という大阪育ちの私にとっては甘酢餡だけが残念ですが、それを除けば実に旨い。
スープの玉子綴じもたっぷり入っていて、大満足。
なかなか料理が出てこない、順番が入れ替わる、それを巡って家族が大げんか、それでも動じない常連客、という相変わらずカオスなオペレーションが目の前で繰り広げられています。
「東京に帰ってきたな」
と実感し、妙に嬉しくなったランチでした。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/03/b.html
2012.9
2ヶ月ぶりの本社出張。よく通った汐留「上海餐室」で定食三品盛りをガッツリ
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2012/09/blog-post_10.html
(2010.11)
ついにやりました!
最後の33品目は海老焼きそば。
10月は忙しくて訪問出来なかったのですが、今日行ったらいつも注文を取ってくれる当店の看板娘のお姉さんが
「海老焼きそばですよね!」
と話かけてきました。
そういえば前回全クリまで後一つだという話を彼女とした時に、最後の一品が海老焼きそばだという話はしましたが、それは9月末のこと。
一ヶ月間音沙汰の無かった私の最後のオーダーを覚えていてくれたとは・・・(;_:)
エリーゼにうつつを抜かしていた自分が恥ずかしくなりました。
なんだか、お姉さんが健気で、新しい店に浮気をしていた自分を反省し、やはり大切にすべき店はどこか、ということを思い知らされました。
私には洋食の名店は高嶺の花。下町中華の方が似つかわしいのです。
お会計の時
「また振り出しに戻るんですね?」
と言われたので、
「いや、今度は定食にチャレンジするよ」
と言って店をあとにしました。
ちなみに私の高評価は以下の通りです。
豚肉うまにかけ御飯、豚肉かけチャーハン、海老入り高菜チャーハン、とりそば、野菜そば、上海焼きそば、野菜入りやきそばです。個人的には卵好きなので蟹玉かけ御飯と蟹玉そばも好きです。
※今後は写真のみアップします。
(2010年5月)前回訪問したとき、「あれ、ジャージャータンメン頼まなかったね」とお姉さんに言われました。注文の順番まで覚えられるとは私もここに来すぎです。
(2010年3月3回目)
この日は同じものを食べないように、デスクに貼ってあるメニューを持参。食べた料理はマーカーでチェック済み。
裏メニューで「ジャージャータンメン」というものがあるらしく、それを食べるためにはまずは表メニューの「ジャージャー麺」をクリアしなければなりません。というわけで、頼んでみました。
ジャージャー麺はほのかな甘みも感じる程よい辛味。激辛好きの方には少し物足りないかも知れませんが、ひき肉もたっぷりで私は満足の一品。次回は裏メニューに挑戦です。
(2010年3月2回目)
そろそろ何を食べていないかロシアンルーレット状態です。自分のデスクにはメニューを貼りだして食べた物をマーカーしてあるのですが、ついチェックを忘れて会社を出てから「しまった」と思います。
この日は牛肉焼きそば(950円)を食べました。牛肉細切りとタケノコの細切りがオイスターの効いたソースで味つけられています。若干濃い目ですが、少し焦げ目の付いたこの店特有の焼きそばをうまく絡んでなかなかおいしかったです。
(2010年3月1回目)
カニチャーハンを食べました。全種目制覇を目指しているので、オーダーのカブリに注意。会社のデスクにはこの店のメニューが貼ってあり、食べると消すようにしています。そろそろ気をつけないと同じものを頼みそう。
カニチャーハンは、蟹肉もたっぷり入り、当店特有の鶏スープで味を整えたもの。おいしいです。
この日は珍しく12時過ぎでも空いていたので、料理もすぐ出てきました。
(2010年2月3回目)
当店で一番高いスーラータンメンを頼んでみました。1250円。
酸味はそれほどきついとは感じませんでしたが、辛味は胡椒ベース。これは意外でした。ラー油かな、と勝手に思っていたのです。
たっぷりの豆腐、しいたけ、ハム、たけのこ。食べ進むうちにボディブローのように辛味が蓄積していつの間にか汗が・・・。これは夏は食べれないな。
おそらく少なめのスープを入れてその上に餡をかけているのでしょう。食べる前にかき混ぜると、最初のルックスよりはサラっとした感じになりました。
なかなかのボリュームで、またもや昼間っから食べ過ぎです。
(2010年2月2回目)
本日のランチを食べようと、店頭のメニューを眺めていると3種類ともどれも好きなものばかり。
この店は小皿で最大3品を組み合わせることが出来ます。単品なら850円。2品から一盛は小皿となります950円。3品ならお値段は1050円とランチとしてはちょっとお高いですが、ボリュームは満点。小皿といっても結構盛が大きいからです。
「麻婆豆腐」「ニラ・肉・もやし炒め」「カニ玉」にごはんとスープとザーサイ。
最初は「おーうまい、うまい」と食べていましたが、中盤から苦しくなり、最後はさすがの私も息切れしながらフィニッシュ。
お店のお姉さんに「結構あるよね、三皿は」と言うと「女性の人でも食べる人いますよ」だって。
やるなぁ。
(2010年2月1回目)
海老チャーハン食べました。海老は片栗をくぐらせ油をくぐらせてからご飯と痛めているようです。具材は海老の他はネギと卵だけ。シンプルですが、この店自慢のスープの味が隠しで効いてます。
(2009年1月4回目)
久しぶりに御飯ものにしました。豚肉うまにかけ御飯(850円)は以前食べた豚肉焼きそばと同じ具材。豚肉、ほうれん草、きくらげ、たけのこをオイスターソースと醤油で味を整えた濃いめの味の餡かけです。
この日も厨房のお母さんは娘たちや店員を怒鳴り散らしていましたが、一時過ぎに客足が一段落したら、談笑していました。不思議なお母さんです。私は慣れましたが、初めて来た人はびっくりするでしょう。
(2010年1月3回目)
初めて定食を食べました。ここは3種の定食メニューが日替わりであり、それを一品から3品の範囲で注文が可能です。お値段は850円から刻みで上がっていきます。この日は小皿2品、「ホイコーロー」と「細切り豚肉と玉子の炒め」を注文。一つ一つのお皿は小さいのですが、結構盛がいいのでかなりの量です。ご飯はなぜかお茶碗ではなくお皿に盛られて出てきますが、これもパッと見とは異なる量で、なめてかかると痛い目にあいます。お味は水準以上。お気に入りの料理がある日は定食もよいですね。ちなみに一皿の場合は相当な量が出てきます。
(2010年1月2回目)
パーコー麺食べました。香辛料の効いた大きなパーコー(豚肉唐揚げ)が3切れ。これだけでお腹いっぱいになります。スープは澄んだ醤油味。ほうれん草がたっぷりのっています。
(2010年1月1回目)
新年仕事始めの昼食はもちろんここ。部員8名で11時半に来て、景気づけにビールを。更に紹興酒も注文します。目算違いは定食がこの日無かったこと。本当は定食のおかずだけ頼んで一杯やって、最後に麺類で締める、という計画が脆くも崩れ去りました。
各々が色んな麺類を頼みましたが、私は豚肉焼きそば。ビールの摘みにぴったりでした。
(2009年12月3回目)
蟹玉そばを食べました。店によっては天津麺とも言いますね。私の好物で、ここは蟹も結構入っていて、玉子もふんわり。スープは醤油ベースでなかなかのトータルバランスでありました。
(2009年12月2回目)
ザーサイそば(950円)食べました。想像よりはザーサイが少なくむしろ豚肉炒めのせ、といった感じです。醤油ベースのスープとよく合いました。
(2009年12月1回目)
海老そば(950円)食べました。塩味でやや濃い目。しかし私は好きです。うれしい驚きは海老の数。片栗でトロミ炒めた海老が一体何匹?中振りのプリっとしたのが10匹以上入ってますね。この店では人気メニューです。
(2009年11月)
その後も定期的に通っています。
「豚肉かけチャーハン」は「ルースーチャーハン」のようなもので、チャーハンに豚肉の醤油餡かけ炒めがのっています。味、ボリュームとも文句なし。これはオススメです。
「とりそば」は胃にやさしい塩ベーススープ。鶏肉があっさりしていて、たっぷりの青菜と一緒にいただけば二日酔いはどこへやら。
「蟹玉かけご飯」はいわゆる天津飯。もちろん関東風のケチャップ甘酢ベースなので私はちょっと苦手でしたが。
大好物の上海焼きそば。醤油味です。ボリューム満点。気に入りました。
(2009年9月)
汐留オフィス街の中華はどの店もいかにも「オフィスビルのお店」ばかり。
しかしB級の私には、お値段もお味もボリュームも今一つ納得がいきません。
結局新橋駅の向こうまで遠征に行くことになるのです。
この日は、前から気になっていた汐留メディアタワーの地下飲食店街にある中華を直撃。
同僚と訪れたこの店は以前はチェーン店系中華でしたが、最近代替わりしました。
初めての店はリスクもあるのですが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということで突入です。
12時半だったので混雑のピークは過ぎていました。この店は前の店の居抜きのまま、ちょっとシックな暗めの照明にガラス張りのオープンキッチン。しかし店員の女性二人(間違いなく姉妹)はとにかくすごく大きいです。国技館級です。びっくりしました。その他の店員さんも私服に自前のエプロンで、オフィスビルにありがちな制服などではなく、下町の中華屋さんをそのまま切り取ったよう。
入り口でメニューを見て悩んでいると、店員さんが注文を取りに来ます。ここは入店前にオーダーを取る仕組み。
ランチは三種類からチョイスします。ユニークなのはその三種類から一品選べば850円、一品増えるごとに100円UPするのです。店員に確認したところ、一品増えると一品あたりの料理の量が減るシステムだそうです。
ランチ以外はぶっかけ系のごはん(いわゆる丼)、炒飯、麺類といった町の中華屋さんのオーソドックスなメニュー構成で、ほとんど850円か950円均一。
私は五目うまにかけごはん。同僚は蟹玉そばや定食などをおのおの注文。
謎の姉妹を見ているうちに料理が到着。おっかなびっくり食べてみると意外とうまいです。
お味は「町のおいしい中華屋さん」といった感じ。同僚に聞いてもそれぞれ「結構うまい」と言っておりました。お店の雰囲気は「オフィスビルレストラン風」ですが、内容は庶民的でB級の私には納得の味。
ボリュームもあり、850円ならオフィスビルの中華としてはかなり健闘しています。
「この店は使えるね」というのが我々の一致した意見でした。
気になってwebでリサーチしてみると、どうやらこの店は昔の共同通信ビル(虎ノ門)に入っていた店が、新しい汐留の共同通信ビルに移ってきたらしく、だから常連さんが多いのだと納得がいきました。
その後、別の部署の同僚が、虎ノ門時代のこの店を知っていて、なかなか庶民的でおいしい店だということが再確認できました。
そこで翌日も二日連続訪問、人気の野菜そば(950円)を頂きました。野菜たっぷりきのこたっぷりのとろみのついた餡が醤油ベースのスープのラーメンにかかっています。タンメン風を想像していたのですが、いい意味で期待を裏切られ満足の一品。同僚の豚肉あんかけチャーハンもかなりうまかったそうです。
帰りに1,000円札を出すと、レジカウンターの上のカンカンにいっぱい入った50円玉を自分で取るように言われました。どこまでも不思議な店です。
お味の☆は四つ。但し私がB級志向だからということをご理解ください。でも新聞記者さんたちが贔屓にしているのだから悪くないと思いますよ。
10位
2回
2023/01訪問 2023/02/27
キャノンデールのB級食べ歩記: 家族が祝ってくれる私の誕生日会は私が大好きなB級グルメ。大井町の「ブルドック」で大好きな洋食尽くし
我が家は全員の誕生日会に外食をごちそうするのがいつの頃からか習わしとなっています。ただ、私の誕生日会は家ですき焼きというのが定番でしたが、今年は私のたっての希望で、大井町の洋食ブルドックでランチ会を催してもらうことになりました。お気に入りの安くて旨い、昔ながらの昭和の洋食屋ですが、ボリュームが多いので一人では楽しめません。そこで、今回私からお願いして、外食での誕生日会となりました。大井町駅の東に広がる東小路飲食店街。子供の頃大井町に住んでいた妻が「昔と変わらない」と言う、戦後の匂いが残る街。
狭い路地をしばらく歩くと、大きな看板が見えてきます。
「大井一うまい・やすい」という触れ込みも納得。
ショーケースの食品サンプルも、今では見かけない絶滅危惧種。
かつて「キタナシュラン」にも認定された名店です。
一回のテーブル席で確実に座りたかったので、開店時間に予約しておきました。しかし、開店前にいったのに、既にオープンしていてお客さんが料理を食べていました。行列を入れるためにアーリーオープンしたのでしょうか。もちろん私たちの席は、きちんと確保されていました。私の中では、すでにメニューの組み立ては決まっていますが、念のためにメニューをチェック。もちろん家族は初めてですから、興味津々です。
最初に出てきたのはメンチカツ。350gのジャンボサイズです。
生ビールよりも先に出て来るという、高速サービス。
今更お誕生日という年ではありませんが、祝ってもらえるのは嬉しい。昼ビールも、一段と美味しい。
続いては、超ジャンボな名物オムライス。お茶目なご主人がいつもケチャップでいたずら書きをしてきます。今日は「AKB49 2023」と書かれていました。その心は不明ですが(笑)
反対側にはホワイトソースとケチャップがかかっています。
もしかして、お願いしたら私の名前や年齢を書いてもらえたかもしれません。そう思うと、ちょっと後悔。
ジャンボコロッケも出てきました。
二皿並ぶと、壮観な眺め。
オムライスは5年で分けてちょうど良い位。
私がどうしても食べたかったグラタンが出てきました。
何種類かあるのですが、私のリクエストはスパゲッティと卵のグラタン。
ケチャップ味のスパゲッティとマッシュした茹で玉子を、ホワイトソースで閉じ込めてオーブンで焼いた、素晴らしいB級グルメ。
みんなが気に入った350gのメンチカツをリピート。またもや高速で出てきました。
頼むのを忘れていた一品がありました。マカロニサラダです。
濃い目のマヨネーズの味付けに、お代わりした生ビールも進みます。
大満足の誕生日ランチ。家族みんなに感謝を告げ、お店の前で記念の集合写真。この後は、妻の買い物に付き合って日本橋三越に向かいます。
ブルドック関連ランキング:洋食|大井町駅、鮫洲駅、青物横丁駅
(2011.12)
元部下たちによるハーレム送別会。大井町東小路のキタナシュラン「ブルドック」で爆盛洋食!
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2011/12/blog-post_15.html
私の大阪転勤の送別会。
なんと元部下の女子7名に囲まれるというハーレム的な会。
私のたっての希望でこちらのお店にしてもらいました。
大人数が集まらないとこの店の全てを楽しめないことと、安いので彼女たちに負担をかけなくて済むということから選択です。
19時にスタート。当然予約は二階。
初めてのメンバーも多く、次々と繰り出される大盛メニューに皆感動。
大きくてもお味はよく、みんなで取り分ければそれほど多いわけではありません。
私がイニシャチブをとって発注をコントロール。
是非モノのメンチカツ、オムライス、スパゲティグラタンをはじめ、大好物のハムエッグなども交えた王道の注文。
もちろんお酒はビールからワインへと。
すっかりご機嫌になり、素敵なギフトももらって皆で記念撮影。
奥さんにシャッターを押してもらいました。
こんなに幸せな会は二度とないかも。
ごちそうさまでした!
(2010.10)
部員(♀)の異動送別会でまたもや宴会使用しました。
彼女がノンアルコール&炭水化物好きとあって、「ここしかないな」と決定。
種類を食べるため、他に♀2名を増強し、女性に囲まれての華やかな宴会を、油まみれの座敷で執り行いました。
シュール好きの女子は傾いた床と生まれて初めて見る8トラデッキにご満悦。
唯一酒豪の女子は冷えた赤ワインの摂取にやる気満々です。
まずは生ビールとウーロン茶で乾杯。
前菜的に頼んだウインナー炒めから取り掛かります。
その後定番から順次攻撃していく、という手筈です。
トンカツとチキンカツ。オーダーかぶりですが、どちらも必須アイテムなのであえて注文。
どちらも前回食べられなかったのですが、サクサクの衣とジューシーな肉に大満足。
マカロニサラダは全員がのけぞる旨さ。
どこのマヨネーズを使っているのかわかりませんが、あまりくどくなく、それでいてしっかりとした味付け。
マカロニと卵が多いのもポイント高いです。
特に茹で卵の崩し方が不揃いなのが最高。
ちょっと大きめの白身や黄身を取ると心の中で小さく「やった!」とガッツポーズ。
そして前回衝撃を受けた卵入りスパゲティグラタンをオーダー。
ナポリタンに茹で卵が入り、その上にホワイトソースがかかってオーブンで焼き上げるという驚くほど手間のかかったB級料理。
ナポリタン、茹で卵、グラタンというB級トライアングルが生み出す至極のハーモニー。
家で作れば、夫婦円満、家内安全、商売繁盛間違いなし。
全員、驚きながらも大変気に入ったご様子。
幹事冥利につきるとはこのことです。(←どのことだ?)
アルコールは冷えた赤ワインに切り替え。
メルシャンのテーブルワインです。
いいんです、それで。いや、そのほうが。
仕上げはオムライスとスパゲティミラネーズ。この選択肢以外あり得ません。
普通サイズで頼みましたが、女子たちはその大きさに感動。
オムライスの断面を見学したり、パルメザンが溶ける様を観察したあと、おもむろに着手します。
「すごいおいしいですねっ!」
頼もしい女子たちは綺麗に平らげてくれました。
またもや時間をオーバーしてしまいましたが、無事完食。
表で記念撮影をしていると、奥さんがわざわざ看板の電気をつけてくれました。
そのせいで、間違えて入店する人まで現れる波乱の大井町21時半。
更に、頼んでもいないのに奥さんはキタナシュランの認定証と人形を出してきてくれました。
家宝なのでしょう。
せっかくなので、日焼けしたサンプルケースの前で撮ったり、一人ひとり抱えて撮ったりしました。
ブルドック、上から下までまるっと堪能です。
(2010.5)
にゃっちゃさんのレビューを読んで以来、ずっと訪問したかった大井町ブルドック。
大井町東小路飲食店街。次から次へと駅前が再開発され昭和が消えていく中で、戦後の匂いが色濃く残る貴重なエリアです。私の好きなラーメン永楽もこの飲食店街にあります。
この日はいつも川崎の焼肉北京に行く職場の大食い仲間を募って「大井町ブルドック遠征」と銘打つ企画を立てました。
色んなB級洋食を一辺に堪能したいという私のわがまま企画に同じ嗜好の仲間が集いました。
2週間前から日程を調整し予約まで入れて万全の体制です。
もっとも予約を入れた時、おばさんに連絡先を言おうとしたら「ああ、いいですよ。時間までに来てくれれば」と言われてしまい予約が取れているか不安ではあったのですが・・・。
私はといえば、この二週間、スパゲティ、ラーメン、蕎麦など私の得意ジャンルで日々大盛を食べ胃の鍛錬に励み、当日朝からは控えめの調整に入る完璧な馬体作り。大井だけに当日のパドックでの落ち着きも大事な要素です。
この日は参加者全員に遅れないように指示を出し、18時に会社ロビーに集合、現地に向かいます。
参加者は最終的に8名(♂7、♀1)、30代から50代と幅広い年齢構成となりましたが、全員出走前の京浜東北線で相当な鼻息です。
8名でしたので予約席は2階。ナプキンとお皿とお箸が既にセットされていたのがちょっと嬉しかったです。
駅前旅館のような窓、油の染み込んだ畳、壊れた8トラデッキ。雰囲気もB級好きな私にはたまらない空間。しかも部屋が傾いているようで、これだけの舞台装置なら料理もさもありなん、と期待が膨らみます。
まずはビールで乾杯し、基本メニューから注文。私以外の何人かは経験者なので、彼らの意見も参考にオーダーを入れていきます。
まずはウインナーソテー×2、マカロニサラダ×2、そしてワラジ大といわれるメンチカツ×2を注文します。
この日は鶏肉の部位に制限があり、チキンカツは叶いませんでしが、代わりに鳥のから揚げを二皿注文しました。カニクリームコロッケ×2もオーダー。序盤から揚げ物尽くしです。
ビールを飲みながら歓談をしている内に続々と料理が運ばれてきました。
ウインナーソテーはケチャップベースの懐かしい味。しかし、驚いたのはキャベツの量。ウインナーの何倍ものキャベツの上にのっています。
マカロニサラダは絶品。マヨネーズの味自体なのかはわかりませんが、非常に濃い味で、マカロニサラダにうるさい私も納得の一品です。不細工に潰れた茹で卵が手作り感を演出。これは是非食べていただきたい。
そして出てきたメンチカツ。噂通りの大きさに感動です。さっそくお皿にとって口にほうばればなるほど納得の味。ジューシーな肉汁、ほどよく揚がった柔かなメンチ。カリッとした衣にソースが絡まり、たっぷりのキャベツとともに素晴らしいハーモニーが口中に広がりビールも進みます。
ああ、生きてて良かった・・・。
更に私の好きな目玉焼きが出てきました。ハムエッグとベーコンエッグ。これも山盛りのキャベツの上にのっているので、とても普通の目玉焼きとは思えないボリュームです。
最初は「一人一玉頼もうよ!」と言っていた私ですが、八玉出てきたら全員前半で撃沈していたでしょう。
から揚げが出てきて既にテーブルは一杯。
鳥肉の仕入れの関係でチキンカツは食べられませんでしたが、代わりに頼んだから揚げもおつまみには最適。
一皿ドラムが出てきた後、「もうちょっと待ってね」とおばさんに言われたのでなぜかなと思っていると、もう一皿のから揚げはもも肉で出てきました。こちらは皮付きでその皮がカリッと揚がって素晴らしい食感。
ここでビールからワインに切り替えます。冷えたテーブルワインは1,860円。気の合う仲間と脂っこい洋食を古くて傾いた部屋で食べる至福の時。話もはずんでワインも進みます。
ここから炭水化物摂取。
スパゲティミラネーズはたっぷりのハム、タマネギ、マッシュルーム。塩味ベースにチーズがたっぷりかかっています。チーズのせいか少し塩味がきついかな、とは思いましたがB級の私には好ましい味付け。
もう一つのスパゲティーはもちろんナポリタン!
これぞ洋食スパゲティー界の王者。たっぷりのケチャップに絡められた巨大山脈は神々しささえ感じられます。焦がしとまではいかないものの、程よく水分を飛ばした炒め加減。
8人で来たおかげでこの店でもこうして色々と食べることができます。
意外においしかったのが、玉子スパゲッティグラタン。
これは、ナポリタンスパゲティに輪切りの茹で卵がのり、その上からホワイトソースがかかったグラタンです。
普通グラタンといえばマカロニ。しかしこのグラタンはマカロニの代わりにスパゲティになっています。百聞は一見にしかず。これは是非召し上がって下さい。グラタン界のB級王と言えるでしょう。
宴会も終盤。締めはもちろんメシもので。
一部には「もう無理だろー」という反対意見もありましたが、私がとうしても食べたかったオムライスを注文。すると誰ともなくドライカレーのオーダーも。このメンバーはどうなってるの?
更にワインも追加し(この日5本目)益々テンションの上がった私たちの前に本日最後のお料理が
運ばれました。
オムライスは想像以上の大きさ。ドライカレーも見事な山盛りです。写真では信じられないかもしれませんが、これで一人前です。
巨大なオムライスはみっしりと詰まっていて、スプーンで切り分けるときに抵抗を感じるくらい。
玉子に描かれたハートが妙に可愛いですが、しっかりと味のついたケチャップライスは男気のあるもの。
一方のドライカレーはなかなかスパイスが効いたパンチのある味付で、単なる洋食屋のメニューと侮れない実力をもっています。
とはいえ、散々食って、散々飲んで、散々バカ話をした中年の私たちの胃袋にはそろそろハードルが高くなってきました。
「閉店なので」と言われ、やむなくタイムアウト。少し料理が残ってしまいました。ゴメンナサイ。
気になるお会計の金額を効いてビックリ。
これだけ食べて、ビール6本とワイン5本も飲んでなんと25,270円。一人3,000円ちょっと。
すっかり満足して店を出ましたが、♀1名が「もうちょっとツマミたかった」と申しておりました。
家に帰ってなんか匂うな、と思ったら上着から強烈な油臭が・・・。
いかに油っぽい店だったのか、ということです。
しっかりファブリーズをしましたが、久々に納得の店に出会いました。
次回の訪問が今から楽しみです(^。^)
今年はラーメン一辺倒から、少し幅を広げ下町居酒屋にかなり足繁く通いました。
会社が新橋にあり、自宅が千葉県ということもあって浅草や京成立石の店を重点的に攻めました。
そんな中でも気に入ったのは、やはり立石の餃子の蘭州ともつ焼きの宇ち多”。
私の居酒屋に対する価値観を根底から覆すこの店とこの町に一票です。しかし、路地に入った所にあるたこ焼き大ちゃんも侮れません。
そして自宅のある千葉県内では、何と言っても焼肉の今久です。片道車で1時間半かかりますが、気にしません。
家族全員ほれ込みました。食べざかりの高校生が好きなだけ頼んでも家族4人で10,000円!しかも安かろう悪かろうではなく、驚くべき肉質と驚異の低価格。一ヶ月前に予約を入れ、今年は4回行きました。
会社のある新橋エリアでは、ランチがメイン。
今年のマイベストランチスポットは、洋食エリーゼ新橋店。わずか4カ月で閉店に追い込まれてしまいましたが、実に足繁く通いました。
また、トピックスとしては汐留のオフィスビルに入っている待ちの中華屋さん、上海餐室。レギュラ―メニュー全33品目を半年かけて制覇しました。
あんまり自慢になりませんかね・・・。
思い出に残るのは大井町のキッチンブルドック。職場の大食い仲間たちと2回も宴会をやって、大いに盛り上がりました。