3回
2022/12 訪問
キャノンデールのB級食べ歩記: 久しぶりの面子で裏浅草のハシゴ酒ツアー② 千束商店街裏の名店「喜美松」で絶品鳥料理を頂くも、泥酔で記憶は曖昧
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2023/01/04 更新
2018/03 訪問
キャノンデールのB級食べ歩記: 隅田川の花見酒から流れて裏浅草へ。久しぶりの「喜美松」で旨いもつ料理
桜の花も今週末がラストチャンスでしょう。
金曜日の夜は、毎年会社帰りに夜桜を見に来る隅田川へ。
スカイツリーとお月様。
この風景にも慣れました。
アサヒスーパードライの桜バージョンを買って、乾杯。
隅田川の堤防の屋台は地元の町内会が運営しているので、お酒もおつまみも安いのです。
屋形船もいいけど、こっちもいい。
言問通りから裏浅草へ。
昨日もお客さんの接待で裏浅草の肉のすずきに来ましたが、今日も同じあたりを通り抜けて来たのは、もつが旨い下町居酒屋の喜美松。
懐かしい店構え。
恐らく9年振り。
相変わらず満席の店内。
隅田川の堤防から電話をしておいたので、席を取っておいてくれました。
といっても一人だから予約できたのであって、3、4人なら無理だったでしょう。
突き出しのキャベツが出てきます。
さっき缶ビールを飲みましたが、飲み直しで生ビールにしました。
綺麗な泡です。
今日は混みあっているので、料理が出るまで時間がかかるとのこと。
こちらも急いでいるわけではないので、ゆっくりとメニューを検めます。
もつの煮込み。
串焼きは、とりあえずカシラから。
前回来たのは大阪転勤前なので、まだ生もつが食べられた時代。
ここのもつは、朝挽きの鮮度の良いもので、実に美味でした。
もちろん今はご法度。
ゆでもつ刺と表記されていますが、もはや刺しではありません。
残念な時代になりました。
もつ刺しは半人前ずつの盛り合わせにしてもらいました。
ハツとレバー。
シロがサービスで付いてきました。
タレは二種類。
お父さんが自ら美味しい食べ方を説明してくれます。
アットホームなサービスが、下町らしくて私は好き。
生には及びませんが、やはりここのもつは旨い。
アルコールはホッピーにチェンジ。
もう少し焼き物を頼みます。
シロタレとつくね三姉妹をタレと塩で。
つくね三姉妹とは、この店オリジナルのつくね串の組み合わせ。
鶏つくね、豚つくねと、おやじだんごと呼ばれる豚つくねにピーマン、にんにく、唐辛子が入った三つのつくねをひと串に刺した楽しくて美味しい串。
喜美松オリジナルメニューからも一品選ぶことにします。
ユニークなので、どれにしようか悩んでしまいます。
そんな中からねぎ塩豚とろ。
ウイスキーハイボールに切り替えました。
金曜日の夜は楽しい。
壁に手書きのメニューにあった赤鶏たたきももとむね。
タレは三種類。
またお父さんから説明があります。
これは実に旨そうです。
脂ののったもも肉と、あっさりしたむね肉。
いくらでも食べられます。
ゆっくりと飲んで食べるうちに、いつの間にか看板の時間。
表まで娘さんが見送ってくれました。
名物の生もつは食べられなくなりましたが、下町居酒屋の心はそのままでした。
喜美松
関連ランキング:もつ料理|浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、入谷駅
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2018/04/10 更新
2011/08 訪問
絶品のモツ刺しと焼き物。しかし一番素晴らしいのは下町人情の接客です!
(2011.8)
なかなか予約の取りにくい店ですが、幸い取れたので久しぶりに同僚とやって来ました。
浅草駅をおりると突然雨が降り始めました。
あわてて傘を買い、観音様からひさご通りを抜けて15分ほど。
予約の時間に遅れることは電話で断ってありましたが、店に着いて詫びを入れると「いいんですよ、雨大丈夫でしたか?」と店主のやさしい心遣い。
これこそが、下町浅草の住人が引きも切らずやってくる名店の最大の理由なのです。
ビールとポテサラ、塩味のなんこつ煮込み、モツ刺しの4点盛などをまず注文。
お客が引いたかと思えば、また近所の常連さんがやってくる、といった具合で店内は活気に溢れています。
鮮度のよいモツ刺し、お嬢さんが焼いてくれる絶妙の焼き加減の焼き物などを肴に、ホッピー、そして焼酎ロックと杯は進みます。
すっかり満足。
一緒に行った同僚も大変気に行ってくれました。
人に教えたくない、と言いながらつい教えたくなる名店です。
この日も雨の降る表まで厨房から出てきた店主に見送られ、心地よく店を後にしました。
(2010年4月)
おいしいモツが食べてくなってやってきました。
あらかじめ予約してあったので大丈夫でしたが、店内は超満員。下町の飲み屋さんらしい熱気で一杯です。
私の隣には長野県在住の老夫婦がいて、この店がご贔屓らしく、私を初めてのお客と思ったか「ここはレバがおいしいから頼みなさい」と勧めてくれました。そんなおせっかいすら絵になるのが下町の良さです。
まずはもつ刺し盛り合わせと限定品のゆでぶたを頼みました。どちらもご主人が料理するのでなかなか出てきません。
その間は煮込みで間をつなぎます。
しばらくして出てきたゆでぶたはふぐ刺しのように綺麗に盛り付けられ、店主の気持ちのこもった一品。味も豚肉そのものの味と、醤油ベースのタレがマッチしています。もみじおろしをつけて食べればあっという間。
続けて出てきたもつ刺しは相変わらず艶々していて見るからにおいしそう。
この日はハツ、タン、キャン玉、レバーを注文しました。
ビールからホッピー、そしてハイボールに切り替え最後は焼き物でプリプリしたハツとフワッとしたつくねをいただきました。
大満足です。
混雑しているにもかかわらず、ご主人はいつものように玄関先まで見送って深くお辞儀をしてくださいました。
ご馳走様。また伺います。
(2009年12月)
結論から言います。
素晴らしい店です。
上質の生豚ホルモンが食べられます。
焼鳥や豚モツ焼も鮮度、肉質とも文句ありません。
お値段は驚く低価格です。
そして店主を初め従業員の接客態度。
「いいお店」とはこういう店を言うのだと思います。
居酒屋好きの同僚に教えてもらいました。
浅草駅からは15分はかかるでしょうか。六区を抜け、花やしき遊園地の脇、昭和の香りが色濃く残るひさご通り商店街をブラブラと歩き、言問通りを越えて300m位歩いたあたりです。住所は浅草ですが、ここはもう千束の下町です。
お店はマツモトキヨシの角をを右に折れるとすぐ左手に見つかります。
ユニークな門構えの暖簾をくぐれば、期待通りのタイムスリップ。やっぱり下町の店はいいなぁ。
予約を入れてあったので、カウンターに通されます。うまい具合に冷蔵ケースと焼き台が見えて楽しみ倍増!
まずは生ビール。そして「もつ刺しの盛合せ」を頼みます。
盛り合わせはお好みのもつを半人前ずつ4点盛りで頼めるで、少人数でも楽しめます。
そして、「自家製ポテトサラダ」と「もつの煮込み」を注文し、生ビールで一杯。
「もつの煮込み」は他店に比べると薄味ですが、味付けは良く、もつ自体も鮮度がよいので味わいがある一品。もつの苦手な人も食べれるんじゃないかな。
「もつ刺し」は出てくるまでちょっと時間かかりました。焼き物はお嬢さんが手伝っていますが、「もつ刺し」は店主しかできないからでしょう。店主はこの日が初めてのアルバイトさんにも丁寧に指導していて大忙し。でも、我々に「今日からなので不慣れですいません。宜しくお願いします。」とわざわざ声をかけてくれる気配りです。
そうこうしているうちに「もつ刺し」登場です。美しいです。ビューティフルです。(古い!)
新鮮さが伝わってくる色艶。もつは好きでよく食べますが、見ただけで鮮度が良いのがわかります。
順番に4種類食べてみました。
「レバ」はエッジが立ったシェイプで適度なコリコリ感があり、一般的なレバーとは比較にならない高水準。色も鮮やかで貧血に効きそう。
「ハツ」はコリコリ感とともに味わいもあります。
「生ガツ」はよく処理されて臭みも無く、ホルモンとは思えないさっぱりした味。薄くスライスされているのでとても柔らかいです。
そして「キャン玉」。初めて食べましたが「へぇー、なるほどね。おいしいじゃない」というのが率直な感想。でも想像より柔らかかったといったらニュアンスが伝わりますか?(笑)
さてドリンクを私の好きなホッピーに変えて、焼き物に進みます。ホッピーの「中」が豚のガラス徳利に入っていたのはかわいかったです。この店はお嬢さんのセンスなのか、メニューや貼り紙などがとてもポップ。ホルモンという店のコンセプトからはかなり異なる雰囲気です。しかしそれはメニューや張り紙などに限定され、全体としては下町の渋いホルモン焼屋さん。だからこそ、仕事帰りのサラリーマンからOLのグループ、カジュアルな若い男性などの幅広い客層に受け入れられているのでしょう。
焼き物はこれまたどれも素晴らしく、肉質、鮮度、焼き方全てが良いので、それぞれの部位が本来持っている味や食感が期待通りに味わえます。もちろん、塩、タレのチョイスはお好みで。ちなみに「おやじだんご」というのは枝豆の刻んだものが入っていてふわっとした食感で面白かったです。
メニューには「一皿5本」の値段が書いてありますが、実際にはいかようにもオーダー可能。1本でも2本でも好きに頼んじゃってください。皆笑顔でオーダーを受けてくれます。
あまりにおいしいので、ついつい焼き物を何本も頼み、ホッピーも「中」「外」とも追加しましたが、お会計は二人で7,270円!
店主が板場から出てきて、荷物や傘を持って出口まで見送って深々と頭を下げてくれました。どのお客さんも必ず出口まで見送るのです。
おいしい料理だけでなく、下町の意気と人情までいただいて、とても気持ちよく浅草駅までテクテクと歩いたのでした。
もつ刺し4種盛(レバ、ハツ、タン、ガツ)(2011.8)
なんこつ煮込み(2011.8)
新メニュー「蒸し野菜」(2011.8)
蒸し野菜(2011.8)
カシラ焼き(醤油)(2011.8)
限定品・美しい「ゆでぶた」(600円)
もつ刺し盛り合わせ(キャン玉、タン、ハツ、レバ/左上から時計回りに)
ハイボールおかわり!
柔らかいつくね
以前はなかった飲み物のPOP
ユニークな入口の外観
生ビールと突き出し
自家製ポテトサラダ(450円)
もつの煮込み(400円)
もつ刺し盛り合わせ(レバ、ハツ、キャン玉、生ガツ)
もちろんホッピー!「中」は可愛い豚のガラス徳利
たん
おやじだんご と れば
レバーは鮮度が良いのが見てわかる
どの肉もおいしそうな色です
こぶくろ
やきとり と れんこん
かしら
やきもの と もつ刺し
飲み物と単品
店内の案内POP
2011/09/01 更新
「丸千葉」から我々が向かったのは、裏浅草の名店にして迷店の「ニュー王将」。しかし、丸千葉で盛り上がり過ぎて3時間半も費やしてしまったため、ニュー王将はラストオーダーの時間を過ぎてしまい、入ることができませんでした。どうしようか、と言いながら歩いていると良いアイデアが浮かびました。やはり裏浅草の名店「喜美松」です。予約必須の超人気店ですが、ダメもとで暖簾を潜るとなんと4名OKという僥倖。遅いチェックインが功を奏したようです。人間万事塞翁が馬。
大好きなお店ですが、相当久しぶり。調べてみれば、2018年3月に隅田川の桜を見た帰りに寄って以来4年半以上経っています。何を頼んでも美味しいのですが、やはり刺身からいきたいところ。
アルコールの揃えも豊富です。
早速乾杯です。私は緑茶割りにしてみました。
刺身部門から小袋と玉。雌雄の象徴です。
四丁目のレバー。まるでフォアグラのように濃厚でトロトロですが、全く癖はありません。
とりつくねとしろをタレで。
ユニークな名前のチョロッケ。
コロッケの中身をワンタンの皮で包んで揚げたユニークな創作料理。
しかしこの辺りから記憶が曖昧になってきます。レバのたたきだと思うのですが、覚えていません。
お新香の盛り合わせ。
あぶり豚バラ丼。一体誰が頼んだのでしょう。美味しそうですが、たぶん私は食べていないはず。
更につくねラーメンまで。
美味しいに決まっていますが、残念ながら味が思い出せません。
今までも記憶が無い事はありました。それでも翌日写真を見ると、食べたことも、味もを思い出したのですが、今回ばかりは写真を見ても全く思い出せません。もちろん乗り過ごしました。
喜美松関連ランキング:もつ料理|浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、入谷駅