1回
2015/12 訪問
【キャノンデールのB級食べ歩記】 【転勤前の挨拶回り第13弾】 天満・天神の重鎮が集まる社交場「主税寿司」。そうとは知らずに4年前に飛び込んで以来、小僧の私を一人前扱いしてくれた陽気なマスターと素敵な
2014.7
2014.7
2014.7
2014.7
2014.7
2014.1
2014.1
2014.1
2014.1
2014.1
2013.10
2013.10芋ロック
2013.10
2013.10突出しの玉子豆腐
2013.10タコブツと甘エビ
2013.10ガリをツマミに
2013.10エビフライ
2013.10〆鯖
2013.10うなきゅうに玉子も一緒に巻いて
2013.7うなきゅう巻
2013.7玉子
2013.7名物焼酎ロック
2013.7いわし煮
2013.7〆鯖
2013.7突出しの玉子豆腐
2013.4はまち
2013.4玉子をつまみで。
2013.4かま焼き
2013.4鰻の蒲焼
2013.4平貝
2013.4鰻の白焼き
2013.4中トロ
2013.4うに
2013.4太巻は美味しい
2013.4お造りを盛り合わせで。平貝、赤貝、〆鯖。
2013.4突出しの玉子豆腐
2013.2
2013.2
2013.2
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2013.1
2013.1
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2013.1
2012.12
2012.12
2012.12
2012.12
2012.12
天神橋筋2丁目商店街からすぐ
ビールは瓶
夏の名物、玉子豆腐
刺身盛り合わせ
刺身盛り合わせ
光り物の盛り合わせ
〆鯖つまみ
タコ酢
鯵たたき
ブリカマ焼き
芋焼酎ロック
冬の定番、茶碗蒸し
まぐろ握り
〆鯖握り
トリガイ握り
鰻握り
ウニ軍艦
ネギトロ巻
あなきゅう巻
撮影・掲載許可済み
久しぶりに。私もかなり常連のつもりだが、常連の深い会話にはついていけない。
南森町の重鎮たちの社交場へ。いつ来ても相変わらずの繁盛ぶり。ここに集う常連さんから見れば俺なんかまだまだ小僧なんだな。このアウェイ感もB級グルメ道の修行なのだ。
久しぶりに覗いたら、バーの常連のご夫婦とバッタリ。
締めに頼んだ巻物。ネタケースから自分の好みで鰻と玉子と胡瓜を巻いてもらった。こういう我が儘を聞いてくれるのがありがたい。
年始の地元ご挨拶その1(笑)
2015/12/23 更新
2015.12
【転勤前の挨拶回り第13弾】 天満・天神の重鎮が集まる社交場「主税寿司」。そうとは知らずに4年前に飛び込んで以来、小僧の私を一人前扱いしてくれた陽気なマスターと素敵な奥さんに感謝
天神橋筋2丁目北を西に入った通りに面した所にある、昭和な店構えの主税寿司。
まだこの界隈のことがよくわかっていなかった転勤当初、毎朝徒歩通勤でこの店の前を通るので、気になっていました。
そんなある日、残業帰りに暖簾をくぐったのがお付き合いの始まりです。
コの字カウンターだけの店は10人も入れば一杯。
いつも奥の席には、商店街の店主や近隣の企業の社長さんなど、天満・天神の重鎮が陣取ってマスターや奥さんを交えて世間話。
50代前半の私など、洟垂れ小僧の若さ。
そんなマスターに転勤のご挨拶に来ました。
「そうかっ!もう4年やもんな。そろそろやと思ててん」
とマスター。
そうそう来る常連でもないのに、よくそんな事を覚えていてくれました。
この店に来ると、必ず頼む焼酎のロック。
芋は黒霧島ですが、このビールジョッキにナミナミと入れてくれます。
後で必ずダメージを受けるので、要注意。
お造りの盛り合わせを頼みました。
「ええとこを、ちょっとずつ入れといたで!」
一人で寿司屋のカウンターでお造りをつまむなんて、私もずいぶんと大人になりました。
ウニ。
赤貝。
中トロ。
冬の名物は茶碗蒸し。
夏は玉子豆腐です。
身体が温まっていくのがわかります。
私の後ろで引き戸が開きました。
振り返ると、随分と久し振りにお会いするT社長。
美尋かここでお会いするのですが、2年くらいはお会いしていないかもしれません。
彼の真似をして、芋のお湯割り。
そんなT社長にも転勤のご報告。
「実家は枚方だったよな?東京の家は千葉だったな」
東京出身のT社長は、万博の時に大阪に来て以来の大阪暮らしですが、ずっと東京弁。
20年も私より人生の先輩が、そんなことまで覚えていてくれるとは、恐縮至極。
「あなきゅう巻いてくれる?玉子も入れて」
「あいよ!タレつける?」
こんな会話ももう出来なくなります。
ゴマ塩頭のマスターは政治、経済から文化、芸能まで時事ネタに明るい方。
会話の受け答えに、知性と楽しさを感じます。
地元の重鎮たちも、そこに惹かれて通うのでしょう。
最後の一個。
これを口に入れたら、私もこの店にはお別れを告げなければなりません。
「ごちそうさま。お世話になりました!」
「おう!元気でな。また寄ってや。ありがとう!」
師走ももう半ば。
私がこの町に引っ越してきてから間もなく丸4年です。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2015/12/134.html
2015.10
遅めスタートは地元の重鎮が集まる昭和の名店、天二の「主税寿司」へ。久しぶりの訪問でも変わらぬマスターご夫婦の歓待
今日は月に一度のエノテカワインの定期購入の宅配日。
延びた髪をいつもの美容院hoop loopでカットして、それから家に戻って配達を待ったので、時間が空いたのは21時。
大阪は久しぶりの雨が降り出しました。
どこかで飲んで食べたかったので、久しぶりに主税寿司の暖簾をくぐりました。
宅配便を待っている間に家でビールを飲んだので、焼酎からスタート。
当店名物、ほぼロックという芋焼酎の水割りです。
付き出しはほうれん草のお浸し。
ごま油で味を整えています。
お造りをおまかせで頼みました。
いい感じのスタートです。
カキがネタケースに入っていました。
カキが大好きな私は、そのまま食べようと思ったのですが、この店は寿司屋なのにトンカツが旨かったりするので、フライもいいのかなと思いました。
「ねえ、このカキってどうやって食べたら美味しい?」
とマスターに聞いてみました。
すると、マスターではなく、家族連れの先客のご主人から
「フライですよ。美味しいですよ」
という答。
そんなところがこの店のフランクで居心地がいいところ。
マスターは私の刺身の減り具合をチェックしつつ、いいタイミングでカキフライを出してくれました。
ライムを絞って、ソースに浸けて頂きます。
出始めなのでやや小振りですが、旨い。
先ほどのご常連が
「やっぱり生も旨いな」
と言っています。
「今頃そんなこと言ったら、こちらさんが困るでしょう」
と奥さんが私の顔を見ながら、旦那さんをたしなめます。
なんだかほのぼのとした家族愛を感じました。
お酒は芋焼酎のロックに切り替えました。
奥さんがいなくなったと思ったら、コンビニに氷を買いに行っていました。
「あ、すいません。わざわざ」
「製氷機の氷より、このんが旨いわな」
とマスター。
「 何言うてんの!うちに製氷機無いやん」
夫婦漫才です。
写真を撮るのを忘れていたので、少し飲んでからの写真ですが、先ほどの水割りグラスに並々のロック。
これが、後からダメージが来るのです。
「うちのロックは帝国ホテルの三倍の値打ちがあるで」
とマスターが自慢するのも頷けます。
同じ値段で三倍の量がある、という意味なのです。
隣のご常連のご家族が赤出汁を注文。
「松茸のお吸い物、作ろうと思っててん。国産ちゃうけどな」
とマスター。
それに賛同し、赤出汁をキャンセルするご家族。
横で聞いていた私を含め、全員に松茸のお吸い物。
頼んだとか、頼んでないとか無関係の、このアバウトなところがなんとも魅力のこの店。
「うなぎを巻いてくれる?玉子と一緒に」
「胡瓜は入れんでもいい?」
「あ、胡瓜も入れて」
かくしてうなきゅう玉子巻きを〆に。
奥さんが
「この前、南森町の交差点で初めてキャノンデール見ましたよ」
と言います。
マスターがきょとんとしているので
「あ、キャノンデールってアメリカの自転車の名前なんですよ、僕が乗ってる」
マスターは、それを私のただのペンネームと思っていたようです。
「人間、生きてたら、一日一個はかしこなるな!一年で365個かしこなるわ」
そんな素敵なマスター夫妻を慕って、明日もこの店は満席になることでしょう。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2015/10/blog-post_49.html
2014.7
日曜の遅い晩ご飯。久し振りの「主税寿司」でゆるりとひとり酒
法事で来阪していた家族が帰った後、洗濯や掃除をしているうちにお昼になりました。
出かけるのも億劫でコンビニの素麺を買ってお昼を済ませました。
夜もコンビニではいかがなものかと思い、どこに食べに行こうか迷いましたが、久し振りに主税寿司に顔を出そうと暖簾をくぐりました。
いつも満員で入れない店が、一組だけとは珍しい事もあるものです。
大将に聞くと、ちょうど一団が帰った所だとか。
とりあえずビールを頼みます。
突出しは、夏の定番玉子豆腐。
朝の通勤の時に、市場の仕入れ帰りの大将と時々店の前で会うので疎遠な気はしませんが、食べに来るのは半年ぶりかもしれません。
金曜日は天神祭の衆が毎年の恒例で夜中までドンチャン騒ぎだったとか。
いかにも地元密着のお店です。
明日は休みとあってネタケースも寂しい感じでした。
イカと平目を造りで。
玉子を切ってもらいました。
お酒は芋の水割りに。
水割りといっても、ここのはロック並に濃いのです。
土用の丑も近いので鰻を握ってもらいました。
ガリをアテにもう一杯。
最後は鉄火巻き。
大阪に来た時は、醤油を刷毛で塗るのに驚いたのですが、今ではすっかり慣れました。
もうひと組お客さんがいらっしゃいました。
私同様久し振りのお客さんのよう。
それでも温かく迎えてくれる気さくな大将との付き合いも、もう2年半。
ここでひとり酒を飲んでいると、
「俺もこの町の住民になったなぁ」
としみじみ思います。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2014/07/blog-post_27.html
2014.1
年始の挨拶回り。地元客で賑わう「主税寿司」
初詣帰り、昼間に店の前を通りかかったら暖簾が出ていました。
中を除くと大将が。
「あけましておめでとうございます!今日、夜やってます?」
「うん、やってるよ、17時過ぎから」
「なら、一人頼みます」
暮れに家を空けたままでしたので、家の掃除や洗濯を済ませて17時過ぎに再び店へ。
地元客でいつも賑わう主税寿司。
店に入ったら既に先客が一組。
しかも狭いカウンターにはずらりとおしぼりがセットされています。
どうやら今日は既に予約で満席のようです。
昼間に覗いて良かったな。
突き出しのタコ酢をアテに冷えたビールで一杯。
大将にも勧めましたが「今日は昼も飲んだからやめとくわ」と。
もう一組のお客さんに作った出し巻きを私にも。
頼まないのに出てくるのがこの店のシステム。
造りの盛り合わせ。
これも勝手に出てきました。
でも頼もうと思っていた所だったので、いいんです。
ここの大将は客の注文パターンを覚えていて、頃合いを見て出してくるのです。
その代わり、違うものを食べたいときは、機先を制するのが必要。
芋焼酎の水割り。
といってもほぼロック。
デカグラスに入った焼酎はとても濃いのでキケンな飲み物です。
「今日はまだ中央(魚河岸)が空いてへんから、あんまりネタがないねん」
と大将。
「そうやね。下足あったら炙ってくれる?」
後から訪れたのはご夫婦や家族連れなど皆地元の方。
年始のご挨拶を大将ご夫婦と交わしています。
古き良き下町の寿司屋。
私はキケンを承知で芋焼酎をロックに切り替え。
どうせ明日は朝寝坊してもいいし。
満席とは知らずに店に顔を出す常連さんたちに詫びを入れる大将。
私もそろそろおいとまして席を空けようと、締めに頼んだのはうなきゅう巻。
昼も自宅で飲んだので、ほろ酔い気分を通り越し、ちょっと危ない感じ。
大将ご夫妻に「今年も宜しくお願いします」とご挨拶し、相変わらずいつもと同じ料金を払い店を出ました。
【ブログからの投稿です】
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2013.10
久しぶりに覗いた南森町「主税寿司」でバー「ホワイトラベル」の常連さんと遭遇。当然二階建ての展開に
ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/10/blog-post_6.html
私の徒歩通勤経路にある南森町の主税(ちから)寿司。
天神橋筋二丁目の商店街、国道1号線の一本北を西に入った所にあります。
10人も入れば一杯のカウンターだけの狭い店ですが、いつ覗いても賑わっています。
ちょっとつまもうと思って暖簾をくぐっても満員ということがしばしば。
閉店が0時なので残業がちの私には助かるのですが、今日は19時半という早い時間に訪れました。
引き戸を開ければ相変わらずの大繁盛。
「一人?」とマスター。
「ええ、そうです」
「なら入れるわ」
かろうじて空いていた席に身体を滑り込ませます。
とりあえずビール。
突き出しのぬた。
私の両隣にいるグループはどちらも相当メートルが上がっています。
幅広い客層ですがどうやらご近所のお勤め帰りの様子。
私はとりあえずツマミで切ってもらいました。
鯛、タコ、甘エビ。
甘みを感じる鯛。
プリプリトロトロの甘エビ。
20時を過ぎると一斉に二組のお客さんが帰り、今度は私一人に。
お酒は芋焼酎の水割りに切り替え、マスター夫婦と四方山話。
この方がマスター。
政治経済から時事問題まで幅広い知識で、お客さんを楽しませる軽妙なトーク。
マスターとの会話が楽しくてこの店に通うお客さんも多いのです。
今日は早い時間に入ったので奥さんにも初めてお目にかかりました。
とても気さくでやはりトークが楽しいのは浪速の商売人だからでしょうか。
奥さんは恥ずかしいからと写真撮影は断られましたが、別嬪さんだと申し添えておきましょう。
ネタケースの穴子を炙ってもらいました。
ふっくらとした穴子とツメの甘みで焼酎も進みます。
握ってもらうことにしました。
まずはマグロ。
赤身と中トロの間くらい。
実に旨い。
ネタの良さももちろんこの店の人気の理由。
自家製玉子豆腐。
冬場は茶碗蒸しが名物ですが、夏場は玉子豆腐だそうです。
口がさっぱり。
締めはやっぱりこれ。
浪速の名物〆鯖。
店の実力がわかる絶妙の締め具合に大満足の一品。
後半はお客さんが入れ替わり一人客が私を入れて4人。
お客さんが入れ替われば話題も変わり、その会話からまた人の輪が広がります。
時計を見れば22時。
すっかり長居してしまいました。
お安い勘定を済ませて自宅へと歩き出しました。
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