『[chronicle:2010-03-22] 我が家にとっては最初で最後のIKEA』ceciloさんの日記

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cecilo's CHRONICLES

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一浪中だった一人息子にもようやく待望のサクラサク。
この春から信州は松本で新・大学生生活が始まります。
そこで、祝日だった本日22日(月)は、先週末の「家探しツァー@松本」に続き、ヤツの家財道具一式を買い揃えに、ヤツが所望した「IKEA」港北店へ家族でGO。

ちなみに、今回が我が家にとっては「初」IKEA。
今の代々木に引っ越して来た丸8年前に、その機に家具やら家電・AV機器等を一新して以来、家具やインテリア系のショッピングにはそう大した需要の無い我が家は、IKEAのみならず、家具やインテリアショップに足を運ぶことは殆どナシ。
IKEA上陸とその凄まじい人気ぶりはメディア等では知っちゃいたけれど、自ら足を運ぶ必要も関心も殆ど無かったワケで。

そこに、この度、一人息子の新生活スタート。
我が家に巡って来た久々の「モノ入り」モード。
必要に駆られて訪れた初IKEAだったのでありました。

結論から云います。
我が家にIKEAはムリ!!!
とにかくあれこれメンドクサ過ぎて。

徹底したセルフだから安い
のはワカル。
しかし、あまりに度を超えて無いか???

広いショールームを歩き回り、まあなんとか気に入った家具類を決めたはいいが、それら全てを後ほど自ら「セルフ倉庫」に取りに行く為に、商品ひとつひとつの「品番/在庫位置」を全て「買い物メモ」に書き取らなくちゃならない作業に一苦労。
その作業を終えるまでに、来店から優に丸2時間。
その時点で既に、妙な予感はあったのだ。

そして、苦労して書き終えた買い物メモを片手に、目指す商品を取りに巨大な「セルフ倉庫」を訪れた時。
なんと、あっさり「在庫切れ」の商品があるのです。
しかも、次回入庫時期不明のモノも。
数少ない係員を見つけて聞けば「取り寄せ」も出来ない。

そこまでして経費を削るのか。
いや、お見事。
そこで親子3人、見事に揃ってブチ切れました。
在庫切れの商品が含まれていたテキスタイル系やベッド、リビング周りの買い物は全て断念。
唯一、商品一色全て在庫のあったデスク&チェアまわりのみ買うことにして、会計へ。

そこでまたびっくり。
息子の住む松本までの送料は、家具代の値段の約4割!
これじゃ結局、安く付いたのか高く付いたのかワカラナイ。

周囲にはIKEAを絶賛する声も多く、熱烈なファンが大勢いるのは良くワカル。
事実、今日も、買い物のみならず、その後の「セルフ倉庫」行脚をも、苦にするどころか、嬉々として楽しんでおられる様子の客の姿も数多く見て来たつもり。
でも、我が家はダメ。
んもー、二度とイヤ。
もうちょっと高い店でもいいので、もちっと便利で買い物し易い店の方がいい。
斯くも「IKEAがまったく合わない客も居る」ということを、他ならぬ我が家自身の実体験を以て知ることが出来ました。
その意味では、非常に貴重な一日だったとも云えるかも。
事実、妻と息子が「やっぱり一度は来てみなくちゃワカラナイよね~」と、帰りのクルマの中でむしろ満足げに云ってたのが印象的。

結局、最もポジティブに思えた印象が唯一あったとすれば、1本100円のホットドッグが意外にマトモに旨かったことくらいでしょか。
もう我が家は二度と行きません。
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