ceciloさんが投稿した京都 ネーゼ(京都/京都市役所前)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

cecilo's CHRONICLES

メッセージを送る

この口コミは、ceciloさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

京都 ネーゼ三条、京都市役所前、三条京阪/イタリアン

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2010/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

ホルモニスト仲間も泣いて喜ぶ「和魂洋才ホルモネーゼ料理」の数々♪

地元・京都在住の親友が、目下イチオシ&一番贔屓のイタリアン。
2007年夏の当店開店以来のヘビーな常連でもある彼をして;
当店こそ我が京都のホームグラウンド!
と云わしめるほど。

その彼に連れられて初めて当店を訪れたのは、今から丸一年余り前の去年(2009年)3月終わりのこと。
たまたま仕事で大阪を訪れた際、せっかくだから彼に会って帰ろうと、大阪での仕事を終えるや否や、出張カバンひとつ抱えて新幹線で京都まで。
久し振りの京都で過ごすひと晩のプランは、もちろん地元「通」の彼まかせ。
その彼が、当夜口開けの一軒めにアレンジしてくれたのが、他ならぬ当店だったという次第。

ぼく自身、彼から、そして、その彼がすでに当店に案内したことのある共通の友人ら大勢からも、その美味と高名を幾度となく聞かされていた念願の当店。
大きく膨らむ期待を胸に、それはそれは楽しみにお邪魔させていただきましたとも。

そして、まずびっくり!\(◎o◎)/!
あれれ?
一階の店の名前には見覚えがあるぞ。
そう、思い出した。
あの「めなみ」だ。
その2年半近く前の2006年秋に、やはり出張で京都を訪れた際、未だリニューアル「前」の古い店を初めて一人で訪れ、大いに気に入って帰ったことを思い出す。
そうかー。
当店は、あの「めなみ」の上に出来た店だったのかあ...
てなことは、さておいて。

ぼくの京都到着が夜9時過ぎと遅かったのが逆に幸いしたのか、「普段は先ず予約が取れない」ほどの人気と聞く、厨房真っ正面“カブリツキ”のカウンター2席にご案内戴く。
「ここがオレ一番のお気に入りの場所なんだよ♪」とは友人の弁。
なるほど、確かに。
すぐ目の前で、当店オーナーシェフの森さんやスタッフらの動きが手に取るように良く見える。
つまりここは、主役の森シェフらが演じる即興ライブを楽しむ「最前列」特等席なのだ。

さあ、ハラ減ったぞー!
ということで、メニューもワインも全て友人&森シェフにオマカセ。
あとはただひたすら、目の前に出て来たモノを、食うべし!飲むべし!なのだ。

その夜のオマカセ献立は:
先ず「生ハムと宮崎産モッツアレラ」。
このモッツァレラ、「宮崎産」とは云え、その原料なる牛乳の主は、生まれも育ちも本場イタリア産の「水牛」なんだとか。
その水牛を「輸入」して宮崎まで連れ帰って育て上げ、その地で絞った乳で作ったモッツァレラなんだそうだ。
さらに、生ハムは、店内中央に置かれたプロ用スライサーで「セルフ」スライス!
つまり、自分で食べたい分、好きなだけ♪(もちろん代金は従量制。アタリマエだ)

次に、シェフお薦め「旬の筍」をアオサ海苔に合わせた前菜。
フツウ、イタリアンの店で、こんなモロ和風の料理が出て来るか???
...と思わず唸るオレの横顔を眺める友人のニヤニヤ顔が、これまた実に嬉しそう。
なるほど、こんなサプライズもまた、当店の真骨頂なのだ。

続いて「京野菜のバーニャカウダ」。
これがまた、素晴らしき和洋折衷かな。
いや、より正確に云い換えるなら、「京」「伊」折衷とでも呼ぶべきか。
ニンニクとアンチョビが効いたバーニャカウダ・ソースの濃厚な味に負けないのが、さすが、みっしりと味わいが凝縮された京野菜のソコヂカラ。
これがまた旨いっ♪

そして出ました、当店の真骨頂!
「淡海地鳥ホルモンのパスタ」。
キター!\(~o~)/!...みたいな。
イタリアンの店で、まさかホルモンが食べられるとは。
しかも、パスタで!
う、うるうるっ。
感動で思わず涙ぐんでしまうワタクシ。

しかもそこに、森シェフお気に入りの「山田農園」の卵を割り混ぜながら食べると...
コレが、んもー絶品っ!\(~o~)/!
隣りの友人、思わず叫んで曰く;「コレステロール万歳っ!!!
オレたちお互い同じ五十代。ワカルなあ、その雄叫び。
まあ、聞きようによっちゃ「節制は明日から!」と聞こえないこともないけれど。

それでもまだまだ食べるぞ、オレたち欠食中年2人組。
「パスタをもう一品、追加でお願いね♪」の所望に応えて作って下さったのは、「ホタルイカと菜の花のパスタ」。
考えてみれば、ホタルイカのワタもまた、ある意味、ホルモン。
友人も「このイカのワタそのものから染み出すスープと、トマトの甘味、菜の花のほろ苦さのミックスが絶妙~♪」と天を仰ぐ。

そして当夜のメインは「鳥羽産アワビ」。
これまた素材のアワビのワタ=ホルモンが醸し出す自然の塩味、苦味、風味が抜群!

...と考えてみれば、当店のその夜のオマカセ料理。
その大半は、陸と海のホルモン・オンパレードではないか!
ということから、以来、友人とぼくは当店のことを「京都ホルモネーゼ」とも呼んだりもしてるのだ。

てなことで、いやはや実に、食べに食べたり、飲みに飲んだりの、我が記念すべき「初」京都ホルモネーゼ、じゃなかった、京都ネーゼ体験。

何より特に、京野菜や海産物をはじめとする地産の材料・素材をふんだんに活かした森シェフの料理は、「イタリアン」のジャンルをあっさり自由に飛び越えた、まさしく森シェフ・オリジナル。
なるほど、今あらためてそう思えば、当店の店名「京都ネーゼ」には、この地・京都の恵みに加え、自由奔放なオリジナリティを何より重視する、森シェフとお店の揺るがぬコンセプトを体現したものだと云えるのかも。

いやー、素晴らしかった♪
ご馳走様でした。
また是非必ず訪れます!

■■■ 初の再訪は2009年11月末

ということで、さっそく再訪。
前回の初訪問から凡そ丸8ヵ月ぶり。

今回は、東京在住の新婚の友人夫婦(2人揃って大の酒飲み&食いしん坊)が、夫婦2人では初めて京都を訪れると云うので、前述した京都の親友に彼ら夫婦を紹介し、晩秋の京都の紅葉やら味覚やらのガイドをお願いした次第。
そのミッションの仲介者にして依頼主のぼくも、その時たまたま出張で訪れていた名古屋での仕事が終わるや否や、自腹で京都へ。
大阪に単身赴任中の二十代の友人グルメ女子一人も誘い、彼ら夫婦を交えた総勢6人での夕食は、通称「おねえさんのフレンチ」こと五条の「ア・プ・プレ」へ。
いや~、美味しかった♪

でももちろん、これだけの酒飲みメンツが揃えば、京都の夜がただ一軒だけで終わるハズもなく。
ということで、2軒めはまたも、友人のホームグラウンドの当店へ。
「ここじゃ軽くワインだけでも」だったはずが、フタを開けたらなーんだ、結局みんな、まだまだ食べるし飲むんじゃん!
ということで、食べた料理は写真の通り。
当店やっぱりホルモネーゼです。

中でもすっげー嬉しかったのは、前回(2009年3月)に初めて来た時に、熱く「LOVE❤ホットドッグ」を語ったぼくのことを森シェフがしっかり憶えていてくれたのか、何も云わずとも、森シェフ特製「イタリアン・ホットドッグ」が出て来たこと♪
フォカッチャとサルシッチャで作ってくれたんですと。
中年Hot-Doggerも思わず落涙モノの感動の逸品でありました。
森シェフ、本当にありがとう!m(__)m

■■■ 3度目は2010年1月下旬

三度目の正直となる再訪は、前回(2009年11月末)から丸2ヶ月足らず後の今年(2010年)1月末に。
実はコレ、とある「タクラミ」の前夜祭?みたいなものでして。

その夜の一軒めは、件の京都の親友と、その愛娘さんも一緒に、かねてから念願だった割烹「なかじん」へ。
その後の2軒めに訪れたのが、毎度の当店。
前回同様、やっぱり此処でもしっかり食べて飲むのです。
デザートもしっかり4種類も平らげて。(写真参照)

でもその夜に限っては、いつもより気持ち早めに切り上げることにして。
そりゃなぜか?
そこが、前述の「タクラミ」の意味するところ。
それは...次に続くぅー↓

■■■ 4度目は番外編;2010年1月下旬の越前ガニ食べ尽くしツァー

実は、上に書いた3回目に訪れた晩のすぐ翌朝から、ぼくらは一路、福井県は三国海岸を目指し、真冬の旬の「越前ガニ」を食べに行ったのです。
しかも、なななんと!
この「越前ガニを喰らうぞ!1泊2日ツァー」には、当店の森シェフに加え、そのご家族やスタッフ、それに当店常連らも加わっての総勢19人が集結。
つまり、その前夜に当たる前回の夜は、当店も、もちろん早仕舞い。
なんせ翌朝早々の出発でしたから。

そして今回初めて、件の友人に誘われて、東京からも、ぼくを含む友人3人が初めて参加。
いっやー、これがまたホントに美味しくて、楽しくて♪

中でも白眉は、当店スタッフがわざわざ福井まで持ち込んだワインと食材の数々!
持参した大量のワインは、宿での夕食と二次会であっと云う間に完飲御礼。
食材の中では、当店定番「山田農園」の生卵が大活躍♪
越前ガニ尽くしの夕食では、絶品カニ鍋の後、森シェフ自らその卵を割り入れて、越前ガニ&森シェフのコラボによる「スペシャルカニ雑炊」!(写真参照)
これがまた、ンマイのなんの!

加えて翌朝の朝食でも、残った生卵をみんな競って奪い合い、あったかごはんに割り掛けて、絶品「たまごかけごはん」に舌鼓♪
やっぱ、プロのシェフやスタッフと一緒に旅すると、旅先で口にするもの一つ一つが劇的に美味しくなりますね。
これは発見。
来年1月の越前ガニ旅行(詳細未定)も、出来れば是非ともご一緒させていただきます!

  • 2009/3月:生ハムと宮崎産水牛のモッツァレラ

  • 2009/3月:生ハムは自分でスライスさせてくれるのだ(写ってるのがオレ)

  • 2009/3月:フルーティーながらもキリッと辛口の白ワイン

  • 2009/3月:旬の筍の前菜・あおさ添え

  • 2009/3月:「京野菜のバーニャカウダ」のバーニャカウダ・ソース

  • 2009/3月:ぎゅっと濃く凝縮されたお味の京野菜をバーニャカウダ・ソースで

  • 2009/3月:「これからコレでパスタを作ります」と見せてもらった淡海地鶏のホルモン

  • 2009/3月:こちらが完成品(右側の白っぽい粉に見えるのはパルミジャーノ)

  • 2009/3月:山田農園の濃厚な卵を割り混ぜていただきます...激ンマ♪

  • 2009/3月:お次のワインは「赤」ではなく「ブラウン」なんですと???

  • 2009/3月:ホタルイカと菜の花のパスタ

  • 2009/3月:鳥羽産アワビのメイン(名前失念!)

  • 2009/11月:当夜2軒めなのに、イキナリこれ!

  • 2009/11月:鶏冠(トサカ)見えますか?コレ全部「鳥ホルモン」

  • 2009/11月:すっげーユニークなボトルの赤ワイン

  • 2009/11月:これまた「淡海地鶏のホルモン&葱のソテー」

  • 2009/11月:森シェフ特製「イタリアン・ホットドッグ」(???)

  • 2009/11月:ホットドッグの断面っす。

  • 2010/1月:当夜2軒目の〆に出してくれたパスタとチーズ

  • 2010/1月:いつもお馴染み「宮崎産モッツァレラ」のサラダ

  • 2010/1月:デザート選びに苦慮する友人父娘

  • 2010/1月:んで結局4種類全部頼んじゃったのだ♪

  • 2010/1月【番外編】:三国海岸某宿での総勢19人の大カニ宴会

  • 2010/1月【番外編】:あろうことか「マイ卵」持参でカニ雑炊を作る某シェフ

  • 2010/1月【番外編】:三国海岸某宿で深夜遅くまで続く二次会

2010/05/06 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ