Champagneさんが投稿したアロマフレスカ(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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Champagneのクリスタルなサロン

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Champagne (女性・神奈川県) 認証済

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移転アロマフレスカ麻布十番/イタリアン

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2014/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

薫り高いお皿の数々。

<2010年4月>
麻布十番最後の「アロマフレスカ」。
今月末で一旦クローズ。7月以降銀座で再出発です。
広尾時代の半地下のこぢんまりした、黄色い空間も好きだったけれど、
こちらの、中庭を囲むガラス張りダイニングも大好きでした。

初心に帰って、定番メニューを。

どのお皿も、言わずもがな。
もう舌に慣れた味ながらも、完成度の高さをひしひしと感じ入り…。

鰻のスモークに、フワっとカルダモンの薫り。
焼きタラバのふっくら感とグレープフルーツの絶妙なコンビネーション。
アナゴの香草蒸しに、フレッシュトマトのジューシーさをたっぷりとプラスして。
タケノコのアクを個性にした意外性あるスープ。
ワタリガニをしっかり絡めたいパスタ。
バジルの風味たっぷりのラヴィオリ。
大きな地蛤と白身魚をココット焼き。
とびきり酸っぱいグラニテ。
シンプルに塩をつけて、が一番好きな和牛のビステッカ。
甘~い新タマネギのココット焼き。
ドルチェ。
大きなポット1杯のお茶菓子。

今までのサービスをこれからもスライド、でないのは残念ではありますが、
今後を担う人材も素晴らしいので、期待度200%。

次回、銀座でお目にかかりましょう。

<2010年1月>
タクシーでお店の前に着いたら、すぐに中のスタッフの方が気が付き、
寒いところをドアを開けてお出迎えしていただきました。
流れるように2階へ案内され、アロマフレスカのエリアへ。

今回は季節のコース。
心に残ったものをいくつか。

「魚介のサラダ」。
ガラスのお皿がキャンバス。
エビ、イカ、タコ、鮑、白魚のフリットなど。
それにイクラ、トマトのドレッシングソースで赤の彩り。
何種類もの香草と緑のソースをちょこっと。それが緑の彩り。
お皿が置かれた瞬間、まずはお皿の華やかさに感激。
口にして、様々な食材の、それぞれの丁寧な火入れに感激。
相当手がかっているはず、の一品です。

「筍のスープ」。
スープには炙った筍が一切れ。ピックが刺さっています。
スープを最初に口にしてから、筍を食べてくださいとのご説明。
う~ん、まさに筍過ぎる…。
筍のえぐみも、たーっぷりと。
今までになく、不思議の一皿。

「黒トリュフのリゾット」。
いつもながら、トリュフ系リゾットは素晴らしく、
あともう少し食べたい、というところで終了。

「鶉のロースト」。
ジューシーさが、見事な焼き具合。
骨の際まで、みっちりと付いた、しっかりとした肉質。
たぶん、鶉を焼いた際のジュを用いたソース。
あっさり系でベストマッチ。

「野菜のココット」。
ストウブの、小さくてもどっしりとしたお鍋で無水調理。
今回は意外にも、カリフラワーでした。
焦げている?と思ったところが一番美味しく、茎はホクホクとした食感。
素材の旨み、甘みを感じられる、非常に秀逸な一品。

次は春にお伺いします。
予約がエンドレス…。

<2009年10月>
今回は季節のメニューより定番メニューに惹かれました。
定番とは言っても、何品かは季節ごとに変化しています。
さらにパスタを別のものに変更することなどは相談の上、可能。
今回は、ラヴィオリをリゾットに変更していただきました。

では、印象に残ったお皿をいくつか。

「白トリュフのリゾット」。
まずはシンプルなパルメザンチーズのリゾットが置かれます。
そして、セレモニーのように白い手袋をはめて、白トリュフを目の前で削ってくれます。たっぷりと。
チーズの薫るリゾットの湯気に乗って、トリュフの薫りも踊り出すよう。
リゾットのでき具合も完璧!です。

「太刀魚と地蛤 キノコのココット焼き」。
ジューシーな舞茸などのキノコの上に太刀魚と、大きな蛤。
太刀魚はふっくらフンワリと、上品な仕上がり。
蛤はジュワっと汁が口の中に広がる、レアな火入れ。
ソースは濃厚で、淡泊な太刀魚にはぴったり。最後はパンでぬぐって。

「赤茄子のココット焼き」。
柔らかく日が通った赤茄子。茄子自身の旨み、甘みがとても美味。
ヤケドしないように気をつけながら…。

くつろいでいただく至福のお料理の数々。
また次の季節を楽しみに待ちます…。

<2009年7月>
ディナーの早い時間に訪れたら、まだ明るく、中庭がとてもきれいに映えます。

季節のコースの中で、心に残ったものを。

「鮎の炭火焼」。
ガラスのプレートに、だだ茶豆、さやえんどうを全面に散らし、
真ん中に鮎が鎮座まします。
香ばしく、ちょうどいい焼き具合にヴィネガーがキリっと。

「ウニの冷製カッペリーニ」。
ほんのちょっと、2口くらいの量が心憎い。
口の中でウニがサッと溶け、程よい硬さのカッペリーニと共に喉の奥へ。
美味しい余韻を感じるのも、楽しみの一つです。

「チーズのリゾット」。
トップにはサマートリュフがふんだんに。
アルデンテに仕上げたリゾットとトリュフの薫りが相まって、さらにコクを増します。

「ウサギとごぼうの自家製パスタ」。
シェフお得意のラグーソースの濃厚さに、思わず赤ワインをゴクリ。

「オマール海老の香草焼き」。
殻ごとぶつ切りにしたオマールを、レアに仕上げて。
ジューシーさが口の中、いっぱいに広がります。

「鳩のロースト」。
このお皿もサマートリュフで覆われていて、お肉が見えないほど!
トリュフをかき分けると、鳩の胸肉が。
ロゼに仕上げてあり、火入れが絶妙。
お肉の旨みを感じることができる、最高の状態です。
全体のボリュームを考えて、このお皿だけスモールポーションでお願いしたのは
間違いだということに後から気が付いた次第でした。あぁ…。

いつもは恭しく登場し、追加でオーダーするトリュフが今回は標準仕様だったことは、
ちょっとした驚き。
全体に、値が張る食材がふんだんに使われていて、実質的にお得になった感覚。
円高、ユーロ安の恩恵でしょうか。

さらに、すべてのお皿が完璧な状態だったのは言うまでもありません。
今回は今までの中でも、最高点でした。

<2009年1月>
仕事初めの週。
今年も、美味しいものが食べられる幸せがあることを願って…。

今回は広尾にお店があった時代、よく一緒に訪問していた友人と一緒だったので、
懐かしいお皿が入っているレギュラーメニューにて。

いつもながら前菜からパスタまで、お馴染みのメニュー。
完成度の高さはさすがです。
今回は味の具合も完璧!

メインの一品、「蛤のココット焼きとアマダイ」。
大きな蛤の火入れと、アマダイのパリパリの皮の焼き具合は絶妙。
蛤の旨みがたっぷりと含まれているソースは、すべてパンで拭って。

そしてお肉料理に添えられる、季節のお野菜。
今回もココットに入れて見せてくれたのは、さつまいもの一種、「安納いも」。
ピンク色の外皮で、中身はオレンジ色の濃い肉。
とても上品な甘みとお芋ならではの繊維の食感がよく、ねっとりと濃い味。
さつまいもは胸に詰まっちゃうことが多いのですが、水分量もたっぷりなこのお芋は、
全くそんなこともなく食道を無事通過。
ココット料理だからこそ、旨みがしっかりと閉じ込められて生きているのですね。
脇役ながら、とても存在感のある一品でした。

もちろんメインの「和牛のビステッカ」も、ドルチェの「あまおうのスープ」も、
いつもの美味しさを改めて堪能。
美味しい幸せを噛みしめて、お店を後にしました。

●字数制限のため、<2006年10月><2007年1月><2007年4月><2007年7月><2007年10月><2008年4月><2008年7月><2008年10月>をコメント欄に移動しました。

<~2006年7月>
広尾のお店が閉店した時は悲しみましたが、昨年新たにオープンしたと聞き、
ようやく再会できたのが1年前。
以前よりさらに進化したアロマフレスカを目の当たりにしました。

素敵なお宅に招かれたようなインテリアのダイニングは、とてもくつろげる空間。
もちろん全席禁煙ですが、心なしか空気も澄んでいるような気がします。
温度設定も完璧。
グリーンがきれいな中庭が見渡せるテーブルがお気に入り。
低めのテーブルと椅子は特注品とのこと。
4時間に渡るディナーでも、あっという間に感じるのは居心地がいいから。
さりげなくもキメ細かいサービスは一流。
いつもの顔に加えて、女性スタッフが増えました。

食前のスプマンテは3種類の中から99年ヴィンテージを。
季節のメニューを選択。
「前回と同じくらいの量でよろしいでしょうか」と聞かれ、
そういえば前回デザートの時点で苦しかったのを思い出し、
「今回は少し少なめで」とお願い。
こちらのお料理は目の前にお皿を置かれた時に、ふわっと薫るのが愉しみ。
お皿の周りにあしらわれたスパイスや食材の薫りが鼻をくすぐります。
今回気に入ったお皿はウニとナスのカッペリーニ。
ほんのちょっぴりの量ですが、口に入れた瞬間の
「びっくり美味しい」感覚がたまらない。
赤座海老のリゾットの濃い味も、ソースをすべてパンで
ぬぐってしまいたくなる美味しさ。
どちらもグラスで頼んだシャルドネにぴったり合いました。

ところで余談ですが、昨年、新生アロマフレスカに訪れた際、
夢のような時間の後に満員電車に揺られて帰宅し、気分が台無し。
以後、私にとってのスペシャルな時間のために、
必ずホテルに宿泊することにしています。
お部屋でいただくためのスプマンテを1階のショップで購入して。
季節ごとの、ささやかな贅沢です。

2014/12/21 更新

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