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この口コミは、Champagneさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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2回
夜の点数:4.0
昼の点数:4.5
2017/08 訪問
夜の点数:4.0
2018/01/01 更新
2016/08 訪問
夜の点数:4.0
昼の点数:4.5
私の中の定番フレンチ
2016/08/11 更新
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<2008年8月>
私の中ではとても近しいお店なのに、ちょっとご無沙汰。1年ぶりです。
ワインリストは見やすくなっていました。
種類が多いわけではありませんが、選びやすい品揃え。
まずはいつもの「オオハラ印」のシャンパーニュ、デミを。
アミューズは「自家製ピクルスと鮎のムース」。
ピリっと利いたビネガーが夏らしい。
パンは丸い小さい自家製パン。
以前と生地が変わったかも。
よりバゲットに近い風味に感じられました。
前菜は「蛤の茶碗蒸し アワビ入り翡翠スープ」。
大好物の茶碗蒸しを見つけ、思わずオーダー。
青のりを使っていて、「翡翠」色。そして、海の薫り。
上に載っている帆立の焼き具合のいいこと!
底のほうからゴロゴロと大きめカットの柔らかいアワビが。
季節によりアレンジを加えた茶碗蒸し。
シェフのスペシャリテとも言えるのではないでしょうか。
「トマトの冷製スープ」。
甘く、濃いトマトをたっぷり。下地のスープとの相性も抜群。
凝縮された美味しさが口の中に広がります。
「岩手県産岩中ポークのロースト パプリカ風味」。
肩ロースを2切れ、スペアリブ1本と、ボリュームはたっぷり。
いつもながら「焼き」の具合が絶妙。
口にすると、ジューシーな肉の旨味と脂の旨味がほとばしる。
たっぷりのお野菜も彩りを添えて。
シェフのお料理は、いつもながらに感心。
「美味しいものをたっぷりと食べさせてあげたい」オーラが漂っています。
素材選びにもこだわりを感じます。
それを受け止められる幸せ。
そして今回特筆すべきは、サービスが2人体制になったこと。
以前は1人で満席を切り盛りしているのを見ると、ハラハラしてましたが、
余裕のある対応ができるようになっていました。
とても資質のある方々。
心のこもったパフォーマンスで、これからも、このお店を盛り上げて欲しいものです。
いつも満足感が得られるお店。
やはり私の中の定番です。
<2007年8月>
お料理は相変わらず美味しいです!シェフの実力に、ミシュラン1つ星も
うなずけるもの。
ただ、サービスが1人なので、アクシデントが起きた時、どうしても対応力に
欠けてしまいます。いい時はいいのですが。
ともあれ、これからもミシュラン1つ星に甘んじることなく、
突き進んで欲しいお店です。
<2007年6月>
前菜は「ハマグリの茶碗蒸し 白身魚と車海老添え」。
ハマグリのエキスがたっぷりの茶碗蒸しと、上に載っている
春菊のきれいなグリーンのソース。
一緒に口にすると絶妙な柔らかさと美味しさに、ニッコリ!
一番上には帆立のソースを塗った白身魚とぷりぷりの車海老も。
お薦めの、自然派白ワインとの相性もぴったり。
「ビーツの冷製スープ」。
まずはきれいなピンク色に驚き。
新玉ねぎをよく炒めて甘みを出しているので、
口当たりもよく、旨みもたっぷり。
息もつかずにいただきました。
魚料理は「フエフキダイのフライパン焼き」。
皮目がパリっと焼かれたタイ。
たっぷりのラタトゥイユと共に。
野菜の甘さも際立つ一品。
メインは「シャモのロースト」。
周りは色とりどり春野菜達に囲まれた、骨付きのシャモ。
しっかりした肉質で、相変わらず焼き具合も素晴らしく。
デザートは「いちごのスープ」。
日本画のようなきれいなピンク色のスープに、
ヨーグルトのアイスクリームを添えて。
爽やかなデザートでディナーの締めくくり。
サービスの方は明るく、動きに無駄なくテキパキ。
安心感のあるサービスになったので、評価を上げました。
お料理共々、今後も益々期待できそうです。
<2007年1月>
今年のフレンチ初めはやはりこちら。
初めていただくオリジナルカクテル「シャンパン・メルモ」を食前に。
柑橘系の香りとはちみつが、風邪気味の喉を優しく潤してくれます。
前菜は「ズワイ蟹のセルクル詰め トマト風味」。
定番の一品が食欲をそそります。
スープは「ごぼうのスープ」。
濃厚なポタージュで、滑らかながらごぼうの旨みもたっぷり。
メインは「ノドグロのポワレ」。
金沢から取り寄せたという油の乗った、しっとりした肉質のノドグロ。
皮目はパリっと、中はしっとり。やはり焼き具合が絶妙。
焼けば焼くほど油が出るそうで、ソースにも旨みが含まれていました。
デザートは「アーモンドババロワとバニラアイスクリーム」。
白いデザートで優しい甘みが口の中に広がります。
今回はシェフ自らのサーブ。聞いてみると
今年からサービスの人が代わるとのこと。
そう、こちらの弱点は、私が思っているだけかもしれませんが、
サービスの人が頻繁に(1年~1年半)で代わるということ。
何回か通って顔見知りになった頃、いなくなってしまうのです。
サービスはお店の顔。できれば定着してもらいたいものです。
<2006年8月>
やはり何度行っても裏切られることがありません。
いつもプリフィクスで何を選択するか悩みます。
「トマトとズワイ蟹をセルクルで仕立て」の前菜は、今日は美味しいトマトが
入ったからと、通常メニューをアレンジ。
味のコンビネーションがお見事。
「枝豆の冷製スープ」はシェフの実家で作ったという枝豆を丹念に漉し、
舌触りも滑らかな夏にぴったりの一品。
大ぶりのお豆がスープボウルの中に潜んでいます。
「ホロホロ鶏のもも肉」のメインは塩加減と焼き具合が絶妙。
じゃがいものグラタンとサラダが添えられて、彩りも鮮やか。
デザートの「プラムのグラタン」は中は冷たく表面が熱々。
濃厚なカスタードソースが美味しいお食事を締めくくってくれます。
何度訪れても「また次行きたい!」と切実に思うお店はそう多くはありません。
色んな人を連れていってあげたくなる、私にとってもそんなお店です。
ひとつ希望を言えば、狭いお店なので、せめて食事中は
禁煙を促していただけるとありがたいです。
<~2006/2月>
西麻布の裏通り、半地下にありますが、自然光がたっぷり入るので
ランチにも最適。
小さいお店ながらインテリアやレイアウトはゆったりとお食事できるように
とても考えられています。
全体に白が基調ですが、壁などの質感を生かした照明が
とてもスタイリッシュで効果的。
夜はキャンドルを添えて、さらにシックなイメージになります。
食前にはオリジナルラベルのシャンパーニュがグラスでも
ボトルでもいただけます。
QEDクラブ出身のシェフが作るフレンチは、日本の素材も多用した
感性が光るものばかり。
プリフィクスのコースは何を選択してもハズレがありません。
逆に、何を選択しようか絞り込むのが大変なほど。
特にいつも感心するのが、お肉やお魚の焼き具合。
当たり前のようですが、いつも絶品なのです。
メインでがっかりするお店も多い中、いつでも安心していただけます。
ただひとつ難を言えば、満席になると、かなり時間がかかってしまうこと、
でしょうか。
こんないいお店なのに、案外直前でも予約が取れます。
どんなシチュエーションでも、誰とでも満足感が高いお店です。