Champagneさんが投稿したカーザ ヴィニタリア(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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Champagneのクリスタルなサロン

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Champagne (女性・神奈川県) 認証済

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カーザ ヴィニタリア麻布十番、赤羽橋、白金高輪/イタリアン、パスタ、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2015/07 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

テラス席の幸せ。

<2015年4月>
1階は色んな業態が入れ替わった結果、昨年9月よりBar 和音に。
秘密にしておきたい、そんな空間です。

やはり春はテラス席が心地よいです。
最近はアラカルトでオーダーするのが定着。
新しいメニューを試したり、定番メニューを楽しんだり。

今回秀逸だったのが「オッソブーコ」
骨付きぶつ切りをワイルドに煮込み。
骨の中の髄はゼラチン質で、最後にスプーンで。

アラカルトでシェアしたお皿は、目の前でのゲリドンサービス。
洗練されたプロの手さばきには、いつもながらため息が出ます。

引き換え、お店の雰囲気とテイストが異なるサービスの方もおり、今回は両極端でした。

ともあれ、この空間の心地よさにはいつも惹かれます。

<2012年12月>
9月に訪れた時には、1階にあったワインショップがなくなり、和風のカウンターが。
熱海の茶寮和びが、こちらにオープンするとのお話でした。

今回は既に、「和び」がこちらの1階にオープン済。

1階が和食、2階がイタリアンという特異な業態ですが、
隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。

階段を上がると、ほの暗い照明が気持ちを落ち着かせてくれる店内。

スタッフの顔ぶれが若干変わって。でも、違和感なく。

フランチャコルタのしっかりした味わいを愉しみながら、メニュー決め。
いつも、アラカルトに魅力を感じるものの、やはりプリフィクスに。
ほんとうは、メインをアラカルトからチョイスできるとうれしいんだけど・・・と思いつつ。

○バーニャカウダ
○軽く燻したうなぎとキャビア
○蟹のリゾピラフ
○牛頬肉の赤ワインソースとマッシュポテト
○ラディッキオのココット
○アンチョビとガーリックのスパゲッティーニ
○栗のブリュレ


特に!リゾピラフの旨さは、格別。
3種類の蟹の濃いエキスを、お米にギュッ。
ほぐし身は、蟹のジューシーな食感で口いっぱいに。
添えられたラディッキオのココットの苦みは、大人だけがわかる味わい。

いつものお味を、いつものように、日常の延長で。
そんな感じで、素敵な空間を楽しませていただいています。

<2011年11月>
秋のカーザ・ヴィニタリアを楽しみに訪れました。
テラス席は大好きな空間なのだけど、この日はやや寒い上に、窓が全開の模様。
元からあるダイニングに案内してもらいました。

実は、このお部屋に入るのは初めて、
窓側に2人掛けテーブル、奥の壁際には4人掛けテーブル。
座ってみると、低めの椅子が妙に落ち着き、テラス席と遜色ないことを発見。
シンプルながら、少しイタリアンクラシックのテイストのインテリア。
暖炉を模した部分には、キャンドルが置かれ、天井をゆらゆらと照らしています。
各テーブルにもキャンドル、そしてダウンライト。
明るすぎず、暗すぎない、ちょうどいい照度です。

しっかりとした味わいの白ワインのグラスをオーダーして、メニュー決め。
いつも色々と考えるけれど、コースに目が行ってしまいます。
このコースには決めごとが様々。メニューの後ろに記載します。

「バーニャカウダ」。
(シェア)

大きな銀皿にたっぷりの新鮮野菜と、バーニャカウダソースが一緒に載っています。
野菜不足を解消できる、強い味方。

「軽く燻したウナギとキャビア」。
(お好みの前菜はメニューから各人好きなものを)

いつものアロマフレスカのでスペシャリテを、たっぷりと食べてみたかった今回(笑)
ふっくらときれいなウナギ、キャビアと共に堪能しました。
前菜のメニューは、グラタンや煮込み料理系多いよう。

「炙った北寄貝とポロ葱のタリオリーニ からすみ添え」。
(パスタかお米料理メニューからテーブル毎に統一)

手打ちパスタには、オイルベースの優しいソースがよく絡み合う。
北寄貝とからすみのコンビネーションは黄金。

「牛ほほ肉の赤ワインソースとマッシュポテト」。
(セコンドは「本日の」肉料理か魚料理を各人チョイス)

いい赤ワインを、惜しげなくたっぷり使ったと思しき一皿。
ソースのツヤ感が食欲をそそります。
非常に柔らかく煮込んだほほ肉は、赤ワインソースをたっぷりと纏わせて。
赤ワインが進みます。

「ラディッキオのココット」。
(「本日の」と決まっているけれど、希望があればメニュー内の別のものでも)

「本日の」は安納芋だったけれど、ラディッキオを希望。
平べったいスクエアなココットで登場。
ピリっとした塩の効かせ具合が好み。

「シンプルパスタ」。
(口頭で告げられる4種類のメニューから好きなものを。30g、60g。100gの好きな量で)

締めのパスタって、日本人的。
最後にご飯が欲しい国民の気持ちがよくおわかりで。

「フロマージュブランのムースと赤い果実のコンポート」。
(ドルチェはメニューから好きなものを各人チョイス)

真白でまん丸のフロマージュブランに添えられる、ベリー類。
甘酸っぱいソースは、初恋の味?

サービスは一人で受け持つテーブル数が多く、それを見事にこなしているのは素晴らしい。
動きに無駄がなく、ほんとうのプロ。
相当な仕事量のはずなのに、ワインのデキャンタージュは魅せてくれます。
細~く、長~く注ぐ、目を引くパフォーマンスは、固唾を呑んで見守ってしまうもの。

今回も、素敵な時間を楽しませていただきました。


<2011年4月>
看板は消灯、1階のワインショップは、とても柔らかな光。
なかなかセンスのいい節電具合です。

今回も雰囲気の好きな、テラス席にて。

三寒四温の春の朝晩は、冷えるもの。実はちょっと不安でした。
しかし、ストーブもブランケットもあるので、調節可能。
寒さについては、取り越し苦労でした。

メニューを見ると、やはり色んなものが食べたくなり、コースにて。
メインディッシュは、魚料理と肉料理が決められているものの、
別メニューもプラス料金にてオーダーができます。

特に、心に残ったメニューをいくつか。

「和牛みすじ肉の炭火焼 二色タンポポと柑橘のサラダ添え」。
前菜ながら、お肉の美味しさを遺憾なく生かして炭火焼。
まん中で、薄くスライスしてあります。
焼き目は香ばしくパリっと、中はジューシーに。
旨みを噛みしめながら、満足感の高いスターターとなりました。

「十穀米とフォアグラを詰めた鶉のロースト」。
想像通りの姿ながら、想像を超えたお肉とソースの美味しさ。
中に抱え込んだフォアグラの旨みが十穀米に含まれて。
贅沢なメインのお肉料理に大満足。

どのお皿も、必ず満足させてくれるものばかり。
CPのよさは、驚くべきものがあります。

テラス席は、アロマフレスカの時よりもテーブル数が多いため、それに伴って収容人数も増加。
ところがサービスは2人で行っていたので、やや忙しそうな感じを受けます。
しかし、押さえるべきところは押さえられる人材がきちんといるので、
目配りやワインに対しても、安心。
細く長く落とす見事なデキャンタージュは、目でも楽しませていただきました。
サービスは、伝統ある底力を感じます。

<2011年1月>
かの、麻布十番のアロマフレスカがあった場所はどうなっているのか。
初めてのカーザ・ヴィニタリアへ行ってみました。

お店に着くと、テラス席と室内とどちらがいいか聞かれましたが、
迷わず、元アロマフレスカのあったテラス席を選択。
そして、中庭が見えるお気に入りの左側へ。

テーブルも椅子も、以前のものを使用。
この空間の小ぢんまり感と、この椅子の座り心地が好きなんです。
懐かしい場所に帰ってきたような、そんな気分で着席。

ところで極寒のこの日。テラス席を選択するのは、ある意味チャレンジ。
開閉自由の仕切り窓は、閉まっているものの、必ず一ヶ所を開けた状態。
店内には赤々と燃えるストーブがところどころに置かれ、
各席には、ふわっふわのブランケットが用意されていました。

まずはテラス席のみのサービス、ホットワインか、ジンジャーレモネード。
熱々を口にすると、体にじんわりと温まってきます。
冬のみでしょうが、うれしいサービスににっこり。

メニューはアラカルトが充実していたけれど、初めてなのでコースを。
前菜はアラカルトから、それぞれ好きなものを。
パスタ・お米料理メインは本日の魚か肉のどちらかを、テーブル毎に統一して。

まずは噂の「バーニャカウダ」。
大きな銀色のお盆のようなお皿に、クラッシュアイスを敷き、
家庭菜園のようにきれいに並んだ、彩りよい野菜の数々。
ソースはいわゆるバーニャカウダソースか、ゴルゴンゾーラのソースから選ぶことが可能。
どれを口にしても、野菜の甘みを感じるものばかり。
とても最初に全部は食べきれないので、他のお皿をいただきながら、おつまみのように。
でも、どんどんクラッシュアイスが融けてくるので、野菜が水っぽくなっちゃう。
早めにいただいてしまうほうがいいようです。

「リードヴォーと茸 ポーチドエッグ添え」。
熱々のストウブの四角いお皿に、元気のいい茸と、きれいな焼き具合のリードヴォー。
ポーチドエッグを崩すと、元々濃厚なゴルゴンゾーラソースがより濃厚に。
冬にぴったりの、前菜とは言えないボリューミーな一皿。

「蟹のリゾピラフ」。
アロマフレスカのメニューにあったとき、あまりに少ない量でいつも欲求不満でしたっけ。
今回はたっぷりと。
ストウブのお鍋を持ってきて、目の前で取り分け。
最後はパエリアのように、お鍋の底にできたお焦げをガリガリと。
予想通りのお味ですが、量が多いと、より蟹が勝つんですね。
ともあれ、満足です。

「牛頬肉のゴルゴンゾーラソース 冬トリュフがけ」。
プラス料金でトリュフをかけてもらいました。
白トリュフほどでないけれど、ほんのりと。
お肉はとろとろ。
赤ワインソースが定番だけれど、濃厚なゴルゴンゾーラソースでグッと冬メニューに。
この日はゴルゴンゾーラ三昧となりました。

「シンプルパスタ」。
4種類のパスタメニューから、1種類。
お腹と相談して、30g、60g、100gから量を選ぶことができます。
今回は、トマトソースとケッパーのパスタを。
パスタの茹で具合は、焦点ぴったり。
細めのパスタにシンプルなソース。真価がわかります。
〆パスタとして、うれしい一品。

「パンナコッタ あまおう添え」。
限りなく滑らかなパンナコッタに、薫りの立っているあまおう。
黄金の組み合わせに加えて、香ばしいカラメルとカスタードのソース。
素直に美味しい!
予想を超える、ほんとうに満足のドルチェ。

本店と比べると、すべてにピントがぴたりと合ったお皿、というわけにはいかないけれど、
居心地のいい空間で美味しいものをたっぷりと頬張り、そしてワインを愉しむ。
そんな使い方ができるのが、魅力的。

ただこの季節、テラス席だからと言って、どこかの部分を開けておかなければいけないのは、やや疑問。
寒風が常にピューピューと入って来るので、お腹から足元まで、ブランケットにしっかりとくるまってました。
冷えて、風邪ひく人がいないことを願うばかりです。

アロマフレスカグループらしい明るいサービスは、目配りもよく、心地よし。
どのお店に行っても、一定以上の水準が保たれているのが、素晴らしい。

リストのワインは、なかなかに魅力的。
でも今回は、お皿に合わせて、お薦めグラスワインを見繕ってもらいました。
色々楽しめたので、今回はそれが正解。

カジュアルながら、ややオシャレ度が高い当店。
たまに変わった客層がいるのは以前からだったので、それもまた楽し。
半数の予約は当日でもいい、ということは、思い立ってフラっと訪れるのもよさそう。
暖かくなった頃の訪問も楽しみです。

2016/01/09 更新

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