Champagneさんが投稿したル・グラン・ソワール(東京/六本木)の口コミ詳細

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Champagneのクリスタルなサロン

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Champagne (女性・神奈川県) 認証済

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閉店ル・グラン・ソワール六本木、乃木坂、麻布十番/ビストロ、ワインバー、フレンチ

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/12 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

オモテ通りに佇む「隠れ家」。

<2013年4月>
訪れた日、お誕生日の方々がちらほら。
デザートにオルゴールを添えて、サーブしてくれるようです。

今回、心に残ったメニューは。

「ハマグリと山菜のフリット 空豆とハマグリの出汁のソース」。
殻から剥いたハマグリを、サッとフリットに。
口にすると、ふっくらと立派なハマグリ。
ジューシーな旨みが、口の中でほとばしります。
この季節のお楽しみ。

シェフは最近、北海道の生産者のところに直接出向き、蝦夷鹿の狩猟に同行されたそうです。
食材の生産者の顔の見える仕入れ、それをどのような料理に反映させるか、
色んな方の思いが、お皿に凝縮されているんですね。
そんなことを考えながらいただくと、より深く、美味しさを受け止めることができそうです。

<2012年12月>
新たなスタッフとして、ソムリエさんが加わっていました。
それと共に、「ん?」と目を引く黒板のメニュー。
グラスワインのラインナップも心強いものになりました。

おつまみメニューも充実し、ワイン好きにはたまらないものばかり。
盛り合わせていただけば、それでどんどんワインが進んじゃう。

バータイムのカウンターはちょっと照明を落として、ほの暗いムード。

ラストオーダーは23時。
2軒目に、と思い出してから行っても充分間に合うし、さらに駅チカ!
ワインバーとしても、魅力が増しました。

<2011年10月>
シェフとマダムで営む小さなお店は、裏通りに佇んでるのがお約束…そんな風に思い込んでました。
ところがっ!六本木通り沿い、長寿庵の地下にあるとはビックリ。
開いた扉にメニューが掛っているのが目印で、すぐにわかります。

地下への階段を注意深く降りると、すぐに店内。
正面にはカウンター席l、左手奥にテーブル席。

全体に白が基調で、テーブルはブラウン。
テーブルに溶け込むようなランチョンマットに、カトラリーがセットされています。
ベンチシート側にはモノリスのように間接照明が埋め込まれていて、
上からの照明も合わせて、ちょうどいい具合。

まずは食前酒。
クリーミーな泡を湛えるグラスシャンパーニュはRMで、繊細な泡がとても上品。
それでいて味わい深い。
グラスは。、ハンドメイドでしか作れない一体型の、流れるような美しいフォルム。
センスのいい小道具に出会うと、うれしいものです。

素敵な笑顔のマダムが、メニューの説明をしてくれます。
アラカルトのみで、ポーションが大きめだから前菜とメインで充分なこと、など。
各ジャンルとも種類は少ないものの、厳選されている様子。
お腹の空き具合に合わせて、軽い感じでオーダー。

「野菜チップス」。
薄~くスライスした人参やお芋などの素揚げ。まだほんのり温かい。
ピリっと塩味で、野菜の甘みや旨みもたっぷり、
お持ち帰りしたいくらい。

「アミューズ」。
カニのガレットは熱々の焼き立て。
ホロリとした優しい食感がやさしく、食欲をそそります。

「栗とシメジとスッポンのパイ包み」。
実に丁寧に作られた、パリッとした春巻きのようなパイの中には、
ダイスにカットされた食材がたっぷり。
色んな食感が愉しめます。
濃厚なソースとスパイスをお好みで。

「シャラン産鴨モモ肉の炭火焼」。
きれいにロゼ色に炭火の薫りがよく、お肉はジューシー。
トップにはキノコがたっぷり。
そしてキノコを使ったソースにはブルーベリーと五香粉。
どちらも鴨にマッチします。

「白ゴマのブランマンジェ」。
スープカップにふるふるのブランマンジェ。
滑らかでクリーミーで薫り高いゴマの風味は、食後の幸せ度をアップ。

パンはロブションのバゲットを特注し、お店で最終的に仕上げているそう。
小麦の薫りが高く、さらにお料理を引き立てます。
そして、添えられるバターが特筆もの。
この秋は、いちじくのバター。
季節ごとにシェフの感覚で変えているそうですが、チーズにいちじくを合わせるように、
バターも乳製品だから、非常に合うんです。
たっぷりカットして、パンに載せて。
さらにワインが進む~。

お皿に合わせて、グラスワインを見繕っていただきました。
ニューワールドまで視点を広げて、それぞれの料理のソースとの共通点を見出した上でのチョイスなど、
お手頃なもの中心。なかなか楽しめました。
欲を言えば、せっかく遅い時間までの営業。
ワインラヴァーを取り入れるなら、もう1歩先のものもあるといいかも。

シェフは、かの「オストラル(あの名物マダムはいずこ?)」出身で、ランベリーのスーシェフだったのは、
言わずと知れたこと。ウデは確かです。
丁寧に一皿づつ仕上げてあるお料理は、美しい上、完成度も高い。
フグの免許を持っているという、稀なフレンチシェフ。
どんなふうにフレンチにするのか、冬の季節も期待できます。

シェフを支えるマダムのサービスも、お店の魅力。
このお店の開店までサービス経験がないとのことでしたが、いえいえ。
細やかな心遣いは、持って生まれた素質。
美味しいものを、もっと美味しくするスパイスを振りかけてくれます。

これからは、アラカルトのみでなくコースも設定する、とのこと。
シェフの考えるコースの流れを愉しむ、そんなことも期待できそうです。

2016/01/09 更新

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