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1回
夜の点数:4.4
昼の点数:4.7
2016/04 訪問
夜の点数:4.4
昼の点数:4.7
遊び心とお野菜のこだわり。
2016/04/09 更新
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レフェルベソンスのセカンド店ができたのはチェックしていたのですが、
今回、ようやく訪れる機会がありました。
コレド室町2の脇にエントランスがありますが、とても目立たないので、
結局1周してようやく発見。
周囲はものすごいビル風で、到着したときは髪の毛ボーボーでした(笑)
店内は窓側テーブルや、大テーブル、2人掛け用テーブルなど、
一見オシャレカフェと見まごうようなバラエティ豊かな造り。
その中でも、奥の方に案内されたのはソファのボックス席。
クッションがいくつか置いてあって、座り心地は抜群です。
オープンキッチンも見ることができる、楽しい席でもありました。
ディナーは6800円のみで、アラカルトはありません。
気軽に訪れて、ちょっとだけワインとお料理をいただけると嬉しいですね。
メニューの名前を憶えていないので、適当ですが、
いただいたものは以下の通り。
<こだわり野菜たちのたっぷりサラダ>
とにかくひとつひとつの味が濃く、鮮度が高いのはもちろん、個別の野菜の処理の仕方もよい。
ただ、水菜は不要だったかな。フォークでは食べにくいのです…。
<桜のチップでスモークしたフライドポテト>
ポテトチップスの袋を破ると、スモークがモクモク。
その薫りと、ポテトの香ばしさを楽しむサプライズの一品。
ポテトの揚げは手をかけていて、なんと、3度揚げだそうです。
道理で、お芋の食感と甘味が素晴らしいわけです。
<パン>
大阪のシュクレクールから取り寄せるスペシャルなカンパーニュ。
酸味を感じる生地は、皮が非常に香ばしく、ともすれば焦げてる部分もあり。
中身はグルテンしっかりで、もっちり感たっぷり。
カルピスバターのマイルドさとベストマッチ。
温めてサーブしてくれるので、思わず進んでしまうけれど食べ過ぎにはくれぐれも要注意!
<ホタテと玉子と野菜の一皿>
生のマッシュルームのスライスがポイント。
半熟玉子がソースとなり、ホタテの甘さを引き立てる。
<新玉葱のスープ>
ミルクもクリームも使わず、新玉葱の甘味を引き出してバターで整えたスープ。
自家製ベーコンはスモーキーな薫りをアクセントにして。
ビーツの酢漬けでしっかりと締めて。
<ほろほろ鳥のロースト>
皮目の焼き具合が絶妙。
淡白な肉質とマッチングする濃厚なソース。
これもメインディッシュならではの渾身の一皿。
<枇杷のデセール>
甘酒のエスプーマに囲まれて、散らしてある花びらがとてもきれい。
口にすると、中から枇杷やソルベが。
食後の最後のデセールとして、相応しい一皿。
最初はシャンパーニュ(ドラピエ)で喉を潤したあと、ワインはペアリング3種類をオーダー。
お願いしたお料理に合わせたものが出てきます。
リースリングやシュナンブランをバラエティ豊かに揃えている印象がありました。
店内はオシャレ度の高い空間で、使っている食器はすべて特注のき物。
茨城の笠間焼だそうです。
そんなセンスも楽しむポイントのひとつですね。
とても楽しそうに、美味しさを引き立ててくれるようなサービスは心地よく、
最後はシェフともご挨拶ができました。
今はレフェルベソンスになっているあの場所の前身、サイタブリアにもいらしたとのこと。
そこからのサービスを継続している方もいらっしゃり、懐かしい話に花が咲いたのでした。
気軽に美味しいものをいただけるお店が、またひとつ増えました。
うれしいことです!