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Champagneのクリスタルなサロン
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Champagne (女性・神奈川県) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2011/07 訪問
活気溢れる人気店
<2009年5月>4月からシェフとサービススタッフが代わって、初訪問。店内のインテリアは特に変更されていなかったものの、テーブルにちりばめられていたガラスのおはじきor粒々が、カクテルグラスに収まって、テーブル上を飾っています。出されるおしぼりは、ハーブの香りですっきり、さっぱり。男性方、これで顔を拭きたくなること請け合い。ワインリストは、8000円台シャンパンのオンパレードが健在。どれにしようか悩むののも、楽しい時間。プレステージシャンパンも、良心的な値付けにニッコリ。ボン・ピナールと、いい勝負でしょうか。ところで、ミネラルウォーターの種類は、最初に手渡されたドリンクメニューに書かれていました。どんなものがあるのか、目で確認できるのは嬉しいです。まずは、メニューを選びながら、おつまみ。ふわふわとした泡状のものにくるまれた、真鯛を串に刺したもの。シュワっとした口どけがサブライズ。グリーンがきれいなオリーブのマカロン。ピンク色の焼き菓子、海藻のチュイルリーなど。これは以前にはなかった、新しい試み。ピエール・ガニェールを彷彿とさせるもの。前菜は、「アスパラガスのクーリー、ホタテ、金目の炙り、トリ貝、白えび、カニ」。添えてある、クレソンの苦味がアクセント。野生のアスパラガスが、つくしみたい。リースリングのジュレは、まさに白ワインを固めたもの。魚介てんこ盛りで、シャンパンのための前菜のよう。「モリーユ茸のスープ」。ラングスティーヌのポワレ、モリーユ茸にラングスティーヌのムースを詰めたもの。上にはモリーユ茸のエスプーマで泡たっぷり。スープ自体がとても濃厚で、しっかりとした味わい。最後までパンで拭って。「タスマニアサーモンの低温ポワレ」。ジューシーに仕上げた火入れが絶妙。ちびりちびりと、楽しみました。シェフは低温調理を得意としているらしいです。「うなぎの炙りとフォアグラのミルフィーユ」。上には青りんごをキャラメリゼしたもの。姿だけ見ると、シブーストのよう。ところが、ナイフを入れると、ねっとりとしたフォアグラとうなぎの炙った薫りが。少々甘口のソースを添えて。もちろん、甘口のソーテルヌと共に。「カサゴの低温調理」。こちらもジューシーな身が、旨みを損なわず仕上げられています。塩の振り具合もちょうどよく、シャンパンとマッチ。雑穀のリゾット添え。「国産ウズラとテナガエビ」うずらの胸肉をローストし、トーストを乗せて。モモ肉は中にフォアグラを詰めてモモ肉で巻き、パセリとパン粉で揚げて。手長海老のポワレと季節野菜。オマールのジュが薫りよく。絵画に見立てたような、素敵なデザインの一皿。アヴァンデセールは「ヨーグルトのアイスにコクリコ(ひなげし)のパウダー」。コクリコが鮮やかなオレンジ色で彩りよく、きれいでかわいい。ヨーグルトのアイスクリームが爽やか。「モスコバド糖のデザート」。大きめのカクテルグラスに入ったデセール。ライチのジュレ、ビスキュイ、マンゴーのクリーム、ライムノジュレが層になっています。一番上には、モスコバド糖のパウダーがクリスピー。上から下まで、スプーンでグッと。口にすると色んな味がしますが、マンゴーが勝ち。マンゴーのクリームが軽やかながら、しっかりとしていて、食べ応えがあります。横にはモスコバド糖のケーキ。 とても手がかかったデザートに、満足感たっぷり。以前と変わった部分もあるけれど、基本のコンセプトは変更されていないので、違和感なくいただけました。スタッフのサービスはすこぶるわかりやすく、自然なもの。様々な場面で、思わぬ気を利かせてくれます。そういう才能の方々で固められているのなら、安心。新生ル・ジュー・ドゥ・ラシエットは、ようやく落ち着いたころなのでは。色んな面で、これからも楽しみです。<2008年11月>2階に上がる階段はなんとも味気ないけれど、扉に近づくとすぐに迎え入れてくれます。さほど広くない店内ながらも、大きめテーブルのゆったりとした配置は感心。グラスシャンパンは2種類の用意で、大きめグラスにたっぷりと。ワインリストは相変わらず、1万円以下のシャンパンが豊富で楽しい。「ムニュー ブラン」~白のコース~にて。「新米をまとったキノコのペニエ」。衣にお米が入ったキノコのフリット。クリスピーな食感と、添えられたお塩が味わいが、キノコの歯ごたえを引き立てる。「越前ピーチカブのトリュフマリネ」。まずはライヨールのナイフが置かれます。白いお皿に、黒っぽい丸い物体。ナイフを入れると、パリっと硬く、どこかに飛ばしてしまいそう。しかし、勇気を持って一口大にカット。トリュフのソースを絡めて。カブの自然の甘みと歯ごたえ。それにトリュフの薫りがフワっと、長いアフター。ビックリ美味しい、ワクワクする一皿。「フォアグラのポワレとリゾットクロカン 茸スープを添えて」。スープは後から目の前で注ぐパフォーマンス。フォアグラも、茸のスープも、コクのある濃厚なもの。それにリゾットクロカンがあるため、別のカリっとした食感と、香ばしい薫りが広がり、バランスのよい三重奏が生まれます。「キジとクリのヴルーテ」。深く個性的なキジの、野性味溢れるアタックが印象的。季節をしっかりと味わえる。こちらも濃厚な一品。「ハナオコゼ 燻製アンキモのソース」。白身はしっとりふっくら。皮目はパリっととしたオコゼは、低温調理されたもの。こんなにうまく焼けた魚料理は、なかなかフレンチでお目にかかれないもの。ソースを絡めずに口にしても、充分楽しめる。さらに、コクのあるアンキモとあっさり儚いエスプーマの二種類のソースは、お皿をきれいに彩っていて、オコゼとの相性も抜群。このコースの中でベストの一皿!「イベリア種75% イベリコ豚のロティ エピスのソース」。適度に脂の乗ったロース肉を塊のまま低温調理。カットして焼き目を付けています。口に入れて噛んでみると、ジュワっと旨味の乗った脂と肉汁が。エピスのソースの印象があまりなかったのだけれど。充分にスペシャリテの品格はあります。「ヨーグルトと柿のアイス」。アヴァンデセールとして。大きめのスプーンに柿のトロンとした大きめの果肉と、ヨーグルトのアイスクリームがよく合っている。「五郎島金時とショコラの温かいパルフェ」。温かいおいもとショコラ、冷たいアイスクリームとチュイルリーを併せて口にすると、たまらない美味しさ。おいも系のデザートはちょっと苦手なのですけど、これは別。お代わりしたかった…。添えられるパンは2種類。長細いライ麦パンと、フランスパン生地のプチパン。お皿数は多いものの、まったく負担にならない。かと言って、ソースの少ない、いわゆる現代フレンチとは違い、最後までパンで拭って食べたくなるほどのソースの出来。ワインを引き立てるし、ワインもお料理を引き立てる。若いながらも、丁寧で明るいサービスは目配りは充分。支配人さんのソムリエぶりも、自信を持って適格で、わかりやすい言葉を選んでの説明で好印象。最後にちょっと思ったのが、ミネラルウォーターのメニュー。食後の飲み物のメニューに記載があったのですが、せっかくならば、ワインリストの最終ページにでも書いておいていただけるとうれしいかな、と。実際には初期にオーダーしたいので、「ガス入り、ガスなし、いかがなさいますか?」と説明されるよりも、まずは何が揃っているのかを見たいもの。ガス入りで飲みたいもの、ガスなしで飲みたいもの、その時の気分によってオーダーしたいワガママなもので。もっとも、何も載せていないお店がほとんどなので、贅沢は言いませんが。前回訪れた時より、確実によくなっていることは確か。挑戦と、完成とが混然一体としていて、食べ手のこちらも次にどんなものが出てくるのか、ワクワク感が楽しくてたまらない。右肩上がりの勢いが、とっても頼もしい。2009年もミシュラン1つ星継続というのも、うなずけるもの。これから、まだまだ楽しみです。※<2008年4月>はコメント欄に移動しました。
2009/05/28 更新
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
<2009年5月>
4月からシェフとサービススタッフが代わって、初訪問。
店内のインテリアは特に変更されていなかったものの、
テーブルにちりばめられていたガラスのおはじきor粒々が、
カクテルグラスに収まって、テーブル上を飾っています。
出されるおしぼりは、ハーブの香りですっきり、さっぱり。
男性方、これで顔を拭きたくなること請け合い。
ワインリストは、8000円台シャンパンのオンパレードが健在。
どれにしようか悩むののも、楽しい時間。
プレステージシャンパンも、良心的な値付けにニッコリ。
ボン・ピナールと、いい勝負でしょうか。
ところで、ミネラルウォーターの種類は、最初に手渡されたドリンクメニューに書かれていました。
どんなものがあるのか、目で確認できるのは嬉しいです。
まずは、メニューを選びながら、おつまみ。
ふわふわとした泡状のものにくるまれた、真鯛を串に刺したもの。
シュワっとした口どけがサブライズ。
グリーンがきれいなオリーブのマカロン。
ピンク色の焼き菓子、海藻のチュイルリーなど。
これは以前にはなかった、新しい試み。
ピエール・ガニェールを彷彿とさせるもの。
前菜は、「アスパラガスのクーリー、ホタテ、金目の炙り、トリ貝、白えび、カニ」。
添えてある、クレソンの苦味がアクセント。
野生のアスパラガスが、つくしみたい。
リースリングのジュレは、まさに白ワインを固めたもの。
魚介てんこ盛りで、シャンパンのための前菜のよう。
「モリーユ茸のスープ」。
ラングスティーヌのポワレ、モリーユ茸にラングスティーヌのムースを詰めたもの。
上にはモリーユ茸のエスプーマで泡たっぷり。
スープ自体がとても濃厚で、しっかりとした味わい。
最後までパンで拭って。
「タスマニアサーモンの低温ポワレ」。
ジューシーに仕上げた火入れが絶妙。ちびりちびりと、楽しみました。
シェフは低温調理を得意としているらしいです。
「うなぎの炙りとフォアグラのミルフィーユ」。
上には青りんごをキャラメリゼしたもの。
姿だけ見ると、シブーストのよう。
ところが、ナイフを入れると、ねっとりとしたフォアグラとうなぎの炙った薫りが。
少々甘口のソースを添えて。
もちろん、甘口のソーテルヌと共に。
「カサゴの低温調理」。
こちらもジューシーな身が、旨みを損なわず仕上げられています。
塩の振り具合もちょうどよく、シャンパンとマッチ。
雑穀のリゾット添え。
「国産ウズラとテナガエビ」
うずらの胸肉をローストし、トーストを乗せて。
モモ肉は中にフォアグラを詰めてモモ肉で巻き、パセリとパン粉で揚げて。
手長海老のポワレと季節野菜。
オマールのジュが薫りよく。
絵画に見立てたような、素敵なデザインの一皿。
アヴァンデセールは「ヨーグルトのアイスにコクリコ(ひなげし)のパウダー」。
コクリコが鮮やかなオレンジ色で彩りよく、きれいでかわいい。
ヨーグルトのアイスクリームが爽やか。
「モスコバド糖のデザート」。
大きめのカクテルグラスに入ったデセール。
ライチのジュレ、ビスキュイ、マンゴーのクリーム、ライムノジュレが層になっています。
一番上には、モスコバド糖のパウダーがクリスピー。
上から下まで、スプーンでグッと。
口にすると色んな味がしますが、マンゴーが勝ち。
マンゴーのクリームが軽やかながら、しっかりとしていて、食べ応えがあります。
横にはモスコバド糖のケーキ。
とても手がかかったデザートに、満足感たっぷり。
以前と変わった部分もあるけれど、基本のコンセプトは変更されていないので、
違和感なくいただけました。
スタッフのサービスはすこぶるわかりやすく、自然なもの。
様々な場面で、思わぬ気を利かせてくれます。
そういう才能の方々で固められているのなら、安心。
新生ル・ジュー・ドゥ・ラシエットは、ようやく落ち着いたころなのでは。
色んな面で、これからも楽しみです。
<2008年11月>
2階に上がる階段はなんとも味気ないけれど、扉に近づくとすぐに迎え入れてくれます。
さほど広くない店内ながらも、大きめテーブルのゆったりとした配置は感心。
グラスシャンパンは2種類の用意で、大きめグラスにたっぷりと。
ワインリストは相変わらず、1万円以下のシャンパンが豊富で楽しい。
「ムニュー ブラン」~白のコース~にて。
「新米をまとったキノコのペニエ」。
衣にお米が入ったキノコのフリット。
クリスピーな食感と、添えられたお塩が味わいが、キノコの歯ごたえを引き立てる。
「越前ピーチカブのトリュフマリネ」。
まずはライヨールのナイフが置かれます。
白いお皿に、黒っぽい丸い物体。
ナイフを入れると、パリっと硬く、どこかに飛ばしてしまいそう。
しかし、勇気を持って一口大にカット。トリュフのソースを絡めて。
カブの自然の甘みと歯ごたえ。それにトリュフの薫りがフワっと、長いアフター。
ビックリ美味しい、ワクワクする一皿。
「フォアグラのポワレとリゾットクロカン 茸スープを添えて」。
スープは後から目の前で注ぐパフォーマンス。
フォアグラも、茸のスープも、コクのある濃厚なもの。
それにリゾットクロカンがあるため、別のカリっとした食感と、
香ばしい薫りが広がり、バランスのよい三重奏が生まれます。
「キジとクリのヴルーテ」。
深く個性的なキジの、野性味溢れるアタックが印象的。
季節をしっかりと味わえる。
こちらも濃厚な一品。
「ハナオコゼ 燻製アンキモのソース」。
白身はしっとりふっくら。
皮目はパリっととしたオコゼは、低温調理されたもの。
こんなにうまく焼けた魚料理は、なかなかフレンチでお目にかかれないもの。
ソースを絡めずに口にしても、充分楽しめる。
さらに、コクのあるアンキモとあっさり儚いエスプーマの二種類のソースは、
お皿をきれいに彩っていて、オコゼとの相性も抜群。
このコースの中でベストの一皿!
「イベリア種75% イベリコ豚のロティ エピスのソース」。
適度に脂の乗ったロース肉を塊のまま低温調理。
カットして焼き目を付けています。
口に入れて噛んでみると、ジュワっと旨味の乗った脂と肉汁が。
エピスのソースの印象があまりなかったのだけれど。
充分にスペシャリテの品格はあります。
「ヨーグルトと柿のアイス」。
アヴァンデセールとして。
大きめのスプーンに柿のトロンとした大きめの果肉と、
ヨーグルトのアイスクリームがよく合っている。
「五郎島金時とショコラの温かいパルフェ」。
温かいおいもとショコラ、冷たいアイスクリームとチュイルリーを
併せて口にすると、たまらない美味しさ。
おいも系のデザートはちょっと苦手なのですけど、これは別。
お代わりしたかった…。
添えられるパンは2種類。
長細いライ麦パンと、フランスパン生地のプチパン。
お皿数は多いものの、まったく負担にならない。
かと言って、ソースの少ない、いわゆる現代フレンチとは違い、
最後までパンで拭って食べたくなるほどのソースの出来。
ワインを引き立てるし、ワインもお料理を引き立てる。
若いながらも、丁寧で明るいサービスは目配りは充分。
支配人さんのソムリエぶりも、自信を持って適格で、わかりやすい言葉を選んでの説明で好印象。
最後にちょっと思ったのが、ミネラルウォーターのメニュー。
食後の飲み物のメニューに記載があったのですが、
せっかくならば、ワインリストの最終ページにでも書いておいていただけるとうれしいかな、と。
実際には初期にオーダーしたいので、「ガス入り、ガスなし、いかがなさいますか?」と
説明されるよりも、まずは何が揃っているのかを見たいもの。
ガス入りで飲みたいもの、ガスなしで飲みたいもの、その時の気分によって
オーダーしたいワガママなもので。
もっとも、何も載せていないお店がほとんどなので、贅沢は言いませんが。
前回訪れた時より、確実によくなっていることは確か。
挑戦と、完成とが混然一体としていて、食べ手のこちらも次にどんなものが出てくるのか、
ワクワク感が楽しくてたまらない。
右肩上がりの勢いが、とっても頼もしい。
2009年もミシュラン1つ星継続というのも、うなずけるもの。
これから、まだまだ楽しみです。
※<2008年4月>はコメント欄に移動しました。