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chao_zooゴハン部屋
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chao_zoo (男性・茨城県)
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1回
昼の点数:4.5
2009/06 訪問
蕎麦はワルツのリズムで
全国レベルで見ても高評価といえる蕎麦屋さん。が、そんなにグルメってほどの人間じゃないので、けっこう近くなのにうかつにも知らなかった。「食べログ」を始めたから知り得たようなもの。 で、天気も良かったので自転車で。 守谷高校の前を通って「大久保商店」のところで左折。すぐに見つかった。渋い店構え。 駐車場には横浜ナンバーの車と札幌ナンバーの車が駐まっていた。 店は空いていて、すぐに入れた。「茄子揚げせいろ」がおすすめだったようだが、最初だから限定20食という「田舎せいろ」(850円)をば注文。それだけじゃ寂しいので「自家製生湯葉」(500円)もお願いした。 湯葉の方が先に来た。味噌汁のお椀みたい漆器に、生湯葉が5、6切れ、濃厚な豆乳がソースみたいにかけ回してあり、わさびがちょこんと乗っている。 小皿と醤油も添えられていた。この醤油がまた、香り豊かでそんじょそこらのものとはちがう感じ。思わず、ちょびっと味見してしまった。やはりちょっと、深いコクがあるような感じだった。 自家製という湯葉は、少し分厚くて噛み応えもある。湯葉でこういうのは初めてだ。味わううちに、大豆の風味が口いっぱいに広がる。あまり辛くないわさびは香りを添える目的で添えられているようで、そのアクセントもいいハーモニーだった。 さて、田舎せいろ。量はちょっと期待したほどじゃなくて、そこは残念だけど、質の方は評判通り大変なものだった。まずは蕎麦だけで確認。麺のところどころに黒い粒粒が見られ、まさに殻ごと挽く田舎蕎麦のスタイル。舌ざわりはほんの少しざらつく。これも田舎蕎麦。香りは、もう文句なし。 つゆもちょっとすすって確認。少し辛めと感じたが、田舎蕎麦に合わせるにはこのくらい力があった方がいいのだろう。 僕の蕎麦の食べ方は、薬味をちょこんと蕎麦の上に乗せ、蕎麦を適量取り、取った麺量の三分の一を目安にしっぽの方からつゆをつける、というもの。で、上から食べてちゅるちゅるっとすすり込む。すると、「蕎麦」「蕎麦+薬味」「蕎麦+薬味+つゆ」という三段階の時間差で味が楽しめる。ワルツのリズムで蕎麦を食べ、合間合間に湯葉で大豆の風味を楽しむ。 この組み合わせも、けっこう正解だったと思う。 そして、蕎麦湯のうまさには感心した。こんなにおいしい蕎麦湯に出会ったことはない。出された分、全部いただいてしまった。この蕎麦湯のためにだけ、500円くらい払ってもいい気さえする。 さすがに高い評価を受けるだけのことはある、良質の蕎麦だった。 竹やぶの向こうに鬼怒川が見える、静かな店内も落ち着ける。 休日にゆったり過ごすにはいいお店だと思う。 いずれ、「冬場のみ」という「鴨せいろ」も試してみたい。
2009/06/27 更新
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夜10時以降入店OK
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食べ放題
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ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
全国レベルで見ても高評価といえる蕎麦屋さん。が、そんなにグルメってほどの人間じゃないので、けっこう近くなのにうかつにも知らなかった。「食べログ」を始めたから知り得たようなもの。
で、天気も良かったので自転車で。
守谷高校の前を通って「大久保商店」のところで左折。すぐに見つかった。渋い店構え。
駐車場には横浜ナンバーの車と札幌ナンバーの車が駐まっていた。
店は空いていて、すぐに入れた。「茄子揚げせいろ」がおすすめだったようだが、最初だから限定20食という「田舎せいろ」(850円)をば注文。それだけじゃ寂しいので「自家製生湯葉」(500円)もお願いした。
湯葉の方が先に来た。味噌汁のお椀みたい漆器に、生湯葉が5、6切れ、濃厚な豆乳がソースみたいにかけ回してあり、わさびがちょこんと乗っている。
小皿と醤油も添えられていた。この醤油がまた、香り豊かでそんじょそこらのものとはちがう感じ。思わず、ちょびっと味見してしまった。やはりちょっと、深いコクがあるような感じだった。
自家製という湯葉は、少し分厚くて噛み応えもある。湯葉でこういうのは初めてだ。味わううちに、大豆の風味が口いっぱいに広がる。あまり辛くないわさびは香りを添える目的で添えられているようで、そのアクセントもいいハーモニーだった。
さて、田舎せいろ。量はちょっと期待したほどじゃなくて、そこは残念だけど、質の方は評判通り大変なものだった。まずは蕎麦だけで確認。麺のところどころに黒い粒粒が見られ、まさに殻ごと挽く田舎蕎麦のスタイル。舌ざわりはほんの少しざらつく。これも田舎蕎麦。香りは、もう文句なし。
つゆもちょっとすすって確認。少し辛めと感じたが、田舎蕎麦に合わせるにはこのくらい力があった方がいいのだろう。
僕の蕎麦の食べ方は、薬味をちょこんと蕎麦の上に乗せ、蕎麦を適量取り、取った麺量の三分の一を目安にしっぽの方からつゆをつける、というもの。で、上から食べてちゅるちゅるっとすすり込む。すると、「蕎麦」「蕎麦+薬味」「蕎麦+薬味+つゆ」という三段階の時間差で味が楽しめる。ワルツのリズムで蕎麦を食べ、合間合間に湯葉で大豆の風味を楽しむ。
この組み合わせも、けっこう正解だったと思う。
そして、蕎麦湯のうまさには感心した。こんなにおいしい蕎麦湯に出会ったことはない。出された分、全部いただいてしまった。この蕎麦湯のためにだけ、500円くらい払ってもいい気さえする。
さすがに高い評価を受けるだけのことはある、良質の蕎麦だった。
竹やぶの向こうに鬼怒川が見える、静かな店内も落ち着ける。
休日にゆったり過ごすにはいいお店だと思う。
いずれ、「冬場のみ」という「鴨せいろ」も試してみたい。