1回
2017/08 訪問
ひねりなしの骨太フレンチ
友人が長く通う銀座のル・ジャルダン・デ・サブールへ
中澤シェフの師匠は、ミシェルブラスシェフ
ひねりなしの骨太フレンチと聞いてとても楽しみにしていた。
骨太ってことは、量もそれなりということで今回は控えめの
2皿+ディセールに挑むことにした。
友人曰く、中澤シェフに出会って初めて戦わないフレンチを食べたそうだ(笑)
それだけ優しいってことかな?
どうやら、こちらでは野菜をふんだんに使うそうだ。
そんな友人イチオシのグルガイユは約40種類(日によっては50)もの野菜が
フレンチらしくハーブの効いたソースで和えてある素晴らしい前菜だった。
野菜の味や食感はそれぞれ活かして一つにまとまっているところが素晴らしい。
よくあるグリルしたきれいな野菜を並べてソースをつけて食べる...のではなく、
計算されて混ぜてある。
戦わない優しい味だけど、その味の奥は深い。
このグルガイユは師匠ミシェルブラスのスペシャリテだそうです。
次回の訪問でも絶対これを食べよう!と食べながら思ったくらい美味しかったのです。
2皿目は、羊
これまた、手が込んでまして
煮込んだ羊とローストした羊、それにラタトゥイユという贅沢な一皿です。
しかもすごい量...戦いました(笑)
トロトロの羊とラタトゥイユは脂の甘みがソース絡んでいい香り、そしてローストした
羊はこんがり焼けたお肉と脂が別のいい香り。
同じソースに絡んでいるのですが、焼いた肉と煮た肉では別のソースのように
感じるのです。
完成度が高い複雑なソースの味にも感動~
ワインも進むくん。
ディセールは別腹ですが、これまたグラスの中にかなりのボリュームでレモン
グラッセが入っています。
しっかりした甘さがレモンの酸味といいバランスです。
ランチとは思えない充実感でした。
最後にシェフが書いた本を友人からプレゼントしてもらいました。
それはなんと優しいお野菜の料理がたくさん載っているフレンチの離乳食本
離乳食は必要ありませんが、老人食の研究用に使わせていただきます!シェフ( ´艸`)
ル・ジャルダン・デ・サヴール
2017/09/26
ご来店いただきましてありがとうございました、またご満足されたご様子うれしく思うとともに心よりお礼申し上げます。これからも素晴らしさを求めて努力していく所存でございます、宜しくお願い申し上げます。
chef中澤敬二
2017/08/30 更新
30種類以上の野菜を絶妙なバランスで野菜とソースを合わる「グルガイユ」は、必食です。
2017/09/26 更新