ちんちくりんさんが投稿した永来権(兵庫/芦屋(阪神))の口コミ詳細

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ちんちくりんの辛口ひとりごと

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永来権芦屋(阪神)、芦屋(JR)、打出/焼き鳥、鳥料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2025/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

永来権──名前は強そう。でも中身は繊細で奥深い“上品焼鳥”の世界。

「永来権(エラゴン)って知ってる?」
何度も耳にしていたその名前。でも、正直なところずっとなんとなく距離を置いていた。理由はシンプルで、「エラゴン」って、なんか名前が強そうじゃないですか(笑)? ファンタジーに出てくる剣豪みたいな響きで、勝手に“硬派な焼鳥居酒屋”みたいなイメージを抱いていたんです。

そんな偏見を持ったまましばらく経ったある日、ふと思い立って訪れてみたんです。場所は阪神芦屋駅から徒歩すぐ。駅近だけど、少し路地を入ったところにある隠れ家的なお店。扉を開けてまず感じたのは、“強そう”というよりむしろ“静かで上品”な空気。照明も控えめで落ち着いていて、これは想像していた焼鳥屋とはまるで違う世界でした。

料理は創作系の焼き鳥が中心。ただの串ではありません。たとえば、トリュフを絡ませた一品があったり、低温調理で仕上げた肝が登場したり。まさに「焼鳥」の枠を軽々と超えてきます。
使われている鶏は宮崎・日南の地鶏で、火入れには紀州備長炭の最高級ランクを使用しているという徹底ぶり。この炭の香ばしさが、鶏の旨みをさらに引き立てていて、一口目から「おぉ、これは…」とつい唸ってしまいました。

焼き方にも明確な哲学があって、一本一本がしっかりと計算されている。
脂の乗り具合、火の入り方、串の順番――それぞれにストーリーがあり、まるでコース料理のように展開していく。途中で出てくるお口直しの小皿も気が利いていて、飽きる暇がない。

そしてお酒のラインナップもまた楽しい。
ナチュール系のワインや日本酒、ウイスキーなどが揃っていて、料理に合わせてあれこれ試せるのも嬉しいポイント。焼鳥にトリュフ、そこに冷えたシャルドネとか、もう幸せすぎて笑ってしまいました。

正直、もっと近所にあれば通い詰めたい。
でも逆に、特別な夜にふさわしい“目的地”がまたひとつ増えたと思えば、少し距離があるのも悪くない。

ちなみに、今回は串中心で楽しんだけれど、鍋メニューもあるとのこと。店主いわく、こちらもかなり力を入れているそうなので、次回は寒い季節にでもぜひトライしてみたい。

2025/07/14 更新

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