1回
2016/09 訪問
【再訪】素材と技量のこだわりが凄すぎ!
白いか
真鯛
ずわい
いくら
秋刀魚
うに
赤身
車エビ
昆布森の牡蠣
牡蠣スープ
鰹
穴子
中トロ
大トロ
小肌
手巻き鉄火
干瓢
玉子
カッパ
スミイカ8日間寝かし
良い仕事してます!
鱸
いくら
真鯛
赤身
玉子
のど黒
毛蟹
牡蠣だし
昆布森の牡蠣
中トロ 寝かしなし
中トロ2週間寝かし
針魚
大トロ
こはだ4日寝かし
手巻きのとろと赤身
かんぴょう巻き
玉子焼き
まずは赤酢のシャリ
1週間寝かし白いか
1週間寝かし鱸
手に入りにくい赤利尻の雲丹
玉子焼き
雲丹
12日寝かし 真鯛
鰹
大分 車エビ
赤身
鮑
北海道 毛蟹
中トロ
鰯
大トロ
鱚
穴子
鉄火 手巻き
玉子
2016/09/23 更新
2016年9月再訪
今回はマイレビュアーのBさん、Pさん、Aさんの4人で伺いました。
いやはや1年ぶりですね。
19時からのスタート。先客がいらしたが、先に入られていたこともあり、しばらくして我々4人だけ。
この空間を独占できるのはとても良い感じ。
まずはビールで乾杯。天気が悪く肌寒かったがビールが旨い!
そして今日使うマグロの登場。大間産のマグロ。みた感じとても旨そう~~
ここからスタート
白いか、真鯛、ずわい、秋刀魚、いくら、雲丹、赤身、昆布森の牡蠣、牡蠣のスープ、鰹、中トロ、大トロ、小肌、
そして干瓢巻、玉子、カッパ
どのネタも寝かしが効いていてうま味が増している。つまみが無くても十分な満足感はこの店ならでは。
ちょっと価格が上がってハードルが上がってますが、たまに行きたくなる味わい。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
お誘い頂きましたB様ありがとうございました。
************以下過去レビュー*************
2015年10月再訪。
誕生日祝いの第二段!と言う事で、いつもレストランコバヤシばかりなので寿司もいいな~と言ってみると、OKの二つ返事。
日曜日のお昼やっていて子供を預けられるのに容易な場所と言う事を考えると、川口がベストポイント。
と言う事で前々日の予約で伺ってみることにしてみました。
息子を川口駅近くの一時保育施設に預けてお店に向かう。
やはり川口駅から10分は見た方が良いと思う。
12時の予約だったが既に先客がおられた。
さてさてカウンター席に着座。今回は1万5千円のコース。
ビールで乾杯!
1貫目はスミイカ8日間寝かし。氷温の冷蔵庫の中で寝かすそうだ。
独特の甘みがあってとろける感じ。今回はしゃりの具合も最初から良く良い感じ。
2貫目鱸。白身独特のうま味が口いっぱいに広がる。寝かし具合がとてもよく美味しい。
3つ目はいくら いくらは直前にしょう油で味付けしたもの。その方がいくらの風味が楽しめるそうだ。言われた通り食べてみるといくらの味が濃厚でこれも美味しい。もっと食べたくなる味わい。
4貫目は真鯛。前回も食べて美味しかったが、今回も良い!
5貫目は赤身。これも寝かし効果でとろけるような味わい。
6つ目は焼き立ての玉子焼き。ふんわりとしていて、えびのすり身の味と山芋の風味が良い感じ
7貫目はのど黒。脂の乗った味が口いっぱいに広がってこれも美味しい
8貫目は毛蟹。蟹の味と蟹みその濃厚な味わいがとても良い。
9貫目は北海道産昆布森の牡蠣。これは凄かった。蒸し上げた牡蠣だが、全く縮むことなくプリッとしたもの。食べごたえ満点。そして味も素晴らしい。蒸した時のダシも飲んだが、とても濃厚。今まで飲んだことの無い味わいだった。
10貫目は寝かしなしの中トロ。
寝かし無しはあっさりとした味わい。でも美味しい
11貫目は寝かした中トロ。さっき食べた中トロとは全く別物の様。口の中でとろけて、アミノ酸が増えている感じがとてもする。
12貫目は針魚。香りが良くこれも良い感じ。さすがにここまで食べてくるとおなかがいっぱい。でも食べられてしまうのが不思議なくらい。
13貫目は大トロ。嫁さんは大トロは苦手だと言っていたが、美味しいと食べていたくらい。寝かした大トロは実にうまい。
14貫目は小肌。酢の具合が良く、これも美味しい。
15つ目はトロと赤身の手巻き。さっき食べた赤身とトロを手巻きにしてくれたもの。
17つ目はかんぴょう巻き。程よい甘味と酸味がベストマッチ。〆にはぴったりな感じ。
最後は卵焼き。さすがにシャリ無しで頂きました。
2回目の印象は更に良くなった感じです。嫁さんも大満足!
何を言っても癖になるような寝かし技は素晴らしいと思います。
また機会を見つけて再訪をしたいと思います。
*************以下過去レビュー****************
2015年8月訪問
友人から川口にこだわりの寿司屋さんがあるので行ってみませんか?とのお誘いを受けて伺ってみることにしてみました。
場所は川口駅東口(そごう側)出口を出て徒歩10分強。
繁華街を抜けて寂しい幹線道路。こんなところにと思う場所に噂の寿司屋があった。
その名は「鮨 猪股」
マンションの1階にお店があって高級感はあまり感じられない。
完全予約制、そして入れ替え制と言う人気のお店だ。
カウンターに着座。
先客は無く友人と2人だけ。これから他のお客さんがみられるという。
基本的には1万2千円と1万5千円の2コースのみ。都内の有名店と変わらない価格だ。
ご主人の猪股さん。もっと年配の方かと想像していたが、30代、そして奥様がまた可愛らしい!!
まずはビール。友人は日本酒からスタート。
ここはつまみは一切なく握り1本のみ。そういった意味でも他店とは違った印象。
最初に出されるのは小さなしゃり。
赤酢でシャリ全体が茶色っぽい。やや温かいシャリ。そして少し粘りがある。
1貫目は1週間寝かしの白いか。いかの味が濃縮されていているのと、いかの独特の食感が生かされていて旨い。
2貫目は1週間寝かし鱸。白身の鱸とは思えない味わい。煮切りの味とマッチしていて良い感じがする。
次は玉子焼き。目の前で焼き立ての物を出してくれる。えびのすり身と山芋を使ったケーキ的な味わい。ほんのり温かい玉子焼きは美味しい。
3貫目は雲丹。この雲丹は築地市場でもなかなか手に入れる事の出来ないものらしい。そしてとても高額だという。赤利尻産の雲丹だ
頂いてみるとこれが旨い。口の中で溶けて行く。そして口の中で雲丹の味が何時までも余韻として感じられる。さすがここまでの雲丹は食べたことは無い。
4貫目は12日寝かし 真鯛。これも白身だが、魚のうま味が増してより一層美味しく感じられる。
5貫目は鰹。柔らかな食感。そして濃厚な味わい。生姜の風味と合わさって口いっぱいに広がる鰹の香りが美味しい。
6貫目は大分県産車エビ。エビの甘味が強く、独特の食感がまた良い。
7貫目は赤身。通常は大間産を使うそうだが、このところの大間産はあまり良くないとの事であえてカナダ産を使われている。これも表面を加熱して漬けにしてくれている。鮪のうま味がより感じられてこれも旨い。こだわりがとても感じられる。
8貫目は鮑。柔らかに煮られた鮑。肝の味わと相まって実に美味しい。
9貫目は北海道産毛蟹。薫り高い毛蟹。味もすごく美味しい。さすが原料にこだわっているのが良くわかる。
10貫目は中トロ。程よい脂の乗り具合がしゃりと相まって美味しく感じる。
11貫目は鰯。張りのある食感。そして口どけ感。絶妙な包丁の入れ方もあるのだと思う。
12貫目は大トロ。濃厚な脂の味わい。口の中でとろけて行く感じ。
13貫目は鱚。鱚は寿司で食べたことはなかったが、しっかりとした身と香り豊かな味わいが良かった。
終盤の14貫目は穴子。表面がしっかりと焼かれていて、ちょっと乾きすぎかな~。個人的には表面がパリッと中心部がしっとりした穴子の方が好み。
そして巻物。鉄火巻き。先ほどのマグロが巻かれている。パリッとした海苔の香りとマグロがとても美味しい。
ここまで来るとお腹がいっぱい!これでもか~と言う感じだった。
15貫目は玉子。先ほどの玉子のみと違ってしゃりと一緒に食べるとまた違った印象。温度帯も下がっているので甘味、風味の感じ方も違って来ているのだと思う。
素材へのこだわり、魚の扱い、寝かしは他の寿司屋とは方向性が異なる。ある意味マニアック度合は非常に高い。
しゃりは寝かした魚に合わせて少し粘り気が強いので、好みが分かれると思う。
川口にこんなこだわりの寿司屋さんがある事自体とても驚いた。
なぜかまた行きたくなる習慣性を持ったお店だと思う。
都内の高級店とあまり価格帯は変わらないが、寿司好きであれば一度は行ってみる価値はあるだろう。