5回
2019/03 訪問
日本酒とのマリアージュが素晴らしい
今回は春の会ということでお誘いを受け参加させていただきました!
壁際のテーブル席。前回と同じ定位置。
初めてお会いする方もいてこう言う会は楽しみだ。
さぁ〜まずはロゼワインと日本酒を組み合わせた食前酒を頂きます。
これがまた美味しい〜〜〜。
そしてお酒もペアリングしてもらうようにお願いをしました。
まず出てきたのが、アワビ 根セロリ 春菊を合わせた緑色の泡のもの。そしてレモンと蜂蜜酒を使った粒状のソルベ。
緑の泡を下のアワビと混ぜて食べるとこれが美味しい。アワビの肝の濃厚さとあっさりとした根セロリ、春菊の爽やかさが素晴らしい。
そして定番のアップルパイ。ごぼうと猪スネ肉の白ワイン煮と柚子。熱々のパイがまた美味しい。
次に三重県産鰆、蛤とスティックセニョール、金柑と生姜。
産卵前の脂ののった鰆がとても美味しい。金柑と生姜の香りが後から追いかけてくる味わいがとても良い。
そして定番の蕪。蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ。
4時間かけて焼き上げたもの。甘みが前回以上にあって美味しい。
そして甘鯛の鱗焼き、蛍烏賊のビュレとブールプラン、菜の花と種漬花、山山椒のオイル。
個人的にはこれが一番美味しかった。甘鯛の鱗の食感と濃厚なソースが堪らなく美味しい。
パンにソースを付けて食べてしまったくらい。
そしてメインの肉料理。鳩の炙り焼き、本枯れ節のソースと新玉ねぎのガストリック、3種の穀物、新玉ねぎのカプチーノ。
食べ応えのある肉々しい食感。そしてどちらかと言えばあっさりとした味わい。そこに濃厚な新玉ねぎのカプチーノを合わせて食べるとこれが味が変化して美味しさが増してくるイメージ。3種の穀物も食感と味を補完してくれていてこれもよかった。こう言う食べさえ方もあるんだな〜と関心しました。
最後のデザートはショコラ&熟成焼酎のムース、無花果の葉のアイス、ピスタチオのチュイル。
チョコレートの苦味とアイスがベストマッチ。これはもっと食べたい!って思わせる感じでした。
そしていつもの軽菓子とアーモンドミルクとお抹茶。
ゆったりと時間が流れていく感覚を味わえるのはこの店ならでだと思います。
満足度が高いのもわかります。
とりわけ印象が残ったのは日本酒と料理を合わせてくるところ。
フレンチ+日本酒。これも素晴らしかった。
また機会があれば伺ってみたいと思います。
2019/03/08 更新
2019/01 訪問
レフェル冬の会 うん やっぱり旨い!
S様主催のレフェル冬の会に参加させていただきました。
1階の壁際の一番いい感じのテーブル席。
有名レビュアーさんが勢ぞろいされていました。
さてさて開始時間の12時ぴったり。
まずは食前酒、濁り酒と日本酒を合わせたものをスターターとして頂きます。
なかなかの組み合わせでこれがまた美味しい~
そしてお酒は料理に合わせて出して頂くようにしました。
まずアミューズはカワハギとその肝、黒大根 /りんごと濁り酒のソルベ。
カワハギをこんな感じに仕上げてくるとは、さすがです。
小さなグラスにカワハギと肝、そして泡立ててあるソース。真ん中には黒大根をアクセントに線が入っている。カワハギの食感と肝の濃厚な味わいがマッチしていて素晴らしいとしか言えない。
そして液体窒素で形状を作っている、リンゴと濁り酒。この味のマッチングと味のコントラストが良かった~
そして定番のアップルパイのように。 猪、ごぼう、ゆずが入っている。
アップルパイの様な容器から取り出すとアツアツ。やけどしちゃいそう。
それを頂くと、濃厚な味わいでこれまた旨いじゃないですか~
さすがですよ。
そして鰆と蛤とスティックセニョール、金官と生姜。
メレンゲがトップにかかっていて見た目がとても素敵。
魚でこうして攻めてくるのもいい感じです。
あっさり目の鰆ですが、脂がのってこれがまた旨い。ソースとのハーモニーがたまらないです。
そしてこれまた定番の蕪。甘さ、程よい苦味、そしてみずみずしさ。
それを引き出す焼き具合がとてもよかったです。あっという間に食べちゃいました。
そして間で食べるライ麦パンが美味しい。サワークリームとオリーブオイルを合わせたバター風のものも美味しい。
次に鮟鱇のボシェリソレ、しじみ、ホエーと酒粕のソース、春菊と菊芋と菊の花添え。
鮟鱇をホエーと酒粕の漬け込みさらにソースとして使っている。
身の美味しさが更に増してくるようでこれまた凄いです。
最後にメインの鴨料理。
濃厚な肉をこのタイミングで出してくれる。ずっとたん白なイメージで来て、これがまた味と食感のコントラストがあってとてもおもしろい。ねぎも添えられていてこりゃ~たまらん美味しさ。
最後のデザートはイチゴをつかったもの。見た目が美しいのは當店ならでは。
ちょっと香りが好みじゃなかったけど酸味と甘みのバランスは良かったかな。
最後の最後に小菓子とお薄。目の前でお茶をたててくれる定番な内容。
泡立ったお薄がまた美味しい。小菓子も良かった~
幹事のS様ありがとうございました。
とても美味しかった。
前回より更に良く感じました。
また次回は春先。首を長くして待ってます!
2019/01/29 更新
2018/07 訪問
とことんまで考えられた5つの味覚の調和が素晴らしい
前回からだいぶ経過してからの再訪。
マイレビのSさまからお誘いを受けての参加です。Sさまありがとうございました。
2018年の夏は暑すぎる。表参道から歩くのもちょっと気合いが必要だな~と思いつつgoogleマップでお店までの行き方をチェックしてみる。その提案の中で渋谷からバスというのがあるじゃないですか。暑いし歩くのも嫌だったのでバスで行ってみることにしました。
渋谷から都バスの六本木ヒルズ行きに乗って3つめで下ります。そこからだと2,3分でお店に行けます。歩きたくない方はこの手もありかと思います。
12時ちょっと前に到着。相変わらず気持ちの良いサービスで地下にある個室に通されました。
既に着座されていて初めてお目にかかる方も多数でちょっと緊張しちゃいました。
さて挨拶を済ませてお料理のスタート
食前酒はフローズンにされたワインと日本酒を調合したもの。ほのかな甘みがすっきりとさせてくれます。
そして夏らしいメレンゲ状の物が出てきました。メレンゲの中には雲丹と玉蜀黍そして自家製のサワークリームが入っていて酸味と雲丹の旨み、玉蜀黍の甘みのバランスがとても良かった~~
次にアップルパイの様にというもので、中に穴子、柳川ゴボウ、あおさのりが入っています。熱々で火傷しちゃいそうでしたが、これも美味しい~
次に見た目が凄く美しいアオリイカが印象的なもの出てきました。中には茄子が入っていてコンブチャセロリ、青柚、河内晩柑を使ってマリネした物が入っています。
爽やかな野菜の酸味と甘みのあるアオリイカが良い感じ。素晴らしいバランスの良さです。強いて言えば茄子の灰汁感が感じられた事かな。
次に蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ。蕪は青森産。夏蕪らしく独特のピリッとした辛みがあってこれがまた良い感じ。
そして時期の鮎料理。部位によって調理法を変えてあって面白い。頭はそのまま食べると香りと食感が楽しめて、中心の身も柔らかで旨み感ばっちり。酸味のあるオカヒジキの味とバッチリあっていて美味しい。鮎をこんな調理で出してくれたのは初めてかも。感動の美味しさでした。
メインのお肉料理はアグー豚を使った物。自家製のガリが添えてってこれがまた面白い。歯ごたえのある肉質と脂身の甘みと旨みが口いっぱいに広がります。ガリと一緒に食べるとまた味が変わって日本食の様な味にも思えてしまうくらいの印象。
デザートはサクランボを使ったもの。ヨモギのアイスがまた面白い。さくらんぼの甘みが際だっていてとても美味しかったです。
とことんまで考え計算された料理の数々は感動するしか無いの一言。
ちょっと高いお酒を飲み過ぎちゃって想定より高くなっちゃいましたが、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
また季節毎に行ってみたいお店だと思います。
2018/08/04 更新
2016/05 訪問
味は噂通り!和を取り入れたセンスが素晴らしい
食べログで仲良くさせて頂いている方からお誘いを受けて土曜日のお昼に訪問することができました。
地図を見て表参道から歩いてお店に向かう。骨董通りを抜けて富士フィルムの本社の角を曲がって道なりに行った建物の一角。
どう見てもレストランには見えない雰囲気な建物。
ココで良いんだろうかと思ってしまった。
すると入口から女性の店員さんが声をかけてくれ、難なくウエイティングルームへ。
ウエイティングルームまで完備しているなんて、ゴージャスと言うかバブリーと言うかすごいな~と思った。
予約時間をちょっと過ぎて面子集合。テーブル席に案内される。
半個室のテーブル席は全体を見渡すことが出来る。何と言えないこの雰囲気が素晴らしい。と言うか気分がとても良い。
店員さんの態度も素晴らしく動きに無駄が無い。そしてよく気が利く。
最初の飲み物をどうしよう。やっぱりシャンパンだろうと言う事で乾杯!
お昼の酒は効くな~。でも美味しい。
まずはアミューズ
下地にえんどう豆のムースその上に真鯵、更に泡立てたコブみかんの果汁が乗っている。
爽やかなコブみかんの香りと酸味、そしてえんどう豆のうま味と真鯵の味がマッチしていて美味しい。
そして液体窒素で凍らせたトマト、ジンジャーのガスパチョ。香りと味のコントラストがあってこれも良い感じ。
パンはライムギのパン。ちょっと酸味が強いが食べやすい。豆腐ベースのクリームソースを付けて食べると更に美味しい。
次に出てきたのは上り鰹を使ったもの。和食かと思ってしまうようなイメージ。
間には薬味と紫蘇が挟まれている。和の良いところを取り入れた点は素晴らしい。
昆布〆がしっかりと効いていて美味しい。
鰹の食感と紫蘇、ソースとの相性が抜群。
次に蕪を焼き上げたもの。
少し苦みがあるが、味にアクセントがあってこれも面白い。
固さがしっかりとあり食感もイメージしていたものとは違い美味しかった。
次にアマダイのポワレ。縮麺キャベツと季節の竹の子が添えられている。
鱗を焼き上げてパリパリとしていてアクセントになっている。
印象が強かったのは竹の子。香りと味が素晴らしく良かった。
そして今帰仁あぐー豚を薪で焼き上げたもの。
絶妙な火の入れ具合で柔らかく、香りが実に良い。
そして脂身がとても美味しい。添えられている野菜たちも美味しかった。
デザートはソラマメを使ったモンブランとトンカ豆を使ったアイスクリーム
どちらも香りが強く個性的、甘さが控えめで意外にあっさりとしている。
最後の〆にはピッタリな味わい。
最後にコーヒーか紅茶が出てくるのかと思ったが、お抹茶が出てきた。
ちゃんとした作法で入れられた抹茶は香りとうまみがありこれも美味しい。
計算された味わいが素晴らしい。
これってフレンチなの?と思う様なメニューだが、いい素材を上手く利用してこれだけの味わいに仕上げているのは実にすばらしい。
強いて言えば、進められたオレンジのワインが今一つだったこと。
赤ワインは美味しかったが、値段が結構高くてびっくり。
ここはあまりお酒を飲まずに料理に集中して食べるとお得だと思う。
また機会を作って嫁さんと訪問をしたいと思う。
真鯵、加賀太胡瓜、えんどう豆、ガスパチョ
上り鰹の昆布〆
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
アマダイのポワレ、たけのこ、縮緬キャベツ、木の芽
今帰仁あぐー豚を薪で「、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜の花とアミガサダケ
ソラマメのクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム
御抹茶
ワインと日本酒を合わせたもの
2016/06/03 更新
レフェルの会にお誘い受けて参加することができました。
Sさま いつもいつもありがとうございます。
今回は飲むのをやめようかと思いましたが、やっぱり料理のことを考えるとペアリングしてもらった方が楽しめるだろうとお願いしました。
まずはシャンパンで乾杯。
あ〜〜美味いな〜〜
最初に出てきたお料理はアスパラガス、蛤、オリーブの泡をグラスに入れたもの。そして液体窒素で凍結したブラッドオレンジと蜂蜜酒のソルベ。
蛤の旨味とアスパラがベストマッチ。泡感も良かった。別にあしらったソルベも口直しに良い感じでした。
そして定番のアップルパイのように#48 パイの中には車海老、茶臼岳、とうもろこし、青柚子。
柚子の香りがほんのりとしてこれが良い感じです。熱々のパイもまた良いです。
次にカツオと山菜、西京味噌であしらったもの。
香り高いカツオがまた美味い、この山菜の組み合わせって中々思いつかない旨さでした。あっと言う間に完食。
そして定番の4時間焼き上げた蕪。甘みと苦味のバランスが素晴らしい〜
ここにきたら是非食べたい一品ですね。
そして甘鯛の鱗焼き蛍烏賊のピュレとブールプラン、菜の花、山山椒のオイル。
パリパリとした鱗と山椒オイルがベストマッチ、そして蛍烏賊の旨味と香りがベストマッチでした。
山椒オイルをこうやって使う発想はホントないと思います。
そしてメイン。今帰仁アグー豚ロース ロティの黒糖ソースと海ぶどう、ハンダマ、モロヘイヤ/マグロだしと共に。
ピンクに焼き上げられたアグー豚。そして手をかけられたソース。
合わないわけがない。
ちょっと食べ応えのある食感も素晴らしいし肉の甘みが口いっぱいに広がって美味しかった〜
そして口直しのだしがまた良かった。
最後のデザートは季節の枇杷を使ったもの。
旬の香りを存分に楽しむことができました。
焦がしとお薄を頂いて終了。
美味しかった〜。楽しかった。
メンバーも良かったしこの会はホント楽しいです。
次回もまた行きたいな〜