cloverleaf55さんが投稿したたべごと屋のらぼう(東京/西荻窪)の口コミ詳細

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そこそこまめにがんばる食べ歩き

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たべごと屋のらぼう西荻窪/居酒屋

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2011/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

一皿ごとに感動 たべごと屋のらぼう

近くて遠い街。 西荻窪。
荻窪や吉祥寺には何度も行ったことがあるのにこの街に降りたのはこの日が初めて。
駅前は、中央線沿線の独特な雰囲気の商店街。
その商店街をてくてくとひたすら歩くこと10分少々。
目的地着。 普通のおうちっぽい。けど、看板が出ています。

たべごと屋のらぼう

予約してお店に行くということをめったにしない私ですが、
ここは予約をしてきました。それでも、2日前ですけど。
ギリギリだったので、狭くて小さな椅子のテーブルしか空いていませんでしたが
とりあえず座れて良かった。
窓際のヘリには、本が並んでいます。
上着はハンガーに掛けてもらえましたが荷物を置く場所はないので、
本の上にのせました。

予約はしましたが料理は決めていなかったのでさっそくメニューを・・・
かわいいリンゴのイラストのメニュー・・・??
と思ったら、りんごの段ボール箱を加工した、
まるで小学生の図工のような表紙のメニューでした。
おぉ~カワイイ。(決して汚れてはいません)
リングで止めていて、毎日メニューを変えているみたいです。

おまかせコースの「ら」を注文をし、(「の」と「ら」があります)
まずは久々のビールで乾杯。プレミアムモルツ、美味いわ~。

まず、突き出しのように出てきた
おからサラダ
しぼりたてのおからって美味しいんだね。 一口なのにそう思う。
おからが美味しいなんて思ったことなかったなぁ。

料理を待っている間、いろんな細かいところが気になってしょうがない。
箸置きカワイイ~。箸をよく見るとのらぼうって彫ってあるわ。
コースターのイラストもいいね~。

食前酒は赤と白のサングリア
藍染め織りコースターはラオスの少数民族「レンテン族」の豆敷きです。
私、この豆敷き、昔友人の結婚パーティーの時にもらったことがあるわ。

真鰺と茗荷の梅肉がけ
梅と茗荷が初夏を感じさせます。美味しいなぁ。
後ろを向けるとオクラが潜んでいました。
今ので食欲を増進させたわ~、おなか空いた~。

と、思ったところで
間引き人参とナッツのかき揚げ
あっ、待ちきれないツレの邪魔が入ってしまった。
でも、わかる。だって新人参と松の実のかき揚げ 香ばしくてすごい美味しいもの。
で、気になったのはこのめがねの判子なんだけど。
もしや?
入った時から気になっていた厨房の3人の男性。
実は全員メガネ男子だったんです。
だからか? でもって、もちろん オーナーシェフの明峯さんもメガネ男子。

変わりポテトサラダ
冷たいサラダだと思ったら
蒸してマッシュしたじゃがいもと温野菜。優しい。
酢味噌マヨネーズも主張しすぎず、野菜の味を邪魔しない。

あぁ、やばい、やばいよ~。 もうすっかりこのお店にやられてしまった。

のらぼう菜と豚バラの蒸しもの

お好みでポン酢を入れていただきます。
初めての、のらぼう菜。 お店の名前にもなっています。
青臭さもなくさっぱりした葉っぱ。
こののらぼう菜は近所の三鷹で採れたものを使用しているそうです。

次のメニューは私が一番感動した料理。
地野菜とお豆腐のサラダ
スゴイ品目数。いちごやキウイまで入っている。
これは、まさに 野菜の宝石箱や~(彦摩呂さん風)
フルーツが不思議と野菜と一緒になっていても嫌じゃない。

蓮根のソテー
サクサクの蓮根を塩胡椒とバターでソテーしたシンプルな逸品。
あぁ、また、待ちきれないツレにモデルさん(料理)を 奪い取られた。

「もうすぐ土鍋ごはんが炊きあがります。」
と言って女の子が持ってきたのが
おつけもの
また、なんて品数なんでしょう。
ここの料理はいろんな角度から見ておかないと何品目あるか見過ごしちゃいそうだ。
主にぬか漬け。 これとお茶があるだけで 十分シアワセ。

そして、ここで、「土鍋ごはんが炊きあがりました」と
おねえさんが土鍋を持ってきて見せてくれました。
ちなみに土鍋ごはんは選べるので、
野良坊菜と鶏そぼろの土鍋ごはんにしました。
土鍋ごはんはお茶碗によそってきてくれました。 おかわりはまだあるとのこと。
もちろんお味噌汁もついてきます。
炊き込みご飯に揚げやカブが入った味噌汁に漬け物。
あぁ、最高の組み合わせじゃないの~。 美味しくないハズない。

今夜のおやつことデザートは
豆乳のアイスのいちごソースがけ。
最後にさっぱりしました。

一皿ごと、料理が出てくるたびに感動、とても満足度が高い内容でした。
あぁ~、シアワセ。

来た時間帯がちょうど忙しい時間だったこともあり、
オープンキッチンでは、3人のスタッフが料理をつくっていました。
品目数も多いし、キッチンはそんなに広くない、
でもテキパキと手仕事をこなしていました。
ホールの女の子も料理のたびにその料理に合った取り皿に取り替えてくれました。
食器も素朴でステキでした。

GWということもあり、この日も予約でいっぱい。
でも時間制限はないので予約をすればゆっくり食事ができます。

このお店は高級料理店のような派手さはないし、
高度な技術を駆使した料理ではないので、
間違っても「どんな美味しいモノが食べられるんだ的な気持ち」で行くのではなく
ただシンプルに野菜が食べたい人や飾らない空間で心許せる人とゆったり食事がしたい人が行くと
良いお店だと感じることができる思います。
そして、どんな料理が出てくるのかを知らず、先入観を持たずに行くといいです。
こんなに写真を載せておいて言うのもなんですが(笑)

最後に、ここの料理の良さが味わえるのはやはりコースで出てくる
「おまかせりょうり」を頼むことをおすすめします。

この日の「おまかせりょうり「ら」」(お二人様より)(日によって変わります) 5,250円
おからサラダ・食前酒・真鰺と茗荷の梅肉がけ・間引き人参とナッツのかき揚げ・変わりポテトサラダ
・のらぼう菜と豚バラの蒸しもの・蓮根のソテー・地野菜とお豆腐のサラダ
・土鍋ごはん(野良坊菜と鶏そぼろの土鍋ごはん)・お味噌汁・おつけもの・今夜のおやつ

  • おからサラダ

  • 食前酒は赤と白のサングリア

  • 豆敷き

  • 真鰺と茗荷の梅肉がけ

  • 間引き人参とナッツのかき揚げ  あぁ取られた

  • めがね?

  • メガネ男子

  • 変わりポテトサラダ

  • のらぼう菜と豚バラの蒸しもの

  • 地野菜とお豆腐のサラダ

  • 野菜の宝石箱や~

  • あぁ、奪い取られた

  • おつけもの

  • 土鍋ごはん

  • 炊き込みご飯に揚げやカブが入った味噌汁に漬け物

2011/05/07 更新

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