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昼の点数:4.9
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.0
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|サービス 4.9
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|雰囲気 4.9
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.0
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| サービス4.9
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| 酒・ドリンク- ]
清少納言も愛したトロトロの美人の湯 三名泉の一つ ななくりの湯
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チャーハン(サラダ付)750円(税込)
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湯元 榊原館の向かって右の方から日帰りの利用が出来ます。
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温泉は飲泉もできます
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33mもの高さの純金、大観音
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まさに慈愛に満ちた仏の顔ですね。
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2019/03/02 更新
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
誰もが中学の古文で出合った有名な清少納言 枕草子の冒頭、古典の世界のはじまりともいえますね。
その枕草子の一節に、温泉♨の記載もあり、「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と言われているそうです。
(注)ななくりの湯とは、榊原温泉の当時の呼び名。宮の湯として栄え、この地に多く自生する榊を祭祀として利用したことから榊原という地名となったとのこと。
清少納言が詠んだと「言われている」というだけで、実際は諸説ありわかりませんが・・・。
しかしながら、このななくりの湯は、鎌倉時代には、都で温泉の代名詞になっていた様で、「一志なる 七栗の湯も 君がため 恋しやまずと 聞けばものうし」等々詠まれています。恋の代名詞かな。
京の都からは、南下し伊賀を抜けたところとなり、古より湯籠りの地として朝廷の保護もあったようですね。いわゆる宮の湯として、また、後世ではお陰参りの爆発的な流行により、庶民の湯籠りの地として、この地にも大きな湯治場が整備されたようです。
なぜ自分が清少納言につき熱く語っているかというと、故田中重太郎先生の影響があるからなのです。清少納言の研究では第一人者である師は、軽妙洒脱な話術で、時代背景から、宮廷の栄華、憐れみ等々講演で教えていただいたのです。残念ながら師による「枕冊子」は急逝により完結しませんでしたが、同じ志の研究者により引き継がれ完成しています。
さて、今回は、親に連れて行ってもらった時代から数えると利用歴何十年か?というこちらの温泉を紹介させていただきます。清少納言も愛した温泉とのことで皆さんも興味ありますよね!?
いつもは、榊原温泉郷の入口近くにある大衆浴場的な「湯の瀬」を利用することが多いのです。なんといっても入浴料が安いから・・・。でも、たまに良い気分に浸りたい時は、こちら「湯元 榊原館 湯の庄」を利用します。
湯の庄は、日帰りの専用の入り口があり、本館へも通路で連結しています。
利用時間は2時間という制限があり、料金は1,000円(税込)。入り口を入ると館内着を渡され、更衣室で着替えることとなります。この館内着で本館のロビーとか喫茶・お土産屋さんにも行くことが出来ます。
さて、温泉です。最初ビックリしたのが、洗い場のシャワーからも温泉が出ているということ。これは素晴らしいです。最初の体に吸収する水分が温泉成分なんですから。浴場は、大浴場とこちらも大きな源泉かけ流し風呂、そして、露天風呂という構成。
源泉かけ流し風呂は約32℃。泉質はアルカリ性単純泉でトロトロの湯。肌がツルツルする浴感。硫化水素の匂いが強く、凄まじい成分、そして、新鮮さがよくわかります。円形の大浴場は41~42℃位に加温。外の露天風呂は、岩風呂で、湯温はこちらも41~42℃位でした。驚くべきはこの湯、塩素臭がしません。まさにビックリ!
ぬる湯好きで、長風呂派の自分としては、高・低の湯温による交互浴を楽しむのが温泉の一つの醍醐味ですが、こちらは最強の温泉で、まさに無限ループ、2時間という時間は短かすぎると感じるほどです。
大浴場の方は、最初入ると若干熱く感じますが、次第にそのトロミに同化し、まるで穏やかな太陽を浴び気持ちよく高原に寝そべっているかのような気分・心地となります。ああ、至福の時と感じます。
また、源泉かけ流しの方の浴場は、足と背中、頭でバランスを取り寝っ転がるように入るとまさにウトウト。大変気持ちが良いのです。
その後は、世界一の33メートルもの純金製の大観音で有名な大観音寺を初訪問。境内の不思議な空気に触れ、また霊気を感じ、身も心も浄化された様な気分となりました。こちらで、西国巡礼88か所もできるようになっています。
さて、こちらは食べログ。温泉に入った後、本館の十六夜という喫茶スペースを利用いたしました。
チャーハンは、胡椒等のスパイスが濃厚でやや味濃い目。やや玉子もパサつき気味。入っていた油の多いミリ単位の細切れ焼き豚?はいい味出してました。