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昼の点数：4.7
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コンセプトに忠実 本場ヴェネツィアさながらの北イタリア料理
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2018/07/10 更新
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宝町駅から徒歩3分ほどのイタリアン、ステッソさんに伺いました。
こちらのお店を訪問したのは、私の食べ歩きの原点である、
ダ・イシザキの石崎シェフに、このステッソのシェフが師事していたとのことで
是非いってみたいと思ったからです。
こじんまりとした店内は落ち着いた赤、
白、茶を基調としたクラシックな雰囲気。
平日限定のお昼のおまかせコースを事前にお願いしました。
アミューズ
ヴェネツィアの郷土料理バッカラマンテカート
タラとオリーブオイルを練ったものです。
これをポレンタに載せたりもするのですが、
今回は自家製のパンで包んでいただきます。
前菜
ゼッポリーネ
パン生地に海苔を練りこんで揚げた定番のものですが、
ヴェネツィア料理の店ですので、
イカスミを練りこんであります。
パン
ジャガイモのフォカッチャ
ミルクとバターを練りこんだ北イタリアのパン
前菜
炙りカツオ きゅうりのソースで
食感のアクセントの麦や、おかひじきがそえられています。
カツオの生臭さがなく、きゅうりのソースも甘みがあって
とても食べやすい一品です。
パスタ
イカスミの手打ち麺に、イワシ、ハマグリ、チェリートマトなどのソースで。
しっかりとしたかみごたえのある麺に、
トマトベースで唐辛子などでアクセントを効かせたソースの相性が抜群。
イカスミやイワシ、ハマグリでヴェネツィア感を演出。
メイン
夏鹿フィレ肉のロースト
旨味が本当に凝縮されていて、噛めば噛むほど
旨味が感じられます。
鹿の旨味成分と、黒トリュフのソースで、
甘みのある小さな玉ねぎと合わせていただきます。
知り合いの猟師から仕入れた鹿は良質で、火入れも抜群の最高の一皿。
デザート
ティラミス
上層と下層が逆転した不思議な形状。
甘すぎず、ちょっとビターな大人の味。
さすが石崎シェフのお弟子さん。
アミューズから最後までぬかりありません。
その実力を受け継ぎつつ、
北イタリア料理によって自分の味、個性を表現されていて
素晴らしいなぁと感じました。
また是非伺いたいです。