2回
2025/04 訪問
自分へのご褒美
明月館といえば、鶴橋と京橋に加えて、何故か遠く離れた住宅地である枚方の3店舗で展開する、1969年創業の焼肉の名店です。
鶴橋と京橋には行ったことがなく、行くのは専ら枚方店のみですが、懐の暖かい時にしか行かないので、何か節目の時に訪問しています。
中でもお気に入りは、ランチメニューのABCランチです。
カルビスープか、テールスープかシレギスープかでコースが分かれているのですが、自分の定番はBランチのテールスープです。
トロトロになるまで煮込まれた牛テールを手で持って、ゼラチン質をしゃぶると、トロッとした食感が堪能出来ます。
肉の部分は繊維質がほぐれるまで煮込まれていて、味わい的には食べ応えのあるコンビーフという印象です。
お肉は、デフォルトがロースですが、300円アップで薄切カルビにアップグレード出来ます。
連れの分と2人前注文していたので、試しに1人前だけアップグレードして上下に並べてみましたが、一目見ただけでもその差は歴然で、行かれる際にはアップグレードをオススメします。
その他、このお店で必ず注文するのがウルテで、味はあまりありませんが、生アワビの刺身を食べている様なコリコリと食感が何とも言えない絶品です。
てっちゃんとハラミも追加注文しましたが、どちらも絶品でした。
自分へのご褒美として訪問されるにはオススメの名店です。
2025/07/27 更新
前回の訪問から約2ヶ月、今回はおひとり様で、食べたかった物を思う存分食べようというテーマで再訪しました。
15:00までのランチタイムが終わり、夜に家族連れで混み始めるまでの、16:30という何とも言えない微妙な時間帯を狙って訪問しましたが、案の定ランチタイムの波も収まっており、待つ事なくすぐに席に着くことが出来ました。
しかも、おひとり様にも関わらず、4人掛けのテーブルに案内してもらえ、混雑時には気が引けますが、この時間帯なら気兼ねなくくつろげます。
注文したのは、石焼ピビンバ、冷麺という飯類と麺類をメインに、定番のテールスープ、ウルテ、テチャンで、飲物は陸ハイボールです。
テチャンは外側を火に当てて、ひっくり返さない様にして焼いてみた処、脂身がトロトロのまま維持できて、口の中でジュワッと広がりました。
ウルテはある程度焼けてから更にタレを馴染ませて2度焼きしてから口に放り込むと、コンガリ焼けた部分がポップコーンの様に口の中で弾け飛んで美味でした。
テールスープは箸で持てない位の大きさで、骨髄まで堪能出来ました。
冷麺は乾麺を使っているそうで、韓国麺特有のゴムみたいな弾力ではなく、ザラッとした感覚と、パツパツした噛み応えが愉しめました。
ピビンバは、熱いうちにご飯を内壁に薄く貼り付け、しばらく放置してから剥がすと、絶妙なオコゲが出来ていて、これを具材に混ぜて食べると非常に美味でした。
順番としては、オコゲを作ってから具材とタレを混ぜ、最後に卵でまとめるのがオススメです。
予算的に、おひとり様にしてはそれなりの金額になりましたが、久々の贅沢感を味わえました。