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昼の点数:3.8
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.7
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|雰囲気 4.3
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|CP 3.7
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|酒・ドリンク 3.9
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.7
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| 雰囲気4.3
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| CP3.7
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| 酒・ドリンク3.9 ]
こんなところにこんな店が
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週替わり定食ランチ(白身魚のフライと唐揚げ)
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ホットコーヒー
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2017/12/09 更新
【2017.12.08】昼
藤沢市民会館の小ホールで2日後に開催するイベントの現地リハーサルを終えたらお昼過ぎ。
メンバーの何人かは会館内のレストランで昼食をとって帰る相談をしていたが、そこには興味がないので帰ろうとした。
ところが、会館前に並ぶ行列を見て「おそらく中は混雑」と諦めたらしく、「障がい者の(サービスする)レストランで食べよう」という言葉が聞こえてきた。
このあたりにそのような店があるという話は知らない。とても興味がある。
付いていってみると、会館のすぐ道路側に古い民家のような建物が見える。
ここの中だという。
定休日は日曜と月曜に変更したと書いてある。前はどうだったのだろうか。
玄関で靴を脱ぎスリッパに履き替え、場所を確保してから券売機で食券を買う。
古い券売機とのことで、なかなかお札を読み取らないのだという。スタッフの人が苦労しながら読み取らせてくれた。
注文したのは週替わり定食。今は白身魚のフライと唐揚げ定食とのこと。
ドリンクも付いていて、食券の下のほうに「コ・アコ・紅・ア紅」とある。一瞬何のことかと思ったが、コはコーヒー、紅は紅茶、アはアイスだな、と気が付いた。
係の子に食券を渡す。その際にドリンクの種類も申告する。ところが、その場にいない人やら、何度もドリンクを注文する人がいて、注文は混乱を極めた。ごめん。>お店の人。
人数がいるときは、どの食券がどのドリンクと訊くのではなく、どのドリンクがいくつ、と訊いたほうが良かったようにも思うが、決まったパターンで注文をとるようにしないと難しい子もいるのだろう。
結局、全員がホットのコーヒーか紅茶かのどちらかを食後の指定で注文。
ようやく注文を終えて店の中を眺めてみる。
入口から見たよりはずっと広い。私たちが席を取った広間の奥に、広めの和室がまだ続いている。
席のすぐ横に外観の模型がある。渋いいい家だ。「旧・近藤邸」を移築し展示しているとのことで、食事をしない人でも見学できるみたいだ。
次々と食事が運ばれてくる。
キーマカレーを注文した人に運ばれた料理を見ると、かなりライスの量が多い。
スパイスも利いていたようで、ライスで口を冷まさないとなかなか食べ進めなかったらしい。とても興味がある。
自分たちの料理も運ばれてきた。こっちもライスは多め。食べ切れなさそうな人に、こっちの皿へ移してもいいと言ったらライスが山盛りになってしまった。
障がい者がやっているレストランというと、それなりの料理しか出てこないイメージがあるが、ここの料理は普通にレストランで出せるレベル。
ご飯が富士山盛りの私を除いて皆さんがほぼ食べ終わったのでドリンクを出してもらう。
紅茶のいい香りが漂ってくる。
これは紅茶を頼んだほうが正解だったか?と思ったが、続いてやはりいい香りのコーヒーが出された。もう香りだけで美味しいことは確定だった。
いい雰囲気の中でゆっくりとくつろげて、非常にお勧めできる店だった。
唯一、難点があるとすると、ここは「旧・近藤邸」の展示をしている場所なので、この冬の寒さでも完全に閉め切れないらしい、ということ。
特に下半身に寒さを感じる人が多いので、そういうかたには膝掛けを用意してあるから借りればよい。
店を出るとき、「もう会計は済んでいるんだよね?」と笑いあった。とても食券前払いというムードの店ではなく、ちゃんとしたレストランで時間を過ごした感じだった。
とても小さな「さるぼぼ」が売られていたり、ひのきを使った防臭・防虫剤が売られていたりと、普通の障がい者ショップみたいな雰囲気もあって、とても良かった。
2日後にまた藤沢市民会館へ来るときはおそらく定休日なのが残念だ。次はいつ来店できるのだろうか。