だるま3世さんのマイ★ベストレストラン 2017

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だるま3世の濃い口グルメガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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(2018年1月6日時点)
食べログ6年目。昨年比で地方出張が少なくなりましたが、職場のオフィス移転があり、その周辺で新たなお店を開拓する機会も増えました。

今回のベストレストランの対象は、今年初めて来店したお店の中で、★4.0以上の評価のものからトップ10を選択させていただきました。前回と異なり、スイーツ・お惣菜・カフェなどのレストラン以外も評価対象としました。結果としてはちょくちょく通っていた都内のお店が多くを占め、その中にはスイーツやお惣菜のお店もランクインしました。

2018年は痩せたいと思って食べ歩きの回数は減るかもしれませんが、少ない機会でもいいお店とのご縁があればなと思っています。
ごちそうさまでした。

マイ★ベストレストラン

1位

中華そば べんてん (地下鉄成増、成増 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/03/19

麺もつけ汁も最高に旨い懐かしの味

色々と重なってお昼ごはんを食べる暇すらなかった週の週末。景気づけに美味しいものでも食べようと、行列覚悟で成増にあるこちらのお店に向かいました。
高田馬場にあったころ、「ここは旨い!」と思っていたお店。閉店すると聞いてから伺いましたが、大行列に思わず怯んで諦めてしまったのでした。私の記憶が正しければ4年ぶりにべんてんのつけ麺をいただくことになります。

ちなみに私事ですが、2012年の4月から本格的に食べログの更新を始め、このレビューで丁度1,000件目となりました。食べログを初めたころは、この件数に至るまで書くことになるとは思いませんでした。会社の同期や先輩方にも周知され、今では少ない趣味の一つになりました。
節目の投稿は候補が色々とあって迷いましたが、昔馴染んだ味をもう一度いただくことにしました。

店の前に着くと、土曜の12時過ぎでお店の外に4,5人の行列が。
なんてこと無いやなんて思っていると、電柱とバス停、その先の電柱に行列の続きが…
丁度悪いタイミングで行ってしまったためか、20人以上の行列ができていました。
先程群林堂で行列に並んだばかりではありますが、ここは食べなければと、近くの自販機で買ったドクターペッパー片手に列の最後尾に並びます。

スマホの電池をすり減らしながら待つこと1時間。ボロボロののれんではなく木の看板に店名が書かれた店前に来ました。
店内にも行列が…なんて思っていたらそういうわけではなく、カウンターの空いている席にすぐに座ることができました。

移転後には食券制に。待望のつけ麺(税込\850)をポチっと押しました。
麺の量は以前とくらべて格段に少なくなった模様。今の大盛りが昔の中盛、今の中盛が昔の並盛りぐらいの基準になっています。
中盛までは無料らしいので、中盛を注文してしまいました。
量的に考えると中盛くらいの量で昔は800円。50円ばかりの値上げですが、原材料高騰や場所代を考えると、このくらいの値段でよく抑えているなという印象でした。


待っている間にガマンしていたお手洗いを済ませ、お冷やを飲んで待つと先につけ汁が、その後に麺が到着しました。
茶色いスープにメンマと細切りチャーシューに海苔、そこにたっぷりと刻みネギが入った見慣れた光景です。
細めの麺も丼の中にぎっしり詰まっています。

最初に麺を一口。ツルッとしていて表面は柔らかいけれど、中はアルデンテのように芯がある自分の好みどストライクの麺です。

そしてスープ。魚介の旨味がガツンと聞き、まろやかな醤油の旨味も聞いた、非の打ち所がなく美味しいつけ汁です。
当時よりも油感を少し強く感じるのは自分の味の好みが変わったからかもしれません。

そのつけ汁に麺をつけていただくと、麺にまとった油とつけ汁が、小麦の甘味強めの麺とうまくマッチします。あまりの美味しさと懐かしさに感慨深いものを感じました。

つけ汁の中のチャーシューも、脂身が少ないながらも柔らかい好みのもの。
「こんなに美味しかったっけな?」と思ったメンマもシャキシャキとしながら旨味もある美味しい品でした。

麺を食べ終えたあと、最後にスープ割りを楽しみました。ネギの風味がふわっと香るスープを飲んで完食です。
余韻に浸りたいところではありますが、まだ店の外にはお客さんが並んでいたので、食休みもほどほどにお店を後にしました。


4年ぶりにいただいた、あの日のべんてんのつけ麺。色々と食べ歩いた後でも、魚介系のパンチ力ある旨味と超絶好みな麺の組み合わせは最高に美味しく感じる一品でした。
ごちそうさまでした。

  • つけ麺中盛(\850)
  • つけ汁のアップ
  • 麺のアップ
  • (説明なし)

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2位

DEN (鶯谷、入谷、上野 / 喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/07訪問 2017/07/05

中身も容器も絶妙に美味しいグラタンパン

数年ぶりに降りたった鶯谷駅。前に下車した時も上野公園への近道として来たので、用あって来たのは初めてです。山手線の駅なのに地方駅のような垢抜けなさにはある意味圧倒されました。

今回の目的はこちらのカフェ。孤独のグルメでも紹介されていたらしい有名店ということで、土曜の12時過ぎには10人近くの行列が出来ていました。
土日のランチタイムでの食事は名物のグラタンパンだけの提供となるそうです。テイクアウトの窓口からはソフトクリームも販売しているらしいですが、当日の並んでいる間にお客さんが現れることはありませんでした。
外で40分ほど待って店内へ。お手洗い近くの3名席に案内されました。

店内はベニヤ張りの壁に低く柔らかいソファと低いテーブルが。無駄に太ももが太い自分には入るのも出るのも苦労します。
座席数も20名とこじんまりとした店内。女性の店員さん1名でホールを回しています。

注文したのは、土日限定の牛スジシチューのグラタンパン ドリンクセット(税込\980)。ドリンクはアイスコーヒーを注文しました。

先にロンググラスでアイスコーヒーが出てきました。
香りがありながら、苦味が強くなく酸味が効いたコーヒーでした。たっぷりとミルクが提供されていたので苦味が強いのかなと思っていたのですが、それほどでもなくブラックでも飲める味でした。


そしてメインのグラタンパンが登場。噂には聞いていましたが、1斤の中にビーフシチューと溶けたチーズが入っています。くり抜いた部分もこんがりとしたトーストとして添えられています。
茶色と白と、若干の黄色しか色彩がないのですが、何とも美味しそうな見た目です。

スプーンでまずメイン(?)のシチューをいただくと、デミグラスソースの野菜の甘味とともに、牛すじベースの動物系の旨味が感じられます。洋食屋さんのビーフシチューだと、ブイヨンベースで上品な旨味を…というイメージもありますが、牛すじを使っていることで少々雑味の有る旨味と、スジの溶けたプルプルの食感が感じられます。どちらもいいですが、個人的には後者の方が食べている楽しみが増えていいですね。
そこに時たま溶けたチーズが塩気と食感と味変を与えてくれます。

スプーンで少し食べるのと交互に、添えたパンにも手を伸ばします。香ばしいパンに先程のシチューを付けて食べれば間違いなく美味しいです。
中をくり抜いてトーストしたパンは、外側がカリカリに焼かれていながら、中は弾力のあるしっとりさでした。

添えたパンを食べ終えたら、今度は容器を上から、こぼさないように崩しながら食べていきます。容器の側面を構成しているパンは、カリカリ感がより重視され、耳の香ばしさが引き立ちます。

そして最後に底の部分。オーブンでも外側が焼かれずに蒸された状態になっているためか、カリカリ感よりも食パンの繊維質的な弾力と、しっとりとした舌触り、小麦とバターの甘味、旨味が思う存分に感じられました。どこから卸しているのか分かりませんが、今まで喫茶店で食べたパンの中でもトップクラスに美味しいパンでした。
こういう商品だと中のシチューの部分に力を入れて、パンはおざなりになりがちですが、サブに近いパンが美味しいというのはかなり高感度が上がります。

シチューもだいぶ少なくなってきたので、「これって店員さんに頼んだり追加料金を払えば、バターやマーガリンがもらえるのかなぁ…」と思ったのですが、一見さんにそういう勇気もなく、バター無しでパンの味を楽しみました。
現金でお会計を済ませてお店を後に。お店を出た1時半前には、自分が来たときよりも少し長くなった行列ができていました。


話題性から行ってみたこちらのお店。旨味の強いビーフシチューも美味しかったですが、何よりもパンの美味しさに感動を覚えた一品でした。これならば、このお店のためだけに鶯谷に通う価値もあると思えました。
ごちそうさまでした。

  • 牛スジシチューのグラタンパン
  • 気をつけて崩していく過程
  • 底の部分も美味しかったです。

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3位

函館洋菓子スナッフルス 金森洋物館店 (十字街、末広町(函館)、魚市場通 / ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/08訪問 2017/08/24

ショットバーをケーキでやったらこうなった

函館駅から市電を使ってレンガ倉庫街へ。同じレンガ倉庫という意味では横浜も訪れたことがありますが、より港に近く、潮風の香りをより強く感じることができます。
そのレンガ倉庫を改装したショッピングモールにあるこちらは、関東の百貨店で出店していると必ず買ってしまうチーズオムレットの販売店です。

この場所の一角に面白いスペースが。白い立ち席用のテーブルがあり、その中に店員さんが一人入っています。テーブルの周りは外国の方も含めたお客さんが囲んでいます。
商品名の書いてあるシートと200円を店員さんに渡すと、チーズオムレット1つと、サービスのアイスコーヒーがついてくるという仕組みです。タイトルにも書きましたが、注文とお金を渡せばストレートのシングルとチェイサーをいただける立ち飲みのショットバーのイメージを思い出しました。

チーズオムレットは3種類から選べ、スタンダードなチーズに、物産展でも人気のショコラ、そして店頭では函館限定の商品らしい「めん恋いちごオムレット」なるストロベリーフレーバーのオムレットがあります。限定ものに目がない自分はストロベリーをチョイスしました。

片手で掴んで持てるような小さい木製のお盆の上に、ピンク色のオムレットとアイスコーヒーの小さい紙コップが置かれます。
オムレットには普段購入する際には底の側を上にして、さらにその底にある円形の紙をPOPのように刺して提供いただきました。
テーブルにある説明書きを見ると、この刺さった紙をフォークの代わりとしていただくそうです。いつも買っていたのにこんな使い方があるなんて全く知りませんでした…

慣れない手つきで"フォークもどき"を使って一口。きめ細やかな舌触り、しゅわっと解けるような食感、そのあとに口の中に広がる濃厚なチーズと卵のコクと甘み。いつもいただく美味しいチーズオムレットの様相があります。
そこにストロベリーの酸味と香りが加わっていました。想像よりもさっぱりとした口当たりが印象に残りました。
このオムレットと合わせて、苦みが備わるコーヒーをいただきました。


北海道の物産展ではよくいただくスイーツを200円のお手軽価格でいただくことができました。観光で函館に来た際にはまた立ち寄りたいお店です。ごちそうさまでした。

  • チーズオムレットめん恋いちごオムレット(\200)
  • (説明なし)
  • システム
  • こんな使い方全く知らなかった…

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4位

紅亭 (大宮 / 洋食、オムライス)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/04訪問 2017/04/30

アットホームな雰囲気でアットホームなランチ

土曜の休みで大宮へ。時間もあるため、久々に美味しい洋食をいただこうと、大宮駅からこちらのお店まで徒歩に向かいました。
以前は駅のすぐ近くにあり、平日でも外に行列ができるほど大盛況だったお店です。
大宮駅から住宅街に10分強歩を進めると、軒先に見覚えのある立て看板を飾る一軒家が見えます。その玄関前には同様に見覚えのあるOPENの立て看板と、おまかせランチの書かれた黒板がありました。

外観は完全に新築のご自宅。「入って良いのかな?」と恐る恐る玄関を開けると、これまた通常のご自宅の玄関が現れました。
そこに店員さんが来て、スリッパを出していただいたので、靴を脱いで上がりました。

フローリングを歩いて通されたのは入ってすぐのダイニングのような所。そこには数席のテーブルが並べられており、12時過ぎに来店した時には既に満席でした。
白い壁紙に木目の入った柱・カウンター・テーブル。昔のお店にあった振り子の掛け時計も飾られ、ソニー製のラジオからBGM代わりのNACK5が流れています。
玄関をスリッパで入ってきてこの風景。お店というよりも「中学時代の友人の家で久々にご馳走をいただく」ような内観で、手ぶらで来たのが申し訳ない錯覚に陥ります。
自身は空いていたカウンター席に案内されました。

注文したのは、以前来店した時と同じ、日替わりのおまかせランチ(税込\1,080)。前回よりもほんの少々値上がりしたという値段設定です。

焼酎割りのようなグラスでお冷やを飲みながら待つと、次々とお皿が出てきました。

当日のメインディッシュはミックスフライ。日本洋食の王道です。
それを取り囲むのはご飯茶碗、おでん種の甘辛煮、漬物小鉢、揚げとわかめの味噌汁。洋食の「よ」の字もありませんが、これが紅亭スタイルです。

最初にお味噌汁を一口。豆味噌を使っているようで、揚げと相性がいいですね。
次におでん種の甘辛煮。なると等の練り物と玉こんにゃくが、関東風の甘い醤油ダレで煮付けられています。靴を脱いだ開放感と相まってホッとする味です。

そして後ろに盛られた生野菜をいただいてからミックスフライに箸を伸ばします。
ミックスを構成するのは薄いヒレカツにエビフライとカボチャのフライです。
カボチャはホクホクで厚めに揚げられていました。
エビフライは衣の偽装なく身がしっかりと詰まって、プリプリとした食感が楽しいです。
ヒレカツはしっかり叩かれて薄くしたであろう柔らかさ。臭みやクセもなく新鮮な豚肉を使っているように思います。これをお皿に添えられた練りがらしとタルタルソース、そして卓上のウスターソースでいただきました。
どのお皿も外れなく美味しいものでした。

ご飯は一回までお替わり自由。無くなりそうなところで店員さんも促していただきますが、水分多めのご飯は1杯でごちそうさまをしました。
完食してからも、お冷やを何遍かついでいただき、ゆっくりすることができました。

お会計を済ませると玄関にはスニーカーが。靴をはいて店員さんにお見送りいただいてお店を後にしました。


移転して、より肩肘張らないアットホームで解放的な雰囲気になったこちらのお店。和洋折衷の美味しい洋食をいただける隠れ家的なお店です。
ごちそうさまでした。

  • おまかせランチ:ミックスフライとおでん種の甘辛煮(\1,080)
  • (説明なし)

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5位

鳥大 (十条、東十条 / 惣菜・デリ、焼き鳥)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 -
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2020/06訪問 2020/07/06

鶏専門店ならではの鶏たたき(2回目)

JR都区内パスを使って十条駅へ。十条と言ったらこのお店。ということで来店です。
ソーシャルディスタンスを取っているとはいえ、午後3時過ぎで結構な行列です。

前回の来店は3年ぶり。更にそのときにもこちらに来る前に大塚の柏屋に寄っていました。成長していないですねこの3年間…

そして今回購入した商品も、前回とほぼ変わらず…というところ。結果的に同じ品の3年越しレビューになっちゃいます。

●チキンボール(1個あたり税込\10)
インフレ気味の3年間でも値段が変わらないっていうのは畏れ入ります。
鶏ミンチの旨味とフワフワ食感が美味しいです。

●地鶏タタキ(100gあたり税込\225)
スモーキーな風味も感じる一品。ほんのり半生ですが、あたることのないアタリの品です。
刻んだ小ねぎとタタキのタレが入っていますが、ここに更におろしニンニクを加えるとより美味しくなります。
ご飯のおかずにもお酒のアテにも最高な一品です。


気づいたら3年前と変わらないルートと変わらない品のレビュー。変わらない美味しさを確認しました。
ごちそうさまでした。
久々に来た十条商店街。そう言えば来店したことのない十条の有名店を訪れました。

当日は十条でお祭りがあったそうで、浴衣姿の人も多く、かき氷やたこ焼きを買って食べている人も多くいました。
Whiteberryの夏祭りが脳内再生される中、こちらのお店は10人近くの行列が。そこに従順に並びます。

お店の目の前に来ると、美味しそうな焼き鳥やフライ物が並んでいますし、パック詰めのお惣菜もあります。どれも専門店とは思えないお安い値段なのは十条銀座の為せる技というところでしょうか。

今回は3種類購入していただきました。

●レバー串(税抜\80)
母がレバー嫌いなので、その場でいただいた一品です。
よくスーパーとかで売っているデロンデロンのタレではなく、おそらくサラサラのタレを使っているようで、タレの味は控えめです。
だからと言ってレバー特有の臭みがないのは新鮮なものを使っている証拠に思えます。

●チキンボール(1個税抜\10)
イシイのミートボールぐらいの大きさのフライであり、このお店の名物料理。中身は鶏挽き肉だけではなく、おからを使っているかのようなフワフワの食感でした。これが1個10円というのは破格なので、自分も20個を注文してしまいました。

●鶏のたたき(税抜\477)
今までいただいた中で一番高価ですが、一番高く評価したい一品。外側に火が入っていますが中身は生の状態。
鶏肉が生という点と、これから帰宅してしばらく経つことで少し心配がありましたが、食べてから1日以上経っても何事もなく過ごしています。
鶏もも肉の弾力と淡白な旨味が感じられます。これが擦り下ろしニンニクと相性が抜群で、お酒のアテには最高でした。


お安い価格で新鮮な鶏肉がいただけるこちらのお店。人気になるのも有名になるのもうなずけます。ごちそうさまでした。

  • 地鶏タタキ(100gあたり\225)
  • チキンボール(1個あたり\10)
  • 土曜の行列は変わらずです
  • (説明なし)

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6位

群林堂 (護国寺、茗荷谷、新大塚 / 和菓子、大福)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/03/18

ニッポンで一番贅沢な豆大福

キリ番的な投稿999件目。食べログの投稿を開始したときから行ってみたかったこのお店に"覚悟して"行くことにしました。
父親の勤務先が近かったこともあり、子供の頃には極たまにいただいたことがありますが、今回は4年ぶりです。

何故"覚悟して"とわざわざ言ったのかというと、お店にできる行列。11時丁度に伺いましたが、既に20人超の長い行列ができていました。着物をお召になられた年配の方や、自転車のライダーもいらっしゃいました。

待つこと30分。ようやくお店の前に着きました。店員さんが2名で対応されています。お店の奥の厨房からは、今回のお目当てである豆大福(\180)が続々と運ばれてきます。店員さんがトングで持って紙に包んでいきますが、トングで置いた瞬間に外側の求肥がフニャンとなるところからも柔らかさを感じます。
今回はお土産用に3つ、即食べ用に1つ購入しました。

空いているスペースに陣取って即食べ用の白い紙袋を開けることに。真っ白な粉の下には、大粒のエンドウ豆がゴロゴロと入ってるのがわかります。
念願の一口をいただくと、見た目の想像通り柔らかいお餅が歯の力でゆっくりと沈んでいくのがわかります。
噛み切ると、中から現れたのは艶のある滑らかなつぶあん。高級な小豆をふんだんに使っているのか、濃厚な舌触りを感じます。甘さもしっかりとあります。
口の中で噛んでいくと、皮に含まれていたたっぷりのエンドウ豆が程よく塩気と食感を感じさせてくれます。豆も潰れていないためか食感もしっかりと主張が感じられました。それほど大きいサイズではありませんが、1個で十分に満足感がありました。

即食べ用を食べ終えてお店の前を通ると、来た時と同じかそれ以上の行列が、そしてその途中に
「これより後の方は、なくなり次第売り切れとなります」
という黄色い看板が。
内心「あぶね~」と思いながら護国寺駅に向かいました。


ちなみに帰宅して夕食後に母親といただきましたが、即食べ品よりもお餅に固さが出て、エンドウ豆の食感が消えてしまっているように見えました。他のレビュアーさんの生地にもありますが、やはり買ってすぐいただいた方が甘味と塩気のバランスが良く満足感がありますね。


行列ができるのも納得の豆大福。良い小豆と良いエンドウ豆をふんだんに使った、今まで食べた中で一番贅沢な豆大福でした。
商品として並んでいた栗羊羹も美味しそうだったので、また覚悟を決めて来店したいと思えるお店でした。
ごちそうさまでした。

  • 豆大福(\180)
  • 中身のあん
  • オレンジの紙包装

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7位

うに むらかみ 函館本店 (函館、市役所前(函館)、函館駅前 / 海鮮、海鮮丼、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/08訪問 2017/08/29

ウニ・イクラ嫌いがひっくり返るお店

函館朝市を訪れて、かにまんやら夕張メロンやらいただいていましたが、それも実はこのお店の開店待ちのため。とある目的を持って午後9時の開店を待って来店しました。

ちなみに私事ですが、2012年の4月から本格的に食べログの更新を始め、このレビューで丁度1,100件目となりました。3月末に書いた1,000件目からは仕事も一時期よりは余裕が出て、GWなどの連休を使っていろんな場所に行ったために、更新ペースも早くなりました。
節目の更新も夏休みの旅行先。地元でも有名なお店に入りました。

今回の目的は、自分の苦手なウニの克服。苦手な食べ物を克服するには、とびきり美味しいものを食べたほうがいいとのことで、港町函館でご飯の上にウニしか載っていない、無添加生うに丼(税込\4,320)をいただこうと考えていました。
しかし、この日は天候不順による不漁のため、目的の生うに丼は提供中止となってしまいました。

それであればと方針転換。二色丼で、ウニよりも更に嫌いなイクラをチョイス。この後も色々と食べ歩くため小型のSサイズ(税込\2,214)を選んだのでした。Sサイズでもこのお値段なので結構強気の値段設定です。

開店と同時に同じ時間に入った先客は3組。地元の方や外国からの家族連れもいらっしゃいました。

順番にお盆が運ばれ、自分の前にもお盆が到着。ご飯茶碗よりも一回り大きいくらいの丼に私の嫌いな2大海鮮物が乗ったご飯があります。地元埼玉では絶対に注文しないルックスです。
出汁醤油をかけて食べるように促されますが、最初は何も付けずにそのままいただくことにします。


一粒が結構大きめのウニを1口。
全く臭くない。全く臭くない。(大事なことなので二回言いました)
普段お寿司のセットで付いてきちゃうウニで感じられる臭みやミョウバンの妙なエグミは全く無く、粒粒が感じ取れる食感とトロみ、そして珍味的な旨味が感じられました。当たり前かもしれませんが、今まで食べたウニの中で一番美味しいです。


そして、時にはこれを大好きとか言う友人と口論になり絶縁寸前まで行ったことのある赤い粒粒を恐る恐る口に運びます…
全く臭くない。全く臭くない。(本日2度目)
そして悔しいけど、美味しい

イクラの何が嫌いかと言えば、虫の幼虫を食べたときのようなプチュっとした食感と、その食感のあとに来る生臭さ。二十歳を過ぎて何とか食べられるようにはなりましたが、関東で食べているときには一体何が美味しいのか分からず食べていました。
だし醤油に漬けていることも一要因だと思いますが、普段感じる生臭さは全く感じません。
そして卵の皮が柔らかいためか、食感も若干のクリーミーさを感じることができました。
まさか自分がイクラを美味しいと思える日が来るとは…

天候不良で夜景も見れない中で、函館に来て一番の感動を、とろろ昆布の入ったすまし汁と合わせて噛み締めました。
食べ終えてからカードでお会計を済ませてお店を後にしました。


函館に来て実は初めていただいた生の海鮮。海無し県では到底味わえない新鮮な海鮮をいただいたお陰で、嫌いなウニ・イクラを美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

  • 二色丼 ウニ・イクラ Sサイズ(\2,214)
  • (説明なし)
  • 【残念なお知らせ】

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8位

いか本家 本店 (唐津市その他 / 海鮮、天ぷら、食堂)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/07訪問 2017/08/04

イカの味と"動き"を堪能するお店

初めての呼子。港町ということで、神奈川の三崎港にも近い雰囲気を感じます。
折角呼子に来たのだから、少し高い値段を出してもイカのお造りでも食べようかと、こちらのお店に入りました。

港沿いにあるお店。1階が駐車場。2階がお店となっています。そのため、窓際の席を取れば港を一望できるいい眺めが堪能できます。
午前11時半前の早い時間帯。数組の先客はいましたが、贅沢にも1人で窓際の席を確保できました。

個人的にはイカのお造り単品でもいいかなと思いましたが、メニューを見るとどうも単品はなく、定食しかなさそう…
なのでお昼には早い時間ですが、イカのお造り定食(税込\2,700)を注文しました。
注文してから気づいたのですが、ちゃんと単品でイカのお造り(税込\2,160)がありましたね…


先にお通し的なサービスの品として、イカのくちばしの唐揚げをいただきました。
あのイカのくちばしの硬い所を唐揚げにしたもの。ただし唐揚げにしたからと言って、硬いところがそのまま食べられるという訳ではないようです。

まだくちばしを食べ切らないうちに定食部門が到着。ご飯、味噌汁にイカしゅうまいと魚の煮付けにサラダ、小鉢も3品付いて、さらに甘夏ゼリーがデザートとして付いてきます。結構なボリュームですね。

特に小鉢はサービスのようで、イカの煮付けにイカのピリ辛煮、そしてご飯のお供のお新香も付いています。
イカの煮付けは安定したお醤油の味わい。イカの出汁も効いています。
ピリ辛煮もニンニクと鷹の爪を効かせたパンチのある味で白米が進みます。

イカしゅうまいは淡白な味ながらちゃんとイカの旨味がわかります。
魚の煮付けはしっかり濃い味で煮付けられた白身魚でした。店員さんから説明は聞いたつもりですが、海なし県出身のバカヤローはすっかり名前を忘れてしまいました…
サラダはリンゴやオレンジが入り、かぼちゃのドレッシングがかかっています。


この定食を食べている間にメインとなるイカのお造りが参上。大きく目を見開くイカに若干の残酷さを見出しながらも、それでも美味しそうに見えてしまうのは人間の欲求というものでしょうか。
店員さんが包丁ばさみで一部足を切って行くとまだ元気に動いています。その動くゲソを醤油皿に入れてお醤油をかけてもまだ暴れだします。

そのままゲソの刺し身をいただくと、たしかに口の中でも動くのがわかります。イカによっては痛いくらいに口や舌に吸い付く場合もあるそうです。
吸い付きまでは感じませんでしたが、弾力がありながらサクッとした食感が新鮮さの証明に思えます。仄かに甘味がありました。

そして今度は身の部分。ゲソほどではありませんが、お醤油に付けるとまだ伸縮が観察できます。
ゲソと同様に新鮮な食感。舌につく表面積が大きいためかより甘味を感じた気がします。
その間でも動き続けるゲソ。指を近づけるとまだ吸盤が吸い付いてきます(良い子はマネしないこと)。


身の部分を刺し身で食べ終えると、店員さんが一度お造りのお皿を厨房に下げていきます。
その間に定食部門を完食しました。最後に食べた甘夏ゼリーは皮の爽やかな苦味もあり、サッパリとした丁度いいお口直しになりました。


食べ終えたところでもう一皿が到着。先程引き上げたイカのゲソと頭の三角の部分が天ぷらになって到着しました。
揚げたてを一口。勿論サクサクな衣に、弾力のある快い食感。その後に刺し身の時の数倍の甘味が感じられました。
高級天麩羅屋さんに行かず、レビューで漢字変換しても「硬球天ぷら」なんて誤変換してしまう若造にとっては、今まで食べた中でも5本の指に入るほど美味しい天ぷらをいただきました。これは美味しかったです。
添え物には塩と天つゆがありますが、イカの甘味を活かす塩がオススメです。


食べ終えてから食休み後にお会計。ちょっと急ぎ目でバスセンターに戻りました。


呼子で食べたイカのお造りは、刺し身の動きと天ぷらの旨味をどちらも堪能できる一品でした。ちょっと値段は張りましたが、外の景色や店員さんの丁寧なサービスも含めると満足感高いお昼ごはんでした。
ごちそうさまでした。

  • イカのお造り
  • 最後のイカの天ぷら。うまかった。
  • 呼子の港を一望できます。

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9位

手打うどん すみた (赤羽岩淵、赤羽、志茂 / うどん、天ぷら、おでん)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2017/12訪問 2017/12/25

うどん以外のサブメニュー?も美味しい店

本当は横浜に出張の末、中華街で会社の忘年会…のはずが、仕事の都合で参加できないことに。
そのため、定時で切りよく仕事を終わらせて退社。久々に都内へ「食べログ遠征」をしました。
赤羽駅からLaLaガーデンを抜けたところに、こちらのお店の白い提灯が見えました。

赤羽近辺では食べログのランキングで上位に出てくるこちらのお店。平日の夜でも外に待ちのお客さんが2組いらっしゃいました。
おそらく満席なんだろうな…と思って10分ほど待ち、声がかかったため店内へ。
すると、手前のテーブル席は満席でしたが、奥の厨房沿いのカウンター席は3割も埋まっていませんでした。あくまで推測ですが、注文が店員さんで捌ける範囲で案内しているようです。そのせいか、荷物の置き場所だとか注文取りなどは丁寧に感じました。

テーブル席のお客さんは基本的に飲み目的。カセットコンロと土鍋が常備されておでんをつついたり、逐次運ばれてくる揚げたての天ぷらに舌鼓を打っていました。

お店の雰囲気も先客の皆さんも、焼酎グラスやお猪口でお酒を嗜んでいるご様子。しかし胃腸の調子が良くない自分はノンアルコールのお冷を飲んで、ちゃんとした食事として以下の2品を注文しました。

●おでん盛り合わせ(税込\550)
たっぷりとカラシが盛られたおでんの盛り合わせ。大根・玉子・牛すじ・練り物・こんにゃくというおでん定番の5点セットです。

色から見ても分かる通り、かなり濃い目の出汁。カツオや昆布だけではない出汁(いりこかな?)も感じられます。
この濃い出汁が大根やこんにゃくにも染みています。特に牛すじには薄めの出汁よりもこのような濃いめの出汁がぴったしですね。
カラシはあまり辛さは強くなく香り要因。香り付けに少し付けても、ベッタリタップリ付けても問題なしのカラシでした。


●きのこ天ぶっかけうどん(税込\850)
ぶっかけうどんに揚げたての天ぷらが盛られた一品。えのき、しめじ、まいたけの天ぷらが盛られています。
この天ぷらの衣が薄いながらもサクサクで、キノコの香りを封じ込めていました。この天ぷらが美味しかったのは想定外でした。

濃いめの出汁に浸かったうどんは比較的細め。讃岐うどんの特徴として考えられる「強いコシ」はそれほど見られず、喉越し重視のうどんでした。


壁掛けのテレビを見ながら少しゆっくりしてお会計を済ませ、お店を後にしました。


評判を聞いて遠征したこちらのお店。うどんの味は普通に美味しかったですが、天ぷらやおでんの美味しさは想像以上でした。お店の雰囲気からも感じましたが、今度は食事というよりも飲みに行きたいお店でした。
ごちそうさまでした。

  • おでん盛り合わせ(\550)
  • ●きのこ天ぶっかけうどん(\850)
  • (説明なし)

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10位

丸デブ 総本店 (名鉄岐阜 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/05訪問 2017/06/27

「並盛りラーメン」ではなく「並々盛り中華そば」

名古屋経由で東海道線に乗って岐阜市へ。岐阜県内に初めて足を踏み入れました。
丁度いいお昼時、以前メディアに取り上げられていて知っていたこちらのお店を訪問することに。

お店の前に来ると既に外に5組ほど列を作っていました。
店の前には店名の通り丸の中にデブの2文字。他人事には思えない暖簾です(自虐)。

10分もかからず待って店内に入ります。店内は木の柱に木製のテーブル。昔のお蕎麦屋さんのような雰囲気です。
こちらのお店は繁盛時は必ず相席となる模様。3組が既に座っている席に一人座りました。
一番奥の厨房に近い場所に座ったため、たった2つしかないメニュー表がよく見えますし、飲食店の厨房の匂いがします。

こちらのお店は中華そばとワンタン(いずれも税込\400)の2種類のみを提供しています。大盛りも無いようです。
今回は中華そばを注文しました。

店内に貼られているステッカーやサイン色紙を見たり、スマホいじりしながら待ちますが、麺の茹で時間が長めなのか結構待った印象です。
その待った結果として運ばれてきたのは、丼並々につゆが入った中華そば。運ばれてきたお盆に溢れるほどの並々具合です。

並々の丼の中には、麺と刻みネギ、蒲鉾とチャーシューが乗っています。特に角切りのチャーシューは箸で動かそうとするだけでつゆが"高潮"になるほどの不安定さがあります。

まず決壊防止につゆをいただくと、鶏ガラをベースとした甘口な醤油味です。ここ近年は魚介の乾物の出汁を効かせるのが主流のラーメンのスープというよりも、かけそばの出汁に近い印象です。

麺は断面が角ばっており、とても淡白な味で柔らかく茹でられています。これもラーメンの麺よりも確実に冷麦に近いですね。

角切りのチャーシューは赤身を柔らかく煮た煮豚。繊維質に沿ってほぐれていく柔らかさです。

麺を食べ終えてもつゆをレンゲで飲み続け、1割だけ残してお会計。お店を後にしました。


ラーメンと思って食べに行くと面を喰らうかもしれませんが、お蕎麦をイメージすると味も食感もイメージしやすいかなと思います。少し待つのが難点ですが、味も美味しいですし、コスパとしてはかなり優秀だと思います。ごちそうさまでした。

  • 中華そば(\400)
  • (説明なし)

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