4回
2016/07 訪問
塩ラーメン嫌いの自分でも納得する白鶏麺(3回目)
※投稿分割のため、過去の訪問分を更新しました。
1日乗車券を使って再度都内をぶらり。大学時代の知人とこの後飲む予定のため、その話題の1つとして、大学時代に来店したこちらのお店に入りました。卒業以来の来店です。
2時過ぎの店内でも2,3席しか空いていないほど、相変わらず盛況です。前回来店された時にいらっしゃった店主や女性の店員さんはおらず、弟子らしい男性1名で回していました。
今回は社会人になったということで、贅沢(?)に味玉をつけて味玉白鶏麺(税込\880)を選びました。
先客もいたため少し時間がかかりましたが、毎度のとおりカウンターの上から手渡されました。
前回来店した時よりも粗挽き黒こしょうと油分が多く感じたスープ。赤身の入った鶏肉の下には、今回追加した味玉が入っています。
前回の時にはあった小皿の調味料はなく、これらは卓上に置かれていました。
さっそく一口。3年ぶりなので以前と味が変わったのか、それとも自分の味覚が変わったのか、辛くない程度に胡椒やごま油のパンチが効いて、鶏ガラの旨味もしっかりと感じられました。
以前あった「薄味だけど満足感のある」というわけではなく、「味もしっかりして満足感のある」という一杯になっていました。
次に味玉を。黄身は一部固まっていますがトロミがあり、さらに白身についてもハードボイルドのように固いところと、温泉卵のように柔らかいところが混在し、不思議な熱の入り加減になっていました。
味としてはお醤油などの特別な味付けはなく塩気のみのシンプルな味でした。
麺は前と同じ淡白な縮れ麺。チャーシュー代わりの鶏肉も柔らかくしっかりと味が感じられるものでした。
添え物の野菜もスープにうまく香りを移すとともに、食感にもアクセントを加えます。
30手前になって本当なら控えるべきなのですが、タマネギのシャキシャキ感も楽しく、スープも含めて丼を空にしてお店を後にしました。
ここに来るとやっぱり食べたくなる白鶏麺は、ここでしか食べられない魅惑の一品です。
ごちそうさまでした。
2018/01/21 更新
2013/03 訪問
塩ラーメン嫌いの自分でも納得する白鶏麺(2回目)
※投稿分割のため、過去の訪問分を更新しました。
とあるテレビ番組でこちらのお店が取り上げられているのを偶然発見し、それをみて無性に食べたくなって来訪しました。まったく宣伝に弱い野郎です。
土曜の午後1時に入店すると、行列はないものの席は全て埋まっていました。店長いわく、テレビに出演して宣伝される翌日は開店前に行列ができるとのことですが、今日についてはなかったそうです。
食券を買って2分ほど待って待ちます。まだ食べたことのないラーメン(\580)にしようかとも思いましたが、やはりここに来たら白鶏麺(\780)を食べたくなり、券売機の白鶏麺のボタンをポチっとしました。
意外と早いタイミングで目の前に白い瀬戸物の丼が運ばれてきました。その直後に後入れ用の薬味を入れた醤油皿も同時に運ばれてきました。
スープは澄んだ上湯のような味。これといって濃い味付けはないものの、決して薄さや水っぽさを感じない不思議なスープです。
少し縮れた細麺をすすっても、物足りなさは一度も感じません。
チャーシュー代わりの鶏肉も美味しく仕上がっています。
そして後入れの薬味は、おそらくローストしたニンニクと小ネギの模様。これを丼に投下すると、ローストした色がスープに移ります。
味もニンニクのコクとローストの香りが広がります。個人的には入れる前の状態よりもこちらのほうが好みです。
更にいつもは夢中になって食べてしまい気づかない卓上の調味料にも今回手を伸ばしました。
残り3~4口ぐらいになったところで、エキストラヴァージンオイルを1回りほど投下しました。
香りはそれほどでもないかな?と思いましたが、やはり油を投入したため、油をコーティングした麺がより啜りやすく感じました。下手な油っぽさは感じず、元々の味を邪魔しない程度でした。
濃い味でもないのに物足りなさを感じること無くいただける不思議なスープは、ここだけでした食べられない味です。
ごちそうさまでした。
2018/01/21 更新
2012/09 訪問
塩ラーメン嫌いの自分でも納得する白鶏麺
この度で来店するのは3回目になるのですが、初めてコメントを書きます。
場所は高田馬場駅から早稲田通りを中野方面に行ったところ。少し裏道に入ったところにお店があります。「白鶏麺」と書かれた白の提灯がトレードマークです。
ここのお店は仲間内の中でも美味しいとは話題になっていたのですが、なかなか行こうとは思いませんでした。「あっさり系の塩ラーメン」という名前だと、濃い味好きの自分としてはどうしても敬遠しがちになってしまうのです。
店内は10人にも満たないカウンター席のみ。店の奥の方には厨房、そして右奥にはヘビやトカゲ(?)がお酒で漬けられた大瓶があります。少なくともラーメン屋さんで見たのは生涯初めてです。
お店入って目の前にある、さくら水産のランチで出てくるような食券機で食券を買います。
自分はここで白鶏麺(「パイチーメン」\780)を注文。学生は麺の大盛りかトッピングが1つ無料になるようなので、麺大盛りをオプションで注文します。
お店には中国から来られたと思われる店員さんと、前に「鷹流美味しかった」と自分がツイートするとそれをリツイートしてくれるおちゃめな店長で切り盛りしてます。半年前に来た時には女性の方もいたと思うんですが…
そんな少し前の話はさておき、奥にあるテレビや店長と店員さんのやり取りを見ながら待っていると、目の前に白い丼と薬味を入れた小皿が運ばれてきました。
小鉢については店員さんが「こちらの小鉢は麺の量が半分ぐらい…」と前にも聞いた説明をしていると、店長さんが「あの子は食べたことあるよー」と声を掛けてくれたので説明ストップ。前回訪れたのは半年近く前なのに覚えてくれたことが嬉しいです。
丼の中にはトッピングとして細切りの鶏肉と白髪ネギと水菜、よくわからない(?)緑の野菜、そしてスープは無色透明で、上には多少の油の膜と玉ねぎとセロリ(かな?)を刻んだもので覆われています。白い丼い入れることでスープの透き通る見た目が強調されています。
まずスープを一口。見た目は若干油っぽいのかな?と思うのですがそんなことはなく、野菜や鶏がらの自然な甘み・旨みにコクやまろやかさを加えています。これが「味の相乗効果」なるものでしょうか。そして刻んだ野菜の香りや食感がなかなかのアクセントになっています。
トッピングの鶏肉も美味しいし、謎(?)の野菜もスープを合っていて食感も程よく美味しいです。
麺は表面がツルツルの縮れ麺ですが、スープの味を薄めることなくスルスルといけちゃいます。
何故自分がタイトルにも書いたように塩ラーメン嫌いなのかといえば、他のタイプのラーメン(醤油、味噌、豚骨など)のようにスープの特徴が際立ってないので、「物足りなさ」をどうしても感じてしまうのです。また、その特徴で消されないためか、妙に脂っぽい塩ラーメンを出すお店も多いような気がするのです。
でもここのラーメン屋さんについては物足りなさを全く感じませんでした。野菜の甘みが丁度いいアクセントになっていて、食べ進めても飽きることがありません。
そして麺の量が半分ぐらいになったところで、小皿に盛った薬味を投入。
小皿の中身は小ねぎとローストした野菜(オニオン?ガーリック?)が入っています。
節穴な自分にはわかりませんでしたが、これをいれて食べるとローストした野菜の香りが加わってより美味しさが際立ちます。
そんなわけであっという間に完食。物足りなさは一度も感じることはなく夢中になって食べてしまいました。
1杯800円弱と考えると決して安いわけではありませんが、塩ラーメン嫌いの自分でも十分満足できる味です。
ごちそうさまでした。
2018/01/21 更新
新宿で仕事を終えて、ラーメンを食べに高田馬場に来ました。
選択肢は数多にありますが、夜にサラッと食べる目的でこちらにしました。
土曜の午後7時前の店内は5割程度の席の埋まり具合。空いている場所に案内されました。
前回の来店時には無かった「濃厚白鶏麺」なる品がとても気になる…ところですが、ここに来たらやっぱりこれ。味玉白鶏麺(パイチーメン、税込\880)をいただくことにしました。
鶏肉がたっぷり盛られた丼。以前にいただいたときよりも、表面に粗挽き胡椒や脂が多く浮いている気がします。
スープをいただくと、最初に胡椒、生姜、脂の風味。しかしその後は、薄味ながらも底堅い旨味。何口飲んでも飽きないスープ。前回来店時には良く言えば万人受けしたように旨味が強かったのですが、原点回帰をしたような不思議な旨さでした。
そのため、麺もさらさらと平らげてしまいます。脂が多くなった分、より箸が進みやすくなった気がします。
鶏肉も特別な味付けは無さそうですが、かえって鶏本来の味が染みます。
最後に味変として、オリーブオイルと炒り胡麻を投入。独特の香りのハーモニーと合わせてスルスルと麺をいただいてしまいました。
かれこれ3年ぶりの鷹流。いい意味で昔に戻った、薄味でも不思議に美味いラーメンでした。
ごちそうさまでした。