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昼の点数:4.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
タレの薄味でほっこりと満足する穴子めし
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あなごめし並(\1470)とぐいのみ(\100)
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待機スペース
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入り口から見て左側の塗り壁
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2013/09/15 更新
宮島を出て、前から「お昼はここで食べよう!」と思っていたこちらのお店に入りました。
場所はJR宮島口駅からフェリー乗り場までの道の途中にあります。
正午前に訪れると、9月の平日でも満席。それどころかお店の隣にある待合室すら満席です。
お弁当を売っている入口のレジ付近で番号の書かれたプレートを持って待合室で待ちます。
待合室も土間や畳の和室もあり、昔の民家の雰囲気です。その奥には更に蔵があり、そちらも待合室になっています。
「1時間ぐらいかかる」とは言われましたが、40~50分ほどで番号と名前を呼ばれ、座席に案内されました。
店内は黒い柱と藁色の塗り壁があり、テーブル席と自分が座った壁沿いのカウンターがあります。
早速あなごめしの並(\1,470)と、待合室で見て気になっていたぐいのみ(\100)も注文しました。
10分ほどして目の前にお盆が運ばれてきました。最初にプレートを持って待ち始めてから丁度1時間ぐらいかかったでしょうか。
蓋のしてある丼に陶器のぐい呑、お盆の奥の方には小鉢の漬物と御御御付があります。
蓋をあけると、面いっぱいに蒲焼きされたアナゴが盛られています。その付け合せとしてガリもありました。
薄めの身をしたアナゴだけを箸で上げていただくと、皮がパリッと焼かれています。名古屋のひつまぶし(いば昇)でもそうでしたが、西日本はうなぎやアナゴを開いて薄めにパリッと焼きあげるのが特徴なのでしょうか。
ただし薄い身ながらもアナゴの白身の食感と旨みがしっかりと感じられます。
おそらくその要因は焼いた時のタレに粘度がなく薄く味付けされていることもあるかと思います。そのタレは醤油とざらめ(?)の味の効いた王道の醤油だれです。
こういう蒲焼き系の丼は上からタレを掛けるところが大勢ですが、ご飯を見てもかけた場所による色ムラがないところを見るとタレを加えて炊きこんでいるようです。薄味ではありますが、タレの味を十分に感じることができます。
濃い味が好きな自分にはパンチのある味が好きなはずなのですが、決して濃くなくパンチがあるとはいえないこの味でも十分満足にいただくことができます。優しい味がわかる年になったということでしょうか。
味噌汁は少々塩梅強めながらダシの効いたものでした。
追加で注文したぐい呑は、上からの光で波が影になって残るほどのとろみのある甘口のものでした。
愛想のいいおばちゃんの店員さんとお会計を済ませて退出しました。
量はそんなに多いわけではないのに、濃い口好きの自分でもほっこりと満足感が味わえる穴子めしでした。こちらに来た折にはまた待ってでも食べたい逸品です。
ごちそうさまでした。