4回
2017/07 訪問
朝でも食べられる旨味タップリの長浜ラーメン(3回目)
夕飯を食べに再来訪。渡辺通からわざわざ地下鉄を使っての来店です。
前回と同じく、ラーメン(税込\500)と替え玉(税込\100)の食券を買って店内へ。
この日は空いているテーブルもありません。ホークス戦観戦後の〆として来店している方も多かったです。
久々の来店で、こちらのお店のお作法も忘れてしまいました(^_^;)
食券を買ったところで店員さんに持っていく必要もなく、入ったところでまず麺の固さを注文すれば良いのでした…
麺固めを注文するのも手間取って、注文してからセルフのお冷やを取りに行って帰ってきたら、もうそこには500円分の丼が置かれていました。
水を口に含んでから1年ぶりの元祖長浜屋。一蘭や一幸舎で想像している獣臭い博多ラーメンの概念を打ち壊す上品な味わい。塩気強めの肉と合わさると、旨味も塩気もちょうど良く感じられます。
麺を食べ終えて替え玉固めを注文。アルミ皿で店員さんに運んでいただきます。「失礼します」という言葉と共に丼に入れていただけます。
卓上のタレを入れると少しお醤油の風味が付いた気がします。
替え玉も食べて少しスープを飲んだところでごちそうさまを告げてお店を後に。☆5.0を付けたお店の中で、入店から退店までトップクラスで早い食事でした。
博多に来ると高確率で来てしまうこちらのお店。
上品な旨味がとにかく美味しいお店です。ごちそうさまでした。
2017/08/06 更新
2016/01 訪問
朝でも食べられる旨味タップリの長浜ラーメン(2回目)
前回福岡に来た際にも尋ねたお店。今度は飲みの〆的な扱いで来ちゃいました。
ただし飲んでいたのは地下鉄の逆側(かわ屋)だったので、この店まで20分近く歩きました。富裕層(?)ならタクシーを使うくらいの距離です。
今回も前回同様ラーメン(税込\500)を注文。麺は固めで注文しました。
2年ぶりの1杯。獣臭さもなくブイヨン的な旨味がしっかりとにじみ出た美味しい一杯でした。
ただし前回は朝ごはんに、今回は夜の〆にということで、アルコールで味覚が鈍感になったせいか卓上のタレを入れて食べました。
そして前回と違う点は、お酒の勢いに任せて注文した替え玉(税込\100)。こちらも麺は固めです。
都内の博多風龍でも見られる金属製の器に盛られたものを、店員さんが何も言わずに丼に投下します。替え玉とはいえ結構な量です。
その替え玉も完食。その間にも満席というほどではありませんが、ひっきりなしにお客さんが来ていました。
ごちそうさまを告げて引き戸付近で振り返った頃には、すでに自分の丼が片付けられていました。愛想と引き換えにしたサービススピードは流石です。
600円で旨味がたっぷりと出たラーメンをいただけるのは味・コスパ重視の自分にとっては素晴らしいお店です。
ごちそうさまでした。
2017/08/06 更新
2014/03 訪問
朝でも食べられる旨味タップリの長浜ラーメン
福岡観光最終日の朝、博多駅前のホテルに荷物を預けてバスターミナルからこちらのお店へ向かいました。
港一丁目のバス停から歩くと、長浜ラーメンのお店があちらこちらに見られます。そんな中、比較的海近くの位置にこちらのお店がありました。
移転・改装してあまり経っていないためか、外装は意外に綺麗です。
ただ一度ドアを開けると綺麗とは言えない殺風景な雰囲気。まるで「商店街の魚屋さんを居抜きした」ようなさっぱりとした店内です。
厨房に1人、ホールに1人の店員さんです。
予め入口近くで買っておいたらーめん(¥500)の食券を店員さんに渡します。麺の固さを聞かれ、バリカタで注文すると、「カタ一つ!」と厨房への声が入ります。
その間、空いている席に腰掛け、テーブルの上に置かれたやかんからお茶を注いで飲みながら待とうか…なんて思っていたのも束の間。1分かかるか否かで目の前に丼がドンと置かれました。細麺だろうから提供時間が早いのは想像出来ましたが、ここまで早いとは想定外でした。
スープは白濁していますが「博多ラーメン」と比べたらまるで透き通っているような見た目です。スープには結構な量の油が浮いています。
油の上にはほぐれたお肉と青ネギというシンプルなトッピングです。
レンゲでスープをすくおうにも結構な油が取られるようになっています。「これは脂っぽいだろうなあ…」なんて想像しながらスープを一口。
すると、実はそれほど脂っぽくない。口当たりは油の感じはするのですが、クセのないサラサラの油のためかしつこさは感じませんでした。
そして味は動物系の旨味が舌に優しくかつしっかりと残ります。それでいて豚骨系の臭味や、塩辛さは感じません。むしろ塩梅は控えめにさえ感じます。お店の雰囲気とは違ってブイヨンスープのような上品さを感じてしまいました。
麺は小麦の旨味はありながらも臭味はありません。香ばしさは少なく、スープの味を邪魔しません。
トッピングのお肉は、ホロホロの食感です。そして結構塩辛い…
ただ幸いにも、お肉あたりをスープを混ぜていただくと、調度良い塩梅になります。
多めに盛られたネギは食感のアクセントになります。
油が多いためスープはだいぶ残してお店を後にしました。朝なので遠慮しましたが、替え玉(¥100)もアリかなと思えるくらいさっぱりといただくことができました。
内装や料理の見た目からして、かなりクセのある味わいを予想していましたが、食べてみるといい意味で裏切られ、動物系の旨味タップリながらネガティブな麺が一切なく、むしろ上品に感じてしまう一杯でした。朝ラーメンでもスルスルといけるいっぱいでした。
バスに揺れながらでも行く価値があると思えたこちらのお店、次に福岡に来た際にも是非食べたい一品です。
ごちそうさまでした。
2017/08/06 更新
味覚が変わる朝でも夜でも、変わらず美味しいラーメンです。
地下鉄の赤坂駅から歩いて10分ちょっと。長浜屋台の向かい側には、煌々と灯る蛍光灯と、歩道を遮る行列が見えます。
こちらは6年ぶりの来店。前回は近くのかわ屋で飲んだ後でしたが、今回は鉄なべ餃子のお店で瓶ビール1本を入れた後、地下鉄に乗ってこちらに寄ります。
家族連れ含めて30分ほど待ったところ。テーブルに5名単位で案内しているようで、2-2-1の組み合わせで店内へ。
1の私はお誕生日席へ。それ以外の方は20代くらいの男女。一家の大黒柱になった気分です。
現実は誰にも振り向かれない自分にも、食券を持つと店員さんは話しかけてくれます。ラーメン(税込\550)を麺の硬さ普通でオーダーです。
卓上の大きい薬缶から出る、ぬるい番茶を飲んで待つと、6年ぶりの器。福岡の豚骨ラーメンでも、麺が見える澄んだスープが特徴です。
店の外からは少し獣臭さはあったものの、いざ器を目の前にすると臭みはほぼ無し。純粋な旨味のみのスープと合わせて、細いストレート麺をいただきます。
途中の肉も味や食感のアクセントになります。お酒を入れて少し味覚は鈍くなっていると思いますが、それでも美味しいと思えるほど旨味が強いです。
前回と同じく、調子に乗って替玉(税込\150)を固めでオーダー。更に旨さをプラスしようと、卓上のラーメンタレを入れよう…としたところ、ドボっといっちゃいました…
写真で見比べるとかなり色が変わっています。
味はタレの塩気がしっかり。本能に訴えかける旨味。そこにわしわし噛みたくなる細い固麺。味覚にも触覚(食感)にも訴えかける替玉になりました。
この本能に届く塩気に理性が働いたのか、スープはほぼ全残しでフィニッシュ。ごちそうさまを告げます。
福岡に来ると高確率で来たくなる、食べたくなる1杯。値段は少し上がりましたが、クセの無い旨味たっぷりのスープにお金は惜しくありません。
ごちそうさまでした。