4回
2017/09 訪問
淡麗系でも主張のある鶏そば
午後の一仕事を終えて浦和駅へ。午後3時前とだいぶ遅いお昼ごはんにと、こちらのお店に入りました。
お昼時には行列ができていますが、流石に遅い時間では行列もなく、すぐに案内されました。
1回目は濃厚鶏そば、2回目は鶏白湯つけ麺、そして3回目の今回は、あっさり鶏そば(税込\750)をいただくことにしました。
席に着いてから1分くらいでラーメンが到着。いつ来店してもこのお店のスピード感はスゴイですね。
澄んだスープにネギとメンマと鶏チャーシュー。添付として柚子胡椒があります。
スープをいただいてみると、濃厚鶏そばのような濃厚さは勿論ありませんが、澄んだ鶏肉の旨味が感じられます。
そしてスープをレンゲですくう場所ごとに、トッピングの香りや風味で味が変わる淡麗塩ラーメンの楽しみも感じられます。
麺はストレートで固茹での細麺。おそらくこの麺も提供スピード短縮の一因かなと思います。
麺を半分ほど食べ終えて柚子胡椒を半分だけ入れてみることに。
姉妹店(?)の三歩一では、スープの味に完全に柚子胡椒が勝ってしまっていたので、恐る恐る入れてみたものの、今回はスープの旨味を保ちながら、爽やかな柚子胡椒の香りと辛さが感じられました。
ラーメンでは久々にスープも飲み干してお店を後にしました。
個人的には濃厚鶏そばのほうが効用が高いですが、あっさりもあっさりとして個性を主張している美味しいラーメンでした。
ごちそうさまでした。
2017/09/24 更新
2016/04 訪問
意外とアッサリな鶏つけ麺
一人で浦和に行くことに。丁度ランチの時間帯で一人だったので、2年ぶりにこちらのお店に入りました。
お店の前には12時過ぎで5人ほどの行列。でもこのお店のオペレーションの速さは知っていたので行列に並びます。
途中で手渡されたラミネートのメニューを見て、他のレビュアーさんの口コミでも気になった鶏白湯つけ麺の大盛り(税込\880)を選びました。
席に着けるタイミングで食券を購入し、空いている席に入りました。
席についてから1分くらいで2つの丼が運ばれてきました。
白濁したスープに黄色いオイルの粒。そこに輪切りのネギと魚介のペーストらしき茶色いエリアが表面上見られます。
麺はつけ麺王道のストレートの太麺です。
まず麺だけでいただいてみると、その印象も王道。表面ツルツルでほどよく芯が残り、胚芽の風味が感じられます。
そしてつけ汁をレンゲで舐めてみると、確かに鶏の旨味が感じられます。舌触り的におそらく野菜のポタージュ的なものも入っていると思います。
その麺をつけ汁に付けていただいてみると、鶏の旨味と魚介の風味が入ったスープが麺に絡みつきますが、少し薄味に感じてしまいました。
確かに、レンゲでスープを飲んでも、濃い味好きの自分としては「つけ汁」ではなく「1スープ」単体として飲めてしまうほどの濃さだったので、淡白な麺に付けていただくには少々薄かったのかもしれません。
つけ汁の中には、細切りのメンマと、鶏団子が入っていまいた。
白い鶏団子は、生姜が多めに入っていて、口の中が少しさっぱりとしました。
麺を食べ終え、スープ割りを使わずともスープを飲み干してしまいました。
2年ぶりのこちらの有名店。つけ麺も鶏の旨味の詰まった美味しいものでした。ただし効用的には正直濃厚鶏そばの方が高いかなという印象です。
ごちそうさまでした。
2017/09/24 更新
2014/08 訪問
鶏の旨味もオペレーションも◎な有名店
仕事の関係で浦和駅へ。色々とラーメンを食べていても、地元ながらこちらのお店は来店したことがなかったので、折角の機会にと昼休みにこちらのお店に来店しました。
水曜の平日12時。浦和駅西口のロータリーから横道に入った場所にお店はあります。
人気店だから並んでいるのかな?と思ったら、外のイスに1名が待っているのみでした。
その後ろに座ると、2分も立たずに前の方と共に室内へ案内されました。
店内は紫壇のような暗い木目のカウンターのみで、10人強が入れるほどの広さの店内です。
入口近くの券売機で食券を買うシステムです。
こちらのお店の売りは、淡麗系スープのあっさり鶏そばのようです。しかし、こちらのお店の系列店(三歩一)に来店した際に、淡麗系の鶏そばはどうも自分の舌には合わなかったので、今回は濃厚鶏そば(\830)を選びました。
食券を買って、案内されたカウンターに座ります。
喉がカラカラだったので、目の前にあるセルフのお冷を一杯グイッと…しているうちに目の前に丼が。
まさかこんなに早く提供されるとは思っていませんでした。
ハイスピードで提供はされていますが、盛り付けは雑ではなく、炙られた鶏チャーシュー、メンマ、青ネギと白髪ネギがスープの上の1/4区画毎に整理されています。
スープをレンゲで救うと、天一ほどではありませんが、濃厚さの現れである多少の粘度を皮膚感覚で感じられます。
一口。鶏肉の旨味がしっかりと溶け出し、塩梅もほどよく効いています。粘度の高さで舌にまとわりつくため、コレ故の「濃厚」という名前が付いているのだろうと思います。鶏ではありがちな臭味が全くありません。
そして麺を白濁したスープから引き出してすすります。
麺は少々細めのストレート麺。喉越しが良いながらも小麦の味も感じられます。
濃厚なスープですがサッパリといただくことができます。
そして炙りチャーシューは鶏ももを使っている模様。三歩一と比べると旨味を効かせているわけではありませんが、香ばしい香りに鶏肉の歯切れよい食感と旨味が乗っかります。
メンマは柔らかめで食べやすいもの。ネギは香りと食感要因ですが、濃厚なスープとの相性がいいですね。
途中で卓上にある「自家製ラー油」を入れていただきます。ラー油と言っても液体ベースというより香辛料等の具が入っている「食べるラー油」のような形です。
添えつけのさじで2杯ほどいれてからいただくと、辛みとごま油の風味がスープに移ってパンチの効いた風味になります。
途中で味も変えたため飽きることなく完食。
サッパリと頂けてしまったので「替え玉をやってもいいかな?」なんて思っていましたが、次の現場まで時間がなかったので、ここで終わりにしました。
お店を出た頃には外に5人ほど行列ができていました。早めに来て良かったというところです。
もともと期待値が低いせいもあると思いますが、旨味タップリのスープ、濃厚ながらさっぱりと食べられる麺、そしてすぐに出てくるお店のオペレーションのどれも素晴らしく感じるお店でした。このオペレーションなら並んでいても回転は早そうだし、是非また来店したいと思えるお店です。
ごちそうさまでした。
2017/09/24 更新
およそ1年ぶりの来店。午後1時前の店先には5,6人の行列ができていましたが、それもみるみる掃けていき、10分経たずに店内に入りました。
この日は夏場のさいたまで例に漏れず猛暑日。炎天下で触っていたスマホが壊れるんじゃないかというレベルで熱を帯びていました。
そんな炎天下でラーメン屋に並んだのも「冷やし中華じゃないけど、夏限定で冷たい麺類が置いてあるんじゃないか…」という下心を持ってのことですが、外の壁に「冷やし鶏そば」のラミネートが貼ってあったので、ある意味目論見通りでした。店内の券売機でも冷やし鶏そばの大盛り(税込\900)の食券を購入しました。
先客もいたため、一瑳にしては少々待ちましたが、店内のNACK5を聞きながら待っていたら、目の前に冷たい丼が運ばれてきました。
表面は白いですが、冷たく固まった脂分が浮いており、中は淡麗系の鶏そばのように透明度があります。
「冷やし系なら卓上のラー油が合いそうだな…」と思っていたら、まるでそれが通じたかのようにトッピングとしてラー油が乗っていたので驚きました。
麺を引き上げていただくと、いつもの胚芽が入ったような麺がお目見え。冷たいためか、いつもよりはコクが控えめのスープ
そこに表面の脂の感覚が唇に残ります。ラー油を混ぜると想像の通りごま油の香りと、ほんのり辛味が加わりました。
麺も細麺ということで、サラサラといただいてしまいました。
ただしちょっと物足りなさを感じて、途中でフライドオニオンとラー油を卓上から投入していただきました。
年甲斐もなくスープまで飲み干して仕事に戻りました。
目論見通りあった冷やし鶏そば。冷やしでも控えめながら旨味のある一杯でした。ただしそれでも濃厚鶏そばには効用的に敵わないかな…というのが正直なところです。
ごちそうさまでした。