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夜の点数:4.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
料亭風のお店で宇和島鯛めし
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鯛めしさつまセット(\2,180)
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鯛めしを作ってみた
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こちらはさつま飯
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京ひな純米酒(\810)
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2018/09/29 更新
特急で高松に帰る時間を考えると、松山観光のクライマックスに入りました。街中を散策する中で、雰囲気的に一人でも入れそうなこちらのお店をブックマークしていました。
大街道の大通りに入り口が面するこちらのお店。木目の柱を構えた入口から階段で地下に降りると、料亭のような石の床。そこに「鯛めし」の文字がお目見えします。
「鯛めし」というイメージでは「鯛の炊き込み御飯」をイメージしていましたが、それはこのお店曰く「松山鯛めし」なんだそう。こちらのお店は「宇和島鯛めし」を提供するそうで、どんな品なんだろうと思いながらお店の自動ドアを開けました。
少々の段差を乗り越えて案内されたカウンター席。間接照明で灯りを演出する店内は天井高く、木目と黒をあわせて高級感を演出。板前さんの衣装と向かい合うと、アンダーウェアを着ているとは言え臙脂色のTシャツを来た男が入って良いのか迷います。
それでもカウンターに案内された先客の方はおひとりさまが多く、食事目的の方や、日本酒で晩酌を嗜む方もいらっしゃいました。
もともとお酒を飲む予定では無かったのですが、そのような雰囲気ではお酒の1つも頼まないと申し訳ないと思ってしまう自分。最初にドリンクの注文をいただけるとのことなので、愛媛の地酒・京ひな純米酒(税込\810)をオーダーしたのです。
キレイな枡とグラスに表面張力を兼ね備えて提供された綺麗な液体。アルコールの癖のない風味でありながら、フルーティーな香りがしっかりと主張する純米酒らしいお酒でした。
そして食事は何を頼んだのかと言うと、郷土料理2種類が楽しめる鯛めしさつまセット(税込\2,180)にしました。私と同じお一人のお客様は同じセットを注文する方が多かったです。
京ひなを飲みながら待つと、大きめのお盆が到着。謎に思えるのはご飯茶碗に入った麦飯と、小さいおひつに入った白米の、2つの炭水化物が乗っている点。どうも2つの品を食べるために、種類もお椀も別れているようです。
お盆の上にはそれに加え、鯛のお刺身と、この後ご飯にかけるであろうお椀が2種類。プラスして澄んだお吸い物と浅漬というラインナップです。
初めてということで、提供いただいた店員さんに食べ方を指南していただき、お吸い物で胃袋を温めてから、最初にさつま飯に手を伸ばしました。
見た目は山芋のように見えますが、後で調べてみると、焼いた魚の身をすりつぶしたものに、味噌と魚介ダシを合わせたものとのこと。「さつま飯」とはありますが、鹿児島ではなく伊予の郷土料理だそうです。
薬味と合わせていただくと、粘り気は薄く、口の中にスルスルと入っていきます。味噌や魚を焼いたことによる、ナッツのような香ばしさが感じられました。麦飯の食感に、薬味として入っているミカンの皮の香りもいいアクセントになります。
そしてもう1つの宇和島鯛めし。鯛の刺身を生卵入のタレに入れて漬け風にして、上からご飯にかけていただきます。
お刺身状態でもコリコリで弾力抜群の鯛。これがタレの塩気、卵黄のまろやかさと相まって、より鯛の味が引き立つように思えました。このタレが刺身醤油のようにご飯とのいい"接着剤"になります。
漬けダレにはお刺身のお皿に乗った紫蘇や海藻もまとめて入れるのですが、この香りや食感もいい仕事をします。
夕飯にも関わらず、お茶碗2,3杯分のご飯を簡単にいただけでしまいました。糖質制限的観点では非常に(いい意味で)危険な食事です。
お会計は席でということなので、店員さんをお呼びしてカードでお会計。お土産を買いに道後温泉方面に向かいます。
お会計は2,990円。雰囲気やお酒が入ったことも考えると、意外と安価に思えてしまいました。
松山で訪れた郷土料理のお店。とても上品な雰囲気のお店ですが、上品すぎずご飯がどんどん進む郷土料理をいただきました。松山を再訪した際にはまた訪れたいお店です。
ごちそうさまでした。