2回
2024/05 訪問
落ち着くお店で幸せのパステル（2回目）
パステル２枚セット（¥1,550）
パステル２枚
ロイヤルミルクティー
たっぷりの甘やかし
2024/06/15 更新
2022/10 訪問
落ち着くお店で幸せのパステル
文明堂の奥手には、キレイなのに落ち着く空間と、幸福感あふれるお菓子がありました。
関内や中華街エリアの気になるお店を巡るお休みの日。伊勢佐木モールの駅から見て入口すぐの場所にある文明堂にお邪魔します。
横浜の文明堂は東戸塚でも何度かお世話になっていますが、今回のお目当てはお店の奥。通常のお店には無いカフェスペースがあります。
クリーム色の壁に薄緑のソファ。アンティークなランプシェードに振り子時計。その奥には帆船のステンドグラス。とてもハイカラな雰囲気を感じます。
レジ近くの螺旋階段を下から眺めると、吊り下がりの照明にプロペラ。額縁のような天井飾りには、昔の女優ライトのようなフィラメント電球の照明も輝きます。
雰囲気的にはディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにありそうな店内。しかし壁のポスターや入口近くの厨房、燕尾服ではないベレー帽にエプロン姿のスタッフさんが、肩肘張りそうな雰囲気を和ませます。
うすはりグラスのお冷をいただくこの時点で、和む、落ち着く雰囲気が完成されています。これがお店の奥にあるとは知らない人は損ですね…
メニューはドリンクの他に、カステラやあんみつもあり、それを注文する先客のお客様もいらっしゃいます。
それでも一番人気は、「パステル」という品。どらやきの生地のみを提供しているようです。
ドリンクとのセットメニューもあるため、パステル２枚のドリンクセット（税込\1,000）をオーダーです。
パステルにはトッピングが各１枚ずつ付けられるようで、ホットケーキよろしく、バターとシロップにします。
BGMのクラシックを聞いていると、目の前の厨房から即到着。ドリンクのブレンドコーヒーとともに、キレイな焼き目のパステルが２枚がおしとやかに座っています。
最初にコーヒーを一口。スムースで雑味なく、酸味も控えめで、後からディープローストの香りが鼻から抜けます。朝に飲みたい、個人的な好みどストライクのコーヒーです。
そしてパステルにフォークの刃を入れると、ふわっとしながらモチモチの弾力。フォークから美味しさが伝わります。
口に運ぶと、バターとミルクの香りと、ほのかな甘味。キレイな焼き目から漂う香りも手伝って、これだけでも口の中が幸せです。
この切り口にバターを塗り、さらに琥珀色のシロップをたっぷりと付けていただけば、乳脂肪分と甘さが舌を包み込みます。
シロップもしっかりとした甘さはありますが、蜂蜜のような後味や残り香は無く、スッキリと消えていきます。
意識高いんだか低いんだか分からない食べ方をしながらも、落ち着いた雰囲気で、口から始まる幸せな時間を堪能しました。
最後にコーヒーとお冷で口の中をすっきりさせてお会計。店頭を縫うようにしてお店を後にしました。
伊勢佐木町にあるカステラ店のカフェ。静けさと少しの活気でちょうど良く落ち着く店内で、小麦と卵と牛乳とシロップによる、間違いなく美味しい品を食べて幸せになりました。ここ数週間仕事などで色々ありましたが、「明日からまた頑張ろう」と生きる気力が湧いてきました。
ごちそうさまでした。
パステル２枚 ドリンクセット（\1,000）
パステル２枚をアップで
意識高いんだか低いんだか分からない食べ方
外観は間口の狭い商店街のお店
しかし中は豪華…
豪華だけどお皿置きや厨房の雑多感もまた良し
贅沢な天井
備えてくれる食器もなんとなくオシャレ
2022/11/23 更新
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気分が下がるとまた来たくなるカフェです。
３月から気持ちが完全にやられてしまって、ずっと落ち込み気味の毎日。
なにか気持ちが上がることをしようと考えて、以前に来店して良かった伊勢佐木モール内のカフェに入ることに。
日曜の午後は満席で4,5組が待っています。名前を書いて15分ほど待って奥に案内されました。
ステンドグラス風の壁画に振り子時計。BGMはファンの風切る音と、先客の方の話し声。
程よく落ち着く雰囲気の中で、今回もまたパステル２枚をオーダー。トッピングはシロップにホイップクリームをセット。
更に甘党さを増すために、ロイヤルミルクティーもいただくことにしました。
先にナプキンや食器をセッティングいただくのも特別感を覚えます。
そしてセッティング済のテーブルに運ばれてくるトッピングやドリンクやメインの数々。地味な色目なのに華やかにも思えてきます。
きれいなブラウン焼き目のパステル。そこに真っ白のピッチャーと生クリームのココット。ドリンクは薄めブラウンで、内容量は想像以上に多いです。
最初にロイヤルミルクティーを。膜が張るミルクの強さ。そこに渋み少ない紅茶の味わいが移っています。
甘さを求めていた私は、ピッチャーのシロップやグラニュー糖をたっぷり入れて甘々にします。
そしてメインのパステル。フォークの自重で沈んでしまうほどの柔らかさ。しかし意外と弾力があるのが不思議です。
小麦と卵の焼ける香ばしさ。そして生地自身の仄かな甘さ。自分を甘やかすのにぴったりの味覚です。
ここに更に甘やかすトッピングをたっぷり。
ホイップはショートニングとも違う滑らかさはあるものの、甘さは控えめ、どころかほぼ無し。クリーミーさをパステルに与える要因になっています。
そこに特製シロップを容赦なく投下。メープルシロップだけでも無く、少しハチミツも入っているのかな？という印象。甘いのは確かですが、甘さや香りがキツくなく、絶妙なバランスでブレンドされているみたいです。
パステルは食べ終えたのに、勿体ないと思った私は、ハチミツのテイスティングのようにティースプーンに移してなめなめ。
全ての器をほぼ空にしてしまいました。
お会計は1,550円也。Suicaでお会計してお店を後にすると、「また１週間頑張ってみるか…」と少し持ち直したように思います。
かれこれ１年半ぶりのパステル。香ばしさと甘さ、サービスや雰囲気含めて、非日常で気分が上がる場所です。
ごちそうさまでした。