2回
2018/07 訪問
予約必須 茗荷谷の焼肉といえば焼肉和
茗荷谷で焼肉といえば「和(かず)」と思わず言いたくなる人気焼肉店です。
駅周辺の飲食店の中でも老舗の部類で茗荷谷駅ビルがその昔、教育ビルストアー
だった頃から営業していた記憶。
週末利用の利用の場合は予約しないとかなり待つことになります。
バイタリティ溢れる親父さんが中心となり切り盛りし、1階はカウンターと
テーブル席。2階は座敷の構成になっています。
店内の活気と親父さんの仕事ぶりを見たければカウンターがお勧めだけど
どこの席に座らせれれるかは親父さん次第なので運任せ。
今回は2週間前に予約し訪問したらでかの身体が大きすぎるとの事で2階に案内された。
2階は若手バイト軍団が注文をとり1階に注文を流し、座敷の客に商品を提供する感じ。
昔は最初に「タレに生卵いれますか?」と聞かれ、思わず「はい」と答えると、生卵が
入ったタレと大根おろしが提供されたが、今は別注文で「生卵」「大根おろし」が提供
されるスタイルになったみたいだ。
他店ではみかけない「生卵」と「大根おろし」だが、ここのタレにこれをぶち込んで
焼肉を絡めて食べるとナイスな美味しさなのだ。
例えれば割り下だけのスキヤキが生卵が添えられたスキヤキになる感じだ。
このパターンで食べた事がない人は1度試すと一口食べて唸る美味しさになると思う。
この店の商品は何でも美味しいが、特にお勧めしたいのはムンチサラダとテールおじやだ。
ムンチサラダは子供の顔が入るくらいのボウルに特製ドレッシングのモリモリサラダが
入っているのだけど、ベースがサニーレタス、アクセントにキュウリと人参が入っている。
肉が焼きあがるまでの待ち時間に、草食動物のようにもしゃもしゃ食べ続けても飽きが
こないサラダだ。サンチュで肉をまいて食べるのも良いが、ムンチサラダをもしゃもしゃ
食べることをお勧めしたい。
テールおじやは2人なら小サイズで十分だが、でかと友人は無謀にも中を頼んだ。
バイト君も無謀に感じたのか「中だと量が多いですが大丈夫ですか?」と
聞き返してくれた。思わずノープロブレムを答えそうになったが「大丈夫です♪」と
答えた。
テールおじやはその辺のコムタンとは違い、本当に滋味溢れるテール+野菜スープが
ベースになったおじやなのだ。冬場にほっこりおじやで温まるのも良いが、夏場に
「アチチ!」「うま~!」と唱えながら食べつくすのも良いと思う。ニラ、人参、
そして卵がとても良く牛テールを引き立ててくれているのだ。
肉は何を食べても美味しいが、必ず食べるのはタン塩だ。
昔はタン塩だったのに、今では上タン塩と名前が変わってしまったみたいだ。
タンに添えられたニンニクスライスも一緒に焼いて食べれば「ほぇ~」と
感心したくなるハーモニなのだ。
タン塩を食べた後はカルビに行きたい。
ムンチサラダとタン塩でさっぱり行った後は、和特製の甘めのタレにじゅーしーな
カルビをぶち込んで食べるべしなのだ。うま~。
バイト君は網のコンディションを見てくれているので、大体2種類位焼き終えたあたりで
網交換をしてくれる。忙しい時は交換を所望すればスマイルで交換してくれるのは嬉しい。
それからこの店はレモンサワーが美味しい。
昔からレモン味とアルコール濃度のムラがなく、きちんと測って入れてくれるから頭が下がる。
いつも最初はビールで後はレモンサワーを続けるパターンで焼肉を楽しんでいる。
バイト君に食べ終わりを告げるとデザートサービスにエスキモーの「ピノ」が4粒でてきた。
一人当たり2粒食べたがなかなかのサーブスだ。
できたら昔の半円球タイプのメロンシャーベットの方が昭和臭がして良いのだが、
時代の流れで家族連れのお子様も食べやすいピノになったのだろう。
久しぶりに行った和の焼肉に満足して帰った
2018/09/10 更新
コロナ禍になるまでは年に3~4回近況報告飲み会をしていた友人と2年ぶりの再会。
再会に選んだ店は茗荷谷の焼肉和だ。
2週間前に予約したがかなりの人気で20時30分での予約がやっととれた。
友人にメールで告げると「和の焼肉が食えるだけで幸せです!」と嬉しい返信が来た。
当日の予約時間の1時間前に茗荷谷駅2階のセリアで待ち合わせる事になった。
当日の夜に和から電話があり、20時入店できるとの連絡が入り友人に告げた。
1時間前に待ち合わせておいて良かったと30分時間をつぶしてから入店。
今回は1階カウンター席に通された。
大将(オモニ)とバイト君がきびきび働く姿は見ていて気持ちがいい。
まずはレモンサワーとムンチサラダ、上タン塩を注文。
昨今の牛タン高騰のあおりを受けて、この店にしては高めの1700円だ。
スライスしたニンニクが添えられているのが特徴だ。
レモンをしぼり頂くオンザ牛タンは相変わらずの美味しさだ。
ムンチサラダも草食動物になった気分でムシャムシャ食べる食べまくる。
ムンチサラダのタレがあったら買って帰りたい逸品だ。
続いてハラミ、カルビ、ロースを注文したがこれら3点を
サクッと火であぶり甘タレにくぐらすと何杯でもご飯をいただける美味しさだ。
2年間の近況報告の締めにテールおじやはかかせない。
通常大人の男子でも小で足りる量だがでかと友人は中を頼む。
大将から中は4人前だから小の方がいいのでは?と助言をもらうがノープロブレムだ。
おじやが出来るまでのつなぎに内臓肉を突っついておじや登場。
晩年の川谷拓三が欲した品だったなぁと思い出しながらテーブルに置かれた。
大将が「食べ切れなかったら持ち帰りもできるからね!」と声かけしてくれた。
でかと友人はハフハフしながら美味いを連呼。
味変用のキムチとタレを出されたが、テールおじやはノーマルに限る。
おじやの温度が下がりきる前に完食した出か達を見た大将はちょっぴり驚き嬉しそうな
顔をしていたのは言うまでもない。
やはりこの店は落ちつくし、距離感の近い友と会うには良い場所だと思った。