『【チョコ】 HUGO & VICTOR (JR大阪三越伊勢丹 サロン・デュ・ショコラ 2014)』デセールさんの日記

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日記詳細

JR大阪三越伊勢丹のバレンタイン催事「サロン・デュ・ショコラ 2014」で行われた、ショコラティエ達のトークショーに今年も参加してきました。

去年は初日に京都伊勢丹で「ステファン・ボナ氏」「セバスチャン・ゴダール氏」のセミナー、トークショー最終日は大阪三越伊勢丹の「サダハル・アオキ氏」の雑談会に参加。

今年は大阪三越伊勢丹の初日に行われた「パスカル・ル・ガック氏」「リリアン・ボンヌフォア氏(オテル・デュ・キャップ-エデン‐ロック)」、「ユーグ・プジェ氏(ユーゴ&ヴィクトール)」のトークショーに参加してみました。

三番手はユーゴ エ ヴィクトールのユーグ・プジェ氏。

南仏のイエール出身。
14歳からホテル学校へ。料理なども学んでいたが、1番心地よかったのがパティシエ。
ラデュレにも在籍していた過去が。パリのギサヴォワで働いてる時にメディアに取り上げられ、それから有名になったらしい。
旬のフルーツを使用して、伝統的なケーキを作るよう心掛けてるそう。
ビジネスパートナーのシルヴァン・ブラン氏は幼なじみらしい。
彼が経営などを担当されており、プジェ氏は素材選びや商品開発をなさってるみたいです。

新商品を作る際のインスピレーションの1つめは素材。2つめはフランスの文化や文学。
屋号のHUGO & VICTOR(ユーゴ エ ヴィクトール)も、フランス・ロマン主義の作家ヴィクトル・ユーゴーから取ったそう。
ボンボンショコラのパッケージも本のようなケースにしている。

デザイン性の高い商品が多いため、クロエなどのファッションブランドのノベルティ用にチョコを製作していたり。
パリで1番美味しいミルフィーユなどとフィガロ誌に掲載されたりもしたらしい。


■試食で食べたもの

試食は、白いハードブック風パッケージの「カルネ・ド・マジ」12個入と、黒いハードブック風パッケージ「カルネ・サンク・セゾン」の6個入りの中から1つづつランダムに選ばれたものが紙皿に乗って回されてきました。

※ ★2.5が標準点です。

【スフェール・ヴァニーユ】 ★3.2

白い斑点模様のチョコ。
カルネ・ド・マジ 12個入 (4410円)に入ってるもの。
コーティングチョコがわりと厚め。ビターテイスト。
中のキャラメルガナッシュはバニラの風味がしっかり。テクスチャはソースのようにゆるめ。
キャラメルは苦すぎず、ほどよい風味と甘味。


【シトロン】 ★2.5

ミルクチョコにブラシで黄色のラインを入れた模様のチョコ。
カルネ・サンク・セゾン 12個入 (4200円)に入ってるもの。
コーティングはミルクチョコなので甘め。ガーナ産のカカオらしい。
ベルギーチョコのような、ちょっと喉に引っかかるようなクドさが。
こちらもコーティングが厚めなので、かじるとパリっとカリッと。ちょい口溶けが遅く最後まで残るのでしつこい感じも。
こちらもガナッシュはキャラメル系で、ソースのように液体寄りなテクスチャ。
レモンの酸味がかなり強烈。


■まとめ 余談

ドーム型ボンボンショコラは、ひっくり返して底面を見てみるとブランドロゴがプリントされていたり、パッケージもオシャレなので、見栄えは結構良い印象。
ルックスだけでなく、原材料選びにもこだわりがあるよう。
もうすこしコーティングチョコの厚さが薄めなら食べやすいかも。
CDのジャケ買いならぬパケ買いしていまいそうなハードブック型のケースが魅力的。今回食べた感じだと味はそこそこだったので、見ため重視でプレゼント用に買うには良いかも。
それにしても、日本のサロショコで買うと12個入りで4000円前後もするのでちょっと躊躇う。ミニミニ手帳サイズなら6個入り2000円ぐらいもあった気がします。
女性なら、食べ終わった後に小物アクセサリー入れにしてもよさげかも。

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