デセールさんのマイ★ベストレストラン 2014

銀座にあるラーメン屋。

■雰囲気・接客

ビルとビルの隙間的な路地を入っていくと、割烹料理のようなファサードのお店が。
中へ入ると、コの字型のカウンターで結構な狭さ。清潔感のある明るめな内装なので好印象。
厨房のかたの服装も内装も、ラーメン屋じゃなく割烹料理といった印象。
狭くて8席しかないのが困るポイントだけど、お店の雰囲気や清潔感はポイント高め。

ラーメン屋といったら全く無愛想か体育会系な接客かのどちらかが大半だと思うけど、
こちらはわりと普通な接客。悪い印象はありませんでした。


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 11月中旬----------

平日11:15ごろに到着しましたが、すでに待ちが20名程度。
並ぶとすぐ店員さんがメニューを持って来られ、オーダーを先に聞いてくれました。
入店まで何分かかるか聞いてみると、だいたい40分とw そんなに待つのは結構つらいけど並んでみることに。


【鶏白湯SOBA 並】 (880円) ★4.8

具は、三つ葉、レンコン、鶏チャーシュー、いんげん、しめじ、それと海鮮ラーメンでもないのにイクラが！( ´ ▽ ` )
生っぽい玉ねぎのみじん切りが甘め。
スープは鶏の味しっかり。臭みもなく、豚骨ラーメンみたいなコクがあるけどクドくない。
バターが入ってそうなリッチテイスト。
角ばった細麺は柔らかめ。
鶏チャーシューはしっとりやわらか。風味もしっかり。パサパサ感もなく美味しい。
ゆずピールのすりおろしが少しだけ鶏チャーシューにかかってる。微々たる量だけど、一瞬爽やかで風味が良い。
薬味でフライドオニオンとおろし生姜が付いてくるけど、入れなくて十分最後まで飽きずに楽しめる。
ルックスも上品でオシャレだし、値段も言うことなしだし、味もしっかりしてるので非常にハイクオリティなラーメン。


【煮干つけSOBA 並】 (900円) ★4

大も並と同じ値段。麺・スープ・具がそれぞれ別の器でサーブされる。こちらのチャーシューは鶏ではなく厚切り豚。
煮干しと醤油のスープ。麺は上記【鶏白湯SOBA】用のものと違って太め。モチモチだけどさほどグニグニではない。
煮干しの風味しっかり。焦がした魚っぽい風味が良い。宮崎の冷や汁みたいに一旦煮干しを焼いたり炒ったりしてるのかな？
ハラワタのエグミみたいな苦味もあんまり気にならないので食べやすい。
コクもあるし、風味が良いつけ汁。
最後はスープ割りも出来た気が。

■値段

トッピング追加していくとどうしても割高になってしまうけど、ノーマルだとかなりコスパ高め。
並んでる時間がちょっと無駄だけどw


■その他、気になった点

三河屋製麺の箱が置かれてました。

トッピングも、味玉・豚鶏チャーシュー・海苔・青ネギなどの定番系に加えて
ガーリックバター・エシャロットバター・すだち・京都産たけのこ・ローストビーフ・季節の野菜など
おしゃれなものが沢山あって面白い！ついつい全部のせしたくなりそうw

メニューは英語も表記されてるので、外国人の友達を連れてきても喜びそう。

カウンターには有機玄米酢が置かれていたり。

箸は、ささくれが出来ない竹割箸。

荷物は、カウンター下の膝付近に置くというか入れれるような作りになってる。

外で並んでると席が空き次第呼ばれます。
他店だと、入店しても壁際に待たさせてて、食べてると背中から「早く食べろよ〜」的な無言の圧力がかかるところもあるけど(京都の「山崎麺二郎」とかw)、コチラはそんなスペースも無いほどの狭さw

お会計は席で最後に。


■まとめ　余談

非常に洗練されており、見ためもオシャレで味のセンスもかなり高いラーメン。
今までのラーメンのイメージがガラッと変わってしまうようなコンセプトで楽しい。
40分ほど並んだし、前評判が高くてハードルが上がってたけど、その価値のあるクォリティでした。
行くときは、まだお腹が空いてない段階で並ぶほうが良いかもw
また食べたいと思えるお店。でも長時間ジーっと並ぶのがネック…w

大阪・中之島ダイビル本館1Fに入ってるパン屋さん。
本町にあった「フール・ドゥ・アッシュ」が屋号を小変更して中之島に。


■雰囲気・接客

以前の「フール・ドゥ・アッシュ」では一般的なパン屋と同じく、客がトレイとトングを持ってパンを取って行くスタイルだったけど、
今回の「パリアッシュ」では、神戸「サマーシュ」や寝屋川「ビエル」、中崎町「エスカガワ」などと同じような店員さんに取ってもらう対面式スタイルに変更されました。
これだと、「これはどんなパンですか?」とか店員さんに聞きやすいし、パンを沢山買う人や荷物が多い時にはありがたいと思います。
ただ混んでる時は後ろにお客さんが待ってるし、担当の店員さんもじーっと待ってくれてるので「早く選ばなきゃ(汗)」と若干プレッシャーになったりw


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 7月中旬----------

開店時間直後ごろお邪魔したけど、パンは結構出揃っており商品のバリエーションは充実してました。


【クロワッサン・アンヴェルセ】　(259円) ★4.8

クロワッサンはクロワッサンでも、アンヴェルセ(逆折込)仕様のクロワッサン。
なので、前回食べた単なる"クロワッサン"とは段違いな美味しさ。
イズニーのバターを使用されてるそう。焼きたてでまだ温かかったです。
結構大きめサイズ。非常に綺麗に仕上げられたルックスが高ポイント。
バターたっぷりな重量としっとり感だけど、クドくないので味の面でも高ポイント。
表面はホロホロサクサク。とても繊細。
中は、しっとりリッチなブリオッシュを食べてるようなふわふわしっとり感。
ほんのりかすかに甘みが。
一般的なクロワッサンは180円前後だと思うけど、コチラのは240円と高価格。
でも、その分ずっしりしてるし、味も値段に釣り合うレベルのクオリティ。
“原材料たっぷり使ってるだけの下品なクドさ感”もなく、上品に、丁寧に作られてる印象。
「パティスリー・サダハルアオキ・パリ」のクロワッサン(現地仕様の濃厚できたてエシレバターを織り込んだ生地をフランスで仕込み、冷凍して空輸で日本の店舗へ運んだ後焼いてるらしい：本人談 http://tabelog.com/rvwr/dessert666/rvwdtl/5367757/ )と同じような、バターたっぷりしっとりずっしりフワフワ感。


【パン・オ・フロマージュ】　(378円) ★4.5

エメンタールとグリュイエールチーズがたっぷり練り込まれてるので食べ応えある。
前回よりもチーズの塩気が強めな印象。全粒粉っぽい風味のパン生地自体もしっかり味が感じられる。
白ワインに合いそうな味。


【アミュズモン】　(226円) ★3.4

白桃とドレンチェリー、バラの花びら、ホワイトチョコが入ったパン。甘め。
クラムはフワッとしっとり。クラストも柔らかめ。
ホワイトチョコのコクと白桃の風味が特徴的。
ほのかーにバラの風味が。
砂糖が入ってるので底面が焦げやすいのかも。焦げた苦味が少し。
リベイクするとよりフワッとして風味も良くなる。もう少し甘さ控えめなほうが好きかも。


【フラン 白桃とシャンパーニュ】　(280円) ★3.9

土台はサクサクタルト生地かと思いきや、ブリオッシュ生地みたいなパン。
白桃の風味が結構しっかり。結構ゆるめテクスチャのカスタードっぽい生地は結構甘め。
後からほんのりシャンパンの風味が。下の層はクリームチーズ系の風味がするような気が。
桃の風味がとても良いけど全体的に甘さが強め。もう少し甘さ控えめだと食べやすいかも。


【エメンタール・ノワ】　(259円) ★4.5

ライ麦系のベース生地に、クルミとエメンタールチーズ、ハチミツを合わせたパン。
割ってみるとチーズの香りがふわっと。
クルミが大きめカットでたっぷり。
主張はさほど強くないけどチーズの酸味がほんのりするような。ちょい塩が効いてる。
ハチミツの優しい甘みもほんのり。
甘々でも塩っ辛くもないので食べやすい。
スライスしてリベイクすると表面パリパリサクサク。チーズとクルミが香ばしくなり、甘みも増す気が。
そのまま食べるよりリベイクしたほうが美味しいかも。


【パン・ド・セーグル・ペリゴール】　(410円) ★3.7

フランス・ペリゴール産のクルミをたっぷり練り込んだライ麦パン。
ほうじ茶のような香ばしい風味が口いっぱい広がる生地。
焙煎アーモンドのような香ばしさがあるクルミがたっぷり。


【パン・ド・セーグル】　(324円) ★4.4

ライ麦粉の割合が75%の縦長パン。
持った感じかなーりずっしり。生地の密度が高めな印象。
クラムは、「シニフィアン・シニフィエ」のパンのようにデンプン質が密集してるようなしっとりモチッと感だけど、ギチギチというわけではなくちゃんとフワッとしてる。
ライ麦なので酸味はしっかりめだと、トゲトゲした酸味でもなく、香ばしさもあってわりと食べやすい。
ライ麦パンは好みが分かれると思うけど、これは75%という割合なのでわりと食べやすいかも。
リベイクしてもクラストは固くならず、中フワッと。酸味も和らぐので食べやすくなる。


----------'13 10月上旬----------

【シトロニエ】　(210円) ★3.7

レモンピールとレモンの皮のすりおろしを生地に練り込んだパン。
レモンの風味がしっかりしており爽やか。苦味は少ない。きめ細かいがっしりしたパン。
ピスタチオが丸ごと入っており、食感のアクセント。


【クロワッサン】　(240円) ★3.7

フランス・イズニーの発酵バターを使用したクロワッサン。
バターたっぷり入ってるようで、わりとしっとり。
卵が沢山入ってそうな感じのモチモチ系。
塩がソフトなので印象ゆるめ。
リベイクすると香ばしくなり、パリッとホロホロっと。
リベイクしたほうが美味しい気がする。


【ブール】　(180円) ★3.7

バゲットに無塩の発酵バターをサンドしたパン。
発酵バターは無塩なので塩辛くない。
パン生地はしっかり噛みごたえあり、噛むたびに旨味が出てくる。
パン自体の酸味がほどよく美味しい。
発酵バターはほんのりチーズっぽい味がする。バターたっぷり挟んであってリッチ。


----------'13 7月上旬----------

オープン初日にお邪魔しました。
並んでいるとアイスコーヒーや試食のパンをちょくちょく配って頂いたり、「ラヴィルリエ」同様、ホスピタリティ高め。


〔パン〕

【パン オ フロマージュ】　(350円) ★4.8

グリュイエルとエメンタールチーズがたっぷり練り込まれているので、チーズの美味しさを十分堪能できる。
チーズ自体の塩気もキツくなく、ふわモチしっとりパンと合っててクォリティ高め。(´∀｀)


【カシス エ フロマージュブラン】　(240円) ★4

ちょい甘め。
ヨーグルトのような酸味と舌触りのフレッシュチーズが乗ってる。
カシスたっぷりで爽やか。
チーズが甘い。


【バトネ アンショワ エ ノワ】　(210円) ★3.7

アンチョビ・エメンタールチーズ、クルミが練り込まれたパン。
醤油のような香ばしい風味と少し塩気が効いてる。
アンチョビのちょい魚臭さとエメンタールのコク、クルミの食感が面白い。
パン生地は若干グニグニとした食感。そんなに固くはないし細長いので、気軽にカジって食べやすい。


【クイニーアマン】　(240円) ★3.7

甘いけど、一般的な他店のものみたいに甘過ぎな感じはしない。
層がしっかりしてるけど、歯切れの良い食感。
バターしっかりだけど、さほど油っぽくない。洋酒っぽい風味が良いアクセント。


【パン ド セーグル フリュイ セック】　(380円) ★4.2

見た目は小ぶりサイズだけど持つとズッシリ。
クランベリー、パイン、レーズン、杏？、イチジク、クルミなどのドライフルーツ類がぎっしり詰まってて、かなり具沢山。
パン生地自体は密度高めでしっとり。
全体的にさほど甘すぎるような気はしないので食べやすい。
フルーツによって酸味が効いてたり甘かったりと、かじる部位によって味の変化があって楽しい。
ドライフルーツぎっしりで豪華な印象。


【ヴィエノワ ショコラ】　(180円) ★3.7

試食で頂きました。
スペイン産のチョコとバターをサンド。
熱を通すと風味が飛ぶので、あえてそのまま使用されてるよう。
ビターなカカオの風味が程よく、バターにほんのり塩気が感じられる。
パン自体はわりとふわっと軽く、食べやすい。


【パン ド セーグル ノワ】　(380円) ★3.4

試食で頂きました。
クルミの食感とライ麦の酸味がちょい効いたパン。


〔ケーキ類〕

【オペラ ガルニエ】　(450円) ★3.3

パリッと薄い板状のミルクチョコが上に乗ってる。
フランボワーズっぽいソースが爽やかアクセント。これが結構甘め。
白いクリームはバタークリームかな？すっきりした味。
センター層にビターめな、カカオの風味豊かなネットリガナッシュが。
少し小さめな印象。でも甘めなのであまり大きくても飽きてくる。


【ア・バランス】　(400円) ★3

薄くて密度高めなスポンジ、ビスキュイ・ジョコンドをそれぞれキャラメリゼして、ナッツクリームと交互に重ねたケーキ。
キャラメリゼされた表面がカリッと香ばしい。
クリームはアーモンドかヘーゼルっぽいナッツの風味しっかり。
一層一層がしっかりした固さなので、フォークで切りづらい。
全体的にグニグニ、カリカリした食感。
単調かつ結構クドい甘さなので一個食べるのもきつい…。


【ムワルーショコラ】　(390円) ★4.5

オープン記念で1000円以上(多分)購入した人へのプレゼント品。
変な香料やクセのないチョコのようで、濃厚だけど後味スッキリ。そんなに甘すぎないので食べやすい。
切るとホロホロっとするが、口に入れるとネットリガナッシュという感じ。
他のケーキは甘めだったけど、これは甘さ控えめでわりとクォリティ高めな印象。(´∀｀)
パティスリーにも対抗できる商品な気がするw


【フィナンシェ】　(210円) ★3

焦がしバターが入ったフィナンシェ。
しっとりというか、ちょっと油っぽいような印象。
何の風味かはイマイチ分かんないけど、洋酒のようなハチミツのような風味がわりと強め。
ちょっと甘め。
「ラヴィルリエ」や「レ・グーテ」のもののほうがクォリティ高め。


【マドレーヌ】　(180円) ★3

サワークリームが入ってるよう。
レモンの酸味苦味のようなものの上に、キルシュっぽい風味が強めに効いてる。
こちらもフィナンシェ同様、甘め。


【ガトーウィークエンド】　(900円?) ★3.2

試食で頂きました。
しっとりしたレモン風味のパウンドケーキ。
ずっしりしてる。密度が高い感じ。
少し甘さ強め。


■その他、気になった点

レシートにキチンと商品名が記載されてるので、どれを買ったかわかりやすくて良いです。

昔の店舗「フール・ドゥ・アッシュ」で購入した分はコチラ↓
http://tabelog.com/rvwr/dessert666/rvwdtl/4669612/

■まとめ　余談

パン類はドライフルーツだったりチーズだったり、こだわりの素材をケチっておらず、沢山使用されていてズッシリ豪華な印象。
味の面でも具材の面でも食べ応えあるパンといった感じ(´∀｀)

ムワルーショコラは甘さ控えめで美味しかったけど、生菓子・焼き菓子・菓子パン系は基本的にわりと甘さ強めな設定のよう。
おかずパン系はちょい濃い味でパンチ効いてるので好み。全体的にクォリティ高い。

代々木上原付近にあるパティスリー。

■雰囲気・接客

カラフルなケーキが際立つような、黒と白のシックな内装。
お店のテーマカラーであろう黄緑色がちょいちょいアクセントに。

自動ドアを入るとすぐ声掛けが。
接客は、とても丁寧な方も居るし、ちょっとぶっきらぼうな方も居たり。
イートインでケーキをサーブするときは、その商品の説明をキチンとされてました。
帰りもキチンとエントランスまでお見送りしてくれたり。


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 6月中旬----------

駒場東大のパン屋「ル・ルソール」へ寄った後こちらへ。
開店１時間後ぐらいにお邪魔したのでショーケース内は賑やか。
11時から取材の為、奥の1テーブルが使用不可でしたが、真ん中のテーブルが空いてたのでイートイン利用。
のちほどマンゴーパフェのスチール撮影をされてました。


【花火】　(570円) ★4.5

柚子とイチゴのケーキ。口の中で弾けるパチパチキャンディがアクセント。
柚子のムースはほんのり風味がする程度でクドさはない。
中には苺のソースとムースが。ソースは甘め。
ムースは舌触り滑らかで苺の風味しっかり。
苺ムースの下にはパチパチキャンディ入りのサクサククレープ生地っぽいものが。
「フランク・ケストナー」のチョコは笑けてくるほどバチバチ感がヒドかったけど、こちらのは程よいパチパチ感なので良いアクセントw
土台はジョコンド系な密度高めスポンジ。トップに乗せられたシャンティは甘くないので重たくない。
添えられてるライムを絞って食べるとより爽やかさが増してまた違う味に。
パチパチキャンディがとても面白く、柚子やライムの爽やかさが夏にピッタリ。
甘さも程よいのでバランスの良い仕上がり。


【菊池マンゴータルト】　(800円) ★4.2

熊本県の菊池という地域で生産されている完熟マンゴーを使用したタルト。
わりと高級品だと思うし、沢山使用されてるので値段もexpensive!(@_@;)
ゴロゴロ崩れてくるので、通常の透明フィルムではなくプラスチックの板！といった感じのしっかりした塀で囲まれてますw
店内で食べる時には先にシールを切って外しやすくしてくれます。
マンゴーは舌触りなめらかで繊維感はない。
たっぷり乗ってるのは嬉しいけど、思ったほど甘くなかったのがちょい残念。
もちろん爽やかな風味と少し甘みはあるのでサッパリしつつそこそこ美味しいけど、期待していたような甘々感が無かった。
土台はパイ生地で、バターの風味がシッカリ感じられる。その上にクレームダマンド・カスタード・スポンジ・マンゴーが。
クレームダマンドの量が結構多め。でもさほど甘くないのでマンゴーを邪魔していない。
カスタードはバニラビーンズ入り。ディプロマットではなくパティシエールな様子。
値段がちょっと高めだけど、1カットが結構大きめサイズ。
上記「花火」も同時に注文したので食べきれるかな？と心配してたけど、土台のクレームダマンドやカスタードは思ったより甘くなくペロッと食べれました。


【アマンディーヌ ピスターシュ エ グリオット】　(240円) ★2.9

焼き菓子。
グリオットチェリーの風味がフワッとするが、ピスタチオの味は弱めなので、思っていたようなコク感がない。
アルコール感がわりと感じられる。結構甘めなのでちょっと苦手。


【フィナンシェ オ 抹茶】　(250円) ★3.4

他のパティスリーでよく売ってるようなしっとり柔らかフィナンシェではなく、「イデミ・スギノ」の【フィナンシェ オ キャフェ】や「ザ・メープルマニア」のような表面サクッと軽い食感な焼き加減。
中はわりとしっとり。緑色だけど、抹茶の風味はわりとソフト。
センターに塩の結晶が乗ってるので、中心付近は塩気が効いてる。
抹茶より塩気が結構前に出てきてるフィナンシェ。
もう少し抹茶の苦味や風味が強めだとポイント高めかも。
抹茶を差し引いても、大阪「やまもと菓子店」のほうが焼き菓子は美味しくコスパも高い気が。


【カフェオレ】　(450円) ★3.5

結構量はたっぷりめ。なみなみと注がれてましたw
薄いとか濃いとかもあまり感じずわりと普通に飲みやすい。


■値段

場所代もあると思うけど、若干高い印象。
関西と比べるのもどうかと思うけど、大阪のトップパティスリー類(「ラヴィルリエ」、「アシッドラシーヌ」、「ルシェルシェ」、「なかたに亭」など)のほうがどうしてもコスパ高く感じる。


■その他、気になった点

ショーケースからケーキを出すだけだと思うけど、サーブされるまでかなーり暇が要りました。
普段言わないけど、今回は次の予定時間が迫っていたので「まだでしょうか？」って店員さんに言っちゃいました。
忘れられてたのかな？w

イートイン用のお皿がオシャレな柄入りだったり。お冷はほんのりハチミツレモン味？少し甘みが。

カフェ利用はセットメニューがないようで、ドリンクを注文しても割引はありませんでした。
飲み物は注文しなくても大丈夫な気が。


■まとめ　余談

プティガトーやアントルメ(ホールケーキ)はもちろん、一本売りのケイク、ボンボンショコラなども見ためのデザインが洗練されてる印象。オシャレ！
味も、生ケーキに関してはわりと上品な甘さで個性もしっかりあり、思っていたより好印象でした。
個人的には吉祥寺の「アテスウェイ」(パンチ強めケーキ)の味より好きかも。値段はあちらのほうが安いけど。
「イデミ・スギノ」より華があるルックスだし、味の面でもコチラのほうが若干シャープな印象。
価格面と焼き菓子の味で少しポイント低めになったけど、わりと好みの方向性でした( ´ ▽ ` )ﾉ

東京・九品仏駅付近にある老舗洋菓子店。

■雰囲気・接客

"純喫茶"とか "昔ながらの洋菓子店"といった雰囲気。
でもレトロな店内とは打って変わって、プティガトーはアバンギャルドなルックスでインパクト大。
息子さんの代になって尖った方向性になったらしい。

喫茶スペース静かにお茶しやすいような落ち着いた雰囲気。
席の横には、荷物置きのイスも用意されてる。

マダムさんはおとなしめで上品な接客。
明るく愛想がイイといった感じではなく、安売りせず、お店の世界観を守ってるといった感じ。

■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 11月中旬----------

喫茶利用。ショーケースの写真はNGだったけど席での撮影はOKでした。


【シチリア】 (600円) ★4.5

見逃しそうなほど小さな星型チョコが端っこに。可愛らしい( ´ ▽ ` )
ピスタチオのムースはコッテリではなく、スッキリした味。ふわっと軽い。甘さも上品。
下はミルクチョコムースで少しだけ甘めだけど、上のあっさりピスタチオムースとあいまってバランス良い。
センターにフランボワーズのソースが。チョコスポンジはフワフワ。
甘さも上品で、優しい品のあるケーキで好み。


【レスパス】 (500円) ★3.8

ティラミスっぽいようなものが上部に浮いてて、底には赤い玉が。見た目が奇抜！w
蓋のうすーいチョコは口どけなめらか。ここにも可愛らしい星型チョコが。
カスタードのようなクリームと、薄いジョコンドのようなチョコスポンジが交互に。
ティラミスかな？とも思ったけど、チーズの風味はしないような…。
クリームの中から、とても小さい球状のチョコがちょいちょい出てくる。
ライスパフチョコのような感じ。噛むとカリカリして面白い。食感のアクセントに。
グラスの底にある赤い玉はチョコ。ホワイトチョコベースに赤く吹付けしてあるのかな。
割るとトロッとしたミルクチョコ系ガナッシュが。結構甘め。
見た目で十分楽しめるケーキw
味的には★3.8だけど、見ための面白さを加点すると★4。


【シャンパントリュフ】 ★3.7

クーポン提示で頂きましたw
パリッと割ると滑らかガナッシュが。濃厚でこってり。
ちょい甘めなのでお茶受けによさげ。シャンパンのアルコールは飛んでる様子。少し白ワインの辛口感が。


【マドレーヌ】 (170円) ★3.3

封を開けるとチーズとか発酵バターのような風味がぐわっと。焼き色はパリセヴェイユほど濃くない。
塩気が強め。ふわっとしてるけど少しパサっと。ほんのりレモンの酸味があるような気も。
一般的なマドレーヌではなく、チーズっぽい味が強めなマドレーヌ。生ケーキに比べてちょっと味濃いめ。
値段は標準的価格なので割高感はない。


【フルーツパウンドケーキ】 (270円) ★3.4

レーズン、オレンジピールなどセミドライフルーツがたっぷり。
生地はネットリしっとり。ブランデー系のアルコール感が強め。
こちらも発酵バターやチーズっぽい風味がする。お酒が好きな人には良いかも。
個人的にはアルコールが効いてるパウンドケーキは好きだけど、この生地はちょっと甘めでコッテリ味過ぎな気も。
大阪「ルシェルシェ」のガトーオフリュイや、同じく大阪「やまもと菓子店」の焼き菓子全般のほうが甘さもほどよくて好き。


■値段

１個あたりの量的には少なめなので割高に感じるが、アート作品として見る楽しみや、味の面でも払う価値のある値段な気が。


■その他、気になった点

ちょっと気難しいような雰囲気がしないでもないお店w

お皿も可愛らしい。

プティガトー・焼き菓子の他に、ボンボンショコラやパートドフリュイなども販売されていたり。

焼き菓子類は個別に原材料表示を貼られてなかったと思うので、何が入ってるか分かりづらい。
パリセヴェイユも個別には貼られておらず、まとめて入れる紙袋に主な原材料のみ表示されたシールが貼られてるだけ。
手の内を明かしたくないのかな？w

ピエールマルコリーニで修行されたようなので、チョコ系はザ・ベルギーチョコといったコッテリ甘めな気が。

焼き菓子類はキチンと密封されてました。


■まとめ　余談

まずプティガトーのデザインを楽しむお店。
食べれるアート作品といった、とても繊細で芸術性の高いプティガトー。
よくありがちな、見た目重視で味は二の次といった印象もなく、品のある味わい。
シェフさんは良く言うと繊細、悪く言うと神経質っぽそうw プロ意識の高さが垣間見れる作り。
焼き菓子・チョコ類はちょと甘めな方向性な気がするので、お茶菓子的に食べるには良いかも。

また是非再訪して他のプティガトーも食べてみたいし写真に収めたいと思えるお店でした。
この後すぐ自由が丘「パリ セヴェイユ」へ。

大阪・本町にあるフレンチ。

■雰囲気・接客

広さのわりにホールスタッフは多めな印象でした。高級ホテル系な上品接客。
料理説明はキチンとされるし、質問してもほぼちゃんと返答してくれます。
目も行き届いているようで、水がなくなるとすぐ継ぎ足しに来てくれたり。
帰りはシェフも出てこられてお見送りして頂けました。

ハコは小さめだけど、高級感があるインテリア。
切花がテーブルごとに飾られていたりして華やか。
個室は１つ入口付近に。ウェイティングスペースもあったり。
テーブルtoテーブルもそんなに近く感じない。

■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 11月上旬----------

予約して伺いました。

【ボランジェ　スペシャル　キュベ ブリュット】 ★3.5

シャンパン。
アンリ・ジロー エスプリ ブリュットみたいな角が丸いすっきりしたものが飲みやすくて好きだけど、
これはキリッときた辛口。


〔ランチコース〕 (5000円台) ★4

今回の頂いたコースは…
アミューズ・前菜・鮮魚・選べる肉・お口直しデセール・ワゴンデセール・食後の飲み物


【クロメスキ】 ★4

フォアグラスープのコロッケ。
かじるとすぐにスープが出てくるので一口でお食べ下さいと。
かじった瞬間にふわっとイイ風味が。
スープはホントにスープw ポタージュのようなトロトロではなく、結構サラサラな液体。
衣はサクッと。
インパクトのある一品目。


【ホタテの貝柱と長野県産色々なキノコを使用した前菜】 ★3.7

キノコは、タモギダケ　ヤナギマツタケ　ヒラタケ　トキイロヒラタケ　カルドンチェッリ。
カルドンチェッリはイタリアの『エリンギ』
下に敷いてあるのはサボイキャベツ。ビーツの細切りがあしらわれており、サフランソースがかかってる。
きのこは種類によって味が異なって面白い。ものによってはガーリック効いてたりと調味も変えてあるような気が。
ホタテはプリッと。歯が通りやすい。生臭さもなくとても食べやすい。
全体的に塩気も程よく食べやすい。


【鮮魚：千年鯛のポワレ バターソース】 ★4

千年鯛とは聞いたことなかったけど年に2匹ほどしか揚がらないレアな魚のよう。
フエダイの仲間で結構大きく、今回のものは5kgだったらしい。
厚切りで身がとってもしっとりホロホロ。皮がパリッパリに焼かれていて食感が良い。
中まで塩味が入ってるので淡白な印象はなく美味しく頂けました。
白ワイン風味のバターソースもクドくなく合ってる。
インカの目覚めを使用したグラタン的なものが添えられている。
ベシャメル系ソースのコクがしっかり。カブの風味もするような。裏ごしして入れてあるのかな？しっかりした味でコッテリ。
インカの目覚めはホクホク。刻んだカブの茎はシャキッとしていて食感のアクセントに。
カブのスライスをチップスにしてあるのかな？パリっとしていて美味しい。


【肉：蝦夷鹿モモ肉のロースト】 ★3.7

選べる肉料理のひとつ。
牛フィレに、かすかに獣臭がするようなテイストだけど、とても食べやすい。臭みはあまり気にならない。
この数日後、麻布十番「カラペティ・バトゥバ」で蝦夷鹿(メス4歳)食べたけど、そちらのは全くもって臭みがなかった。現地での血抜き処理の手際の良さとかで変わってくるのかも。
ソースは蝦夷鹿のだし汁を使ったものらしいけど、ソース自体に獣臭などは感じなかったので食べやすい。
もう少し濃い味ソースでも良いかなーとも思うけど。
付け合せに里芋や紫カリフラワー白ネギなどの野菜をソテーしたものが入ってる。皮付きじゃがいもが甘かった( ´ ▽ ` )
付け合わせ野菜の種類がわりと豊富なので食べてて楽しい。


【肉：フランス シャラン小鴨のロースト】 ★3.5

選べる肉料理のひとつ。
鴨らしいしっかりめな歯ごたえ。焼き加減レアめでクニクニ食感。
クミンやコリアンダーなどのスパイスが使われたソース。カレーっぽい風味がスパイシー。
オレンジ系のフルーティな風味がするような気も。
ちょっとソースが突飛な感じもするので、個人的には蝦夷鹿のほうが好みでした。
付け合せは上記、蝦夷鹿と同じような感じ。ソテーされた皮付きジャガイモや黄色カリフラワー、ロマネスコが入っていたり。
お互い違うものが入ってたりしました。
付け合わせ野菜の種類がわりと豊富なので食べてて楽しい。


【リンゴのパートフィロ包み】 ★4

デセールの前の口直し的なデセール。
リンゴのソテーとレーズンを、トウモロコシの粉で作った春巻きの皮みたいなパートフィロで包んだもの。
オレンジのジャムとバニラアイスが添えられている。
パートフィロはパリパリとした薄い皮が良い食感。温かい。
リンゴはトロトロで好みな煮具合。シナモンの風味がしっかりめ。
レーズンからかな？ラム酒のアルコール感がわりとしっかりめ。
アイスもバニラビーンズの風味がしっかりで美味しい。


【ワゴンデセール】 ★4.5

コレは見るだけで価値があると思うw
見た瞬間、「わぁー！」ってなるw
断面が見えるアントルメがとても綺麗。
「カットして提供していくと最後のお客さんはこの状態を見れないんじゃないですか？」って質問してみたら、
これは展示用の見本(もちろん食べれるはず)らしいw それぞれ替えが冷蔵庫に入ってて、一定時間すると差し替えて冷やし直すみたい。
実際にカットしてサーブするものはまた別にあるようだから、それぞれ2〜3台づつ作って常備してあるってことかな？？
素晴らし過ぎる。。。w
とりあえず見ためとパフォーマンスで★4.5をつけました。個々の味の★は下記参照。

今回ワゴンに乗っていたケーキ類は…

・プティシュー ピスタチオ風味のクリーム
・モンブラン風マロンのムース
・アーモンドのパウンドケーキ風焼き菓子　
・フルーツコンポート
・白ゴマのブランマンジェ
・ラム酒を効かせたガトーショコラ
・洋梨のタルト

ちょっとずつ全種類お願いしたけど、こんな薄ーくカットするのは結構技術か小技が無いと難しい気がする。
特にガトーショコラとモンブラン。

おかわりも対応してくれるらしいけど、この後パティスリーに行く予定にしていたので大人しくしてましたw
プティシューもうちょい食べたかったけどw


【プティシュー ピスタチオ風味のクリーム】 ★4.5

シュー生地がサックサク軽くて美味しい。
中は、ピスタチオ風味のクレームパティシエール系。
バニラビーンズ入り。食感がよい。結構美味しく感じた。
クリームはオーダーが入ってから詰めるそう。


【モンブラン風マロンのムース】 ★3.5

ムースが柔らかめ。ラム系の風味がするような。
少し刻んだ栗が。やわらかい。
ちょい甘め。栗の風味しっかり。
センターにはチョコのスポンジが。


【エコセ】 ★3.3

アーモンドのパウンドケーキ風焼き菓子。
外側カカオ風味パウンドケーキ。中はアーモンド風味。
アーモンドプードルを使用したパウンドケーキ的なもの。
アーモンドの風味がふわっと。チョコの風味しっかりめ。
モソモソではないけど、わりと普通な印象。


【フルーツコンポート】 ★3.8

巨峰、メロン、フランボワーズ、キウイ、オレンジが入ってました。
サッパリ食べれるので、ケーキ類が苦手な人には嬉しいかも。


【白ゴマのブランマンジェ】 ★3.7

濃厚でコクがある。プルプル食感が良い。ちょい甘め。


【ガトーショコラ】 ★3.7

ラム酒を効かせたガトーショコラ。
濃厚こってりビター寄りテイスト。ゆるめガナッシュ系なので口どけなめらか。甘さほどよい。
ほんのりラム酒が効いてる。


【北海道余市産の洋梨タルト】 ★3.7

北海道余市のブランド洋梨を使用されてるそう。
洋梨の風味はゆるめ。やわらかめ。
タルトは湿気ておらずサクサクなのが良い。


【パン】 ★3.7

序盤クロメスキの後にサーブされました。
以前は、近所にあった「フール・ドゥ・アッシュ」のパンを使用していたらしいけど、今は[a:tabelog.com/rvwr/dessert666/rvwdtl/5374898/ , 「パリアッシュ」]として中之島ダイビルに移転されたため、「パンデュース」のパンらしい。本店が休みの時は他支店から来るみたい。
リベイクされてるため風味が良くなってる。
もっちりしっとり。少しクラスとパリッと。
おかわり聞いてくれた時はバゲットがカゴの中にありました。
デザートが食べれなくなるから断ったけどw

バターはカルピス発酵バターかな？ 2人分だけどわりとたっぷりめにサーブされて気前が良い。


【食後の飲み物：レモンティー】 ★3.5

食後の飲み物は、確か紅茶・コーヒー・エスプレッソから選べた気が。


【ドメーヌ ニノ リュリー ラバール 白 2012】 ★3.3

2杯目。
フランス・ブルゴーニュ地方 コート シャロネーズ地区リュリーのワイナリー。
辛口。樽の味がしっかり。


【シャテルドン】 ★3.5

水。
源泉はフランス中部緑あふれるオーヴェルニュ地方。
年間約100万Lの限られた採水量のため、希少価値を保ってるらしい。
グラスの中が少なくなるとスッと継ぎ足しに来てくれます。


■値段

デセールが沢山食べれるし、接客も結構素晴らしいし、雰囲気もわりと高級感があって良いのでコスパは高めな印象。


■その他、気になった点

トイレへの扉が自動ドアでした！そして個室は4個ほどあったので驚き。
手を洗った後のハンドタオルが沢山置かれていたのも驚き。高級ホテルのよう。

肉用ナイフはライヨールのクリスチャン・ギオンモデルでした。


■まとめ　余談

ワゴンデセールの魅せ方が素晴らしい！
前評判で種類が沢山あるとは聞いてたけど、種類沢山 イコール 味が散漫って事が多いから味は期待してませんでしたが、
わりとパティスリーレベルでちゃんと作られてる印象。
接客もしっかりされていたし、料理のタイミングもさほど間延びすることもなく、わりとコンスタントに運ばれてきました。

窓からの素敵な景色といった付加価値がなかったりするけど、そのぶん少しお手頃価格な気も。立地的にもわりと便利だし、接客もハイレベルでコスパ高く感じました( ´ ▽ ` )ﾉ

メトロ白金高輪駅スグのフレンチ。

■雰囲気・接客

ハコは結構広め。天井も高く開放感のある店内。
木材を多用したインテリアになっており、どことなく大阪「イザイ」を広くしたような感じ。

ディナータイムもかしこまった雰囲気ではなく、上品なカジュアルめ。
荷物入れも各テーブルごとに用意されてます。

別料金で個室も使えるそう。奥の小上がりっぽくなった場所にも2室ある模様。接待にもよさげ。

接客は上品で丁寧。
自分と歳が近いシェフもしょっちゅうサーブしに来て下さり、料理説明も非常に分かりやすく良い声でしてくれましたw


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 11月中旬----------

〔ディナーA〕　(5500円) ★4

アミューズ・冷たい前菜・温かい前菜・魚介・メイン・デセール・食後の飲み物の構成。

冷たい前菜・魚介・メイン・デセールは数種の中からチョイスできるようになっており、料理によっては追加代金がプラスされるものも。


【アミューズ：シナモン風味のフォワグラのサブレ】 ★3.4

サクサクっとしたサブレはシナモンの風味がフワッと。
フォアグラのテリーヌがたっぷりめにサンドされてる。


【アミューズ：紫芋の裏ごし焼き芋風とほうじ茶ムース】 ★3.3

紫芋の中でも比較的甘さがあるパープルスイートロードという品種かな。
それを裏ごしし、サツマイモの形に成形して焼いたもの。
ミニチュアの焼き芋っぽくて可愛らしいルックス。
芋風味がしっかり。裏ごししてあるのでなめらか。表面だけ少し焼かれてるので皮っぽい食感に。
添えられているほうじ茶のムースは風味が良い。爽やかさっぱり。


【アミューズ：石川小芋とトリュフのグラチネ】 ★3.5

見ための演出が秋らしい一品。
里芋ねっとり美味しい。グラタン風でコクもある。
皮が付いてるけど指で摘むと中身が出てくるので食べやすい。


【前菜：秋刀魚の炙焼き、新米とゴマのチュイル ニンジンとミョウガのサラダ添え】 ★3.4

選べる前菜の一皿。
秋刀魚は皮目だけ軽く炙ってある。油がわりとのってる感じ。
サラダのニンジンは酸味が。
肝ソースは苦味がしっかり。
新米とゴマのチュイルがちょいパリっと。


【前菜：鯛のカルパッチョ 水菜のサラダと赤玉ねぎのピクルス 牡蠣のヴィネグレットソース】 ★3.5

選べる前菜の一皿。この日の鮮魚は鯛でした。
牡蠣のソースが風味良い。
添えられているレモンのソースは酸味しっかり。
鯛はさっぱり。オリーブオイル系の風味が良い。


【リ・ド・ヴォーのムニエルとキタアカリのピュレ チョリソーの泡 トリュフ添え】 ★3.7

温かい前菜。これは固定なので選択肢無し。
仔牛の喉元付近にある胸腺肉を使用したムニエル。
シェフが仕上げに秋トリュフを削ってくれます。
暖かくて柔らか。少し鶏の肝っぽいような風味が。
きたあかりのピュレはバターの風味しっかり。
パリパリの紅イモが散らしてある。
チョリソーソースが少しピリ辛でアクセント。


【クロダイの白菜包み蒸し】 ★3.8

クロダイを白菜で巻いて蒸し焼きに。
ロールキャベツ的な感じ。
クロダイはホロホロ柔らかいしっとり。
アサリとクリームのソース。ほんのり酸味が効いててさっぱり。バターの風味もしたような気が。
あさりもわりとプリプリ。
上から少しバジルのソースものってる。


【真空調理した鹿児島県産薩摩若シャモ胸肉 マデラ酒を使ったソース レンコンと三つ葉のガレット】 ★4

低温コンヴェクションオーブンで調理されてるそう。
胸肉の中にセージが挟んである。しっとり柔らかい。
マデラ酒のソースがイイ風味。
ガレットはコロッケっぽいような感じ。ベースはジャガイモかな？
角切りっぽいレンコンがごろごろ入っており、少しシャキッとした食感が良い。
コロッケはオイル感がなく、さっぱり食べられる。
まわりにはむかごやレンコンチップスが。


【オーストラリア産牛舌のブレゼ 赤ワイン風味 トリュフ入りポレンタを添えて】 ★3.8

牛タンとても柔らかい。
ソースは酸味があってさっぱりめ。
ポレンタはつぶつぶ食感。コーンの風味しっかり。黒トリュフが風味よい。
肉自体は、塩気がもう少し欲しいような薄味感。


【カシスのフォレ・ノワールとカシスミルクのアイス】 ★3.5

フォレ・ノワールというとキルシュ漬けのチェリーを使うのが一般的だけど、これはカシス。
バニラビーンズが入ってそうなシャンティはさっぱり。
チョコムースはわりとあっさり。カシスの風味が爽やか。くどくない。
カシスのアイスがすっきりしてて美味しい。
ピスタチオの焼き菓子は風味しっかり。サクサクパリッと。
食後に食べても重たくないように計算されてる印象。


【シャインマスカットとエルダーフラワーのジュレ ピオーネのソルベとヨーグルトのエスプーマ】 ★3.5

ヨーグルトのエスプーマが上にのってる。
エルダーフラワーというハーブを使用した透明ジュレは爽やかで風味良い。
シャインマスカットはとても風味が良い。シャキッと。
ピオーネは少し酸味が。
ピオーネのシャーベットが美味しい。さっぱりしてて食後に良い。


【パン】 ★3.8

前回の感想参照。

【レモンとオリーブオイル入りバター】 ★4

前回の感想参照。


【アイスレモンティー】 ★3.2

食後の飲み物は、コーヒー・紅茶・ハーブティーから選べる。


【NV アンリ・ジロー エスプリ・ブリュット】 ★3.8

尖った感じがなく、角が丸く飲みやすくて好きなシャンパン。


----------'14 6月中旬----------

事前予約してディナーで利用。

〔ディナー A〕 (5000円x2) ★4.5

アミューズ・コールドアペタイザー・ホットアペタイザー・魚・肉・デセール・食後の飲み物。


【アミューズ】 ★3.7

ドライアイスの演出が面白い( ´ ▽ ` )

冷たいトマトファルシ ★3.3

プチトマトにマスカルポーネのクリームとガスパチョが詰められている。
中身はさほど目立った味でもないのであっさり。冷え冷えなので夏によさげ。


シナモン風味のフォワグラのサブレ ★3.3

中央にフォアグラのテリーヌ、
がサンドされてる。サクサク食感。フォアグラの風味は弱めだけどちょいコクがある。
こちらもわりとあっさりめ。


【真ダコの冷製　キタアカリのピューレとフライドオニオン　赤ピーマンのエスプーマ】 ★3.7

選べるコールドアペタイザーの中の一皿。
マダコはパプリカとニンニクで軽くソテーされていているそうで、レアっぽい火の通り加減。弾力がしっかり。
つるむらさきと交互に並べられている。
赤ピーマンのエスプーマはしっかりとした赤ピーマンの風味。
きたあかりのピューレはほんのりじゃがいもの風味がする程度。
じゃがいもがコク、赤ピーマンが爽やかさ担当といった印象。


【榎本さんが育てた味わい野菜のコンポゼ】 ★4

選べるコールドアペタイザーの中の一皿。
埼玉｢榎本農園｣の有機野菜の盛り合わせ。
毎回違う野菜がランダムに送られてくるそうなので、その時々で内容が変わるらしい。
今回は人参、赤・青トマト、パプリカ、ペコロス(小玉ねぎ)、ラディッシュ、紅芯大根、レタスなどなど。
人参やミニ玉ねぎなどは下茹でされてるようで柔らかく甘味がある。
青トマトもわりと甘い。玉ねぎも甘め。
はちみつとマスタードを使ったソースは後から酸味が来るが甘みが程よい。
ミモレットチーズがたっぷり削ってあるので、付けて食べるとコクが。
ソースなどを付けずに食べても十分甘味があって美味しい野菜。
自分は野菜が好きなので、色んな種類をつまめる点が高ポイントでした。


【稚鮎のフリットとウニのリゾット サマートリュフの香り】 ★4.2

ホットアペタイザーはフィックスでこの一皿のみ。
和歌山県産の稚鮎を使用。
仕上げにサマートリュフをシェフが削ってくれる。優しめで上品な香り。
ウニのリゾットはキヌアを使用しているので、少し粒感がある。チーズっぽいコクのある味付け。
稚鮎のフリットはサクサク。中はさほど火が通っていないのでしっとり柔らかい。変な生臭さなども無くあっさりした味。揚げ油の風味が良い。
レモンとグレープフルーツのジュレっぽいものがちょっとだけ添えられており、これを付けて食べると苦味酸味で爽やかに。


【本日の鮮魚：スズキのポワレ】 ★4.2

選べる魚料理の一皿。
泡のソースは、ムール貝の出汁とクリームとエシャロット(多分)。バターも入ってるようなコクがある。
アーティチョークのソースは風味しっかりなめらか。
スズキはペルーのハーブと、アニス系の風味の南仏のお酒で風味付けされてるようだけど、塩気も風味も弱め。
皮目がしっかりパリパリだけど身はしっとり柔らかい。
ムール貝は程よい火加減でねっとり柔らかい。磯の風味がほんのり。
空芯菜はシャキシャキ。青唐辛子は少し辛め。
スズキの塩気がかなりあっさりなので、泡やソースを沢山付けて食べると良い感じ。 個人的にはもう少しスズキに塩を振って欲しい。


【京都産黒鶏のバロティーヌ マンゴーヴィネガーとチェリートマトのソース】 ★4.5

選べるメインの一皿。
バロティーヌは鶏肉を開いて具を巻き込んだもの。
タプナードは黒オリーブの風味がしっかり。良い具合に少し濃い味なので引き締め役といった印象。
鶏肉はとてもコクがあり、柔らかく食べやすい。
バロティーヌ単体だけでも十分美味しいけど、マンゴーの爽やかさと柔らかいチェリートマトでさっぱり食べれる。


【八千代黒牛フィレのロースト 春野菜添え】 (+2000円) ★4.8

選べるメインの一皿。コチラは別料金。
焼き目が香ばしくて良い( ´ ▽ ` )
レア目でとても柔らかくとろける〜♪肉自体の旨味がしっかり感じられ、とっても美味しい。
個人的には、肉の旨味がしっかりある宮崎牛が好きだけど、それより美味しく感じましたw
温度がぬるいのが残念だったけど、それは焼いた後に保温予熱で中まで火を通す調理法をされたりしたからかな？
肉用の赤ワイン系ソースは濃すぎず上品にほんのり甘い。
カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせたロマネスコは結構固めでゴリゴリ。フォークが刺しづらいほどw
インゲンらしきものもコリコリ固め。
ゴールドラッシュ(コーン)は甘め。タモギタケは少しクニっとコリッと。
野菜の下にあるカボチャのピュレはコッテリ。ポタージュスープを飲んでるよう。
ちなみに、八千代黒牛は坪香シェフが千葉県の知り合いの所まで買い付けに行かれてるらしいです。
「お肉美味しいですね( ´ ▽ ` )」とお伝えしたら教えてくれましたw


【バナナのアイスとリッチミルクのブランマンジェ　パイナップルのエスプーマと供に】 ★4

選べるデセールの一皿。
パイナップルの風味が良いエスプーマは甘め。
スパイスがほんのり効いたクランブル生地がサクサク。
中にはバナナのアイスが。美味しい。
ブラマンジェはバニラビーンズ入りでさっぱり。
上には、少しキャラメリゼしたバナナと薄切りパインが。
ガラスの器が涼しげ。


【バースデー用特別デセールプレート】 ★4.5

デセールを選ぼうと思ったら「お客様の分はすでに準備しておりますので」と、サプライズで用意されてましたw
メニューに記載されてる三品のプチ盛り合わせ。食べ比べできるので嬉しいw

バナナのアイスとリッチミルクのブランマンジェ　パイナップルのエスプーマと供に ★4

感想は上記参照。


濃厚タルトショコラとポップコーンのアイス ★4

パリパリサクサクのキャラメルっぽい飾り。
ポップコーンは風味が良い。
チョコタルトはコクがしっかり。
底にはテクスチャ重めな塩キャラメルのソースが。
チョコなのでコッテリしてるけど思ったほど甘過ぎずないので食後でも重たくなさげ。


北海道産クリームチーズとアカシアハチミツのクレープ　ブラッドオレンジのソルベを添えて ★3.7

クレープはあまりモチモチしてない。ハチミツの風味がよい白いソース。
ブラッドオレンジのソルベが爽やか。フルーティーでさっぱり。


【ホットコーヒー】 ★3.8

食後の飲み物はコーヒー・紅茶・ハーブティーから選べます。今回はコーヒーを。
酸味も苦味もわりとあっさりで食後に落ち着く。


【パン】 ★3.8

バゲットではなく、プチフィッセルとかクーペぐらいのサイズで焼かれてる感じのフランスパン。
クラストはサクサク。クラムはモチモチ。
リベイク感は弱め。あまり熱々にはされてませんでした。
パンのおかわりは言わずともスッとサーブされます。
でも、ミニサイズのパンをカットされてる為、端の部分がサーブされる確率が高い可能性も。
自分は毎回中心付近の切り身でしたが、連れは3回中3回端っこをサーブされてましたw


【レモンとオリーブオイル入りバター】 ★4

レモンとオリーブオイルを混ぜたホイップバターなので軽い舌触り。
レモンの風味が良い。お菓子などに使うレモンパウダーのようなしっかりした風味。
オリーブオイルとブレンドされてるようなのでバター感は弱めな印象。塩が効いてる。
一皿で二人分だったけど、半分づつ分けてもわりとたっぷりめなのでパン2個分ぐらい使えそう。


【アンリ・ジロー エスプリ ブリュット】 (グラス1500円) ★4.5

食前酒でシャンパン注文。この日はアンリ・ジロー エスプリがグラスシャンパンで出てました。
非常にスッキリしており飲みやすいので好きです( ´ ▽ ` )


■値段

都内の場所代を考えてもわりと良心的価格な印象。


■その他、気になった点

ディナータイムでもテーブルクロスやランチョンマットは無しでした。
個人的にはディナータイムは何か敷いてくれてたほうが上品感を演出できてイイのになーと思いますが、
お店的にはクロスのクリーニング代とかバッシングの手間が省けたりして都合が良いのかも。

序盤はわりとテンポよく次の料理が出てきてたけど、徐々に間延びが。
魚→肉までが若干時間かかり、肉→デセールまでが30分ほどかかって手持ち無沙汰に。
ちょうどその頃お客さんが増え始めたので、手が回らなくなってたのかも。

シェフの坪香さんがホールにちょくちょく出てきて料理のサーブや説明をされてました。
基本、料理はスーシェフが作られてるとのこと。

ちょいちょい飲み物の追加オーダーを聞きに来られたのがちょい残念ポイント。
今まで行った他のフレンチだとあまり何度も催促されなかったので、サイドメニューと合わせてちょっと売り込みが激しめな印象w


■まとめ　余談

大阪「イザイ」は、ほぼ同価格ほどで山ほど盛って出てくるので嬉しいけど、多すぎて途中で腹いっぱいに…w
こちらは全体的なボリュームを考えても多すぎず少なすぎず、わりとバランスよく程よい量でした。

シェフやスタッフさんも気さくな感じで、料理に関する質問もしやすいので接客面も好印象。

盛り付けのデザインもわりと芸術的でオシャレ。ケバくなりすぎず、色の配置も良く品がある仕上がり。
味の面でも、どの皿もバラつきがなく安定感のある味付け。素材の風味を活かした組み立てをされてる様子。
追加料金がかかるメニュー(牛フィレなど)は、お金がかかる分美味しいけれど、それをチョイスしなくても十分美味しいメニューもあったので好印象。
駅近くで立地も良いし、店内も広いし、クォリティはわりと高め。

天満橋付近のケーキ屋さん。


■雰囲気・接客

外からパッと覗くとショーケースのケーキ全体が見えるので、欲しいケーキがあるか無いかのチェックを入店せずとも分かるのが良いですねw
「ラヴィルリエ」は入店しなきゃ見えない店内レイアウトになったので、欲しいものが無い場合買わずに出づらい気がしないでもないw

接客は結構丁寧。しばらくショーケース前で悩んでると、「お決まりでしょうか？」と注文取りに出て来てくれるし、店先まで商品を運んでお見送りもしてくれます。


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 12月中旬----------

今回は夜お邪魔したのでバリエーション少なめ。
フレジエなどは後からまた補充されてました。ムース系は売り切れてたけど、作りやすい商品は夕方以降も増産されるのかも。


【アノニマ】　(500円) ★3.7

上のシャンティちょい甘め。
クリームチーズのクリームがカナーリ濃厚。レモン系の酸味が。
その下のジョコンド系生地の下にはさっぱりオレンジソース。
底のクランブル生地がシナモンの風味カナーリしっかり芳醇で、カリカリサクサクアクセント。
小さめサイズだけど結構濃厚なチーズケーキ。


【ピエモンテ】　(490円) ★3.3

上のチョコクリームは重ためだけど甘さは控えめでビター。
中はクレーム・パティシエールにバターを入れたクレーム・ムースリーヌ。ヘーゼルナッツの風味しっかりな印象。重ため。
表面のコーティングチョコはライスパフ的なものが入ってて軽くサクサクっと。
底のプラリネフイユティーヌもサクサク。ナッツの風味しっかり。
全体的に結構な重ためケーキなので、ナッツ好きな人向け。濃厚リッチテイスト。


【レ ランド】　(500円) ★3.7

カシスクリームは酸味がさほど強くなく、優しめで爽やかテイスト。
チョコスポンジは口どけとても滑らか。クラシックショコラ生地ほどコッテリでもないあっさりめ。ビター寄り。
表面のカシスソースらしきものはハチミツの風味がするような。ちょい甘め。
フワっとフルーティさが広がる。
若干カカオの風味が弱めなので、クラシックショコラ的な濃厚チョコ生地でもよさそうな気が。


【フレジエ】　(470円) ★3.5

以前も購入してる品。
アーモンド生地のコクがしっかりめ。
イチゴは酸味のない品種のようで、爽やかな風味が良い。甘さもさっぱりめ。
クレームパティシエールとバタークリームを合わせたムースリーヌはバニラビーンズ入りで風味よい。甘すぎないのはイイけど若干油脂感重めかな。
ほんのり洋酒っぽい風味もするような、しないような。
全体的に優しい仕上がり。もう少し酸味のあるイチゴを使用してもアクセントがついてイイかなーとも思うけど。


【ルッスフォイユ】　(460円) ★4

ビスキュイとかダックワーズ系なアーモンド生地と甘めなプラリネクリーム的なものが交互にサンドされたもの。
上部にはカリカリナッツが。軽い食感が良い。生地の中にも粗めアーモンドが入ってたり。
全体的にわりとしっかりした味。甘さも程よく、ナッツ感をしっかり味わえる。
粗めなナッツの食感がアクセントになってるし、地味にポイント高めなケーキ。


【タルト マッチャ フランボワーズ】　(310円) ★3.5

パートシュクレの中に抹茶のアパレイユとフランボワーズジャムを入れたもの。
アパレイユは抹茶がかなり濃厚でコクもある。フランボワーズのジャムがふわっと爽やか。
タルト生地はサクッとホロホロ。そんなに焼き強めじゃない。サブレ寄りみたいな。
全体的にちょいコッテリめで重ため。抹茶感はしっかり。濃茶といった感じで渋みもしっかり。


【タルト ミルティーユ】　(310円) ★4

パイ生地で焼きがしっかりめな土台。バリッバリ寄りな食感。
ブルーベリーたっぷりで風味がとても良い。ハーブ的な爽やかな風味がするような気も。コンフィにする段階で風味付けに入れてるのかな？
ちょいパイ生地の油脂感が重ためだけど、ブルーベリーは甘すぎず、酸味がある個体もあったり風味が良かったりで美味しい。


【サブレ ア ラ ポッシュ エラブル】　(480円) ★4.2

蓋を開けるとバターの香りがグワーッとくる。
カリッとかじると後はサクサクほろほろ〜ふわっとした口溶け。
メープルシュガーの風味が良く、かすかに塩がアクセントに。
バター感もしっかりめだけど、クドくないので結構食べやすい。


【ガレット ブルトンヌ】　(180円) ★3.5

サクサクほろほろ。
発酵バターを使用してるのかな？チーズ系の風味が強め。
ブランデー系の風味もする。
ほんのり塩気がアクセントに。密封で乾燥剤入り。

----------'14 5月中旬----------

焼きっぱなし類もわりと豊富でした。

【フレジエ】　(470円) ★4

上部はイチゴジャムの味が。ほんのり酸味が。
飾りのイチゴは少し酸味があり、中心部は白くなくピンク系の色。
ジョコンド系スポンジはほんのりアーモンドの風味。しっとり。ほんのり洋酒の風味がするようなしないような。
バニラビーンズ入りのムースは、少しバタークリーム系なテクスチャ。わりとスッキリした味。
カットされたイチゴは甘めな品種のようで、酸味が少なく風味が良い気が。飾りのイチゴと中のイチゴは品種が違うのかも。
全体的に甘ったるくなく、上品で食べやすい。


【ラクテ】　(500円) ★4.2　

飾りのチョコはカカオの風味しっかり。カカオ含有量80%付近のドモーリ系のチョコのような深い風味。スモーキーさや渋みなどが感じられる。
中のミルクチョコムースは、カカオの渋さが感じられるが甘さ控えめでコク感も弱め。あっさりテイスト。
フランボワーズソースはテクスチャ少し固めで爽やか。
中心のチョコムースはコッテリ濃厚。一般的なクラシックショコラの中心部付近のような濃さ。カカオの風味もしっかり。
グラサージュのチョコソースが甘く感じるが、それ以外は甘さ控えめ。しっかりしたチョコのコクの中にフランボワーズの爽やかさが良いアクセント。
個人的には、グラサージュのチョコソースがもう少しスッキリテイストだと嬉しいかも。


【サンギーヌ】　(500円) ★4.7

食べる前かららトロピカルでフルーティーな良い香りが。
カシスっぽい薄い赤色の実は酸味が強め。特に種付近の酸味が強い。
外側はライチとバラのムース。バラ風味は後からフワッと香る感じ。ライチのフルーティさが良い味。
底のスポンジはアーモンドの風味がしっかり。
センターはブラッドオレンジのムース。苦味と酸味がわりとしっかり。そのムースの上に薄ーくブラッドオレンジのソースが仕込まれており、コレも苦味酸味がしっかり。
全部一緒に食べるとブラッドオレンジが引き締め役になっており、さほど尖った印象はない。
ライチが爽やかなので、サッパリ食べれるケーキ。甘さも程よく上品。


【ショソン・オ・ポンム】　(290円) ★4

リンゴの形が残っておらず、ペースト状になってるコンポートが入ったリンゴパイ。ペースト状なのは他店でもあまり見かけない気が。
パイ生地は食べる前からバターの風味がかなりしっかり感じられるけど、食べてみるとさほどクドくどないので食べやすい。
リンゴは酸味が少なく、シードル(リンゴの発泡酒)のようなサイダー系の爽やかな風味が。バニラビーンズも入ってる模様。
アップルパイやショソン・オ・ポム用のリンゴは甘ーく煮てあるか、酸っぱさが目立つものが多いけど、これは爽やかさが一番前にくる面白い味。
もう少し具がたっぷりだと嬉しいけど。


【シュー・ア・ラ・クレーム】　(270円) ★3.5

シュー生地はしっかり焼かれており、焦げたような苦味や香ばしさがわりとしっかり感じられる。サクサクというよりちょいしっとり寄り。クラッシュアーモンドが食感のアクセント。
中のクリームは、パティシエールとシャンティを混ぜたクレームディプロマットっぽい。
空気を含んでおりフワッとしたテクスチャだけどコクしっかり。バニラビーンズ入りで、キルシュかラム系の洋酒感が少し強め。
クリームたっぷり。シュー生地の苦味と洋酒の風味が特徴的。


【ケーク アングレ】　(240円) ★3.5

見ため結構小ぶりサイズ。
ナツメグとか八角系のようなスパイスの風味が結構しっかり。
セミドライフルーツは、レーズン・イチジク・オレンジ・ドレンチェリー・クランベリーなどがはいってる模様。
生地はホロホロっと。口に入れるとネットリ。徐々に洋酒のアルコール感が効いてくる。
甘すぎないので食べやすいけど、フルーツの主張は弱め。あくまでスパイスが主役といった印象。
若干商品が違うけど、南堀江「ルシェルシェ」のガトーオフリュイのほうが美味しく感じる。


----------'13 3月中旬----------

オープン日ごろにお邪魔しました。
開店祝いのお花が沢山来ており、名前をチラッと見てみると・・・
ケ・モンテベロ、ル・シュクレ・クール、レ・グーテ、タカナシ、元町ケーキ、PALOM
ル・プティ・ブーレ ショコラティエ札幌、冨澤商店、パオデロ、バカール、ルシェルシェ、ワイスバッハ etc...
有名どころだらけw


【ベニート】　(480円) ★4.5

ミルク感しっかりな濃厚マスカルポーネクリームが王冠のように苺の上に乗ってるケーキ。
フレッシュ苺はほんのり酸味がある品種で甘め。
センターにはちょい甘めのグロセイユのクリームとネットリしたコンフィのようなものが。
底のビスキュイ系生地はしっとりやわらかく甘め。ピスタチオが練りこまれており、ナッツの風味がしっかり。
全体的に柔らかい印象で食べやすいケーキ。


【グリオット ピスターシュ】　(520円) ★3.5

表面は苺のソースかな？ちょい甘め。
その下にはバタークリームっぽいピスタチオのクリームが。
センター層にはグリオット(酸味のあるサクランボ)のクリームとジュレが。
ピンク色したグリオットのクリームは軽いが、酸味とグリオットを漬けてある洋酒かな？その風味がグワッとくる。
その下にはグリオットのジュレが入っており、これがかなりストロングテイスト(°Д°;)
例えがちょっと違うけど、トンカ豆やパイソングラスのような風味。
ピスタチオのスポンジ生地はしっとりホロッと。軽くピスタチオの風味が。
全体的にちょい甘め。
「ケ・モンテベロ」のミニョンに相通ずるものがある気がするパンチの効いたクセ。
グリオットのクセが強めなので好き嫌いが分かれそう。


【コンフィアンス】　(480円) ★4.8

キャラメル風味のチョコムースと抹茶クリーム、フランボワーズのソースが入ったケーキ。
抹茶チョコでグラサージュしてあるので、ルックスは地味な深緑色。
でも割ってみると鮮烈な赤と緑が現れるのでインパクト大。

飾りのプティパレ状のチョコはミルク感が強めで甘め。ベルギー系チョコみたいな重さ。
抹茶の渋みがあるグラサージュの中には、しっかり固めでほんのりキャラメル風味のチョコムース。
センターにフランボワーズのソースとしっかりした風味の抹茶クリーム・スポンジが。

甘さ加減は若干甘いかなって感じで濃厚だけどクドくない。
フランボワーズの爽やかさがアクセントで飽きずに食べれる。
かなり食べ応えのある濃厚ケーキ。


【フィナンシェ キャラメル】　(180円) ★3.5

わりとガッシリした固さ。
キャラメルは、やはりケモンテベロのような焦がし具合で苦味しっかりめ。
そんなに甘すぎないので食べやすい。
同一商品ではないけど「ルシェルシェ」のガトー オ フリュイのほうが美味しいかも。


【ケーク キャラメル】　(220円) ★3.4

ロに入れた瞬間ものすごいキャラメルの風味が。
これも「ケ・モンテベロ」のような苦みしっかりの強いキャラメル。塩が効きすぎている。たまにジャリっと塊が入ってたり。
上部のほうにかすかにラム酒の風味がする気が。
塩がかなり出しゃばってる印像。もう少し塩の割合を少なくしても良い気が。


【ボンボン アプリコット】　(180円) ★3.5

販売時は「パッションバナーヌ」と表記されてしたが、食べてみるとどうやら「杏」のような気がするので「アプリコット」として感想書きますw
原材料表示を見ても「杏」というフレーバーがある模様なので、恐らく販売員さんがボンボンのルックスを把握できてないか商品名の札を置きちがえてた模様。
ヘーゼルナッツの味がしっかりなガナッシュの中に、杏のような少し酸味のあるコンフィチュールが。
コーティングのチョコは、ヴァローナのタナリヴァラクテのようなミルク感の強めチョコ。


【ボンボン パッションバナーヌ】　(180円) ★3.5

少し酸味のあるビターなコーティングの中に、バナナのようなフルーティーな味のガナッシュが。
「キャラメル」と表示されていたが、今回買った焼き菓子のキャラメルのような分かりやすい苦味が全くしないので、
こちらも恐らく販売員さんがボンボンのルックス違いを把握できてないか商品名の札を置きちがえてた模様。
ちゃんと味の感想を考えながら食べたかったけど、「あれ？これキャラメル？ん？フルーティーすぎるぞ？？」
と違う事で頭がいっぱいだったので大した感想がメモれませんでしたw


【マカロン バニラ】　(180円) ★4

表面パリっと中ネットリでずっしり。
中のクリームはホワイトチョコのようでバニラの風味がしっかりでたっぷり入ってる。バニラビーンズもたっぷり。
なかたに亭と同価格帯だけどこちらのほうがぎっしり入っててお得かも。わりと大きめ。
噛むととてももろく柔らかいんだけど、すぐひびが入るわけでもなく、絶妙な形状維持具合。


【マカロン フランボワーズ】　(180円) ★4.8

バニラのほうがマカロン生地は生感のあるネットリ具合だった。こっちは若干しっかりめなネットリ。
中のクリームは牛乳感がしっかりなシャンティに、酸味があるフランボワーズがまぜてある。
センターにはさわやかな風味のフランボワーズコンフィチュールが。甘さと酸味がアクセント。
ものすごく小さいプティガトーを食べてるような満足感のあるマカロン。
これで180円は値打ちがあると思う。


■値段

マカロンは値段のわりに大きく、クリームもたっぷりめにサンドされているのでお得感があるかも。


■その他、気になった点

厨房が全く見えないのが残念( ´Д｀)w
ケーキを補充する為の小窓が開いた時にチラっと見える程度w

ケーキ箱詰めの固定・空きスペース埋めはシッカリ目にされてるので持ち運びも安心できる。

税込み表示価格なので計算しやすい。


■まとめ　余談

マカロン、ボンボンは安いのでお得かも。生ケーキも「ルシェルシェ」や「セイイチロウニシゾノ」よりお安め価格でコスパは高めな印象。
全部が高水準で美味しいという感じでもなく、商品によって美味しいのもあったり、ちょっとクドめなのもあったり、物足りないものもあったり、ちょっと当たり外れがあるかも。

プティガトーは内容の濃い、しっかりした個性のあるケーキだったのでまた違う種類もトライしてみたいです(´∀｀)

京都・神宮丸太町付近にある紅茶専門店。

■雰囲気・接客

高級ホテル系な一呼吸置いた上品な接客。

インテリアは、１Fの市松模様風の床が印象的。
２Fは高い天井と大きい窓で開放感があり、木のフローリングと白い床で落ち着いた雰囲気。

連れとワイワイガヤガヤ話すというより、上品にお茶を楽しむべき空間。
一人でも利用しやすそう。

■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 4月下旬----------

〔ケーキセット〕 (1280円)

ポットサービスの紅茶とケーキのセット。ロイヤルミルクティーやチャイ・コーヒーなどはカップサービス。
ケーキは、アップルパイ・ベイクドチーズケーキ・スコーン(プレーン・フルーツ)・本日のシフォン・本日のケーキから選べました。


【アップルパイ】 (単品550円) ★4.5

カットじゃなく、包まれたままなので風味が閉じ込められてる感じ。
リベイクされてるので、中のアップルが熱々。
パイ生地はサクサクホロホロ。バターの風味がフワッと。
リンゴは酸味が少ない品種のようで、わりとトロトロな火の通り具合で美味しい。シナモンの風味はソフト。


【チーズケーキ】 (単品550円) ★4

甘さがとても控えめで食べやすい。
ほんのりレモンの爽やか風味が良い。少しねっとりとした、水分量の多いテクスチャ。
表面の焼き目部分は少しホロっと。中心部がしっとり。
土台はクッキーはしっとり。あまりホロホロしてない。チーズの風味はあまり強くない。


【ロイヤルミルクティー アッサムCTC】 (単品730円) ★4.2

コクのある、コッテリ味な茶葉。そのままのんでも渋みは感じず、良い風味。
砂糖を入れて飲むとまた美味しい。
もう少しミルクのコッテリ感があってもいいかなーとも思うけど、クドくなく薄くもなくスッキリしてて飲みやすい。


【ジュリア】 (単品830円) ★4.5

ポットサービスの季節の紅茶。
夏摘みのダージリンにカモミールをブレンドしたもの。
飲む前の香りは普通の紅茶っぽいけど、口に入れるとトロピカルな花のようなとても芳醇な風味がフワッと広がる。
カモミールの主張は全然強くなく、とても飲みやすい。


■その他、気になった点

紅茶専門店だけあって、紅茶メニューが豊富。
一からお湯を沸かし、丁寧に茶葉を蒸らしているようなのでサーブされるまでに少し暇がいる。

”今月の１枚”といった感じでLPの曲が流れており、１人で静かに曲を聴きながらお茶をしてもよさげ。


■まとめ　余談

堅苦しくもなく、LPのBGMが流れてて雰囲気がとても良いお店。
時間に余裕があるときに、ゆったり紅茶の風味を味わいたい。
意外とスイーツメニューもクォリティ高めな印象でした( ´ ▽ ` )

駒場東大前付近にあるブーランジェリー。

■雰囲気・接客

ガラス張りのファサードなので中が見えやすい。
レジ横のショーケース内にはサンド系のパンもあったり。

レジ担当の店員さんはわりとハキハキされてて愛想は良かったです。袋詰もテキパキ早い。


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 6月下旬----------

10:30ごろ行ってみました。
この次は代々木上原「アステリスク」へ。
その後、中目黒「ササバーガー」でランチし、羽田へ向かい大阪へ帰りました。


【プティ トマト オリーブ】 (210円) ★4.2

そば粉を使用したオリーブのパン生地で、セミドライトマトを包み込んだもの。プチサイズ。
密度高めな生地に黒・青オリーブが練りこまれてる。オリーブの実自体の風味とオリーブオイルっぽい風味がしっかり感じられる。
センターに入ってるセミドライトマトはわりと甘くてフルーティー。
わりと歯切れの良い生地。リベイクするとフカフカになり、オリーブの風味も良くなる。


【セーグル フリュイ ハーフ】 (270円) ★4.2

ライ麦生地にラムレーズン・オレンジピール・クランベリー・アプリコット・クルミを混ぜ込んだもの。
クラストはわりと固め。クラムはしっとりきめ細かめでセミドライフルーツたっぷり。
グレープフルーツっぽい風味(オレンジピールかな？)とクルミの香ばしさ、レーズンの酸味がしっかり。
生地自体の酸味はあまり感じない。
レーズンはジューシーで甘すぎないし、全体的に上品な味なので食べやすい。


【クロワッサン】 (190円) ★4.4

低水分発酵バターと天然酵母を使用して作られたクロワッサン。
パリパリサクサク。
層はかなりしっかりめ。一層一層が分厚く、ペラっと剥がしながら食べれそうな層感。
バターたっぷりな印象だけど油っぽくもなく、わりと食べやすい。
かすかーに甘みが感じられるような気もする。
個人的には甘くないクロワッサンが好きだけど、ほとんど気にならないレベル。
生地に卵が多く入ってそうな、ブリオッシュっぽい味な気もするような。


■値段

そんなにバカ高くも感じないので好印象。


■その他、気になった点

ちょっとしたアレルギー品目もプライスタグに記載されてるので親切。

■まとめ　余談

さほど値段も高すぎないし、丁寧に作られてる印象。
サンド系も買ってみたかったけど、この日は大阪まで帰らなきゃいけなかったので断念しました。
また機会があれば他の種類もトライしてみたいと思います( ´ ▽ ` )ﾉ

京都・下鴨神社付近にあるお店。

■雰囲気・接客

ガラス面が多めなファサード。
木材を多用された温かみのある内装。
パンは自分で取るスタイルではなく、ショーケース内のものを店員が取ってくれます。
ホコリが被りづらいし、荷物が多い時でも買いやすい。


■食べたもの

※ ★3が標準点です。

----------'14 11月中旬----------

【シナモンロール】 (160円) ★4.5

自家製粉の有機全粒粉と有機強力粉のブレンド生地。
有機シナモンを使用されてる模様。
粘りが少しあるような、弾力がある生地。
シナモンの風味がよく、甘すぎないのでとても食べやすくて好き。
一般的なシナモンロールは砂糖が甘々であまり好きではないけど、コレは品があって美味しい。
変に甘ったるくなるアイシングをかけてないのも高ポイント。生地の食感とシナモンの風味をシンプルに味わえる。


【フリュイ・ルヴァン】 (270円) ★4

有機全粒粉から起こしたルヴァン種を使用した生地にクルミとスペイン産イチジクを混ぜ込んだもの。
クラストはわりと噛み応えのあるぎっしり生地。
クラムはきめ細かくふわっとしっとり。ほんのり酸味があるけど嫌味じゃない。
甘さ控えめなドライイチジクとクルミが入っており、上品な味で食べやすい。


【ベーグル・ノア】 (180円) ★4

自家製粉された有機全粒粉と有機強力粉をブレンドした生地にクルミを混ぜ込んだもの。
もちもちだけど軽い生地。そんなにぎっしりしてない。しっとりめなのでモソモソせず食べやすい。
クルミがコリコリ食感でアクセントに。全粒粉の風味が良い。
酸味もなく、噛んでると味が出てくるようなパン。塩気も甘さもフラットめで地味に美味しい。
リベイクすると粉の風味がよくなり、ふわっとする。


■値段

菓子パン類の値段を見てる限りだと、そんなに割高でもなく良心的。


■その他、気になった点


大きいハード系パンはハーフサイズ売りとかしてくれる模様。お店的には半分売れ残ったほうが断面から乾燥してきたりして嫌だろうけど、買う側からすると嬉しい。
食パンやバゲット生地を使って小さく焼いたものもあったり。

レシートには商品名が記載されていないので、どのパンを購入したのか分かりづらい。
写真撮影はOKでした。

POPは値段も小さめ表示なので若干見づらいけど、税込み価格なので計算はしやすい。


■まとめ　余談

フランス風ブーランジェリーではなくドイツパン屋と言った感じなので、芦屋「ベッカライ・ビオブロート」に相通ずるものが。
こういう方向性のパン屋さんだと、素朴過ぎて美味しさが伝わらなかったり、パンマニアじゃなきゃウケなかったりしがちだけど、普通の人にも美味しいと思える味な気がする。
形も綺麗に整っており、丁寧に作られてる印象。見ため的にはどうしても地味めだけど、味は結構センスよく好印象。
次回はハード系のパンも購入してみたいと思います( ´ ▽ ` )ﾉ