4回
2023/06 訪問
初夏のさ行も最高でした
四季折々の旬の食材を使うだけでなく、
料理の見た目や器、あしらい、かいしきの工夫。
季節感の演出が唸る程に素晴らしいです。
皆さんお詳しく料理の説明されていますので
細かい記載は控えますが、特に感動した料理は
稚鮎のフライです。
フランスパンの外側のカリカリした部分を砕いて
粉付して揚げたという代物。手間かかってます。
更に2本目で吃驚。クレープで巻いて食べます。
鮎のしょっつるで塩気のある生地でした。
イタリアのピアディーナ巻のような感覚。
東京X肩ロースの肉自体のムワッと香るような
味の濃さ。噛むとミシっとした肉の密度。
これをすっぽん出汁のスープで。
なんという贅沢か。
こんなにも素晴ら椎料理の数々ですが、
案の定完食には至らずお持ち帰り致しました。
これだけの材料費と手間ヒマかけて、お会計は
なんと1.1諭吉。毎度毎度吃驚なお店です。
2023/08/20 更新
2023/03 訪問
お誘いあれば万難を排して行くべきお店
四季折々の食材を使った独創的な料理と演出。
聞いてるだけでワクワクするプレゼンで
器にも拘り、盛り付けは大胆かつ繊細。
そして、お土産まで用意されているという
まさに至れり尽くせりのエンターテイメント。
料理の説明は皆さんが詳細に記載されていますので
省略させていただきます。
特に印象に残ったのは、桜をあしらった八寸。
それと、驚愕の蝦焼売です。海老の姿のままで
幻の豚肉東京エックスのひき肉を巻いて、焼売の皮を
刻んで載せて蒸したもの。こんな焼売見たこと無い。
肉じゃがもオリジナリティ溢れてます。
味噌とトマト風味の香味野菜のすり流しを後がけ。
肉じゃがというよりビーフシチューです。
弁当はしっかり翌日の昼食となりましたが
楽しみにしていた持ち帰りのスイーツ類は
翌日跡形もありませんでした。
2023/10/07 更新
蓮の葉とほおずきで彩られた八寸に始まり、玉子豆腐の上に蓮根餅を重ねたお椀。お造りは藁焼きの鰹と鮮魚三種の盛り合わせ。どの皿も涼やかで、夏の名残を感じさせます。
続く一皿は、具を詰めた椎茸をパン粉で揚げた“和風ハンバーグ”仕立て。八丁味噌で調理したつみれ風の一品も登場し、毎回のように意表を突く独創的な展開に驚かされます。
締めは、金目鯛・イカ・エビ・ナス・アサリ・桜エビ・枝豆などが彩る贅沢な炊き込みご飯。味噌汁の代わりには、アスパラガスのすりながしとめんつゆジュレの二色で仕立てた冷やしそうめん。見た目にも涼を感じる趣向です。
デザートは定番のグレープフルーツジュレと苺ミルクのアイス。後口まで爽やかで、今回は一部をお持ち帰りにして楽しみました。
見た目も味わいも毎回新しい発見がありながら、思わず二度聞きするほどの良心的な価格設定。季節ごとに訪れたくなる、完成度の高いコースでした。