2回
2013/12 訪問
わざわざ足を運ぶ価値あり
ずいぶん長いこと行ってみたいと思っていたコチらに初訪問。
以前、店の前を覗きに立ち寄った際は、リストランテ然とした堅苦しい雰囲気に思え躊躇しました。しかしながら、いざ利用してみるとクラシックで落ち着いた雰囲気で、キッチリしたサーヴィスなものの、それほど堅苦しい感はなく一人でも居心地よく、リラックスして食事を楽しめました。
ランチはコースのみで3800円〜10000円で3コース。前菜もパスタも2品付く真ん中のコースをお願いしました。いただいた料理は以下の通り。
●イタリア風小さな前菜
ローズマリー風味のフォカッチャ
グリッシーニ
バーニャカウダ
小さなピッツァ
テゴラ
ポルチーニ赤スグリスフレ
ライスサラダ
野菜マリネ
金目鯛のマリネ
●アントレー
フォアグラのテリーヌ 自家製ブリオッシュ
●前菜
ヴェネツィア風魚介の前菜の盛り合わせ
アーティチョークのバターソテー生ハム添え
●パスタ
自家製タヤリンの魚介煮込み
ポレンタとタレッジョチーズのラヴィオリ
●メイン
北海道産子牛肉ロースのロースト ハトムギとレンズ豆のリゾット
●ドルチェ
セミフレッド、パンナコッタ、タルト、柿
アントレーが登場するまでに、多種多様なプチ前菜が次から次に運ばれそれだけでかなり楽しめました。ただ、こちらの食べるペースには関係なしで運ばれてくるのでやや忙しないです。
前菜のヴェネツィア風魚介の盛り合わせは、毛蟹やらキャビアやら魚介を用いた数々の料理が盛りあわされた楽しい一皿。タコが特に気に入りましたが、どれも抜かりなし。
見た目も、取り合わせも大変素晴らしくこの前菜にたどり着くまでに数々のプチ前菜やアントレが登場しましたが、最初の一皿がこれでも十分満足感を得られるように思えます。
パスタは、一皿目のタヤリンは歯触り喉越しも良く、濃厚な魚介の旨味爆発。ソースに浸かりたい気分にさせられました。
スペシャリテのラヴィオリは、これだけを食べにわざわざ訪れたいほど、大変気に入りました。目黒のラッセのスペシャリテのチーズのラヴィオリより、こちらの方が好み。有無を言わさず美味い。
メインは肉はもとより、なによりソースの味わいとリゾットとのマッチングが、秀逸。最後まで手抜かりなく感心。
品数や量には正直驚きましたが、なにより味がよいのが素晴らしい。必ずや再訪したいです。
なお、3800円のコースは、前菜とパスタの品数が一つ少なくメインの内容が異なるものの、それでも十分満足できるように思えます。
グリッシーニ、ローズマリー風味のフォカッチャ
バーニャカウダ
小さなピッツァ
テゴラ
ポルチーニと赤スグリのスフレ
ライスサラダ、野菜マリネ
金目鯛のマリネ
フォアグラテリーヌ 自家製ブリオッシュ
ヴェネツィア風魚介の前菜盛り合わせ
アーティチョークのバターソテー 生ハム添え
自家製タヤリンの魚介煮込み
ポレンタとタレッジョチーズのラヴィオリ
北海道産子牛肉ロースのロースト ハトムギとレンズ豆のリゾット
セミフレッド、パンナコッタ、タルト、柿
小菓子
2013/12/24 更新
初訪問時の料理の印象が驚くほど良かった為、再訪する気満々でしたが、数年ぶりの再訪になってしまいました。
本日のコース(7000円 税サ別)をオーダー。料理はざっと以下の通り。
・チーズを瓦型に焼き上げたおせんべい
・グリッシーニ
・グリーンアスパラガスのプリン仕立て
・小さなピザ
・黒トリュフ入りチーズフォンデュ
・自家製ロースハム トリュフジャム添えチーズビスケット
・ヴェネツィア風魚介の前菜盛り合わせ
雲丹 カリフラワーピュレ、カジキマグロマリネ、毛ガニ、海老、イカ、ポレンタ バッカラマンテカート イワシマリネ、ホタテ貝、ウナギ 茄子、キャビアジャガイモ、魚介ハンバーグ仕立て、タコサラミ
・イカスミを練り込んだタヤリン 魚介ラグーソース
・シェフのスペシャリテ ポレンタとタレッジョチーズを詰めたラビオリ
・熊本産赤毛和牛 肩ロースの赤ワイン煮込み
・デザート盛り合わせ
パンナコッタ、セミフレッド、ガトーショコラ、ブラッドオレンジシャーベット、食用ほおずき
・プティフール
トリュフチョコ、ホワイトチョコ器のキャラメルソース、ブドウゼリー
チーズフォンデュなどチーズを用いた料理が全般的に好印象。前菜盛り合わせからメイン料理に至る構成は美味しさのビッグウェーブ。次こそ、間を空けすぎずに再訪したい。