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2010/10 訪問
まさにスパイス・マジック!
有楽町線麹町の駅のそば、日本テレビ旧社屋の目の前です。もう数え切れないほど訪問しています。ここは日本における南インド料理の草分けでありながら、純南インド料理というより、創業家の家庭料理を今に伝えるという側面が強い独特のメニューとなっています。この店の特徴を簡潔に挙げるなら、「価格がすごい」と「スパイスがすごい」の2点に尽きます。まず価格。千代田区の一等地という土地柄もありますが、値付けに大きく影響していると思われるのが日テレの存在です。今でこそ同社本体は汐留に移り、麹町に残っているのは関連会社だけとなっていますが、やはり「目の前がテレビ局」というインパクトは大きいようで、その影響は価格と営業時間に現れています。ランチ・セット(カレー2品とライスまたはナン)が1,500円、コーヒーもデザートも付かずにこの値段はやや高いというのが一般的な感覚だと思いますが、ランチ以外のレギュラー・メニューを見ればこれでも安いということになります。カレー単品(勿論ライスやナンは付かない)で1,500円以上、チキンティッカ6個で2,300円、キーマサモサ2つで800円、ナン1枚500円と、「ちょっと食事をして軽く飲んだら、あっという間に1人5,000円」という価格設定です。これはもう、「(マスコミ)業界価格」と考えるしかありません(笑)ちなみに営業時間は日テレ移転前は24時間営業、その後もしばらくは24時間で頑張っていましたが、現在は午前3時くらいに閉めているようです。しかし、高くてもこの店には通ってしまうのです。その理由が2つ目の特徴、スパイスです。ここの料理はとにかくスパイスの使われ方が尋常ではありません。「レシピなんて存在せず、スパイスをガバっと掴んで鍋に放り込んでるだけじゃないの?」と思ってしまうくらい(実際、日によって微妙に味が変わります)、とにかく強烈なスパイス。値段が高いのは業界価格というだけでなく、惜しみなく使っている原材料費もかなり影響しているはずです。しかし単純に辛いだけではなく、料理の意図や素材に合ったスパイスを非常に効果的に使っており、その出来栄えは見事と言うしかありません。スパイスが脳髄を刺激するような感覚は、ここの料理以外では味わうことのできないものです。「大胆にして繊細」とはまさにアジャンタの料理を言い表すのに打って付けの言葉でしょう。どの料理も素晴らしいですが、特に私が気に入っているのは「サーグ(ほうれん草)マトン」、「マトンカレー」、そして「キーママター」です。最も「アジャンタらしさ」を味わえる3品だと思います。クミンの味と香りが強く、カルダモンやシナモンがゴロゴロ入っており、勿論レッドチリもそのまま入っています。原形を留めたそれらのスパイスを取り除きながら食べることになりますので、初めて食べる人はびっくりするかもしれません。米はバスマティーではなくジャポニカが使われていますが、「敢えてこの米を使っているんだ」と言われたら「なるほど」と納得してしまうくらい、日本米とも相性の良い料理に仕上がっています。我が国最高のインド料理店の1つと断言して間違いのない店だと思います。ちなみに、テイク・アウトの弁当も用意されているのですが、昼だけでなく営業時間中いつでも(夜中でも!)買うことができます。こちらはカレー1品(店内で食べるより量はだいぶ少なめですが)、ごはん、アチャールなどが入って650円からと、かなりリーズナブルな価格になっています。オススメです。
2010/10/22 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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カウンター席
ソファー席
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有楽町線麹町の駅のそば、日本テレビ旧社屋の目の前です。
もう数え切れないほど訪問しています。
ここは日本における南インド料理の草分けでありながら、純南インド料理というより、創業家の家庭料理を今に
伝えるという側面が強い独特のメニューとなっています。
この店の特徴を簡潔に挙げるなら、「価格がすごい」と「スパイスがすごい」の2点に尽きます。
まず価格。千代田区の一等地という土地柄もありますが、値付けに大きく影響していると思われるのが日テレ
の存在です。
今でこそ同社本体は汐留に移り、麹町に残っているのは関連会社だけとなっていますが、やはり「目の前が
テレビ局」というインパクトは大きいようで、その影響は価格と営業時間に現れています。
ランチ・セット(カレー2品とライスまたはナン)が1,500円、コーヒーもデザートも付かずにこの値段はやや高い
というのが一般的な感覚だと思いますが、ランチ以外のレギュラー・メニューを見ればこれでも安いということ
になります。
カレー単品(勿論ライスやナンは付かない)で1,500円以上、チキンティッカ6個で2,300円、キーマサモサ2つで
800円、ナン1枚500円と、「ちょっと食事をして軽く飲んだら、あっという間に1人5,000円」という価格設定です。
これはもう、「(マスコミ)業界価格」と考えるしかありません(笑)
ちなみに営業時間は日テレ移転前は24時間営業、その後もしばらくは24時間で頑張っていましたが、現在は
午前3時くらいに閉めているようです。
しかし、高くてもこの店には通ってしまうのです。
その理由が2つ目の特徴、スパイスです。
ここの料理はとにかくスパイスの使われ方が尋常ではありません。「レシピなんて存在せず、スパイスをガバっ
と掴んで鍋に放り込んでるだけじゃないの?」と思ってしまうくらい(実際、日によって微妙に味が変わります)、
とにかく強烈なスパイス。
値段が高いのは業界価格というだけでなく、惜しみなく使っている原材料費もかなり影響しているはずです。
しかし単純に辛いだけではなく、料理の意図や素材に合ったスパイスを非常に効果的に使っており、その出来
栄えは見事と言うしかありません。スパイスが脳髄を刺激するような感覚は、ここの料理以外では味わうことの
できないものです。
「大胆にして繊細」とはまさにアジャンタの料理を言い表すのに打って付けの言葉でしょう。
どの料理も素晴らしいですが、特に私が気に入っているのは「サーグ(ほうれん草)マトン」、「マトンカレー」、
そして「キーママター」です。最も「アジャンタらしさ」を味わえる3品だと思います。
クミンの味と香りが強く、カルダモンやシナモンがゴロゴロ入っており、勿論レッドチリもそのまま入っています。
原形を留めたそれらのスパイスを取り除きながら食べることになりますので、初めて食べる人はびっくりする
かもしれません。
米はバスマティーではなくジャポニカが使われていますが、「敢えてこの米を使っているんだ」と言われたら
「なるほど」と納得してしまうくらい、日本米とも相性の良い料理に仕上がっています。
我が国最高のインド料理店の1つと断言して間違いのない店だと思います。
ちなみに、テイク・アウトの弁当も用意されているのですが、昼だけでなく営業時間中いつでも(夜中でも!)
買うことができます。
こちらはカレー1品(店内で食べるより量はだいぶ少なめですが)、ごはん、アチャールなどが入って650円
からと、かなりリーズナブルな価格になっています。オススメです。