あの忘れもしない、「3.11・東日本大震災」から今日で丸5年…。
あの時の恐怖・不安・絶望は今でも忘れる事ができません。
あの時私は職場で、今まで体験した事のない大きな揺れを感じました。
当時の職場は利府の山の上に位置していたので、異常なくらいの大きな揺れとその後に降ってきた雪の冷たさを今でも覚えています。
停電で真っ暗な会社の中に懐中電灯片手に入り、倒れたロッカーからどうにか荷物を取り出し、車で自宅に戻ろうとすると、途中で警察の方に止められ、この先下には行けないと…。
何が起こっているのかも分からず、とりあえず高台の友人宅に身を寄せましたが、相方・次女と連絡を取ろうとしても、携帯は全く繋がらず(まだLINEは開発されていませんでした…)、安否さえも分からないまま数時間…。
秋田に住んでいた長女経由で、相方は「イオンタウン塩釜」の屋上(陸の孤島状態)、次女は近くの小学校に避難したと聞き、安心したのもつかの間、外では隣町のコンビナートが爆発炎上!!
その爆発音が何度も聞こえてきて、一睡もできないまま朝を迎えました。
翌日どうにか下には降りてもよいと許可が出て、相方と共に次女を迎えに車を走らせた私の目に映ったのは、まさに地獄絵図…(u_u)
何台もの車がひっくり返り、道路は瓦礫の山…。
小学校の体育館にひしめき合っている人々の中から、次女の姿を見つけた時には、安堵と嬉しさで思わず次女を抱きしめていました。
帰宅してみると、自宅の一階は全滅。
隣の道路には見知らぬ家が流れ着き、その後ろには船まで流されています。
同じ町内の方も、数名亡くなっていました。
3日間、友人宅でお世話になった後は、ガス・水道・電気の使えない、先の見えないサバイバルライフがスタート。
食料を求めて、極寒の中、3〜4時間並ぶのは当たり前…(u_u)
日の出と共に起き、日の入りと共に寝る…、そんな生活が1ヶ月も続き、この時ほど、普通に食べたり、お風呂に入ったり、テレビを観たりという普通の生活が、有難い事だと思った事はありません。
あれから5年…
普通の生活が再び当たり前になってしまって、何の感謝もないまま食べたり飲んだりしている自分にちょっと危機感を覚えていた矢先、県内で一番甚大な被害を受けた石巻市の「イオンタウン」で開催されていた、「復興イベント」!
そこで目に映ったのが、女川の商品の数々!
女川も多くの犠牲者を出し、未だに復興途上の町です。
震災後一度訪れた時は、工事のトラックが行き来し、復興はまだまだ先…と思われましたが、テレビなどを観ると、あれからだいぶ盛り返しているようです。₀: *゚✲ฺ٩(ˊᗜˋ*)و ✲゚ฺ*:₀
さて今回は、「きらら女川」さんの有名な「さんまパン ¥260」、それに「塩かりんとう ¥360」、そして「揚げまんじゅう ¥160」をチョイス♡
「さんまパン」は、生地にさんまと玉ねぎのペーストを練り込み、パンの上にさんまとマヨネーズとチーズをトッピングしてあります!
製造後、1ヶ月の保存がきくのも嬉しいですね( •̀∀•́ )b
https://m.youtube.com/watch?v=VNkGAz-zwp8&autoplay=1「揚げまんじゅう」、「塩かりんとう」は、あの5年前の事を静かに思い出しながら、ゆっくり味わおうと思います…。