梅ヶ丘から歩いてさらに10分ちょい行くと、忽然と現れるビリヤニハウス。
今回はこちらでビリヤニ好き10人が集まり、この至宝とも言える炊きたてのハイダラバディビリヤニを囲みました。
いや~・・・正直言って、炊きたてがここまで美味しとは思いませんでした。
世界中のビリヤニ料理「ベトナム・マレーシア~パキスタン・インド」周辺を食べつくした店主が自信を持って食べてほしいと作るビリヤニですから、まずいわけないんですけどね。
それを目の前で作り、炊きたてを頂ける幸せ。
まさに「お金で買えない価値を買おう」ですよ。
カッチチキン風は、生肉から炊き上げるという事。
写真2枚目のチキン入りのソースを作るのに丸1日かかるそうで、作るのも大変だし、大量に作らなければならないのでロス率もでかい。
最低でも10人集まらなければ実現できないという意味がよくわかりました。
バスマティライスも大量に投入し、待つこと30分~1時間程度。
ふっかふかのビリヤニが完成。
もう見た目からして美味しそうですし、スパイスの香りが部屋の中に充満。
パクチーを大量に入れたライタをたっぷりかけて頂きます。
日本で例えると「お赤飯」や「チラシ寿司」のように、おめでたいときに頂くビリヤニは、お客をもてなす料理なので、お皿に盛りつける量も半端ない。
いつもインド料理店で「あり得ないの量」が出てくるビリヤニの意味がよくわかりました。
「お客をもてなすために、少なく出したら失礼」という意味が込められていたんですね。
食感が軽いバスマティライスなので、ご飯茶碗2杯分はあろうかという1皿目をみな黙々と完食し、2皿目へ、食べる男性は3皿目と続きました。
途中から民族衣装を着こんで仮装パーティー的なノリになり、私ももれなく強制的に仮装させられるはめに・・・(^-^;)。
気さくで愉快な仲間達と美味しいビリヤニ。
もうこれだけで幸せな気分になれます。
来週はマトンビリヤニらしく、その次は鹿肉を使ったビリヤニを企画しているそうです。
※ちなみにこの日の主催者さんは、かのガラムマサラで賄いビリヤニを作られているそうです。
オーナーのハサンさんが彼のビリヤニをリスペクトしているようで。
ですので、ガラムマサラで賄いビリヤニを食べる企画も検討中です。