恵比寿ライダーさんが投稿した恵比寿 くろいわ(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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恵比寿ライダー (東京都) 認証済

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移転恵比寿 くろいわ恵比寿、広尾/日本料理

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.9
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2013/01 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ダイエット指数:3 美しい盛り付けには意味があり、食材の力を引き出す力は見事

2013年1月17

まだ御正月のメニューが頂けるといことで慌てて訪問。
もちろんお目当ては白みその御雑煮です。

京都らしい淡味のくろいわさんにしては、この白みその雑煮はやや強めの味わい。
しかし、しょっぱすぎず、甘すぎず、丸餅に芥子が絡んで抜群の後味。

1月の旬の食材が豪華に提供された今回のコース。
縁起物の「ん」が付くお野菜、れんこん、にんじん、なんきん・・・などなどの8寸からはじまり、料理の味だけでなく遊び心も忘れていない姿勢が本当に御見事。

御雑煮は特に美味しかったのですが、コース内では赤城牛のグリルと自家製の味噌であえたステーキがありえなくらい美味しかった。
このお皿だけは群馬の食材だけで完結しており、氏の故郷への思いがひしひしと伝わります。

私も群馬県前橋生まれ「下仁田ネギ」や「赤城牛」と聞けば嬉しさ倍増です。


〆は、香箱蟹のご飯。
たっぷりの蟹身とみそ、まずは香りで楽しみ、口の中ではご飯と蟹がよくからみ、まさに冬和食飯の王道中の王道、贅沢この上ない。
こだわり抜いた漬物と一緒に頂けば、ほどよい塩加減が海の印象を彷彿とさせ、気分も高揚します。

極めつけは食後の和菓子。
御正月といえば花弁餅ですが、白みそ餡に牛蒡、そしてお餅というオーソドックスなよく目にする花弁餅だけど、非常に上品で今度は一気に気分は京都へ。

全国を巡って良質な食材と器を求めるくろいわ氏のこだわり。

行くたびにレベルが上がっている気がしますし、また季節の節目には伺いたいなぁ。


2012年11月

以前から気になっていたけれど、ご近所すぎて行く機会に恵まれなかった「くろいわ」さんへTEL。
幸い1人ならカウンターが空いているとのことだったので、開店同時にアタック。

ここのところ連日食べ過ぎているのでミニマムプライスのコースをお願いしてみる。

後でわかったのですが、コースのお値段は料理の「量」ではなく「質」に相関しているようです。
中華やフレンチなどの場合、コースの価格UPは、イコール皿数のUPという図式なんですけどね。

ゆえに量が少ないと思っていたのを完全にある意味裏切られ、出てくる料理のボリュームが多く、自分が想定していたお皿数や分量を遥かにオーバー・・・。
コース7割ほどで満腹に。
店主にその旨を伝えると、なんとご飯をおにぎりにしてくれました。。。なんといううれしい配慮。


店内を見ると、カウンター9席と奥に個室が1つ。
5台のコンロと蒸篭箱が1つ、これでテキパキ仕事をする。
動きに無駄が無く、ひと時も手を休めない。

黒岩氏は、京都祇園の丸山で修業を積んだようで、ある意味「超厳格な京料理」を知り尽くしている若手。
しかし、お店で供される料理達は斬新で、新しい要素も存分に取り入れているのがうかがえます。
常に創意工夫とお客への配慮を怠らないその姿勢は、これからがとても楽しみな逸材と思います。


それから、ここの口コミを読んでいると「淡味すぎる」とか「関東人にこの味付けは不向き」みたいなことが書いてありますが、そんなことは全くないです。
私はむしろ、もっと淡味でもいいくらい。
これだけの淡味にもかかわらず、ここまで料理全体の質を上げるためには、一体どれほどの仕込みと食材への配慮、調理技術がなければできないか、敬服に値します。
もし、もっと濃い味が好きならば、六本木龍吟や幸村などへ行かれればよいのです。

まぁ私が精進料理が和食の最高峰と感じているから、一般的な評価基準とはかなりずれているのも承知の上ですが・・・。


守りに入り、マンネリ化する日本料理店が多い中で、古き良き伝統と新しい世界への挑戦。
仕事に行き詰った人、恋愛関係がマンネリ化しつつある恋人同士など、なんらかの「打開」をしたい方々へ是非おすすめしたいお店です。

  • 京都風の白みその雑煮。味噌と餅、そしてからしが絶妙に調和する絶品のお椀(201301)

  • 8寸。食材の末尾に「ん=運」が付くお野菜で頂く縁起料理(201301)

  • 赤城牛、下仁田ネギなど薄味のくろいわさんにしては力強い味付けの赤城牛と味噌、群馬の素材を生かした肉料理。(201301)

  • くりぬいた柚子の中に様々な旬の食材を詰めた1品、今が冬だと感じさせる見事な仕上がり(201301)

  • 熟成栗を含めた強肴。低温で熟成させた栗は「毬」を少しあぶってそのまま頂きます(201301)

  • 最初に頂いた屠蘇(201301)

  • ゆずのお湯割り(201301)

  • すっぽんの土鍋(201301)

  • 下仁田ネギとすっぽんのスープ、とてつもなく柔らかいすっぽんは寒い季節にはばっちり(201301)

  • 途中日本酒に切り替え(201301)

  • お造り。醤油と酢醤油で頂く(201301)

  • 酢醤油にお湯を入れて最後はこれを飲むわけです(201301)

  • お肉を焼いている状態(201301)

  • お魚と蕪。ほろほろになった蕪とゆずの千切りが香も食感もいい感じ(201301)

  • 和食の基本はお漬物という店主の言葉通り、豪華な盛り付けと加減がよい塩分は一級品(201301)

  • 香箱蟹のご飯。とにかく蟹がたっぷり(201301)

  • お正月の定番である花弁餅。白味噌餡がうまい!(201301)

  • 和菓子と一緒に頂いた抹茶(201301)

  • 食べきらない香箱蟹のご飯はおにぎりに。(201301)

  • 遊び心満点の八寸(201211)

  • 強肴(201211)

  • 塩加減がほどよく、本当に京料理を感じる(201211)

  • 1皿1皿は少量で実に食べやすい(201211)

  • お造り(201211)

  • 柚子のお湯割り(201211)

  • 食前の香煎(201211)

  • お漬物(201211)

  • じゃこのご飯をおにぎりに(201211)

2013/08/09 更新

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