恵比寿ライダーさんが投稿したSANKARA HOTEL&SPA 屋久島(鹿児島/屋久島町その他)の口コミ詳細

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恵比寿ライダー (東京都) 認証済

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SANKARA HOTEL&SPA 屋久島屋久島町その他/その他

2

  • 夜の点数:4.9

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.9
2回目

2021/11 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

究極のジャパンホスピタリティー

屋久島には移住者が多い。

島の自然、素朴な住民、サンゴ礁から冠雪する山まである。
一度行けばなるほどこれははまっちゃう理由わかるよねって感じで、大自然とともに生活をしたいナチュラリストにはたまらないだろう。


そんな屋久島に飛びぬけたオーベルジュ型リゾートホテルがある、それがサンカラ&スパ。
多くの場合、そんな自然豊かな島の中に景観を乱すようなリゾート施設を建てたらいかんでしょ!みたいな声が上がりそうだが、ここサンカラさんの場合には真逆。

まずその名称「サンカラ=天からの恵み」(サンスクリット語)これ一つとっても、ここがいかに自然・地球を大切にし、屋久島に敬意を表しているかがうかがえる。

山の中に森をなるべく傷つけないよう造営され、食材も地元のものを使い、スタッフも島内の人。
全室がコテージタイプで、明るさもなるべく抑え、生態系への影響を抑えている。


お部屋のタイプはそれぞれなので、同行する方や人数などによってヴィラからスウィートまで選べる。

レストランはカジュアルタイプのAYANAと本格フレンチのOAKSがあり、個人的にはオプション料金を払ってでもOAKSを選んだ方がよいと思う。
ちなみに朝食は必ず「AYANA」。


またお昼の提供もしていて、今回は朝食を昼食に振り替えてもらい、黒牛の牛丼と海鮮丼、そしてシャンパンを頂いた。
大げさかもしれないが、人生で最もおいしい牛丼だった。


夜になると屋久島は漆黒になる。
肉眼でも天の川が見れるので、月が落ちていればシャッタースピードを遅くして星空撮影が可能だ。


もしシンプルな2泊3日の場合のおすすめは。

1日目にレンタカーを借り、島の西側の山道へ行く。
ここで屋久猿や屋久鹿と出会い、永田浜のビーチへ。

そのままぐるりと島を周回し、お宿に戻ればちょうどよい時間になる。

2日目はトレッキングツアーに参加し戻ってお夕食。

3日目は朝食を頂いた後、レンタカーを借り、ここで潮の状態を見て海中温泉などへ出かけてもよいし、1日目で行けなかった場所でのんびり過ごすのもよい。
また早朝からレンタカーを借りて海中温泉へ行き、その後にホテルでお昼を食べてからチェックアウトするなんていう形もあり。

ホテルのチェックアウトは13時なので、フライトを午後にすれば十分時間にはゆとりがあるだろう。


さて、ここのホテルで最も素晴らしいと思うのはレストラン・・・もそうなのだが、スタッフの対応だ。

実は私は屋久島に海中温泉があることを知らなかった。
今回はそこへ行ってみたいと思っていて、空港から送迎中のスタッフに、海中温泉について本当に少しだけ質問したのだ。

その後はその話は一切しておらず、1日目の夕食を終え、翌日のツアーに参加し、最終日にレンタカーを借りた。
と、なんとその後部座席にはサンカラのバッグに入浴セット(バスタオル+フェイスタオル+ウォッシュタオル+マットタオル+シャンプー類)が積まれていた。

そしてナビには2つの温泉がすでにセットされていて、あのわずかな会話の中でしっかり申し送りがされていたのだ。
これには本当に驚いた。

もちろんバッグだけじゃなく、屋久島は突然のスコールもあるので、傘も積んである。


全ての面でこちらの期待を上回るサービスは感嘆すべきもの。
スタッフが皆「やらされている感」がなく、しっかり自発的に自ら思考し、お客様のために何をしたらよいかを考えている(気がする)ので、表情も軽く穏やかで、接していてとても心地よい。


国外の高級宿でも抜群のホスピタリティーを誇るところはあるだろう。
しかし、それらはサプライズ感が満載だったり、どちらかというと「どうや!やったでー」的な過剰演出が多い気がして、自分的には「う~む」なのだ。

ところがここサンカラさんのサービスは、いぶし銀のようで、決して”やってやったでー”的なアピールはせず、ごく自然に当たり前のようにそれらをこなしている。

これこそ我が日本のホスピタリティーではないだろうかと思ったりもする。
旅館とはまた異なるジャパンクオリティーを是非この宿で体験してほしい。


補足になるけれど、海中温泉は最高でした。
自分が行ったのは「平内海中温泉」で、干潮前後2時間くらいしか入れない。
ただ、屋久島のごつごつした岩場の中にぶくぶくと湧き出す温泉、そしてすぐ目の前には海。
大満足。

2021/11/22 更新

1回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

10時間の屋久杉ツアー、その疲れをいやす最高のオーベルジュ

世界遺産、屋久島。
その中でも、最も目的地とされやすいのが縄文杉の中の縄文杉、屋久杉だろうか。

樹齢が2000年を超えるものを屋久杉というらしいのだが、ツアーの道程には数多くの固有名称が付いた屋久杉がある。
大王杉、仁王杉、夫婦杉。

もちろん彼らも素晴らしいのだが、やはり世界が認めた樹齢3000年以上という樹木を仰ぎ見て、何かしらの感慨を得たい、、、そのために来たというわけだ。


さて。
屋久島への道程はなかなか面倒だ。

東京からは直行便がないので、一度鹿児島空港か福岡空港へ行く必要がある。
今回は鹿児島空港から向かったが、プロペラ機で約40分かかる。

乗り換えるだけで疲れるのだが鹿児島空港はさほど広くはないので、乗り継ぎの時間を持て余してしまう。


今回の宿はサンカラ。
中心市街地からやや離れているので、車で迎えに来てもらった。

車の中でぼんやり外を眺めていたが、まぁ何もない島だ。
ファーストフードはモスフードのみ、コンビニは一つもない。
ちょっと大きめのスーパーらしきお店が2~3店舗あるだけ。

住むのにはとっても不便だろうなぁ、、、なんて思っていたが、移住者がかなり多く、若い人の大半は移住者らしい。


前評判に違わず、宿は美しく、接遇はお見事だ。
ウェルカムドリンクをプールサイドでいただきながらチェックインし、荷物を預けてから島を一周してみた。

西部林道という場所に行けば、屋久猿や鹿に会える。
彼らは人を恐れていないので人懐っこく、車が近づいてもまったく逃げるそぶりも見せない。

11月末だったが海はとても青く綺麗で、真夏のビーチに近いような印象を受けた。


移住する人の多くが、海があり、山があり、温泉がある。
こんな環境は他にはないという思いで来るらしい。
納得だ。


屋久杉ツアーは12時間の猶予を見なければならないので、島内1泊ではまず無理だ。
そのため宿は2泊お願いし、初日の夜は2Fのレストラン(oaks)でフレンチを頂いた。

案外一人で来ている方も多く、外国人比率も4割くらいだろうか。

料理に合わせてソムリエがドリンクを合わせてくれるものが一押しらいしが、明日長時間歩くのに、酒を入れるのはやめておきたいと思い、ぐっとこらえてほうじ茶にした。


ツアーガイドは早朝4時に迎えに来てくれるらしいので、もちろん2日目の朝食はホテルではいただけない。
そのため、ホテルは朝食用にと総菜パンを4つとバナナを持たせてくれる。

お水は屋久島水をペットボトルで持参する、まぁ山岳部に入れば湧き水も飲めるのだが。


薄暗い早朝、歩行なので、ヘッドライト、雨合羽などもすべてレンタル可能でありがたい。


11月最後の日ということもあり、ツアー参加者はかなり少なかった。
前半は4時間近く、ひたすらトロッコ道を歩く。
その後は道なき道の急こう配の山道を歩いてゆく。

とにかく疲れるし、疲労以上に膝ががくがくになる。

普段運動も歩行もしていない人は、無理して進まないほうがいいだろうと思う。


途中にはいくつもの名所があり、その中でも前半の主役がウィルソン株だ。
大きな切り株なのだが、内部が空洞で、そこから上を見上げるとハート形になるという例のあれだ。

途中何度も休憩をはさんでようやく屋久杉へ到着したのだが、正直感慨はあまりなかった。
まず縄文杉までかなり距離を開けてみなければならないので、その壮大さというか雄大さが半減してしまっている。

さらにここへ来るまでに疲労困憊なので、またあの道を戻るのかと思うと気力がそがれてしまうのだ。

日が暮れる前には戻らなければならないので、のんびりもできない。

日本一到着が困難で、ゆっくり見れない世界遺産ではないだろうか。


まずこれからこのツアーに参加したいと思う人にアドバイスをさせていただけるのなら、膝のサポーターは絶対持って行ったほうがいい。
登りは正直疲れるだけだが、下りは膝への負担がすさまじいので、あっという間に痛みが襲ってくる。

歩けなくなる人もいるというのが冗談ではないことがよく理解できた。

食べ物はそれほど持っていかなくても大丈夫だし、水も途中で湧水がたくさんあるのでさほど心配はない。


宿に戻れたのは18時くらいだろうか。
到着したら部屋のお風呂がすでに入れてあった。

さすがだな。


二日目の夜は1Fのプリフィクスのフレンチを頂いた。
サバのサラダが超絶においしい。

そしてアルコールも少しだけ。


プールサイドに水着を着た小太りの外国人がいた。
この寒いのに、、、さすが外国人はやることが大胆だし、寒さへの耐性が日本人よりあるなぁ、、、あんて思いながら見ていたら、水に入ったとたん、すさまじい勢いで飛び出してきて、プールサイドを駆け出し始めた。

どうやら温水プールと間違えたらしい・・・。
ガラス越しには聞こえなかったが、口元を見る限り「オーマイゴ!」を連発していたように見える。


カメラを向けようかなと思ったが、さすがにやめておいた。


島のこと、料理のこと、外国人のこと、そして最終日のこと。
書きたいことは山ほどあるが、書きすぎるとネタバレになってしまうので、この辺でやめておこう。


最初のタイトルに戻るが、なぜこの宿が屋久杉ツアーに向いていないかといえば、2泊中1泊が完全に無駄になるからだ。
実際、ツアーに参加する宿泊客は私だけだったし、ここはスパと食事を楽しむために期待b所、もしツアーへ行くことが最優先なら、もっと安くて近場の民宿などがいいかもと思った。

2021/05/21 更新

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