恵比寿ライダーさんが投稿した沖縄懐石 赤坂潭亭(東京/赤坂)の口コミ詳細

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恵比寿ライダー (東京都) 認証済

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沖縄懐石 赤坂潭亭赤坂、六本木、乃木坂/日本料理、沖縄料理、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:3.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/11 訪問

  • 夜の点数:3.8

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

ダイエット指数:3 琉球料理「東道盆」を頂ける都内で貴重なお店

2012年10月 初訪

2008年~2011年前半まで沖縄の「おもろまち」という場所に住んでおり、月の半分を都内で、半分を沖縄で・・・という二重生活をしていました。

沖縄の全ての離島を巡ろうと思い、また沖縄グルメを全て満喫してやろうという思いからスタートしたのですが、まぁ、移動費用はかかるし時間もかかるで2年半強で中止しましたけど・・・。

しかし、それだけ長く沖縄にいたので、当然沖縄の味にも懐かしさを感じる時があり、暇を見つけては都内の沖縄料理店に通っていました。
しかし本日、ふらふらと都内の沖縄料理屋さんをめぐる事にも終止符が打たれました。

そう、精進料理が大好きな私にとって、琉球の精進料理とも言える琉球宮廷料理を提供するお店を見つけたからです。

それは赤坂潭亭。


過去の沖縄生活の中で、記憶に残る料理として「東道盆」というのがありました。
東道盆というのは特別な日に食べる宮廷料理「五段のお取持」で「二の膳と三の膳」の間に提供されるオードブルのようなポジションの料理。
沖縄の漆盆に載せられて供される見た目にも美しい料理ですが、レシピを忠実に再現するのが難しい点と、調理に時間がかかるので、提供しているお店はごくわずか、そのため必ず数週間前には予約が必要です。


初めて東道盆を頂いたのは沖縄日航ホテル。
頂いてみると精進料理が好きな私の口と体にぴったり!つまりかなり精進料理に近いのです。

その後、どうしてもまたあの時の味が忘れられず、提供しているお店を探していたのですが、なかなか見つからず、ほとんど記憶から忘れ、あきらめかけた頃に、ここ赤坂潭亭で提供しているという情報を聞きつけ、まずはランチで味と技術の様子見をしてみました。

頂いたランチは「特製2段日替わり膳」。
実は都内にある沖縄料理屋など、たいしたことはないだろうと、甘く見ていましたがここは別格。
一口食べた瞬間、すべての誤解と思いこみに謝罪をしました。

素晴らしい調理技術と食材選定、そして盛りつけ。
まさに琉球宮廷料理を提供するにふさわしい卓越した技術を持っていると判断、ここならあの時食べた東道盆を、いやそれ以上のものを頂けるかもしれないと思い、後日予約をしました。

沖縄の首里城近くにも「潭亭」というお店があり、ここはその姉妹店かと思っていたのですが、全然関連は無いそうで、これはちょっと誤解しますね。
その沖縄・首里にある「潭亭」でも同様の金額で東道盆を提供しているのですが、味の違いはどの程度かかなり楽しみです。


精進料理が好きな方、沖縄料理の宮廷料理が食べてみたい方には絶対お勧めです。
過去に行ったすべての沖縄料理店が格下に見えてしまうほど、レベルが高いと断言できます。


そして、お会計を済ませお店を出てからミッドタウン経由で恵比寿に戻ろうと赤坂とは逆の方向へ歩き出す。
お店から出て最初の信号待ちをしていて、何気なくお店のほうを振り向くと、、、なんと店頭で頭を下げて私を御見送り・・・いや、、、恐縮です。
一般のランチ客にもそこまで・・・恐れ入りましたというか、素晴らしすぎて感動すら覚えました。


2012年11月 訪問


前回の訪問から半月、待ち遠しい東道盆を頂ける日をようやく迎えました。
思えば沖縄のホテルで最初に東道盆を頂いてから五年、都内であの味が頂けるとは夢にも思わず、期待値は高まるばかり。

今日はランチを「黒猫夜」で、午後のティータイムはサン・キャトル・ヴァンでタルトを頂くという贅沢な一日で、最後の締めにふさわしい琉球懐石。

お店に時間ぴたりに到着し部屋へ通されると、テーブルに置いてある本日のメニューの中にしっかりと、期待の「東道盆」の文字が。
アルコールは避け、温かいお茶を頂きながら18時に懐石スタート。

まずは海老真丈から。

そろりそろりと頂いていると、続いて2皿目に本命の東道盆がご登場。
調理人の方が説明をしながら小皿に取り分けてくれます。

普段は頂かない田芋や花イカ、豆腐ようなど、どれも上品で美味。
特に「泡盛の味がしみ込んだ豆腐よう」と、ランチでも頂ける「揚げた田芋」は絶品!。


お造りは島の魚を二種類の醤油で頂くのが特徴。
非常に個人的な事ですが、この日に限って口内炎になってしまい(栄養偏ってたからかも)こちらの醤油はパス。

その後、脂身がとろけるほど柔らかいラフテー、ほどよい甘みが特徴の石垣牛田楽、数え切れないほどの具材を使ったフーチバージューシーなど、沖縄・琉球の歴史と伝統を凝縮した贅沢な料理が続きました。


デザートは3種あり、自家製ちんすこう、黒糖蜜をかけた杏子寄せ、アテモヤの林檎ゼリー掛け。
どれも繊細な細工でお見事なのですが、お料理全体が甘口なので、デザートは残念ながら大半を残してしまいました。

今回の東道盆は一人で頂いたわけですが、できれば複数名で囲めば楽しくなるだろうなと感じました。
個室で頂くため、一人客はよけいに孤独感がただよいます(というか、この店に一人で来る人はいるんだろうか・・・)


さて、ここまではお料理のお話。
どれもこれも、貴重な食材と調理法で、味に関してはまったくもって問題なし。
ただ、唯一残念なのは、CPです。

今回の東道盆コースは15750円、しかし最後のお会計は20000円弱。
この跳ね上がりは、ソフトドリンク1つと、サービス料、そしてどこにも書かれていませんが「御部屋代」というのが¥2000発生します。

今後改善してほしいとすれば、やはりもう少しお安くしてほしいという点でしょうか。
個室なので「1部屋1組しか回転出来ない事」「赤坂という地代」が発生するのはよくわかりますが、1人20000円で食事するなら、他のお店も選択肢として候補に挙がってしまいます。

個人的には週に1度は通いたい素晴らしいお店、上記の点以外では味付けをもう少し薄味にして欲しい事くらいでしょうか、精進料理系など薄味に慣れているため、こちらのラフテーや石垣牛の田楽は少ししょぱすぎてしまう。

ただ、いづれにしても名店であることには間違いないでしょう。

所訪時のダイエット指数では「6」と書かせて頂きましたが修正です。
夜のコースは油と砂糖がたっぷりで、ちょっとダイエッターにはきついメニューが並びました。
炭水化物として目立つのはフーチバージューシーと田芋くらいなのですが、味付けが濃く、特にラフテーや石垣牛の田楽に添えられている味噌には、かなりの砂糖が使われていると思われます。

よって修正したダイエット指数は「3」です。


  • 赤坂潭亭の東道盆、琉球懐石を堪能

  • フーチバージューシー

  • 石垣牛の田楽、栗おろし掛け

  • 手間がかかる1品、ラフテー

  • 香りが食欲を誘う菊花椀

  • 島魚のお造り

  • 島野菜ヌンクウ仕立て

  • 湯葉のお味噌汁

  • 東道盆の1品、花イカ

  • 東道盆の1品、ミヌダル

  • 東道盆の1品、青ハンビン

  • 東道盆の1品、豆腐よう

  • 東道盆の1品、田芋揚げ煮

  • 東道盆の1品、ゴーヤーサトーナギ

  • 東道盆の1品、包包

  • 東道盆の1品、鮪昆布巻き

  • 東道盆の全体像

  • 沖縄産車海老真丈

  • アテモヤの林檎ゼリー掛け

  • 東道盆の紹介がしっかり

  • 食材もほぼすべて沖縄のもの、素晴らしいの一言

  • すべての料理に沖縄の粋と技術がそなわっています

  • 重箱のお弁当、全体的にはこんな感じのボリューム

  • 今回はさんぴんちゃのホットを。

  • 着席すると御飲み物は?と尋ねられます

  • テーブルクロス代わりの和紙

  • メニューは紙に書いてテーブルにセットしてあります

  • 客室はすべて個室、御客同士の会話が聞こえることはない

  • 入り口部分

  • 入り口付近

  • 六本木と赤坂の中間にある、住宅街の中、雰囲気は完全に小料理屋

  • おみあげ用のちんびん

  • 大きさは沖縄で頂いたものよりはるかに小さいもの

  • おみあげ用のちんびんです

  • 赤坂潭亭のお取り寄せ、豪華な包みで届けられる

2012/12/31 更新

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