4回
2017/05 訪問
力強い煮干に背脂の下支えが効いた本格煮干そば! ワハハ煮干特製そば
またまた「ムタヒロ 堺東店」へと足を運んでまいりました!
このところこちらのお店への訪問頻度がずいぶん上がってますね!(*゚◇゚)
「ワハハ煮干そば」に関しては今回と同様に特製バージョンで、
大阪福島店のほうに初訪問した際にも注文しているのですよね!
ただ、そのときの記憶はずいぶんと薄れてしまっていますし、
「堺東店ならではの味」という側面もおそらくあると思うので、
ちゃんとこちらでも味わおうと思って注文することにしました!
2回食べることで印象がはっきり固まるということもありますしね!
特製バージョンで注文しただけあって、トッピングが充実してますね!
それによって、スープもどんぶりからあふれるぐらいの勢いですし!
◎スープ
まずはスープですが・・・おっ、この煮干の骨太さは自分の記憶以上ですね!(●・ω・)
最初に福島店で食べたときは、トッピングの斬新さであったり、
煮干がしっかり効きながらもバランス感重視である点に目を取られ、
スープを細かく感じ取るだけの余裕がなかった気がするのですよね!
ただ、こうして改めて食べるとその個性がより明確に見えますね!
まずベースとなっている煮干は決してゴリゴリ系ではないものの、
この澄んだスープとは裏腹に非常に力強さを持った主張を見せます!
どこから切り取っても煮干の旨味を感じ取ることができるスープで、
無骨ではないものの、お腹にドスッとその旨味を叩き込むような、
煮干の旨味とその風味の輪郭をはっきりと映すものとなってます!
煮干の持っている特有の風味などもけっこう前面に出てきますし、
それでいて飲みやすくもある、このあたりの調整が上手いですね!
こちらの煮干は伊吹産のシロクチイワシのものを軸に据えながら、
鳥取産のアジ煮干を重ねるという形を取っているとのことです!
そしてここにどっしりとしたコクを加えているのが背脂です!(=゚ω゚)
煮干系のスープ+背脂というと「燕三条系」を思い浮かべますが、
「燕三条系」のスープがもっと煮干と背脂の力関係が等価に近く、
煮干の風味や個性よりも背脂の甘みのほうが前面に出るのに対して、
こちらはそれと比べてもっと煮干のほうに比重が置かれていますね!
なので、こちらは煮干のスープだけでは演出しきれないコクや厚みを
背脂を用いることによってカバーしているといった印象があります!
かなりの量の背脂が入りつつも、どこかサブの感覚があるのですよね!
それでいて煮干の持っている強いパンチを背脂の甘みが丸めるなど、
両者が合わさることによってバランスが上手く取られていますね!
そうした形なので、単純なバランス重視のスープとはけっこう違い、
グイグイと攻めながらもカバーも忘れない、そんな感覚に近いです!
◎トッピング
トッピングは鶏チャーシュー、豚チャーシュー、穂先メンマ、味玉、
いったん麺、なると、ねぎ、三つ葉という組み合わせとなってます!
いったん麺は麺と見るべきかトッピングと見るべきか迷いますが!
いったん麺だけは別に写真を撮ってあるのでそちらで見ていきます!(*゚ー゚)
特製なので味玉がつき、チャーシュー2種とメンマが増量されています!
鶏チャーシューはしっとりとした質感で味わいはさっぱりといただけ、
豚チャーシューも脂身が少なめなので、しっとりと味わうことができます!
味玉が1個丸ごと入るのでとろとろ系なのかなと思いきや違ってました!
ごく普通の味玉ぐらいの熱の入り具合で味わいはやや軽めとなってます!
穂先メンマはやわらかく、それでいてメンマの発酵感も楽しめます!
どれも食べやすいトッピングなので、増えるとより楽しめますが、
全体のバランスを考えるとノーマル版のほうがいい気はしましたね!
純粋にスープと麺と普通のトッピングだけで十分な力がありますし!(`・ω・´)
◎麺
麺は手もみ風のビラビラとした感覚の幅広縮れ麺となっています!
この麺のインパクトはこのラーメンの中でも非常に大きいですね!
「ガハハ鶏そば」が王道の細麺を採用して正統派で攻めたのに対し、
こちらはその麺からしていかにも変化球といった感じがしてきます!
とは言いつつも、煮干の強いスープはこうした太麺が合うのですよね!
ここに細麺が合わさってしまうと完全にスープに埋没しますからね!
舌に触れたときのランダム感のある質感に、ブリッと弾ける食感、
麺が強い主張を見せながらも、全く存在感が揺るがない煮干の旨味、
この強いもの同士がぶつかることで生まれる調和がまた魅力なのです!(*・ω・)
このあたりの感覚は「ガハハ鶏そば」とは大きく違ってますよね!
こちらはひねりを効かせながら旨さを調和させるような感覚ですからね!
ちなみにこちらの麺は「ガハハ鶏そば」の麺屋棣鄂製のものとは違い、
修行先だった「凪」のダルマ製麺のものを使っているようです!
また、いったん麺についても同様に「凪」のダルマ製麺のものですね!
◎いったん麺
そしてこちらがこのラーメンの名物でもあるいったん麺です!
妖怪の「一反木綿」を連想させるような超幅広の平打ち麺で、
何も包んでいないワンタンの皮のような感じで食べられます!
あくまで数枚入っているだけなので、麺の一つととらえるよりは、
麺の生地を使って作ったトッピングといったほうが近いですね!
麺はもともとスープとの相性がいいのは当然のことですし、
麺の生地を使ったトッピングがあっても不思議ではないですしね!
そうした感覚で麺の生地の違った魅力を味わってみる、
そういうふうな視点で食べてみるとなかなか面白いです!
◎まとめ
福島店で食べたときはどうしてもトッピングがまず頭に残り、
スープも煮干は効きつつもバランス型というイメージでしたが、
実際にはそんな単純な一杯でないことは痛感させられましたね!
軸は明確に煮干ですし、背脂は強みながらもサポート役で、
そうした役割分担によって一つの旨さが生み出されている、
このあたりの攻めと下支えの調和の高さが実に見事でしたね!
誰もが安心して食べられる煮干ラーメン、そう呼べる一杯でした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3663.html
2017/06/20 更新
2017/05 訪問
煮干がガツンと効きながらもさっぱり! ニボシマゼソバ
再び「ムタヒロ 堺東店」へと足を運んでまいりました!(`・ω・´)
前回の「ガハハ鶏そば」で感激したので、また鶏系を攻めるのもアリでしたが、
ここはやはりもう一つの看板である煮干系も味わってみたほうがいいですしね!
ただ、「ワハハ煮干そば」は福島店のほうで食べているので、
今回は少し変化球で「ニボシマゼソバ」を注文してみました!
もともとまぜそば好きなので、その点でも興味がありましたし!
そういえばこのメニューは笑い声が商品名についてないですね!(*゚ー゚)
ところでこの「ニボシマゼソバ」は注文時にいろんなことが選べます!
まず麺量は無料でノーマルの200gから大盛の300gにすることができ、
またセットとしてスープとご飯のどちらをつけるかを選びます!
ということで、麺は大盛でご飯をつけるという形で注文しました!
やはりまぜそばは残った具とご飯を絡めて食べたくなりますからね!
◎タレ・全体の味わい
ほー、もやしに玉ねぎと意外とさっぱりしてそうなビジュアルですね!
まぜそばというと、とにかくワイルド路線で来るものが多いだけに、
こうして意外とさっぱりいけそうな感じだと逆に目を引きますね!
また、提供時に味変用としてマヨネーズとカレー粉も出してくれます!
卓上にある煮干酢あたりも味変としてはかなり使えそうな感じですね!
まぜそばということで、まずは全体をしっかりとまぜ合わせます!
そのうえで食べてみると・・・おっ、いいバランスの煮干ですね!(●・ω・)
ずいぶん前に福島店で「ワハハ煮干そば」を食べたときも感じましたが、
こちらの煮干はゴリゴリに攻めるタイプではなく、バランス重視の印象で、
そうした感覚がこちらのまぜそばのほうにも生かされている感じでしたね!
煮干粉末がかなり多く入っているので、麺にガンガン絡むのですが、
それでも煮干のクセも含めてグイグイ攻めてくる感じではなくて、
煮干の旨味が動物系などと一体になりつつ広がってくるのですね!
おそらくこちらのお店の醤油ダレをベースに豚脂を多めに加えて、
そこに煮干粉末をどさっと加えるという構成なのでしょうね!
まぜそばというと、にんにくなども強く効いてるものが多いですが、
こちらはそうではないので、そこも食べやすいポイントと言えますね!
そしてこのまぜそばのもう一つ大きなポイントはトッピングの野菜ですね!
特にもやしが多く入っていて、全体をまぜることで麺と絡むので、
麺を食べていると自然とシャキシャキとした食感のアクセントが来て、
さらにもやしのさっぱり感によって食べやすくしてくれるのですよね!
辛味を持ちつつもさっぱりとした生玉ねぎもまた同様の効果を見せます!
やはりこうしたさっぱりと食べさせる工夫が全体に見られるのですよね!
「まぜそばはとにかくワイルドでないといけない」という視点で見ると、
こちらのまぜそばは煮干の旨味は十分ながらも軽く見えるかもですが、
より幅広くまぜそばを楽しんでもらうことを考えると実によくできてます!
麺量を大盛にしたにもかかわらず、最後のご飯まで軽くいけましたからね!(*゚◇゚)
◎味変用の調味料
そしてマヨネーズとカレー粉の2つの味変用の調味料ですが、
カレー粉は部分的にかけるのが自分としてはオススメですね!
もともとカレー粉って非常に風味の主張が強い調味料ですので、
前半にカレー粉を入れて全体とまぜると完全に支配されますし、
まず部分的に試してから好みで加えていくのがいいでしょう!
一方のマヨネーズは酢のさっぱり感と卵と油脂のまろやかさが
同時に加わることで、実に相性のいい味変調味料になりますね!
マヨネーズを加えるとヘヴィな方向に向かうイメージがありますが、
こちらは全体的にさっぱり系を指向しながら全体が組まれてるので、
マヨネーズを加えても変に重くなりすぎたりしないのがいいですね!
後半にかけて少しずつマヨの量を増やすなんてのもいいでしょう!
◎トッピング
トッピングは小さく切られたチャーシューと鶏むね肉の肉具材に、
もやし、生玉ねぎの野菜、そしてみつ葉と刻み海苔が加わります!
自分としては肉具材が細かくカットされているのがうれしいですね!(=゚ω゚)
自分はタレと麺をまぜたときに肉具材もきれいに絡むほうが好きで、
大きめのカットだと肉具材だけが単独で浮いてしまいますからね!
しかもどちらの肉具材もどちらかといえばさっぱりした風味なので、
このまぜそば全体を構成する点から見ても上手くまとまってます!
◎麺
麺はかなり太めで、手もみ風の縮れがつけられたものとなってます!
全体的にはやや平打ち気味ですが、場所による厚みの違いが顕著で、
外側がやや薄いだけでなく、全体的に厚みに変化がついてるのですよね!
そのためすすったときに口で感じられる質感も実に面白いですし、
こうした形状であることで表面積が広がりタレが絡みやすいなど、
インパクトだけでなくまぜそば向けに最適化された麺となってます!
もちろんまぜそばらしく、食べたときのブリブリ感ともちもち感が強く、
タレやトッピング以上に麺の食感と存在感を楽しむことができますね!(*・ω・)
◎〆ご飯
そして締めは残った具材やタレとご飯を絡めていただきます!
実際にはご飯のほうをまぜそばの器に移して食べるのですが、
写真を撮るためにだけいったんご飯の器に具を乗せています!
ビジュアルを考えると、どうしてもこのほうがいいですからね!
その味わいですが・・・やはり煮干系のタレはご飯に合いますね!(`・ω・)+
煮干の粉末と醤油だけをご飯にかけて食べたっておいしいわけで、
そこに様々な具材や豚脂なども加われば合うに決まってますからね!
でもって、もやしが入っているのでこちらもさっぱりいただけます!
◎まとめ
まぜそばにワイルドさを強く求めると多少外れてしまうかもですが、
バランス重視で女性にも好まれる煮干まぜそばとしては実に秀逸で、
最後のご飯まですっきり食べることができる食べやすい一杯でした!
次回は限定にするかつけ麺にするか、迷いつつ今後も通おうと思います!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3612.html
2017/06/20 更新
2017/04 訪問
ガハハ鶏そば
東京を中心に店舗展開する「ムタヒロ」の堺東店に初訪問してきました!
さて、ムタヒロというと東京のお店という印象が強いのですが、
社長の牟田さんは実は大阪の堺市出身だったりするのですよね!
それを考えると大阪での2店舗目に堺東を選んだのもわかりますね!
ある意味では、これは故郷への凱旋とも言える出店でもあるわけです!
過去に訪問した福島店では「ワハハ煮干そば」を食べたので、
もう一つの看板である「ガハハ鶏そば」を注文することにしました!
◎スープ
これはちょっと予想とは全く違う超正統派のビジュアルですね!
「ワハハ煮干そば」では一反木綿と呼ばれる超幅広麺も入るなど、
見た目でも驚かせてくるようなイメージを抱いていたのですが、
ここにはそうしたインパクトを与えるようなものはありません!
別添えでおろし生姜がついてくる点以外は完全なる正統派です!
まずはスープですが・・・うわっ、これは何という鶏の深さでしょう!(●・ω・)
これまで訪問を先延ばしにしていたことを後悔させられましたね!
これはもっともっと早く食べに行っておくべき一杯でした!
このスープの味はもうとにかく「鶏」の一言に尽きると言えます!
鶏を中心に複合的な旨味によってバランスを取るというよりは、
とにかく鶏一本に絞ってその全ての旨さを閉じ込めたかのようです!
まず何よりベースとなっている鶏スープの旨さ、深さが凄まじいです!
誰が食べてもその瞬間に「鶏」とわかるほどに強い旨味がほとばしります!
そしてそこに加わる鶏油のコク、風味も素晴らしいものがありますね!(=゚ω゚)
鶏油らしい風味をどんどん前面に出して主張させてきながらも、
ギトギト感は感じさせない、実に絶妙なラインで整えています!
鶏油は多めではあるのですが、鶏油に「頼ってる」感がないのですよね!
これもまたベースの鶏スープが旨味がそれだけ深いからと言えるでしょう!
ムタヒロというと、「ワハハ煮干そば」が一番手の印象がありますが、
こちらのお店ではこちらの鶏そば系のほうが人気が高いそうなのです!
このスープを一度飲めば、その人気の高さも十分すぎるほどわかりますね!
また、こちらの醤油ダレは昆布、椎茸に魚醤のいしりを使っており、
これが鶏スープの下支えとしてさらなる旨味を重ねてくれています!
そして別添えの生姜ですが、これもなかなかいい仕事をするのですよね!(*゚ー゚)
大事なポイントは後半ぐらいになってから少しずつ入れることです!
生姜はもともと風味の強い素材なので、一気に入れると味が激変しますし、
最初に全部入れようものならせっかくの鶏の風味をマスクしてしまうでしょう!
ですが、後半に少しずつ入れると生姜のさわやかさがいい変化をつけ、
同時に東京風の古風な中華そばへと表情を少しずつ変えるのですよね!
そうすることで後半になるほどよりさっぱりといただけますしね!
ベースの鶏が分厚いので少々の生姜ではスープが壊れませんし、
別添えの生姜を提供できるのもその自信があるからなのでしょう!
◎トッピング
トッピングは豚チャーシュー、鶏胸チャーシュー、穂先メンマ、
鶏そぼろ、みつ葉、白ねぎという組み合わせになっています!
これらの具材も自分としては思っていた以上にドンピシャでしたね!(*゚◇゚)
豚チャーシューは脂身があまり多くない部位なのですが、
肉質がしっとりやわらかで実に食べやすいのですよね!
具材も含めて鶏のスープを支えているという感がしますね!
これがバラ系だと、豚の主張が強めに出てしまいますからね!
そして鶏胸チャーシューはしっとりとしていて味わいもさっぱりと、
鶏の旨味たっぷりのスープをまとうことでその旨さが高まります!
鶏そぼろは純粋な具材というよりは、スープを取るのに使ったものを、
補足的なトッピングとして乗せてくれているといった感じですね!
穂先メンマはしっとりとやわらかで、ねぎはやや辛味を立てたもので、
みつ葉と合わせて口の中に上手く変化をつけてさわやかさを加えます!
この具材だったらどれを増しても重くなったりはしないでしょうね!
◎麺
麺は加水が低めのパツッとした食感を見せるストレート細麺です!
豚骨向けの麺に比べるといくぶん加水が高いといったぐらいですかね!
お店のポスターを見るとどうも麺屋棣鄂製の麺を使っているようです!(`・ω・)+
東京のムタヒロは基本的に凪製麺の麺を使っているはずなので、
これは大阪ないしはこの堺東店ならではのチョイスのようですね!
他のラーメンの麺が凪製麺か麺屋棣鄂なのかはちょっとわかりませんが!
これは次回以降に訪問したときに店内の文章などをチェックしたいですね!
清湯系のスープには中加水ぐらいの麺を合わせることが多いですが、
こうしたパツッとした麺もスープ次第では上手くハマるのですよね!
特にこちらは清湯であっても鶏のコクの強さはかなりのものなので、
スープを引き立てる低加水麺ならではの良さが光っていますね!
ちなみに替え玉もできるので、それもかなりオススメできそうです!
◎まとめ
とにかく予想していたよりも遥かに強い鶏の旨味が楽しめるスープで、
スープを一口飲んだ瞬間に圧倒されて最後まで箸が止まらなかったですね!
鶏そばの塩、つけそば、まぜそば、堺東限定のガシソバに、
さらに限定メニューもけっこう頻繁に提供されてるので、
これから重点的にこちらのお店を通ってみようと思います!
とにかく鶏のコクと旨味を堪能しつくしたいなら外せない一杯ですよ!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3592.html
2017/05/11 更新
かなりひさしぶりに「ムタヒロ堺東店」へと行ってまいりました!
調べてみるとなんと2017年以来の訪問となるようですね!
そんなにもムタヒロから足が遠ざかっていたとは自分でも意外でした;
基本的なメニューをおおよそ全部食べたつもりだったからだとは思うのですが、
その割にまだ食べてないレギュラーメニューも少しあったりするのですよね;
近い間隔での訪問であれば食べてないレギュラー系を優先するのですが、
ひさしぶりの訪問なので基本である「鶏そば 醤油」を注文しました!
自分がこのお店で食べたメニューの中で最も好きなラーメンでしたからね!(*゚◇゚)
そういえばこちらのメニューには「ワハハ」や「ガハハ」などの
笑い声を表す擬音がついていましたが、今は外れていますね!
「大阪の店舗だけ擬音を外したメニュー名にしたのかな」と思いましたが、
調べてみると東京の店舗でも今は擬音はついていないようですね!
うん、やはりかなり正統派の鶏ラーメンらしいビジュアルとなっていますね!
ただ2017年の訪問時とはトッピングなどがけっこう変わっていますね!
◎スープ - 鶏が非常に強いスープだが水鶏系とは一線を画す
まずはスープですが・・・うん、しっかりと鶏が主張してきますね!(●・ω・)
実は自分がいろいろ食べてきた鶏系の清湯スープの中で
鶏の主張の仕方が最も好きな醤油ラーメンがこちらなのですよね!
今回もそうした印象をしっかりと与えてくれる仕上がりとなっています!
とにかくベースのスープから出てくる鶏の旨味が非常に強いのですよね!
でもインパクト重視と言うよりは「強いのにどこか優しさがある」スープです!
このあたりがパワーで押してくる「鶏と水だけ系」のお店とはやや違う点ですね!
また鶏清湯系のラーメンらしく鶏油も多めにしっかりと主張するのですが、
やはりここもガンガンに力で押すタイプの水鶏系とは少し違うのですよね!
「鶏が強いけどもどこかバランス感重視も感じる」という感じでしょうかね!
そしてほんのりとした鶏から出る甘みも感じるのがポイントとなっています!
なので、大きな方向性としては現代的な鶏の主張が強い清湯ラーメンながらも、
昭和のレトロな感覚を求める人にも応えられる仕上がりになっていますね!
そしてサポート的に軽く昆布や魚介系などがふんわりと入っていますかね!
そうすることによって間口の広さと旨味のふくよかさが感じられますね!
2017年に訪問したときは味変のためのおろし生姜がついてきましたが、
今回はデフォルトではそうしたものはついてはこなかったですね!
たしか注文すれば無料でついてくるようなシステムになってるはずです!
◎トッピング - 2017年の頃よりも正統派路線に
トッピングはチャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、海苔、
鶏ひき肉、ねぎという組み合わせになっています!
2017年の訪問時には海苔はなく、そのかわり白ねぎが多く乗っていて、
三つ葉の量もかなり多かったのでけっこう変更されていますね!(=゚ω゚)
大きな流れで見ると、「より正統派のトッピングに近づいた」感じですね!
豚チャーシューは意外とレトロ感のあるシンプルな赤身系です!
鶏チャーシューは脂身がほとんどない胸肉のさっぱり系です!
鶏ミンチは具材というよりはおそらくスープに旨味を出すためでしょうね!
そして焼き海苔が加わったことで、正統派らしさが強まっていますね!
穂先メンマはやわらかく、シャクッとした食感を楽しむことができます!
全体的に薬味の主張が控えめになっているというのも変化点と言えますね!
◎麺 - オーソドックスな中加水麺へと変更
麺はかなりオーソドックスな多加水寄りの中加水麺となっています!
食感はやややわらかめで、スープとのなじみを重視している感じです!
実は今回この麺を食べたときにけっこう驚いたのですよね!
「あれ、ムタヒロの鶏そばの麺ってもっと低加水じゃなかったっけ?」と記憶していましたので!
そこで帰ってきて過去記事を調べると、やはり記憶は正しかったようです!(*゚ー゚)
2017年のときは細めストレートのパツパツ系の低加水麺だったのですよね!
そのときに「自分はかなり好きだけど、清湯系醤油ラーメンに合わせるには
もうちょっと加水の高い麺を好む人も多そう」と思ったのですが、
麺の加水が高まったのはおそらくはそうした経緯があったのでしょう!
たしかにこちらのほうが「鶏清湯系醤油ラーメンらしい麺」ではありますからね!
あえて麺そのものが強く主張しないバランスにしている感もあって、
食べる人の好みなどを考慮してそうした感じにしたのでしょうね!
◎まとめ - 鶏の旨さはそのままにより正統派感を強調
2017年に食べたときは先進的で現代的なイメージが非常に強かったですが、
麺や具材の変更によって現代性と昭和感の融合的な感じが強まりましたね!
もちろんベースとなっている鶏の旨味の強さはしっかり継承されているので、
主軸となる部分を維持しつつ正統派らしさを少し強調したのでしょうね!
思っていた以上に2017年のときとは変わっているのが印象的でした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.com/blog-entry-6138.html