4回
2018/07 訪問
すだちの清涼感とともにイリコの旨味がググッと上がってくる夏向けの一杯! 冷すだちつけそば
2週間前に続けて「中華そば いぶき」に行ってきました!
同じお店に短期間で2回行くのは自分としては珍しいですね!
以前は未訪問のお店を回ることを優先していましたが、
最近はその方針をちょっと変えてみようと思っています!
「食べたいものを食べる」、「行きたいところに行く」と、
もっとシンプルな発想でやってみようかなと考えています!(`・ω・´)
思えば以前は気になったお店が自分の中で1つできたら、
そのお店のメニューを制覇するのが基本だったのですよね!
なので、同じお店に連続して通うのも悪くないですしね!
でもって、「冷やしイリコそば」のあの完成度を改めて見ると、
他のラーメンがどうなっているのかももっと知りたいですしね!
そこでもう一つの夏の限定メニューをまず開拓してみました!
お店に着くと「冷やしイリコ」につられそうになりましたが!笑
「冷やしイリコそば」の引力って、ほんとすごいですからね!
数年前の夏の限定は「冷やしイリコそば」だけだったのですが、
今はそれと並行して「冷すだちつけそば」が提供されています!
「冷やしイリコそば」には一切れだけすだちが乗ってるので、
そこから発展させるような形で作られたメニューなのですかね!
ただ人気に関しては圧倒的に「冷やしイリコそば」が上ですが!
でも今回は他にも「すだちつけそば」を注文してる人はいました!
ほほう、これはずいぶんとシンプルなビジュアルになってますね!
トッピングを抑えることで800円と低めの価格にしてるのですね!
普通は麺量の関係などからつけ麺が価格が高くなりがちですが、
このメニューは「冷やしイリコそば」の価格が同じですしね!
つけ汁もスライスされたすだち以外の具材は入ってません!
なので、麺・つけ汁・わかめ・すだちだけなのですよね!
わかめの横に小口切りのねぎが一つだけ見えてますが!笑
◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・やはり土台を固めるのはイリコです!(●・ω・)
そもそもこちらの「いぶき」というお店の名前からして、
「伊吹いりこ」の「伊吹」から取られているぐらいなので、
スープの主役は基本的にイリコであると見てよさそうです!
また、このつけ汁は提供直前まで冷蔵庫で冷やされています!
そうすることによって、冷え冷えの状態で提供すると同時に、
あらかじめ入れておいたすだちの風味が強く出るのでしょうね!
なので、つゆはイリコ・すだち・かえしの3つが組み合う感じです!
「冷やしイリコそば」はタレが塩系で、すだちも1枚だけなので、
スープはほぼイリコ一色だけに染め上がるような感じでしたが、
それに比べるとこちらは明らかにもっと複合的な風味ですね!
つけ麺のつけ汁というと、酸味が一つのカギになるのですが、
そこにすだちを当てはめるという発想もあったのでしょうね!
もちろんお店の看板であるイリコだしをベースに据えながら、
つけ麺はラーメンと比べると麺の主張が強めに出やすいので、
つけ汁が負けないよう醤油の持っている風味をプラスしながら、
ポイントとなる酸味はすだちを用いてさわやかに演出する、
食べているとそうした組み立てが見えてくるようですね!(*゚◇゚)
ちなみにすだちの主張をより強めに感じたいと思ったら、
箸ですだちをつついて果汁が出るようにするといいです!
ただすだちが強まると少しイリコが後ろに下がるので、
そのあたりのバランスは考慮しながらやりましょう!
その主役のイリコですが、「冷やしイリコそば」とは少し表情が違います!
今回はすだちや醤油ダレなどの他の要素が入ることで、
相対的にイリコの存在感は多少下がってはいるのですが、
それを補うようにイリコの個性が強めに出ていますね!
「冷やしイリコそば」がいかにもイリコらしさを感じさせる、
そうした個性よりもふくよかな旨味を広げていたのに対して、
こちらはそれより小粒ながらもググッと個性を主張してくる、
そうすることで全体のバランスを取っている感じでしたね!
なので、だしの取り方がちょっと違っているのかもですね!
◎麺
そして麺ですが・・・麺の良さがストレートに伝わりますね!(=゚ω゚)
こうして食べると、やはりつけ麺は麺が主役だと感じますね!
麺のつるみ、表面のなめらかさ、プリッとした弾ける食感、
そして何より麺の風味がダイレクトに伝わってきますね!
面白いのはスープの持っている個性という点だけで見れば、
こちらはイリコに醤油やすだちが重なることによって、
よりアクセントの強い味わいになっているにもかかわらず、
麺とスープのバランスではやや麺が強めに出てきます!
これはやっぱりつけ麺という食べ方によるものでしょうね!
こちらのお店はつけ麺の麺が特に太いというわけでもないので、
麺そのものの質によって生じている違いではなさそうですし!
ラーメンは麺一本一本にスープが絡む形になりますが、
つけ麺はつまんだ麺全体の外側につけ汁が絡むので、
内側は麺の風味がダイレクトに伝わってくるのですよね!
一本ずつつけて食べれば力関係は逆転するでしょうけど、
それはさすがにつけ麺のおいしい食べ方ではないですしね!
◎トッピング
トッピングはわかめのみという非常に潔い構成です!
すだちは具材というよりは、つけ汁に味を出す役割ですしね!
そしてこのわかめがなかなか重要な役割を担っています!(*゚ー゚)
一枚ずつはがして麺と一緒につけ汁につけて食べることで、
わかめらしい風味やコリッとした食感を加えるだけでなく、
麺に絡むつけ汁の量を多くしてくれる効果があるのですよね!
それによって麺とつけ汁のバランスがより向上してくれます!
それにしてもこちらのお店の鳴門わかめは食感がいいですね!
厚みがあって、食べるたびにコリコリッというのですよね!
改めて「わかめにもこだわってるんだな」と感じましたね!
◎まとめ
「冷やしイリコそば」と比べてどちらが好きかと言われれば、
そこはどうしても「冷やしイリコそば」と即答してしまいますが、
ただこのメニューも一つのつけ麺としてなかなか優秀でしたね!
並行して提供されている「冷やしイリコそば」が凄すぎるので、
どうしても比較してしまうとこちらの影は多少薄くはなるのですが、
一つの冷やしつけ麺として見れば間違いなくいいものはありますね!
とにかくさっぱりいただきたいときには最適なつけ麺でした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4222.html
2018/08/14 更新
2018/07 訪問
イリコという素材の持つ深み、旨味、ふくよかさが一気に口の中に広がる大阪を代表する冷やし! 冷やしイリコそば
天神橋筋五丁目にある「中華そば いぶき」に行ってきました!
こちらのお店に訪問するのは2年前の夏以来になりますね!
「中華そば いぶき」と言えば・・・やはり夏の冷やしですね!(=゚ω゚)
2015年に初めて食べたときから一気に虜にされてしまった、
あの「冷やしイリコそば」が無性に食べたくなったのです!
ここ最近は一度食べたラーメンは避けてしまう傾向があり、
それが自分のいろんなお店への訪問の幅をせばめてましたが、
この一杯が思い浮かんだとき、そんな壁はすぐに崩れました!
もともと「これを食べずに夏は越せない」と思わせる一杯ですし、
昨年は食べなかったものの、2016年も食べに行ってますからね!
今回でこちらのお店に訪問するのは5回目になるのですが、
そのうちの3回が「冷やしイリコそば」というハマりっぷりです!
ただ、それは決して自分だけが特別というわけではないのですよね!
初期の頃はラーメン好きの人達だけが知る隠れた名作でしたが、
時間が経つにつれて一般の人にもその評判の高さが知れ渡って、
夏場になると多くの人がこの一杯を求めてやってくるのですよね!
この日もカウンターに並んだ6人全員がこれを注文していました!
冷やしラーメンって、まだまだ決して一般的とは言えない存在なのに、
それでもこのお店においては夏は断トツの注文率を誇っているのです!
ということで、迷わず「冷やしイリコそば」を頼みました!
+100円で大盛にできたので、大盛にして注文しています!
2016年と比べると、標準トッピングから味玉が外されてますね!
ただ、スープの量が2016年に比べてやや多くなってるように見えます!
◎スープ
まずはスープですが・・・ああぁ、うまいうまいうまいうまいうまい!(●・ω・)
もうこのスープ、うまい以外の言葉は必要ないのではないかと思うほどです!
それ以外の言葉を並べても陳腐になってしまうような感じがしてしまいます!
さすがにそれだとブログとしての意味がないので普通にも書きますが!笑
いやぁ、でもとにかくこれはもう至福の味としか言いようがないですよ!
スープ一口で「食べに来て良かった」と思わせるラーメンも数少ないです!
そこまで言わせるラーメンなのだから、いったいどれほどの種類の素材を
重ね合わせることによってスープを構成してるのかと思われるかもですが、
これをほぼイリコ(煮干)のみで作り上げてるのだから凄いのですよ!
おそらく昆布も重ねていると思いますが、それもあくまで脇役としてです!
全体のうちの90%以上の旨味はイリコによるものと言っていいです!
イリコ(煮干)ってしっかりした旨味を持った素材ではありますが、
旨味を出せば出すほどクセも出がちで、好みが分かれるものですが、
こちらのお店はイリコの下処理が丁寧なのでクセもないのですね!
もちろん「イリコらしい特徴」というのはしっかり感じられますが、
人によって好き嫌いが分かれるようなネガな特徴は出していません!
一方でそうしたクセを抑えると旨味もまた抑えられたりしがちですが、
このスープの旨味の芳醇さと言ったら表現のしようがないほどです!
魚介系だけのスープって、どうしてもコクが弱くなりがちなのですが、
このイリコは旨味が強く、同時に深みがあり、一気に広がるふくよかさ、
そしてイリコだけとは思えないコクまでをも生み出してるのですよね!
初めて食べたときからそうですが、この「冷やしイリコそば」を食べると、
「イリコ(煮干)ってこんなにおいしいの?」と驚愕させられるのです!(`・ω・´)
イリコという素材の持つ旨さ、深さを全て引き出しているとも言える、
何度食べてもこの凄さにはただただ圧倒されてしまうばかりです!
高級な「伊吹いりこ」だけを使い、さらにこの「冷やしイリコそば」専用に、
場合によっては漁にまで同行するという力の入れようだそうですからね!
冷やしラーメンって、夏には合うけどどうしても淡さが出がちなところ、
イリコ一本でそんな先入観などを全て吹き飛ばしてくれるのですから、
一つの素材というものの奥深さをまざまざと感じさせられますね!
でもって、この冷やしは何気に冷え具合もまた絶妙なのですよね!
冷やしラーメンって、キンキンになるまで冷やすタイプもあれば、
あえて少し温めなぐらいに仕上げてくるものまで幅広いですが、
この冷やしはまさに「冷たすぎずぬるすぎない」温度なのですよね!
こうしたところもやはり研究して調整しているのでしょうね!
ちょうど自然に違和感なく楽しめる温度になってますからね!
◎トッピング
トッピングは細切りチャーシュー、鳴門わかめ、メンマ、
すだち、青ねぎ、白ごまという組み合わせになっています!
この中で特に欠かせないのはチャーシューとわかめでしょうね!
わかめだけだと、麺と絡めたときにさっぱり感ばかりが出ますが、
わかめとチャーシューを両方少しずつ絡めると絶妙なのですよ!
わかめのシャキシャキとした食感とさっぱりとした軽い海の香り、
そこにチャーシューのコクが合わさることで抜群の相性を見せます!(*゚◇゚)
わかめってスープに強い影響を与える具材と思われがちですが、
こちらのお店のわかめはそうした影響は極力排除してるのですよね!
なので、素直にわかめの食感とさっぱり感を楽しむことができます!
また、わかめについても鳴門産という強いこだわりを持っています!
チャーシューもどちらかと言えば素朴なタイプではあるのですが、
これが細切りになることでこの冷やしにほんとよく合うのです!
特に初期の頃に比べると細めになって麺と絡めやすくなったので、
より麺との相乗効果がグレードアップしてきているのですよね!
そしてもう一つ重要な地位を占めているのがすだちの存在です!
食べ始めの頃はこのすだちは触らずにそのままにしておきます!
そして半分ぐらい食べたあたりで、すだちの身を箸で少しつつきます!
そうすることによって、ごくごくほんのりとすだちの清涼感が広がります!
これがまたイリコのだしとなかなかいい相性を見せるのですよね!
でもって、すだちの風味のさわやかさは夏にぴったりですしね!
また少量加えられた白ごまも香ばしさをふわっと広げてくれます!
◎麺
麺はやや平打ち気味ながらも厚みもけっこうある断面の四角い麺です!
また、こちらのお店で使われている麺は全て自家製麺となっています!
この麺も以前に比べると、より冷やしとの相性が向上していますね!(*゚ー゚)
数年前は冷やしらしくプリプリ感がかなり強く出ていた印象ですが、
以前に比べると強い弾力はやや穏やかになって、スープといい具合に
噛み合うような適度なプリ感を見せるような感じになっていますね!
やはりこのラーメンの主役は麺以上にスープのほうだと思いますし、
麺の存在感を立てつつもスープよりも前に出ないバランスに整える、
そういうあたりが以前よりも重視されているような感じがしましたね!
ただこの麺もまた一つの冷やしの麺として優秀な内容なのですよね!
写真を見てもわかるように、実にみずみずしさを感じさせる麺で、
多加水麺らしいつるみとすすり心地、弾力がそろってますしね!
◎まとめ
2年ぶりに食べましたが、やはりこれは夏には外せない一杯ですね!
もし家から徒歩圏内にあったら毎日通ってしまうでしょうね!
この暑さの中、食べずにいたら禁断症状が出るぐらいの旨さです!
それが冷やしでさっぱりと食べられるというのもうれしいですよね!
これはもう間違いなく大阪を代表する冷やしラーメンと言っていいですし、
オススメの冷やしラーメンを問われたら、間違いなくこれを挙げますね!
最近では多くのラーメンが夏に冷やしを提供するようになりましたが、
その中でも頭一つ、いや三つか四つぐらい抜けてるのではないですかね!
「ラーメンで冷やしってあまりピンと来ないなぁ」と思っている人も、
このラーメンを食べると一気にその考えをひっくり返されるかもですよ!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4199.html
2018/07/26 更新
2016/06 訪問
大阪1の呼び声高い煮干の本当の旨さを伝える珠玉の冷やし! 冷やしイリコそば
夏の冷やしを求めて「中華そば いぶき」に行ってきました!
自分の中で冷やしのラーメンといえばこのいぶきさんです!(`・ω・´)
昨年初めて食べたばかりですが、いたく感動したのですよね!
なので、この冷やしを食べずに夏を越すなんてことはできません!
実際こちらの冷やしは絶賛されている人が非常に多いですし、
一度食べてみればそれだけ評価が高い理由も納得できます!
自分はお店に行くときは、まだ食べていないメニューを
できるだけ優先して注文していく傾向があるのですが、
今回は頭の中はこの「冷やしイリコそば」一色でした!
とにかくこの冷やしが食べたくて仕方なかったのですよね!
基本的なビジュアルは昨年食べたときと変わっていないですね!
ただ、よく見るとスープの醤油の色がいくぶん薄くなっていたり、
チャーシューのカットの幅がより細くなるなどの変化がありますね!
方向性は同じながらも、ビジュアルがより洗練された印象があります!
◎スープ
まずはスープですが・・・ああぁ、これはやはり至福の味ですね!(*・ω・)
イリコを使ったスープというのは何も珍しくはないのですが、
この「冷やしイリコそば」のスープは本当に格別なのですよね!
イリコならではの風味が生きながら、クセのようなものはなく、
イリコらしい旨味とともにふくよかさが口を包み込むのですよね!
イリコだしでこのふくよかで丸みのある旨さはそうそう楽しめないです!
単にイリコの旨味の「強さ」という軸だけでは語ることができなくて、
風味の広がりや口当たりのやわらかさ、そしていつまでも残る余韻と、
様々な軸からイリコの持つ旨さを感じさせるのがこのスープです!
「イリコってこんなにおいしいのか」と思わされずにはいられません!
このスープでは基本的に動物系は使われずイリコの最高級品である
伊吹いりこと昆布のみによって旨さを引き出しているのも特徴です!
そのシンプルさでこの旨さなのですからさらに驚かされますね!(*゚◇゚)
この「冷やしイリコそば」のイリコは冷やし専用のものを厳選して
使っていて、ときにその漁に同行までするという話もあります!
イリコに対する並々ならぬ思い入れの強さが伝わってきますね!
◎トッピング
そしていろいろなトッピングもその風味に彩りを加えてくれます!
ねぎ、ごま、細切りチャーシュー、わかめ、メンマのどれもが
単体の具材として主張するというよりも、麺と絡めて食べることで
イリコの主役感を生かしながらそこにサポート役として変化を加える、
そうした役割を担うことでスープを側面から支えているのですよね!
最初から最後まで、主役はイリコであるという軸が一切ブレません!(=゚ω゚)
さっぱりしたチャーシューもこのスープによく合ってますし!
味玉は卵黄のまろやかな風味が非常に素晴らしいですね!
この味玉に関してはトッピングで増量するのもアリですね!
1/2個で50円なので、けっこう手軽にトッピングできますし!
すだちは味変用で、後半に箸で少し果肉部分を潰すようにすると、
スープにさわやかな柑橘系の風味と清涼感が広がってくれます!
ただしちょっとだけイリコの比重が下がるところもあるので、
自分としてはかなり後半になってから使うのがオススメです!
◎麺
麺は厚みもそこそこある、やや平打ち気味の麺となっています!
一見するとスープに対して麺が強いように見えるかもですが、
このスープはその見た目以上に旨味が凝縮されているので、
これぐらいの太めの麺と合わせてちょうどいいのですよね!(*゚ー゚)
ピシッと締めているので、プリッとした弾力がよく出ていて、
イリコの風味を運ぶとともに冷やしの麺らしい旨さを見せます!
初めて食べたときに感激したラーメンでももう一度食べると、
その感激度がちょっと下がってしまうということもありますが、
この冷やしに関してはそうしたことは全くなかったですね!
自分の中での冷やしラーメン1位の座はそうそう揺るぎそうにないです!
改めて食べたことでいかに断トツであるかを実感させられましたし!
もし近所にあったら夏の間だけで何度食べるかわからないほどですね!
それほどまでに素晴らしいイリコの旨味を堪能できる冷やしです!
この冷やしだけは他を差し置いても絶対に食べないといけないですね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3190.html
2018/07/26 更新
なんと7年ぶりに天神橋筋5丁目あたりの「中華そばいぶき」に行ってきました!
目当てはもちろん、このお店の夏の風物詩である「冷やしイリコそば」です!
ラーメン熱が再び上がってきたので、これをどうしても食べたかったのです!
この「冷やしイリコそば」はこちらのお店の夏の大定番なのですよね!
なんとこの日の昼営業では冷やしメニューのみの営業になっていました!
それだけこちらのお店の冷やしの人気が高いということでもありますね!
がっつりと食べたかったので、麺は大盛り(+100円)で注文しました!
おぉ、これは懐かしいビジュアルですね!
ひさしぶりにこの一杯に会うことができた感激に浸れます!
◎スープ - ここまで上質ないりこだしはないのでは
まずはスープですが・・・これはもう完璧ないりこだしとしか言えません!(●・ω・)
いりこ(煮干し)って旨味もあるけどクセもある素材なのですが、
このいりこスープはそこまで旨味だけをものすごく丁寧に抽出して、
さらに「クセと感じさせない範囲での」いりこの個性も出ています!
だからいりこだしを味わううえでのベストバランスなのではないですかね!
旨味はしっかり、でも決して過剰に攻めてくるような感じではなく、
「優しい旨味を最大限にまで引き出しきった」という旨さなのです!
このスープはほんとにタレや他の要素とかの個性はあえて最小限で、
いりこの持っている旨味をとにかく素直に感じ尽くせるスープなのです!
だからいりこ系ラーメン全体としてもかなり最上位に来ますし、
自分としては大阪の冷やしはこれがNo.1だとずっと思っています!
「冷やしラーメン? ラーメンは温かくてなんぼでしょ」と思う人は、
ぜひともこちらのお店のこの「冷やしイリコそば」を食べてほしいです!
冷やしという概念も、いりこに対するイメージも全部変わってしまいますから!
そして一枚だけ乗ったすだちのスライスもいい仕事をしてくれるのですよ!
食べ進めながらこのすだちをちょこちょこっといじるといいです!
そうするとスープにほんのりとすだちの清涼感ある香りが広がって、
これがいりこと合わさることですごくいい味変になってくれるのです!
◎トッピング - 麺と一緒に食べることがしっかり想定されている
トッピングは刻みチャーシュー、すだち、メンマ、わかめ、ねぎです!
メンマに関しては箸休め的に食べるという感じにはなりますが、
他の具材はどれも麺と一緒に食べることが想定されている気がします!(=゚ω゚)
スープを飲む、麺を食べる、麺にいろんな具材を絡めて食べる、
こうしたいろんな方法で食べ進めていくことで一つのラーメンの表情が変わる、
そういう食べ方のちょっとした変化を楽しむだけの具材とも言えますね!
とりわけ刻みチャーシューがちょびっと動物性の旨味を出すのがいいですね!
◎麺 - プリンとした多加水麺とスープとの相性が抜群
麺は加水が高く、プリンとした弾力を感じさせるやや太めの麺です!
「優しさのあるいりこスープとやや太めの麺だと麺が勝つのでは」
と思われるかもしれませんが、実際にはそんなことは全くないです!(*゚ー゚)
この「冷やしイリコそば」を10年前に食べたときなどは、
「やや麺が強いかな」と思ったりすることもありましたが、
今はもう麺とスープのバランスが大幅に向上しています!
冷やしの麺ってどうしても硬く締まりすぎになりがちなのですが、
こちらはそんなことは全くなく、ベストな状態の食感にしてくれます!
スープとも最も合う冷やしの麺の食感を研究しているのが伝わります!
だから最初から最後まで一切迷うことなく麺もスープも楽しめるのですね!
◎まとめ - これを食べずに大阪の「冷やし」は語れない
改めてこの「中華そばいぶき」の「冷やしイリコそば」を食べて、
「やはり大阪のNo.1冷やしラーメンはこれだ」と痛感しましたね!
大阪で冷やしラーメンを食べるなら、まずここを第一候補にしましょう!
「こんなおいしい冷やしがあるのか」と思わせてくれること間違いなしです!
いやぁ7年ぶりでしたが、ほんとにおいしい冷やしを食べさせてもらえました!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.com/blog-entry-6307.html