4回
2016/12 訪問
アワビ、牛フランケンなど極上の素材が織り成す年越しならではの一杯! 年越しラーメン
東大阪の「坊也哲」の2016年の最終営業日に足を運んできました!
別に昨年の最終営業日に行こうと決めていたわけではなく、
たまたま行く予定の日がそうなっただけではあるのですが!
お店に着くとまだ「年越しラーメン」が残っていたので、
迷わずその「年越しラーメン」を注文することにしました!
むおお、噂には聞いていましたがこれは凄いトッピングですね!
アワビに黒毛和牛など、採算が取れるのか食べる側が不安になります!
◎スープ
まずはスープですが・・・おっ、いつも以上にじんわり系のスープですね!(●・ω・)
和牛が入るということでそこそこヘヴィさもあるかと思いきや、
年末に疲れがちな胃を労わってくれるような優しいスープです!
ベースはこちらのお店らしい鶏スープで、そこに昆布の旨味や
ちょっと多めにかけられた香味油によって厚みももたらされ、
生姜の香りなどもふわっと上がってきてすっきり食べられます!
しかしこのラーメンの真骨頂は食べ進めてからなのですよね!
具材がバリエーションに富んでいて、どれもハイクオリティなので、
食べ進めるうちにそれらの具材の旨味がスープへとにじみ出てきて、
どんどんとスープの持つ旨味がブーストされていくのですよね!
◎トッピング
そんなスープにも大きな影響を与える具材ですが、まずは煮アワビ、
そして黒毛和牛のフランケンと呼ばれる部位が主役となっています!
このフランケンと呼ばれる部位の肉質は非常に面白いですね!
繊維の方向がきれいにそろっていて、とろっととけるやわらかさ、
牛肉らしいコクを持ちながらくどくない風味、繊維質の質感など、
すっきりとしたスープにぴったりと合う牛肉具材となっています!
一見すると優しいスープと牛肉って合わないように思われるかもですが、
ちょうど両者がぴったりと合わさるような肉具材になってるのですよね!
この牛肉からもその肉の旨味と生姜の風味がなどがスープに広がり、
スープのコクに厚みを持たせながらさっぱり感も同時に付与します!
そしてもう一つの主役のアワビですが・・・これは驚かされますね!(=゚ω゚)
とにかくそのやわらかさが絶妙で、これなら硬いものが苦手な
お年を召した方などでも軽く食べることができるでしょうね!
アワビって旨味は素晴らしいものを持ちつつも硬さを敬遠する人も多いですが、
このアワビはそうした弱点なんて全くなく、ただただその良さだけを楽しめます!
そしてスープにじわじわと広がっていく旨味もまたたまりません!
優しいスープにアワビの旨味が合わないはずがないですからね!
またアワビはワタの部分も入っていて、それが意外とクセがなく、
貝のワタがあまり得意でない人でも十分にいける旨さがあります!
他にはメンマ、かまぼこ、わかめ、ねぎ、味が染みた大根が入ってます!
わかめがスープに加えてくれる磯の風味もなかなかいいのですが、
面白いのはこの中におでんのような大根が入っていた点ですね!
画像の中にそれが写っていないのがちょっと残念なのですが!(*゚◇゚)
それもまた味の染み方といい、食感といい申し分のないもので、
スープと麺だけでなく、具材の調理も質の高さも堪能できますね!
◎麺
そしてこちらのお店と言えばこの自家製麺も外せないですよね!
まず表面のなめらかさが群を抜いて素晴らしいのですよね!
なので、このお店の麺はとにかくすすりたくなる魅力が強いです!
そこそこ幅広なのですが、こうした優しいスープとも寄り添い、
麺とスープのバランスという点でも申し分のないものがありますね!
麺哲系列というと、基本的には麺を主役に据えているのですが、
こちらのお店はその中ではスープとの調和が見事なのですよね!
そして噛んだときのもちプリの食感がまたたまらないのですよね!
これだけ流れるように食べ進めたくなる麺はなかなかないですよね!
大阪のお店の中でも間違いなく屈指の存在の麺と言っていいでしょう!(*゚ー゚)
こうして文章を書いてるうちにまた食べたくなってきますね!笑
◎まとめ
鶏と昆布などの最小限の素材の旨さを立てた味わいから始まりながら、
食べ進めるにつれてアワビ、牛肉、わかめなどの旨味が重なり合い、
食べれば食べるほどどんどんおいしくなってくるそのスープは秀逸で、
それらの具材の調理も絶妙で余すことなく楽しむことができました!
ちなみに自分が注文した20分後ぐらいにはもう売り切れてたので、
ちょうどいいタイミングでお店に来ることができたみたいですね!
自分はこのラーメンが2016年の最後に食べた一杯になりましたが、
昨年の締めのラーメンがこれになったのはほんと幸せなことでしたね!
自分としては位置的に訪問しにくいので訪問回数があまり伸びてませんが、
今年は最低でも3回、できれば5回ぐらいは訪問しておきたいですね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3451.html
2017/09/03 更新
2016/11 訪問
レア仕立ての7尾の車海老にその旨味が溶けだした絶品つけ汁! サイマキ塩つけ麺
土日の限定メニューを求めて「坊也哲」に行ってきました!
本当はこのときは別の限定メニューかと思って行ったのですが、
このときの週末から新たに「サイマキ塩つけ麺」が始まってました!(=゚ω゚)
「サイマキ」というのは、車海老の若いもののことですね!
体長で言うとおおよそ6~7cmあたりのものが多いみたいです!
こちらのお店の限定メニューはいつもながら間違いがないので、
どれを食べても非常に高いレベルで満足させてくれるのですよね!
麺量を変えても値段が同じなので、今回は400gで注文しました!
自分の食べられる量を考えると400gだと少々多いはずなのですが、
こちらのお店だと麺を300gに抑えるのはもったいないですからね!
とにかく麺のおいしさが半端ないことでも知られるお店ですので!
ということで、「サイマキ塩つけ麺」の麺400gがやってきました!
◎麺
まずは麺ですが・・・これだけすするのが楽しい麺はなかなかないです!(`・ω・´)
とにかく表面がつややかで、つるりとした質感がたまりません!
その瑞々しい表面の質感ゆえに実に勢いよくすすれるのですよね!
そして噛んだときのむっちり感のバランスも非常にいいのですよね!
決して表面に硬さを感じさせるような締め方はなされておらず、
外側は優しさを見せながら噛むとグッと絶妙の押し返しを見せる、
そして気付いたときにはつるりと喉を奥へと自然と流れ込んでいく、
これぞつけ麺ならではの麺のおいしさだと痛感させられる旨さです!
この麺があるというだけでも、このお店に通う価値は十分ですね!
◎トッピング
そしてつけ汁の具材の豪華さもこのお店も素晴らしいところです!
とにかく具材の量を抑えることなく、主役をこれでもかと投入してきます!
今回は主役であるサイマキ海老が7尾もこの中に入ってましたからね!
海老が7尾もどっさり入ったつけ汁というだけでも驚きですが、
それが車海老であることを考えるとさらに驚かされますね!(*゚◇゚)
このサイマキ海老はどれもややレア気味に熱を通されており、
食べるとブリッと弾けるとともに海老の甘い旨さが広がります!
7尾も入っているので、麺の合間にどんどん食べてもすぐにはなくなりません!
むしろ麺を食べ終わったときに残りすぎないように食べ進めないといけません!
それゆえに海老好きであれば、もう確実に満足できること請け合いです!
そしてサイマキ海老だけでなく、ダイス状チャーシューも多く入ってます!
味わいはけっこうさっぱりとした、しっかりとした肉質のもので、
弾ける海老と噛みしめるチャーシューとで上手く好対照となってます!
また、このつけ汁がチャーシューの旨さをよく引き立てるのですよね!
しっかり系の肉質ですが、決してパサパサ系の肉ではないので、
つけ汁ともなじむことで、旨さがギュッとつまってるのですよね!
◎つけ汁
さて、そのつけ汁ですが・・・すっきりながらもいい旨味が出てますね!(●・ω・)
つけ汁のベースはこちらのお店らしい鶏清湯+昆布だしですが、
そこにサイマキ海老から出た海老の甘みのある旨さが広がります!
まず基本である鶏清湯+昆布だしの旨さがやはり光ってますね!
すっきりと食べることができながらもその旨味が非常に深く、
そして何より麺と合わせたときにピタッとハマってくれます!
海老の旨さは甲殻類特有の香ばしさを生かしたタイプではなく、
海老の身から出る素直な甘みのあるだしが生きる感じです!
あれだけの数の海老が入るのですから旨さもたっぷり出ますよね!
それゆえに非常にナチュラルな形で海老の旨さが楽しめますし、
海老系のだしが得意でない人でも十分いける幅広さがあります!(*゚ー゚)
◎まとめ
深い旨味とすっきり感、そしてたっぷりの具材が入っているので、
麺量が400gでありながらも、全く最後まで疲れることなく完食でき、
なおかつその後もまだ食べられそうな気になってしまいましたね!
車でないと行きにくい場所なので自分としてはハードルが高いのですが、
やはりこのお店は定期的に足を運んでいかないともったいないですね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3418.html
2017/09/03 更新
2016/07 訪問
冷やしとは思えないほどの深い鶏の旨味に絶品の自家製麺! 冷やし鶏そばセット
ひさしぶりに東大阪の「坊也哲」へと行ってまいりました!
調べてみると、なんと約1年ぶりぐらいの訪問になるのですね!
こちらの「坊也哲」はどうしても駅から遠い場所にあるので、
自分としては行く機会がなかなか作りにくいお店なのですよね!
今回はいくつかの偶然が重なったことで行くことになりました!
そうしたこともあって何を食べるかは考えてなかったのですが、
何やら冷やし系の限定があるということで注文してみました!
くわしくはわかりませんが、どうも土日のみの限定のようです!
ということで、その「冷やし鶏そば」がやってまいりました!
トッピングには大量のねぎと鶏系の具材がどさっと乗ってますね!
◎スープ
まずはスープですが・・・#$+%?&@¥*!(●・ω・)
これは・・・その場で飛び上がってしまうほどに旨いですね!
いやはやまさに珠玉の冷やしとしか呼びようのないほどの旨さです!
このお店に1年も足を運んでいなかったことを強く後悔させられますね!
まず何と言ってもベースとなっている鶏スープの旨味が深いです!
冷やしでありながらスープを口に含んだ瞬間に鶏の旨さがあふれます!
冷やしだと動物系の油脂が使えないという難しさがあるにもかかわらず、
このスープに宿っている鶏の旨さはそのようなことは微塵も感じさせません!
そこに昆布や貝系などを含むと思われる魚介やねぎの旨さが重なることで、
麺をすするごとに、スープを飲むごとにその旨味が洪水のように押し寄せます!
それもやはりベースとなっている鶏の旨さがあってこそでしょうね!
いろんな旨味が重なっても鶏の力強さが基本にどしっとありますから!(=゚ω゚)
また、スープの表面には植物系の香味油がやや多めに散らされ、
それがトッピングなどと合わさってコクと厚みをスープに与えます!
でもって、このスープは醤油ではなく塩ダレが使われているので、
こうしたスープそのものが持つ旨さがダイレクトにやってきますね!
冷やしでありながら、これだけスープの旨さが素直に立っているのは見事です!
◎トッピング
トッピングは皮目を焼いた鶏のタタキの細切り、鶏と卵のそぼろ、ねぎです!
この繊維に沿ってカットされたねぎは麺哲系の大きな特徴ですよね!
今回のトッピングはねぎも鶏肉も細めにカットされているので、
麺と絡めながら食べるという点では非常に最適となっています!
ねぎの辛味とこの鶏のスープがまた面白いほどに合うのですよね!
トッピングが多いのでケチらずにどんどん食べ進んでいきましょう!
そして鶏肉ですが、これがまた絶妙の旨さを発揮していますね!(`・ω・´)
まず皮目のあたりは焼かれていることもあって実に香ばしく、
それでいて肉の部分はしっとりやわらかでフレッシュです!
この香ばしさとさっぱり感の共存がまたたまらないのですよね!
鶏と卵のそぼろはふんわりとした食感で優しい丸みを加えてくれます!
ねぎの持つ辛味といいコントラストを描き出してくれてもいますね!
◎麺
そして麺ですが・・・この透明感、実に素晴らしいものがありますね!(*゚ー゚)
麺哲系列というと、麺の旨さに関しては文句のないものがありますし、
この冷やしについても食感、のどごし、すすりやすさともに完璧です!
冷やしの麺というと、表面が硬くなりすぎることもありますが、
この麺は冷やしらしいプリ感がありつつも硬さは感じさせず、
プリッとしていて、かつしなやかという絶妙のラインを攻めます!
表面のつややかなつるみといい、さすがは麺哲系列だと思わせてくれます!
また、冷やしというと量の割に満腹になりにくい弱点がありますが、
さすがはこちらのお店といいますか、麺の量が標準でも多めなのです!
なので、冷やしでありながら全く不足感を感じさせないのですよね!
味だけでなく、量についてまでしっかりと考えられていますね!
◎ホタテの炊き込みご飯
さらにこのラーメンにはセットで炊き込みご飯がついてきます!
この日の炊き込みご飯はホタテがどさっと入ったご飯でした!
これがまた・・・ラーメンもおいしいですがご飯もたまりませんね!(*・ω・)
しっとりとしたほどよい炊き上がりのご飯はホタテの旨味が効いて、
そこにさらに干し海老の旨味、油揚げなどによるほどよい油脂感、
そして全体をさっぱりとまとめる生姜の風味も効かされています!
見ての通りホタテの量はかなりのものが入っていますし、
またダシに使われた干し海老も具材として入っています!
この炊き込みご飯は冷やしとのセットでしか食べられないのですよね!
またこの冷やしは単品はなく、必ず炊き込みご飯とのセットになります!
「冷やしでも満腹にさせる」という、強い意気込みを感じさせますね!
しかしこの炊き込みご飯の満足度も素晴らしいものがありましたし、
これはセットになっていることに感謝しないといけないですね!
◎まとめ
どの点を切り取っても全くスキがなく、鶏の旨味がとにかく秀逸で、
麺ももちろん極上で、炊き込みご飯まで大満足させてくれるという、
この日このお店に足を運んだことに感謝したくなるほどでしたね!
これまで食べた冷やしラーメンの中でも最上位クラスに入る最高の一杯でした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3228.html
2017/09/03 更新
ひさしぶりに東大阪の「坊也哲」へと足を運んでまいりました!
自分としては「坊也哲」に行くのはかなりひさしぶりになりますね!
「坊也哲」は自分の中ではものすごく好きなお店の一つなのですが、
駅から遠いので基本的に車でないと行きにくいお店でもあるのですよね!
このところ平日の限定として「醤油馬鹿つけ麺」が出ていたので、
それをひさしぶりに食べようかなというふうに考えていたのですが、
メニューを見ると「醤油馬鹿」のかわりに「豚盛そば」がありました!
この「豚盛そば」はこれまでこちらのお店では聞いたことがないですね!
6月に入ってから新たに提供が始まった限定メニューなのではないですかね!
淡口醤油仕立てながらも、どうもかなりワイルドっぽいネーミングですし、
「醤油馬鹿つけ麺」に匹敵するものがありそうだと思って注文しました!
麺量は200~400gまで同料金だったので、思い切って400gにしました!
自分の胃の容量的には400gまでいくとかなりしんどくはなるのですが!
おおぉ、標準でこの肉の量、これはかなりの期待が持てそうですね!
◎つけ汁
まずはつけ汁ですが・・・うん、これを頼んだのはやはり正解でしたね!(●・ω・)
このつけ麺の発想のベースはおそらく「醤油馬鹿つけ麺」なのでしょう!
「醤油馬鹿つけ麺」の豚足などの旨さがあふれるワイルドな味わいを
淡口醤油ベース向けに整えてみたとしたらという発想で組み立てられた、
淡口醤油仕立てのワイルド系清湯つけ麺という仕上がりになっています!
見ての通りつけ汁の中には大量の薄切りチャーシューが入ってますし、
またプルプルのコラーゲン質の肉、そして細かい豚の脂も多く入ります!
このコラーゲン質の肉はおそらく豚足なのではないかと思われます!
とすると、スープのほうにも豚足を使っているのはほぼ間違いなく、
その点から考えても「醤油馬鹿」からの流れを強く感じさせます!
おそらく全体としては「坊也哲」らしい鶏のスープに昆布を重ね、
そこにどっさりと豚系の旨味を叩き込んだというふうに言えそうです!
また節系の魚介の旨味も重ねるなど、豚の存在感を主軸としながら、
複合的なスープの旨味も同時に感じさせるつけ汁となっています!
「醤油馬鹿つけ麺」が豚足などの風味と濃い醤油をガツンと合わせた、
強さと強さでバチッと全体を整えた仕上がりになっているのに対して、
こちらはタレに関しては淡口醤油によって整えられていることで、
それぞれの素材の持っているだし感がよりストレートに伝わってきます!
豚足の深い旨味、豚の脂のまろやかさ、魚介によるじんわりとした旨味、
麺哲系の特徴でもある昆布、これらのだし感がそれぞれ混然一体となって、
ワイルドながらも複合的な層の厚みを感じさせるつけ汁となってます!(*゚◇゚)
そしてそれをピシッと引き締める酸味の使い方も非常に上手いですね!
やはりこちらのお店はつけ麺としての整え方が一歩抜けていますね!
麺哲系というと、基本的にはスープは優しい味わいが多いのですが、
こうして少し攻めてきたときのスープもいいものを見せてくれますね!
スープはうす濁り系で、ちょっとだけ白湯寄りの清湯という感じですが、
その中に詰まっている動物系のコクはかなりのものがありますしね!
◎麺
そして麺哲系列というと、その麺も決して見逃すことはできません!
そもそも「麺哲」は麺を主役にしたラーメン屋という位置付けなので、
ラーメン以上に麺が目立つつけ麺はその実力がより発揮されるのですよね!
そしてこの麺・・・やはり食べるたびにうならされてしまいますね!(*゚ー゚)
つけ麺の麺と一口に言ってもいろいろなスタイルがありはしますが、
自分が何より求めるのは「しなやかな弾力」に尽きると言っていいです!
表面に壁を作らず、噛むとスッと歯が入るようで絶妙の押し返しを見せる、
そして噛み切るときにはほどよいプリッとした質感が歯に残ってくる、
この歯が麺に触れた瞬間、噛んだ瞬間、そして噛み切った瞬間と、
その全ての場面における食感が麺哲系列の麺は絶妙なのですよね!
この真空ミキサーならではのキュッと詰まった密度感もさることながら、
みずみずしさといい、グルテン含有量の高さによる弾力の強さといい、
自分がつけ麺の麺に求める食感がまさにしっかりと満たされています!
これだけ安心感を持って食べられるつけ麺も麺もなかなかないですね!
◎トッピング
そしてトッピングは大量の薄切りチャーシュー、肉団子、豚足、
メンマ、細く切った青ねぎという組み合わせになっています!(`・ω・´)
豚足や豚の脂はスープを取る際に使ったものが入ってるのでしょう!
豚足はとろとろプルプルでチャーシューとは違う旨さを見せ、
細かい豚の脂は自然と麺に絡むことでコクをグイッと高めます!
肉団子は1つだけですが、肉の旨味がしっかりと詰まっていましたね!
玉ねぎなどと合わせられることで、団子としての旨さもよく出ています!
メンマはコリコリ感が強く、風味と食感でいいアクセントとなり、
ねぎはあえてつけ汁の下に沈められて少しやわらかくなっていて、
麺に絡めることで香味よりもスープの旨さを運んでくれてましたね!
そして具材の主役は何と言っても大量に入ったチャーシューですね!(=゚ω゚)
「坊也哲」が具を主役に立てるときは、ほんとすごい量なのですよね!
麺を1回すするたびに、チャーシューも1口ずつ食べ進めていく、
このペースで食べていかないと大量に具材が余ってしまいます!
要するに麺と具材を同じペースで食べることを前提にしていて、
そうすることで全体の味が完成するように作られてるのですよね!
麺がつけ汁の旨さを運び、豚肉の旨さをチャーシューがさらに増強する、
その瞬間こそがこのつけ麺が目指している味と言っていいのでしょう!
またこのつけ麺は「幻霜ポーク」という高級豚が使用されているので、
そうした肉そのものの旨さがしっかりと伝わるものになっています!
◎まとめ
「醤油馬鹿つけ麺」の持っているワイルド感をある程度引き継ぎつつ、
動物系の力強さと醤油の強さをバチッとかけ合わせた「醤油馬鹿」に対し、
こちらは淡口醤油ベースにすることで素材の旨さをより伝えるという、
ワイルドながらもその旨さの機微まで見せてくれる仕上がりでしたね!
そしてこのチャーシューの量は「豚盛そば」の名にふさわしいもので、
とことんまで豚の持つ旨さを堪能できるつけ麺になっていましたね!
「坊也哲」にワイルドさを求めたいときには最適のつけ麺ですよ!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
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