かーと*さんが投稿した中華蕎麦 葛(大阪/本町)の口コミ詳細

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かーとのラーメン屋めぐり

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中華蕎麦 葛本町、西大橋、四ツ橋/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.1

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/08 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

鶏白湯の概念を覆されるほどの圧倒的なクリーミーさ! まろやかなスープの海に身を委ねよ! 出し蕎麦&味玉ローポー丼

本町にある「中華蕎麦 葛」へと初訪問してきました!
ちなみに店名の「葛」は「かずら」と読みます!

ラーメンは鶏白湯+醤油の「出し蕎麦」、鶏白湯+塩の「あわい蕎麦」、
この2種類がありますが、今回はよりメインである前者にしました!

そしてこの「出し蕎麦」、驚くことに価格が550円なのですよね!(;゚ω゚)

食べるのが逆に申し訳なくなってしまうほどの価格ですよね;
コストパフォーマンスがいいというレベルを通り越してますし!

また、こちらのお店は「ローストポーク丼」も出してるのですが、
それのハーフバージョンがあったのでそちらも注文しました!

ということで、メインの「出し蕎麦」がやってまいりました!

泡泡としすぎていて、もはや全貌がわからなくなってますね!
泡の海に浮かぶレアチャーシューとねぎという感じになってますし!笑

初期の頃はここまでの泡泡っぷりではなかったようなのですが、
時間を経るにつれてだんだんとその泡が凄くなってきたようです!

最近流行りの泡系ですが、実はちゃんとした理由があるのですよね!

こちらの店主さんのインタビューによると、スープの濃度が高いので、
そのままだとタレとスープがちゃんとまざってくれないそうです!

そこでハンドミキサーを使って両者をまぜ合わせると、
その際にこうして必然的に泡が立つというわけです!

もっとも全てのお店が同じ理由なのかはわかりませんが!
鶏油を乳化させる目的で使っているケースもあるでしょうし!

◎スープ
さて、そのスープですが・・・うはっ、何でしょうこのクリーミーさは!(●・ω・)

いや、これはちょっと自分の中では衝撃的なスープでしたね!

鶏白湯と一口に言ってもいろんなスタイルのものがありますが、
「鶏白湯はこれほどまでにクリーミーになることができるのか」、
そんなふうにガツンと一発でノックアウトされる思いでしたね!

やはり泡系であることで、丸みとやわらかさが強く出ていますが、
鶏の持つコクや風味についてももうビシビシと伝わってきます!

鶏という素材の持つコクや個性を中心にどしっと置いたうえで、
それを絶大な丸みやクリーミーさが包み込んでいる感じですね!

だから濃度は高いのに鶏白湯特有のクセや重さは前面には出ず、
やわらかさと優しい丸みを持ったコクとして伝わってきます!

鶏の持つ個性をとことん出した鶏白湯は重くなりがちですが、
こちらはそこを抑えることで丸みを前面に出すのではなく、
鶏の個性を凝縮したまま丸く仕上げてきているのですよね!

なので、濃度、口当たり、クリーミー感、鶏の持つ個性、
食べた後の重さ、どれもがパーフェクトにまとまってます!

自分が今まで食べた鶏白湯系としては最上位に位置しますし、
鶏白湯に対する概念そのものを変えてくれもしましたね!(`・ω・´)

そしてそうした鶏白湯の活躍の裏には魚介の旨味もありますが、
それはあくまで軽い下支えであり、あくまでサブの存在ですね!

ここはまず何より鶏白湯の深みを楽しむことに集中しましょう!

しかしながら、このスープにはもう一つ隠し玉が潜んでいます!
それがチャーシューの下あたりに忍ばされたマー油なのですよね!

そしてこのマー油・・・これがまたスープと麺に合うのですよ!(*゚◇゚)

ニクいなぁと言いますか、鶏スープだけで十分に旨いのに、
マー油のアクセントでまたもう一つ違った表情まで見せる、
このテクニックにもまた大いにうならされてしまいましたね!

このマー油については全体に広げてしまうのではなくて、
マー油のある部分とない部分で別々に食べることによって、
2つのおいしさを味わうというのが最もいいでしょうね!

◎トッピング
トッピングはレアチャーシュー、玉ねぎ、青ねぎです!

鶏白湯の薬味に生の玉ねぎはけっこうよく使われますが、
こちらは量も少なめで、ほんとにごく軽いアクセントです!

あまり多いと玉ねぎの辛味が勝ちすぎてしまいますからね!

そしてレアチャーシューですが、これもよくできてますね!(=゚ω゚)

味付け、しっとりした肉質、熱が少し入ったときの変化、
それどれも文句なく、実にバランスのよいレアチャーでした!

◎麺
そして麺は中ぐらいの太さとやや加水が低めのストレート麺です!
泡泡になってしまって、麺の形状が少々伝わりにくいですが!

やはり鶏白湯にはこうしたやや加水の低い麺が合うというか、
泡泡のスープを持ち上げる力が高く、そこにパスッとした歯切れ、
この2つが合わさると鶏白湯らしい旨さがしっかり映えますね!

泡スープ+低加水麺なので、完全にスープ勝ちしそうですが、
そこそこの太さがあるのでそこまでのスープ勝ちでもなく、
それでいてスープを運ぶ機能性も高いというのがいいですね!

◎味玉ローポー丼
そしてこちらはサイドの「味玉ローポー丼(ハーフサイズ)」です!

要は「ローストポーク丼」をハーフにして、
生卵を味玉に変更したのがこちらのものですね!

名前が短くなってるのは券売機の文字表示数の問題でしょう!

自慢のローストポークはとにかくしっとりとした質感で、
もはや完全にご飯よりも肉のほうが多くなっています!

なので、とことん肉を食べたい人のためのメニューですね!(`・ω・)+

そこに飴色玉ねぎやバジルのソースがかかっています!
味玉も味付け、熱の入り具合と申し分のないものです!

そして面白いのはここにごぼうが入ってる点なのですよね!

このごぼうがコリッとした食感と野性味のある香りを運び、
全体の風味を決めるためのいいアクセントとなっています!

◎まとめ
とにかく今回の一杯はその鶏白湯スープの凄味に尽きますね!(*・ω・)

その丸み、深み、クリーミーさ、濃度が高いのに重く感じさせない、
まろやかながらも凝縮された鶏の旨味、そうした何もかもの要素が
自分が理想とする鶏白湯に対する満額回答のようでありましたね!

これが550円・・・少なくとも200円値上げしても全く問題ないですよ!
ただ、この価格でこそやっていきたい思いは強いみたいですけどね!

こちらのお店は泡系で有名な奈良の「みつ葉」とも関係が深く、
のれんを「みつ葉」さんから提供されたりもしてるのですよね!

となると、今度は行列覚悟で「みつ葉」も行かないとですね!

自分の中の鶏白湯の常識を覆してくれる衝撃の旨さの一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
http://fairysbible.blog22.fc2.com/blog-entry-3771.html

  • 出し蕎麦

  • 出し蕎麦(麺のアップ)

  • 味玉ローポー丼

  • 券売機(2017年8月)

2017/09/05 更新

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