かーと*さんが投稿した麺や 福はら(大阪/今里(近鉄))の口コミ詳細

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かーとのラーメン屋めぐり

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麺や 福はら今里(近鉄)、小路(大阪メトロ)、新深江/ラーメン

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/10 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

大和肉鶏100%のスープの旨味、コク、そして鶏油の香りが冴えわたる! 特製芳醇鶏そば 塩

生野区今里にある「麺や福はら」に行ってきました!
ここはぜひとも行きたかったお店の一つだったのですよね!

店主さんがあの東京の「麺屋一燈」出身ということで有名ですが、
「なぜ東京の有名店の方が生野区でお店を?」とも思うのですよね!

そこで調べてみると、こちらの店主さんはもともと生野区出身で、
サラリーマンをしながらラーメンの食べ歩きをしていたそうです!

そんなとき大阪の「麺や而今」の手伝いで「大つけ麺博」に出たとき、
「麺屋一燈」の店主さんに直接声をかけられたのがきっかけだそうです!

なので、大阪からあえて東京の有名店のもとへと飛び込んで行って、
そこでの修行の後に大阪の生野に帰ってきたことになるのですね!(*゚◇゚)

お店で着ているTシャツにも「生野魂」と書いてありますからね!

こちらは昨年7月開店なのですが、まだ1年ちょっとなのと驚きますね!
なんだかあと数年ぐらいは営業していたような気がしてしまいますし!

それだけすぐに大阪の地に定着したということでもありますね!
もう今では確たる人気を誇るお店の一つになっていますからね!

こちらのお店の看板は「芳醇鶏そば」という鶏を主役に立てた
澄んだ清湯ラーメンで、塩と醤油の2種類が用意されています!

そしてもう一つは修行先の「麺屋一燈」の流れを汲んでいる
「濃厚魚介ラーメン」という鶏白湯魚介ラーメンとなってます!

とはいえ、こちらのお店はやはり清湯というイメージが強いので、
券売機の最上段に書かれている「芳醇鶏そば 塩」にしました!

それをチャーシューや味玉が増える「特製」版にしています!

ただこちらのお店はけっこうな頻度で二郎系のラーメンを提供する
「フクロウ」というセカンドブランドとしても営業しているので、
実は必ずしも清湯だけに絞り込んでいるというわけでもないのですが!

まさに現代的かつ洗練された正統派の清湯塩ラーメンですね!
食べる前から「間違いない」と思わせるだけの力があります!

◎スープ
まずはスープですが・・・おおぉ、鶏がグイグイやってきますね!(●・ω・)

前面にパッと出てくるのはスープの多めに浮かんでいる鶏油です!

それにしてもこの鶏油、ほんとにいい質が保たれていますね!

最近は鶏スープと鶏油だけで味を決めてくるお店が多いですが、
いい店は鶏油の風味の良さがとにかく素晴らしいのですよね!

こちらのお店の鶏油も鶏の香りが潤沢で、なおかつフレッシュ、
そして鶏の持っている旨味とコクがビシビシと攻め込んできます!

それでいてくどさや油っこさにつながらないのがいいのですよね!
しっかりとコクを持たせながらも、清湯らしくピシッと締めます!

そして前面に出るのが鶏油なら、その後ろから波のようにやってくる、
旨味と風味を押し寄せるように運んでくるのが鶏のスープなのですね!

この鶏のスープが滋味深く、そして旨味が厚い、まさに文句なしです!(`・ω・´)

こちらのお店のスープは大和肉鶏100%使って取られている、
いわゆる「鶏と水だけ」系のスープにあたるのですが、
この系統のスープもそれぞれのお店に個性を感じますね!

もともと単一の素材だけで旨さを作るのは難しいところ、
それをこれだけのクオリティに作り上げるのも見事ですが、
それ以上に「深さと厚み」の両立がとにかく素晴らしいです!

「鶏と水だけ」系の鶏スープも鶏が押し寄せるタイプもありますが、
こちらはそれとは違って厚みはあるけど非常に優しいのですよね!

ただ優しいといっても、それは決して淡いのとは違うのですよね!

旨味は凝縮されている、それでいて飲み口はやわらかみがある、
鶏の引き出し方にもいろいろあるのだなとうならさせてくれます!

深みのスープ、攻めの鶏油、このバランスが実に見事でしたね!

最近は「鶏と水だけ」系のスープが大阪でも広がりつつありますが、
このスープは本当に力のある人でないと高い完成度に運べないですし、
それだけにそれぞれ素晴らしいものを見せてくれるなぁと思いますね!

◎トッピング
トッピングは豚肩ロースレアチャーシュー、鶏チャーシュー、
味玉、小松菜、青ねぎという組み合わせになっています!

レアチャーシューはあえてやや脂身が多い感じになってますが、
それが全体の中でちょっとしたアクセントになっていますね!

トータルとしてはやはりかなりすっきりとしたラーメンになるので、
そこでちょっとこのレアチャーシューで力強さを出している感じです!

それでも脂身に嫌味はなく、赤身の旨味と脂のコクが融合し、
スープともきれいにまとまった仕上がりになっていますね!

そして鶏チャーシューは鶏のスープと交わって絶妙の相性を見せ、
しっとりとスープに寄り添いながら食べることができます!

好みで言うなら、自分はこのしっとり鶏チャーシューが好きですね!(=゚ω゚)

小松菜はこちらのお店の一つの特徴ともなっている具材ですね!

小松菜ってラーメンにどう合わせるかと一瞬考えさせられますが、
麺を巻くようにして食べると、これが意外にいい相性を見せます!

鶏スープの分厚さと小松菜がほんのりとした苦味が合わさることで、
そのまま麺だけで食べるのとはちょっと違った締まり方がします!

そして今回の具材の中で意外と面白かったのが味玉なのですよね!

というのも、この味玉は和風だしの醤油味がついているのですよね!

一方でスープは魚介要素のない純粋な鶏スープになっているので、
その中で味玉だけが魚介の旨さを感じさせる役割となっています!

ある意味では具材の中でも最も味のアクセントになってましたね!

◎麺
麺は断面の四角い中細で加水が低めのストレート麺となってます!
一言で言うなら、ややパツパツッとした歯切れのいい麺ですね!

清湯に低加水麺を合わせるのは一定の賛否両論はあるのですが、
加水が低めの麺のほうがスープと交わりやすいということもあって、
こちらの麺もスープを持ち上げる効果は非常に高いと言えます!

また自然な小麦の風味がふわっと上がってくるのも特徴ですね!(*゚ー゚)

鶏と同様に素材の持っている個性をストレートに味わってもらう、
そういうような意図がこの麺のほうにもあるように感じましたね!

◎まとめ
まぁこのスープは誰が食べてもほぼ間違いないと言えるでしょうね!
これだけ鶏の良さがストレートに出ていたら文句のつけようはないです!

自分は今年ちょっとラーメン屋さんへの訪問頻度が下がってますが、
今年食べた中でもかなりの上位に入ってくるだけのものはありました!

自分の中にあるラーメン熱が再びじわじわと熱くなってきましたしね!

鶏の深み、コク、香り、それらを全てしっかり堪能できる一杯でした!(゚x/)

※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.blog.fc2.com/blog-entry-4325.html

  • 特製芳醇鶏そば 塩

  • 特製芳醇鶏そば 塩(麺)

  • 券売機(2018年10月)

2018/11/14 更新

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