2回
2025/05 訪問
一風堂に求める要素はしっかり満たしてくれています! 極・白丸元味
イオンタウン松原の敷地内にある一風堂へと行ってまいりました!
あくまで敷地内なので、イオンの店舗から20mほど離れてはいます!
なので「イオンのすぐそばにある一風堂」と言ったほうが近いですね!
「一風堂はあくまで食べやすいまろやか豚骨だしなぁ」なんて思って、
店舗ができてからも訪問する機会を作っていなかったのですが、
「ちゃんと一度は味わっておこう」と思って訪問することにしました!
一風堂は辛味噌などが乗った「赤丸新味」というバージョンと
ベーシックな豚骨の「白丸元味」の2つが軸となっているのですが、
まずは基本中の基本である「白丸元味」のほうを注文しました!
「極」にしたので、トッピングがいろいろ追加されていますが!
ということで、「極・白丸元味」がやってきました!
いかにもクリーミーなまろやか豚骨といった雰囲気ですね!
◎スープ - まさに一風堂らしい優しく丸い豚骨
まずはスープですが・・・「あぁ、一風堂の味だなぁ」という感じですね!(●・ω・)
豚骨臭ムンムンの攻撃的な豚骨を求める人には向かないでしょうが、
きちんと豚骨としてのコクと旨味もありながら臭みは完全に消していて、
豚骨の持っているまろやかさがちゃんと感じられるバランスが光りますね!
もともと好みの分かれやすい存在であった豚骨ラーメンを
「女性にも好まれるまろやかラーメン」へと育て上げたのは
この一風堂の功績も大きいことは間違いないでしょうからね!
「誰からも好まれる豚骨」を提示したお店と言ってもいいでしょう!
そうした「丸みがあって食べやすい」という一風堂らしさを感じつつも、
きちんと豚骨ならではの個性が生きているのを感じられたのは良かったですね!
「食べやすいけど豚骨らしさがない」スープなら首もかしげますが、
濃厚さやワイルドさはないけど豚骨としての個性は明確ですからね!
ところでこちらのイオンタウン松原店は「他の一風堂より良くない」という
評価がしばしばあったようですが、自分は特に問題は感じなかったですね!
そのあたりはもうかなり改善されてきているということなのでしょう!
スープがぬるいとか、麺の食感がちゃんとしてないとかはなく、
オペレーションに関しても気になるところはありませんでした!
◎トッピング - レアチャーシューだったことに驚き
トッピングはレアチャーシュー、バラチャーシュー、きくらげ、ねぎ、味玉、海苔です!
このうち「極」での追加トッピングとなっているのは
バラチャーシュー、海苔、味玉のようですね!(=゚ω゚)
バラチャーシューはほろっととろけるベーシックなスタイルです!
きくらげ、ねぎ、海苔についてはオーソドックスなものですね!
驚いたのは赤身チャーシューはレアチャーシューだったことですね!
ただしレアチャーシューといっても見た目はピンクのものではなく、
「レアチャーシューの作り方をしたうえでレア感が出ないように
ある程度さらに熱を加えることでベーシックな赤身チャーシュー風の
ビジュアルに仕上げたチャーシュー」と言ったほうがいいですね!
おそらくピンクのレアチャーシューってある程度好みも分かれますし、
あまり踏み込んだ作り方をするとリスクが多少出る具材でもあるので、
「基本の赤身チャーシューに低温調理チャーシューの良さを加えた」
という仕上がりにしたのだと思いますね!
◎麺 - 博多豚骨らしいパツパツ麺
麺はまさに博多豚骨らしい極細のストレート低加水麺となっています!
パツパツとした歯切れの良さで、麺の硬さも注文時に選べます!
やっぱり豚骨ラーメンにはこのパツパツ麺が欲しいのですよね!(*゚◇゚)
この麺じゃないと博多豚骨を食べた気にはならないですからね!
太さはかなり細めなので、茹で時間はかなり短そうですね!
このあたりは提供速度も考えたうえでの太さなのかもですね!
◎まとめ - ファミリー向け豚骨としては十分な内容
ワイルドな豚骨ラーメンを求める人のためのお店というよりは、
「家族でも安心して食べられる豚骨ラーメン店」と言えるでしょう!
実際に子ども向けのラーメンもちゃんとありましたしね!
そして気になったのは醤油ラーメンも提供されていたことですね!
おそらくは豚骨が苦手な人向けにメニューに加えたのでしょうけども、
「一風堂の醤油ラーメン」は一度は試しておかないといけないでしょう!
ということで、醤油ラーメンを求めて確実に再訪することになりますね!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.com/blog-entry-6152.html
2025/05/16 更新
店舗限定の醤油ラーメンを求めて「一風堂 イオンタウン松原店」に行ってきました!
「一風堂」というと、有名な豚骨ラーメンチェーンということで、
醤油ラーメンを扱っているお店はごく一部に限られています!
なので、「このお店はさすがにないだろうなぁ」と思っていたら、
醤油ラーメンがあることがわかって「これはぜひ食べないと」と、
再び訪問することにしました!
お店の説明によると、この「博多中華そば」という醤油ラーメンは
1985年の創業時にあった「江戸式醤油ラーメン」の復刻だそうです!
「なぜ江戸式だったはずが博多になってるの」と思ってしまいますが、
単に一風堂が博多発祥ということでそのような名前にしたのか、
麺が博多風だからそのように名付けたのかはちょっと謎ですね!
ということで、「極・博多中華そば」がやってきました!
「極」ということで、トッピングが豪華になっています!
◎スープ - すっきり和風スープに背脂でコク
まずはスープですが・・・想像以上に和風寄りですっきりしていますね!(●・ω・)
ベースは鶏と和風ですが、動物系はそこまで分厚く主張はさせずに、
下支えという感じで、そこにかつおなどの和風の旨味が広がります!
ただ和風だしもラーメンにありがちなガツンと攻めるタイプではなく、
むしろうどんなどの和風つゆに近いような優しい和風の香り方です!
なので、まずは「すっきりライトなスープ」という印象がやってきます!
しかもそこにチラッと柚子の風味が香ることによって、
よりすっきりとした方向にスープが向けられています!
そうした中で大きなアクセントとなっているのが豚の背脂ですね!
スープのベースがどちらかと言えば和風寄りになっている中で、
動物系のコクを最も演出しているのがこの豚の背脂です!
なので、ベースの鶏よりもこの背脂のほうが主張は強いかもです!
ただそれでもベースはかなりすっきりとした味わいなので、
背脂が重なってもスープが重くなるというようなことはないです!
ベースのスープだけでは足りないコクを演出しているという感じですね!
◎トッピング - メンマが入るのが特徴
トッピングはレアチャーシュー、バラーチャーシュー、
メンマ、味玉、焼海苔、なると、ねぎという組み合わせです!(=゚ω゚)
前回の「極・白丸元味」と比べるときくらげが外れるかわりに、
メンマとなるとが加わっているというのが大きな変化となります!
どうもちゃんと「中華そば」向けのトッピングが用意されているのですね!
たしかに醤油ラーメンにきくらげはあまり似合わないところがありますしね!
レアチャーシューは低温調理をしながらもピンクには仕上げず、
一般的には普通のチャーシューに見えるような色になっています!
これはレアチャーシューに慣れていない層への配慮もあるでしょう!
◎麺 - 博多豚骨系に使われている麺と同じ
麺は博多豚骨系のメニューに使われているのと同じストレート細麺です!
パツパツとした歯切れのいい低加水麺で、麺の硬さも選べます!
独自の麺を使って個性を出すということもできたのでしょうが、
あえて博多豚骨の麺を使うのが一風堂の個性とも言えそうです!(*゚ー゚)
実際にオーソドックスでむしろすっきり系の醤油ラーメンに
パツパツと博多豚骨の麺が合わさるのは面白くありましたしね!
これがごく普通の中細縮れ麺だと個性が薄れてしまいますが、
「醤油+博多豚骨麺」というだけで一つの個性になりますしね!
これがベストの麺かはともかく、明確な個性にはなっていますね!
◎まとめ - 予想以上のすっきり系和風中華そば
「一風堂がどういう醤油ラーメンを作るのか」は興味深かったですが、
まさかここまですっきり系で和風優位のスープだったのは意外でしたね!
しかもスープのベースも鶏で、一風堂得意の豚でもなかったですしね!
そういう点では、一風堂の中ではかなり異色の一杯と言っていいでしょうね!
優しい和風スープに博多のパツパツ麺が合わさった中華そばでした!(゚x/)
※この口コミはブログの記事を食べログ用に少し再構成して投稿しています
https://fairysbible.com/blog-entry-6185.html