飯を食う動機は大別すると「単に腹を満たす」のと「出来れば旨い食事で満足感を得たい」の2点の間のバランスではないかと考えてみる。人によっては「まず満たす」ことが優先であり、食べログのようなレポを書く人は、その満足感が優先されると思うが、通常の無意識な社会生活の中では、その間のバランスを取って人は食事をしているのだと思うのです。
既存の大手チェーンのメニューの細分化が止まらなくなってきた気がして、解りやすいのは吉野家のメニューなど、もはやレストランのメニュー化しているように見える。だけど、リピーターを含めて食べに出かけると言う動機は「腹を満たす手段」というところからは大きく変動はしないと思う。既存の大手チェーンが陥るループはここにあるのだと思う。
食べログで選んで出かける店に集まる人を見ると、腹を満たす人もいるけど、その時の食事について、あれこれ期待や感想を述べ合っている風景に出くわす方が多いように思う。つまり、来るのが楽しみにしてて、わざわざやってきた。という人が多い店が繁盛店になるのだが、ここも人が多いかどうかだけじゃない。その「わくわく感」が来場者にどれくらい満ち溢れているかで真価が解ると言うもの。マスコミにおどらされて興味本位で集まっている群衆はまた空気が違うので、繁盛がそのまま本物になるかは未知数だけど、初めての入店でも、集まっている人の期待度を見れば、人が何故この店にやってくるのかがなんとなく見える気がするのである。